アプリでマッチング＆会ったその後はどうすればいい？アプリでの交際体験談も紹介

アプリでマッチングした後、会ったその後はどうすればいいのでしょうか。マッチング相手の脈ありかどうかの見分け方、デート前後のやりとりのポイントなどについて、婚活事情に詳しいブライダルコンサルタントの江頭美鈴さんに教えてもらいました。さらにアプリ経験者のアンケート結果も紹介します。

アプリでマッチングした相手をデートに誘いたいけれど、断られるのが不安……という人も。相手が脈ありかどうかを見分けるサインには、どんなものがあるのでしょうか。

メッセージの返信が早い

マッチングアプリでは、同時に複数の人とやりとりをしているケースが多いですが、相手からの返信が早いのは、あなたのことが気になっているという可能性があります。距離を縮めたいという脈ありサインかもしれません。

プロフィールの内容に触れてくる

脈ありの場合は、プロフィールもしっかり見てくれているはず。そこから話題を広げようとして、「スポーツ観戦が趣味なんですね。野球とかも見に行ったりしますか？」「ワンちゃんかわいいですね。うちも実家で飼っています！」などと、共感したり質問をしたりしてくるでしょう。

前向きなメッセージをくれる

「素敵な人だなって感じました」「気が合いそうですね！」「共通点がありますね！」など、明るく前向きな返事が来るときは、脈ありサインの可能性があります。

マッチングした相手をデートに誘って実際に会うまで、どのようなやりとりをすればいいのか解説します。

メッセージのやりとりをして仲良くなる

マッチングしたら、なるべく早くお礼の言葉を送りましょう。そして返事が来たら、相手の返信の頻度や文章量と同じくらいに合わせ、やりとりを続けていくことが大切です。

自分のことばかり伝えるのではなく、相手のプロフィールを見て、共通点や興味があるところから話題を広げると相手も返事をしやすく盛り上がるでしょう。

仲良くなれたらデートに誘う

やりとりが続き、距離が縮まってきたら、デートに誘ってみましょう。マッチングしたらすぐに誘うのではなく、やりとりを数回重ねて仲良くなれたらデートに誘います。数日から１週間くらいを目安にするといいでしょう。

お互いに興味のある話や、行ってみたいお店の話などで話が弾んでくると、スムーズにデートに進めるでしょう。返信が遅かったり、いつまでもデートに誘わずにメッセージのやりとりだけだと、タイミングを逃してしまうので気を付けましょう。

デートの前日にメッセージを送る

デートが決まっても、メッセージのやりとりを続けましょう。デートが決まるとやりとりの内容も変化してきます。例えば当日お互いにわかるように、洋服は何を着ていくとか、どのお店に行くか決めるなど、ワクワク感が高まります。

それに加えて、前日には必ず「明日楽しみにしています」とメッセージを送りましょう。予定や体調の再確認も含めて、楽しみにしている気持ちが伝わると丁寧でいいですね。

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マッチングした相手とのデートの後は、どんなやりとりをすればいいのでしょうか。特に好印象を抱いた相手とは、次につなげるためにも楽しくやりとりを続けることが重要です。そのための文例と、ポイントを教えてもらいました。

デート当日中にお礼の連絡をする

例：「今日はありがとうございました！無事におうちに到着したかな？初めて会ったとは思えないくらい、あっという間に時間が過ぎてしまいました。本当に楽しかったです。パスタもおいしかったね！また行きたいな～」

お礼の気持ちや楽しかった気持ちをしっかりと伝えることが大切です。余韻が残っているうちに送るのがコツです。実際に会ってみてどうだったのかは、お互いに気になるところです。前向きな言葉を使って素直な気持ちを伝えると相手に響くでしょう。

デートで出た話題を広げやりとりを続けていく

例：「愛犬のラッキー君は今日も元気ですか？うちのルルちゃんは、相変わらずの甘えん坊です。こちらは今日のルルの写真だよ。ラッキーの写真も見てみたい！」

デートでは、お互いの共通点やそれぞれの趣味、仕事の話などが出たことでしょう。その中で、一番盛り上がった話や興味のある話題を広げてやりとりを続けていくと効果的です。一度会ってからのやりとりは、より具体的な親しみある会話が展開できるでしょう。

早めに次のデートに誘う

例：「この間のイタリアン、すごくおいしかったね！今度、洋風居酒屋はどうですか？おしゃれで結構人気のあるお店なんだけど、料理もおいしいし、飲物も種類多めです！もし良ければ休みの日で会えそうな日、教えてくれたら嬉しいです！」

２回目のデートはなるべく早い方がいいでしょう。気が合って盛り上がれば、１回目のデートの別れ際などに誘ってもいいくらいです。

日にちを空けすぎてしまうと、初めて会った時の楽しかった状態から冷めてきてしまいます。まだドキドキ感が残っているうちに次のデートに誘いましょう。

電話などリアルタイムでも話す

例：「もし良ければ電話でちょっと話したいことがあるんだけど、今度の金曜日の夜とかはどうですか？」

メッセージのやりとりがうまくいっていたら、電話でもやりとりをしてみましょう。ぐっと距離が縮まります。

言いにくい時は、「次のお店は電話で話して決めない？」「ちょっと教えてもらいたいことがあるんだけど、電話してもいい？」など、こじつけでも電話で話すための理由を伝えると相手もOKしやすいでしょう。

中には電話で話すのがあまり好きではない、環境的にしにくいというケースもあるかもしれません。だからといって否定されているわけではないので、断られたら重く受けとめずにこれまで通り、メッセージのやりとりを続けていきましょう。

何げない会話でお互いの生活の中に溶け込ませる

例：「お疲れ様です！今日は仕事どうだった？こちらはちょっと大変な仕事が一段落してホッとしてます。明日は休みだから、朝寝坊しようと思ってる～」

やりとりの頻度やメッセージの分量は、相手に合わせることが大切です。つい前のめりになって、頻繁に送り過ぎたり、あまりに長いメッセージを送ると相手が引いてしまうことも。相手のテンポに合わせながら続けていきましょう。

自然なやりとりだと生活パターンに入り込み、相手も「いま何やっているのかな」と気にしてくれるようになるかもしれません。生活の中に溶け込ませるためには、何げない会話でいいので、相手に合わせて負担にならないようにするのがポイントです。

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マッチングアプリで初デート後はどうすればいい？相手の脈あり・脈なしサインも紹介！

アプリでマッチングした人たちはその後、何人と付き合い、どのような付き合いをしているのでしょうか。マッチングアプリ経験者104人に実施したアンケートから、データとコメントを紹介します。

Q.マッチングアプリで出会い付き合った人数は？

※データ出典：マクロミル

マッチングアプリで出会って付き合った人数を聞いたのが上のグラフ。最も多かったのが「０人」で３割以上。次に多かったのが「２人」、その次が「１人」でともに２割前後。全体の半数以上の人が１人～３人と付き合ったことがわかります。

Q.マッチングした人との交際状況は？

※データ出典：マクロミル

マッチングした人とその後、交際したかどうかを聞いたのが上のデータ。「交際には至らなかった」人が４割以上で「交際したが別れた」人が26.0％、「現在も交際中」あるいは「結婚した」人は合わせて３割弱という結果でした。

マッチングアプリで出会った人との交際エピソード

アプリ経験者向けアンケートで寄せられた、交際に発展した人の声をいくつか紹介します。

●「写真を見たときに優しそうだなと思ったのとあまりお話しするタイプじゃないのかなという印象。私自身が自分からいろいろ話すタイプではないため不安でしたが、彼がベースをやっており、その時は私自身がギターに興味もありいろいろ話したいため会ってみることにしました」（33歳／女性）

●「タイミングが合わず３カ月メッセージにてやり取りを行い、相手のことをかなり知った状態で初対面となりました。話が合うということ、同じ業界で働いていることもあり、話が弾んだことが印象的でした」（25歳／女性）

●「同い年で大学も近かったので、学生時代の話で盛り上がりました。飲んだり話したりして楽しかった。マッチングアプリはあまり期待していなかったけれど、思っていた以上に普通のいい人でした」（31歳／女性）

●「プロフィールを見て趣味や好みなどが合い会ってみましたが、思った以上に話が盛り上がりました。職場などでは知り合うことが出来なかったタイプなので良かったです」（26歳／女性）職場などでは知り合うことが出来なかったタイプなので良かったです」（26歳／女性）

●「会話をしていて意気投合する事が多くあり、居心地も良くて、この人ならお付き合いしたいなと思った」（38歳／男性）

●「事前にメッセージなどでもやり取りでき、ある程度自分と性格的に合うことが分かっていたので直接会ってもスムーズに会話できた」（33歳／男性）

●「事前にコミュニケーションが取れていることと、目的がしっかりしているので話が早かったことが良かった」（39歳／男性）

●「直接会う前にじっくりやり取りが出来るので、相手の考えや合わない点を確認できました。会ってみると真面目な方で、初対面とは思えないほど話が弾んで良かったです」（31歳／女性）

●「容姿はあまり好みではなかったが、デートをするうちに打ち解けて性格に惹かれた。プロフィールどおりの性格で、タイプだった。見かけだけで選んでいたらこのような経験はできなかった」（37歳／男性）

●「出会いの幅が広がってとても良かったです。会ってみて性格や価値観の合う・合わないはありましたが、いろいろな人と出逢えるので、パートナーを見つけるには最適だと考えています」（24歳／女性）

●「アプリ内の通話機能で通話したところ、話しやすく親しみがあり、即当日に会って仲良くなりました。
マッチングアプリでこんなに優しくて面白い人はいなかったので、出会えて良かったです」（33歳／女性）

マッチング後のやりとり内容はケース・バイ・ケースですが、多くの人が、マッチングした相手とやりとりを重ねた上でデートに誘っているので、実際に会ったときに居心地の良さを感じたようです。

マッチングアプリなどで恋活を始めることで、出会いの機会を広げることができます。もしアプリでの恋活・婚活を進めていくのが難しいと感じるなら、他の方法で出会いを見つけるのもいいでしょう。

もし、婚活目的で出会いを探しているのなら、結婚に対して真剣な人との出会いが期待でき、コーディネーターのサポートが受けられる結婚相談所を利用するのも一案です。

結婚相談所で婚活を始めてみたい人は、入会前にカウンセリングを活用するのがおすすめ。ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを実施中。婚活アプリとの併用もできるので、ぜひ気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文／前川ミチコ

【監修】
江頭美鈴さん
M.E.プロダクション 代表
一般社団法人 エグゼクティブ・イメージコンサルタント 代表理事
東映株式会社の専属女優を経て、アナウンサー・司会等の話す仕事へ転向。NPO法人日本サービスマナー協会認定マナー講師、一般社団法人全日本ブライダル協会ブライダルコンサルタント、全日本ブライダルMCアライアンス所属。ICBインターナショナル認定イメージコンサルタント、NPO法人日本交流分析士協会心理カウンセラーなど。「話し方」「ファッション」「マナー」「心理」の４つの専門スキルを統合した独自カリキュラム、メソッドを開発。現在は、婚活講師、マナー講師、話し方講師をはじめ、企業・団体の人材育成に携わる。
公式サイト：https://me-pro.biz/index.php

【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間：2024/8/15～2024/8/16
有効回答数：104人（男性52人、女性52人）
（インターネットによる20～30代男女向けアンケート調査 調査機関：マクロミル）