目次
【DATA】婚活サービスを利用して恋人ができた人の割合 【DATA】マッチングアプリでの婚活成功率 マッチングアプリでの婚活成功のコツ
  • 写真は画像がきれいで印象の良いものにする
  • プロフィール文は、人となりが分かるように書く
  • メッセージのやりとりは相手のペースに合わせる
  • フットワーク軽く会ってみる
  • 初回デートはなるべく近い日に設定する
  • 初回デートは夜の長時間は避ける
  • 良い関係性をつくる努力をする
マッチングアプリで婚活するメリット
  • 好きな時間、どこででも婚活ができる
  • 効率よく相手探しができる
  • 日常生活の中で会えない人とも出会える
マッチングアプリでの婚活の注意点
  • 前向きにアプローチをすることが必要
  • モチベーションを維持することが重要
  • リスクを含め自分で見極める必要がある
婚活方法は一つじゃない!自分に合う方法を見つけて

マッチングアプリでの婚活はどれくらいの確率で成功するのでしょうか。アプリで恋人ができた人の割合、婚活成功のコツ、メリット&注意点など、アプリでの出会いからデート、結婚に至るまでに知っておきたいポイントについて、婚活事情に詳しいブライダルコンサルタントの江頭美鈴さんに教えてもらいました。

【DATA】婚活サービスを利用して恋人ができた人の割合

■各年の婚活サービス利用者における恋人ができた割合

【DATA】婚活サービスを利用して恋人ができた人の割合

※データ出典:リクルートブライダル総研「婚活実態調査2023」
(1次調査/各年の恋愛もしくは結婚意向のある婚活サービス利用中および利用経験のある独身者/それぞれ単一回答) ※婚活サービス:結婚相談所、ネット系婚活サービス、婚活パーティ・イベントの3サービス
※各調査年の前年12月末時点で結婚していない、恋愛もしくは結婚意向がある独身者の年間を通じた利用割合をもとに算出

リクルートブライダル総研の「婚活実態調査2023」によると、婚活サービス(結婚相談所、ネット系婚活サービス、婚活パーティ・イベント)を利用して恋人ができた人の割合は、49.5%と約半数に。4年連続で上昇し、過去最高を記録しました。

婚活サービスの利用は一般的になってきており、特にネット系婚活サービス(アプリ)の利用者が多いという結果でした。アプリを利用して恋人ができるケースは、今や珍しいことではないといえます。

【DATA】マッチングアプリでの婚活成功率

■実施(利用)した婚活によって、結婚した人の割合

■実施(利用)した婚活によって、結婚した人の割合

※データ出典:リクルートブライダル総研「婚活実態調査2023」より上位6位までを抜粋
(1次調査/各年に結婚した人のうち、各婚活を実施(利用)した既婚者/各項目単一回答)

同調査で「実施(利用)した婚活によって結婚した人の割合」を見ると、次の3つが上位に。

1位「恋活・婚活サイト、アプリ」44.0%
2位「結婚相談所」38.5%
3位「知人の紹介」23.4%

アプリなどのネット系婚活サービスに次いで、結婚相談所を利用した人の割合が高く、いずれも4割前後が婚活に成功していることがわかります。

■婚活サービスを通じて結婚した人の割合

■婚活サービスを通じて結婚した人の割合

※データ出典:リクルートブライダル総研「婚活実態調査2023」より2018年以降を抜粋
(1次調査/各年に結婚した人/単一回答)
※婚活サービス:結婚相談所、ネット系婚活サービス、婚活パーティ・イベントの3サービス※婚活サービス(3サービス)のいずれかを利用し、そのサービスで「結婚できた」と回答した人の割合※既婚者:初婚者および再婚者も含む

■婚活サービスごとの婚活サービスを通じて結婚した人の割合

■婚活サービスごとの婚活サービスを通じて結婚した人の割合

※データ出典:リクルートブライダル総研「婚活実態調査2023」より2018年以降を抜粋
(1次調査/婚活サービスごと/各年に結婚した人/単一回答)

また2022年に結婚した人のうち、結婚相談所、ネット系婚活サービス、婚活パーティ・イベントの3サービスを通じて結婚した人は15.4%(2つ上のグラフ)。

利用した婚活サービスの種類ごとに見ると(1つ上のグラフ)、特にネット系婚活サービスの利用者が多く、割合は10.8%。結婚した人10人に1人がアプリなどを利用しました。

マッチングアプリでの婚活成功のコツ

マッチングアプリでの婚活成功のコツ

マッチングアプリを使って婚活を成功させるには、どうすればよいのでしょうか。成功のコツを紹介します。

写真は画像がきれいで印象の良いものにする

プロフィール写真は、第一印象を決める時の重要ポイントです。特にメインの写真は画質が良く、笑顔で明るい表情のものを選びましょう。

できれば写真スタジオや出張撮影などでプロに撮ってもらうのがおすすめ。自分でも気づかない素敵なあなたらしさを引き出してもらえます。

その他は、1枚は全身がわかるような写真、普段の様子が垣間見える雰囲気の写真など、自分で用意したものでも良いでしょう。

枚数は、メイン写真の他に3枚くらいあるとより伝わります。自撮りの場合、実際の自分とかけ離れてしまうと、いざデートという段階で相手が戸惑い、つまずきやすいので気をつけましょう。

プロフィール文は、人となりが分かるように書く

プロフィール文が短いと何も伝わりません。また長すぎても、アピール感が強くなってしまいます。大切なのは、ほどよい長さで、わかりやすく具体的に書くことです。

・NG例:「仕事は会社員で、趣味は音楽に関することです」
・OK例:「仕事は自動車整備士です。車好きな良い仕事仲間に恵まれています。趣味は音楽ライブに行くこと。デートで一緒に盛り上がれたら最高です」

NG例のように具体性に欠けていると、どんな人なのか伝わらず、会おうという気持ちが起こりにくくなります。OK例のように前向きでイメージしやすい書き方だと、「明るい人」「活動的」「話しやすそう」「本気度が高い」と印象に残り、会ってみたい気持ちになるでしょう。

メッセージのやりとりは相手のペースに合わせる

マッチングできると、うれしくてつい気持ちが上がってしまいますが、相手のペースに合わせたメッセージのやりとりが重要です。おもしろい人アピールのため冗談を連発したり、絵文字を多用したりと気合いの入れすぎには気をつけましょう。

また、相手のペースを考えず、返事がないのに自分からどんどん送ったり、相手になかなか返事をしないというのも避けましょう。お互いのコミュニケーションはメッセージの段階から始まっています。

フットワーク軽く会ってみる

メッセージのやりとりが楽しくても、いつまでもそのやりとりだけでは進展しません。

1~2日では早すぎるかもしれませんが、1~2週間くらいメッセージのやりとりが続いて気が合いそうだったら、フットワーク軽く会ってみるのも良いでしょう。1カ月以上ずっと続くと、ただのメル友のようになってしまうかも。

初回デートはなるべく近い日に設定する

お互いに会う気持ちが決まったら、なるべく早めに会いましょう。仕事が忙しいから、落ち着いてからゆっくり会おうと思っても、約束の日が1カ月以上空いてしまうと、会いたい気持ちがトーンダウンしてしまうことも。

お互いの状況が変わったなどでせっかくのチャンスを逃さないためにも、例えばカフェで1時間だけでも良いので、会う時間を作りましょう。

初回デートは夜の長時間は避ける

最初のデートから夜の遅い時間で長々と会うのは避けた方が無難です。

初回は、実際に会ってみて、自分に合うかどうかお互いに判断する段階です。雰囲気に流されたり、お酒をたくさん飲みすぎたりして、判断力に欠けた状態になるのは避けましょう。

おすすめなのは、休日のランチやカフェデート。仕事終わりの場合は、楽しく夕食をとる程度にして長引かせず、次回につなげていきましょう。

良い関係性をつくる努力をする

プロフィールを見ながら相手を選ぶ楽しさもありますが、何も考えず、ただ単に「ダメだったら次」を繰り返していると、自己成長もなくいつの間にかマッチングアプリ利用歴だけが積み重なっていきます。

マッチングアプリでの出会いは定着してきていて、結婚に至るケースも増えています。最初は見ず知らずの価値観のまったく違ったふたりが出会うため、その関係性を大事に育てる努力をしていく姿勢が大切です。

マッチングアプリで婚活するメリット

マッチングアプリで婚活するメリット

利用者がどんどん増えるマッチングアプリ。婚活に利用するにはどんなメリットがあるのか、解説します。

好きな時間、どこででも婚活ができる

忙しい人でも隙間時間を利用し、場所も選ばずに婚活ができて、とても便利です。暇な時に自宅で、移動の電車の中、ひとりカフェやランチの時間など、いつでもどこでもできるのがメリットの一つ。

自分のテンポで自主的に進められるので、気を使わずに手軽に進められます。

効率よく相手探しができる

検索機能を使い、地域や年齢など自分の希望を入力すると、ピックアップされた人が出てきます。

出てくる人数が極端に少ない場合は限定しすぎなので、許容範囲を広げて、自分の中の優先順位の見直しなどもしながら相手を探すことができます。

日常生活の中で会えない人とも出会える

離れたところに住んでいる人や、なかなか出会えないタイプの人などにもアプローチするチャンスがあります。

人の行動範囲には限界があります。特に家と仕事場の往復がメインの日常生活だと、変化が生まれにくいもの。婚活アプリなら、ボーダーレスにいろいろな人と出会えるチャンスがあります。

マッチングアプリでの婚活の注意点

マッチングアプリでの婚活の注意点

一方、マッチングアプリを利用して婚活するには、どんなことに注意すべきなのか解説します。

前向きにアプローチをすることが必要

プロフィールを眺めているだけでは、実際の進展は望めません。待つだけでなく、自ら積極的に動くことも必要です。良さそうな相手がいたら、自分からアクションを起こしていきましょう。

モチベーションを維持することが重要

自分の意思一つなので、やる気が起こらないと何も変わりません。登録だけしても、アプリを開かなくなれば出会いにはつながらないので、モチベーションをいかに維持していくかが成功への重要な鍵です。

モチベーションを維持できないタイプの人は、友だちと励まし合ったり、成功した人の体験談を読んだりしながら進めると良いでしょう。

リスクを含め自分で見極める必要がある

気軽に登録できるアプリでは、婚活メインのアプリであっても、真剣に結婚を考えていない人も混じっているかもしれません。リスクを伴う可能性があることを忘れないようにしましょう。相手との出会いには正確な見極めや慎重さも必要です。

婚活方法は一つじゃない!自分に合う方法を見つけて

婚活方法は一つじゃない!自分に合う方法を見つけて

マッチングアプリを利用しての婚活に不安があるなら、他の婚活方法を視野に入れて検討するのも良いでしょう。婚活方法はさまざまなので、自分に合う方法を選びましょう。

もし、一人での婚活に不安があれば結婚相談所を利用するのも一案。真剣に結婚を考えている人が多く登録しているのはもちろん、婚活を進める上でさまざまな悩みや不安に直面した時、コーディネーターに相談できるのも結婚相談所の大きなメリットです。

結婚相談所で婚活を始めてみたい、婚活の進め方を詳しく知りたい場合は、入会前にカウンセリングを活用するのがおすすめ。ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを実施中です。ぜひ気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文/前川ミチコ

【監修】
江頭美鈴さん
M.E.プロダクション 代表
一般社団法人 エグゼクティブ・イメージコンサルタント 代表理事
東映株式会社の専属女優を経て、アナウンサー・司会等の話す仕事へ転向。NPO法人日本サービスマナー協会認定マナー講師、一般社団法人全日本ブライダル協会ブライダルコンサルタント、全日本ブライダルMCアライアンス所属。ICBインターナショナル認定イメージコンサルタント、NPO法人日本交流分析士協会心理カウンセラーなど。「話し方」「ファッション」「マナー」「心理」の4つの専門スキルを統合した独自カリキュラム、メソッドを開発。現在は、婚活講師、マナー講師、話し方講師をはじめ、企業・団体の人材育成に携わる。
公式サイト:https://me-pro.biz/index.php

【データ出典】
リクルートブライダル総研「婚活実態調査2023」回答数2000名(2023年5月調べ)

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