- Q.結婚相談所を利用した結婚に対してネガティブなイメージはありますか?
- 結婚相談所のイメージ1.世間体が気になり利用しにくい
- 結婚相談所のイメージ2.会員はモテない人ばかり
- 結婚相談所のイメージ3.条件で相手を絞り込むため味気ない
- 結婚相談所のイメージ4.一定条件をクリアしないと結婚できない
- 結婚相談所のイメージ5.お金がかかるが結婚できない
- 結婚相談所のイメージ6.仲人が強引で断りづらい
- 結婚相談所のイメージ7.自尊心が傷つきそう
- 1組目 「会話のテンポが合う」ことが決め手に
- 2組目 プロフィール写真でお互いにピンときて
- 3組目 最初からフィーリングがぴたりと合った
結婚相談所と聞いてどんなイメージが浮かびますか?もしかしたら「結婚できない人の最終手段なのでは」「なんだかお金がかかりそう……」など、ポジティブではないイメージを浮かべた人もいるのでは。実際のところ、結婚相談所ってどんな所なのでしょうか。ここでは大手結婚相談所を対象とした婚活セミナー講師経験を持つ菊乃さんに、「結婚相談所に対するイメージと実情とのギャップ」について聞いてみました。併せて結婚相談所を活用して結婚した人たちのエピソードも紹介します。
結婚相談所にネガティブなイメージはある?
まずは20代から40代の男女206名を対象としたアンケート結果から、「結婚相談所にネガティブなイメージがある」人が、どのぐらいいるのかを見てみましょう。
Q.結婚相談所を利用した結婚に対してネガティブなイメージはありますか?
※データ出典:マクロミル
実に7割強の人が「ネガティブなイメージはない」と回答しています。
次にネガティブなイメージが「ある」と回答した人、「ない」と回答した人それぞれから、特に多かったコメントを抜粋します。
【ネガティブなイメージはない】
「最近は、婚活サービスを利用して結婚する人が増えているから」(男性/40代)
「出会いの選択肢の一つだと思う」(男性/40代)
「出会いのきっかけはなんでもいい」(男性/30代)
「実際に利用して結婚をしたから」(女性/40代)
【ネガティブなイメージがある】
「モテない人が利用していそう」(女性/40代)
「人に頼むものではないと思うから」(女性/20代)
「料金が高いし、好みの相手が選べない感じがする」(男性/40代)
「ときめきがないのではないかと思う」(女性/40代)
結婚相談所に抱くネガティブなイメージは本当なの?
さて、こうした「結婚相談所に対するネガティブなイメージ」は、実情を言い当てているのでしょうか。アンケートで挙げられた「ネガティブイメージ」を7つにまとめ、それらが「結婚相談所の実情」を言い当てているのか、それともギャップがあるのかについて一つずつ見ていきます。
結婚相談所のイメージ1.世間体が気になり利用しにくい
一般に、「周囲から『結婚できないから、結婚相談所を利用する』と思われそう」と感じ、利用をためらうケースも多いようです。
しかし現在はマッチングアプリなどの「出会いサービス」が一般化し、結婚相談所の利用が特別視されることも少なくなりました。そもそも「結婚したふたりのなれ初め」を、周囲はそこまで気にしていないものです。結婚式のなれ初め紹介でも「運命の出会いがあって」などぼかすことが多く、「結婚相談所での出会い」がことさらに周囲の注意を引くことはないでしょう。
結婚相談所のイメージ2.会員はモテない人ばかり
「異性にモテないから結婚相談所を利用する」、つまり「会員はモテない人ばかり」なのではないかというイメージを抱く場合もあるでしょう。
しかし若い世代は「出会いサービス」の利用に抵抗がなく、一部には結婚相談所を「マッチングアプリのようなメッセージの交換を行わずに済む、効率的な『出会いサービス』である」と捉える人もいます。また登録の際に素性を明らかにする必要がある点から「身元の確かな人と確実に出会える」という、信頼性を評価して利用する人もいるようです。
実際、結婚相談所には幅広い年代・タイプの人が登録しています。その点、会社や街にいる人と何ら変わりはないといえます。
結婚相談所のイメージ3.条件で相手を絞り込むため味気ない
結婚相談所では、自分が求める条件と照らして相手のプロフィールをチェックし「条件に合った人のみと会う」という流れになります。そのため恋愛結婚のようなドキドキやときめきを感じる過程がなく、味気ないと感じる人もいるようです。
しかし結婚相談所はあくまで「結婚相手を効率よく探すシステム」であり、そこに恋愛要素がまったくないわけではありません。
具体的には求める条件が合致し、お見合いをするところがスタートライン。その後「初期段階のお見合い」までを「仮交際(呼称、回数は相談所により異なる)」といい、ここまでは「知り合い」のレベルです。「仮交際」終了後のお見合いからは「真剣交際」となり、恋人同士として関係を深めるタームに入ります。
その後どちらかが「やはり違う」と違和感を覚えれば、そこで関係は終了です。しかし会うたびに新たな魅力を発見し、相手に対する思いが深まれば、次第にドキドキやときめきも生じてくるでしょう。
結婚相談所を介して出会う相手に対する温度感は人それぞれですが、関係がスタートしてからは恋人同士の恋愛とほぼ一緒です。「機械的に条件のみで結婚相手を絞り込む」というイメージは、実情を反映しているとはいえません。
結婚相談所のイメージ4.一定条件をクリアしないと結婚できない
結婚相談所ではプロフィールの情報を基に相手を絞り込みます。そのため「収入や学歴といった条件面が優れていないと結婚相手が見つからないのでは」という不安を抱き、利用をためらう人がいるかもしれません。
しかし実際には「とにかく収入の高い人」「いい学校を出ている人」など、結婚相手に特定の条件を求める人は少数派で、「思いやりのある人」「同じ価値観を持っている人」のように、結婚生活を営む上で大切な要素を重視する人がほとんどです。「クリアすべき条件がある」というより、あくまでもバランスが大事であるといえるでしょう。
また努力で磨くことのできる部分はたくさんあります。「清潔感のある身だしなみ」「相手への気遣い」など、自分を高める努力ができる人であれば、きっと結婚相談所でいい出会いに恵まれるでしょう。
結婚相談所のイメージ5.お金がかかるが結婚できない
通常、結婚相談所の登録継続には月会費が必要です。そのため婚活が長引くほど会費の支払期間も長引き、「お金ばかりかかって結婚できない、ということにならないか」とちゅうちょする声もあります。
まず心に留めておきたいのが「結婚相談所に登録すれば結婚できる」という認識は誤りである、ということです。
結婚相談所はあくまで「結婚に前向きな異性と出会う機会」を提供するサービスであり、月会費はそのサービスを利用するための料金です。結婚できるか否かは、相手と出会い、お互いを知っていく中で「フィーリング」や「価値観」、「将来に対する考え方」などがマッチするかどうかにかかっています。
結婚相談所にはリーズナブルなサービスを提供しているところも多く、料金が高いからといって成婚率がアップする、というものでもありません。予算とサービス内容を見定めた上で、婚活へ前向きに取り組む姿勢が大切です。
結婚相談所のイメージ6.仲人が強引で断りづらい
「仲人(コーディネーター)が強引で、自分の意に沿わない人とお見合いを段取りされたり、成婚を迫られたりするのでは?」という不安を抱く人もいるかもしれません。
いわゆる大手結婚相談所には、そのような強引な勧め方をするところはほとんどない、といっていいでしょう。また最近ではAIで条件を分析してマッチングをする結婚相談所も増えています。もしこの点に不安を感じているのであれば、AIマッチングをうたう結婚相談所を選ぶことをおすすめします。
結婚相談所のイメージ7.自尊心が傷つきそう
「自分がいいと思っていた相手から“お断り”されることが続くと、自尊心が深く傷つきそう」と心配をする人もいるでしょう。
結婚相談所では相手を決定するまで、複数の人と並行してお見合いをすることがほとんどです。最終的には一人に絞り込むことになりますが、その過程でどうしても“お断り”される人が出てきてしまいます。逆に言えば“お断り”は必然的に発生するもので、特に自分に問題がなくても“お断り”される可能性はある、ということ。必要以上に落ち込む必要はありません。
“お断り”を前向きに捉えれば、「改善すべき点がわかる」ということでもあります。結婚相談所に「断られた理由を知りたい」といえば、その理由の概要を聞くことも可能です。「結婚に向けての改善点を把握し、修正・向上したい」と考える人にはフィットするシステムといえます。
実際に結婚相談所を利用した人の婚活体験談
「結婚相談所を通じて結婚する」ことをより具体的にイメージするには、実際に結婚相談所を介して結婚した人の話を見聞きするのが役に立ちます。ここでは「ゼクシィ縁結びエージェント」を利用して結ばれた3組の夫婦が語る「幸せエピソード」を紹介していきます。
1組目 「会話のテンポが合う」ことが決め手に
Tさんご夫婦(夫30歳・妻28歳)/2020年4月入籍
独身女性の少ない職場で、出会いのきっかけを求め「ゼクシィ縁結びエージェント」に登録した夫のDさん。それまでは「街コン」などの参加経験もありましたが、思ったような相手に巡り合えずにいました。会社の先輩が「ゼクシィ縁結びエージェント」に登録していると聞き、「ならば自分も」と思ったのだとか。
一方妻のTさんは周囲の友達が次々と結婚していくのを横目に「2020年中に自分も結婚する」という予感があったそう。婚活をスタートさせるべく赴いた「ゼクシィ縁結びエージェント」の無料相談会で、マッチングコーディネーターが親身に話を聞いてくれたことが決め手となり、入会を決心しました。
お見合いを申し込んだのはTさんの方から。Dさんの「サッカー好き」「お笑い好き」という、自分との共通点に引かれてのことでした。会ってみるとお互い会話のテンポが合い、話しやすいと感じたそう。特にTさんの方は出会った日に「この人だろうな」と直感したと話します。その後2週間に一度のペースでデートを続け、ファーストコンタクトからわずか45日で成婚退会することになりました。
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恋愛を楽しんだ20代女性。予感通り2020年にゴールイン!
2組目 プロフィール写真でお互いにピンときて
Sさんご夫婦(夫35歳・妻34歳)/2020年7月入籍
夫のNさんはかつて、街コンや婚活パーティなどに参加していた時期もあったそう。しかし参加費がネックだったこと、これという人に出会えなかったことなどから別の婚活サービスを探していました。そんな時に見つけたのが料金システムのリーズナブルな「ゼクシィ縁結びエージェント」でした。
妻のNさんは周囲がどんどん結婚する中、出会いの機会が減ってきたことが気がかりでした。そんな折、結婚相談所を通じ結婚した友人から「結婚に真剣な方ばかりだから、すぐにいい出会いが見つかる」と聞きピンと来て、結婚相談所に登録。その後1年くらい活動をしましたが結果が出ず、結婚相談所の担当に相談したところ、「ゼクシィ縁結びエージェント」と提携する「コネクトシップ」というシステムを通じ、夫のNさんを紹介されました。
お互いプロフィール写真を見た時点で「かわいらしくて優しそう」「素敵な人だな」と好印象。実際に会ってみたらお互い話が盛り上がり、時間を忘れてしまうほどだったそう。着実にデートを重ね、3月14日のホワイトデーに夫のNさんからさりげなくプロポーズ。その後ふたりで鎌倉へ行き、手作りの結婚指輪を製作しました。
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悩みながらも、あきらめずに婚活して出会った30代カップル。
3組目 最初からフィーリングがぴたりと合った
Sさんご夫婦(夫37歳・妻37歳)/2019年10月入籍
妻のAさんは転職後、以前の職場で知り合った彼と破局。現在の職場は女性ばかりだったことから、次第に結婚相談所への登録を考えるようになりました。そんな時周囲に「リーズナブルで良い」と勧められた「ゼクシィ縁結びエージェント」に軽い気持ちで登録したそうです。
夫のTさんには、過去に一度「ゼクシィ縁結びエージェント」を成婚退会したものの、Tさんの持病を理由にお相手の家族に反対され、破談になったという経緯がありました。Aさんからの申し込みを受けたのは、退会から2、3年のブランクを経て「ゼクシィ縁結びエージェント」に再入会した1カ月後のこと。Aさんの方は、当時別の人と話を進めていましたがお互いの都合がなかなか合わず、会うことが少なくなっていたタイミングでTさんと会うことを決めたのだとか。
明るくておしゃべり好きなAさんを、ふんわり包み込むような優しいTさん。お互いにフィーリングがぴたりと会い、3回目のデートでTさんの方から「お付き合いしたい」とAさんに伝えました。出会いから1カ月で成婚退会し、Aさんが手料理を持参しTさん宅へ通う交際を続けていたふたり。ある日ふたりで行った買い物の帰りに「何かが突然下りてきた」というTさんから突然のプロポーズ!Aさんは驚きと喜びで思わず涙してしまったそうです。
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フィーリングがぴったり合い、出会って4カ月で入籍。
結婚相談所に対するネガティブイメージは「無料相談」で解消を
誰でも「初めて」は不安になるもの。それが「結婚相談所」となれば、“結婚”という人生の決断がかかってくる分、不安もより大きなものになるはずです。
不安解消のためにおすすめするのが「事前リサーチ」。一般に結婚相談所では無料相談を実施していますので、それらを十分に活用しましょう。入会金や月会費といった「予算面」や「担当者の雰囲気」、「サービス範囲はどこまでか」など気になる点の多くは無料相談の場で確認できるはずです。
「ゼクシィ縁結びエージェント」でも無料カウンセリングを実施中。この機会にぜひ気軽に利用してみてはいかがでしょうか。
取材・文/吉田美奈子
【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談の他、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「わかりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)、『なぜか愛される女がしている73の習慣』(双葉社)など。
公式サイト:https://www.bestpartner-prj.jp/
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2024/6/12~2024/6/13
有効回答数:206人(男性103人、女性103人)
(インターネットによる20代~40代男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)
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