婚活とは？サービスの種類や向いている人、始めるタイミングなどの基本をレクチャー！

“婚活”とは、結婚するための活動のこと。昔からある紹介やお見合いなども婚活の一つですが、近年はより気軽でライトな婚活が増えています。この記事では、婚活をいつから始めるべきか、どんな人が婚活に向いているのかなどを、婚活コンサルタントの菊乃さんに伺いました。また、主な婚活サービスの種類や特徴、最新の婚活事情も調べてみました。

“婚活”とは結婚するための活動で、よく並べて使われる“恋活”は恋人をつくるための活動のことです。お相手を見つけるという点では同じですが、婚活は職業や年収などの条件が会う前から明確になったり、条件が相手を選ぶ判断基準になったりする傾向があります。婚活の方が効率よく結婚相手を見つけることができ、結婚までも早いでしょう。

婚活には、結婚相談所、マッチングアプリ、婚活パーティ、自治体の婚活サービスなどがあり、それぞれ仕組みや特徴が異なります。

「結婚したい」と思ったときが婚活の始めどきですが、若い方が婚活をスムーズに進められる可能性が高いです。若さが有利に働くこともあるので、結婚したいと思ったら、なるべく早く活動を開始した方がよいかもしれませんね。

婚活に向いている人・向いていない人

婚活にも向き、不向きがあるもの？婚活が向いている人には、どんな特徴があるのでしょうか。

出会いがない

同性や既婚者の多い職場だったり、友達からの紹介が望めなかったりと、そもそも異性との出会いが少ない人は、婚活をした方が出会いは増えるでしょう。

結婚したいのに出会いがないのであれば、自分で出会いをつくったり、増やしたりする必要があります。

効率的に結婚したいと思っている

婚活は、結婚したいお相手と、結婚を前提としたお付き合いになります。

仕事関係や友達の紹介などの出会いは、お相手に結婚願望があるかはお付き合いしてみないと分からないことが多いもの。その点、婚活は結婚の意志が最初から分かるので、結婚までがスムーズに進む可能性があります。

堅実なタイプである

結婚＝生活になるので、生活力があったり、きちんと貯蓄していたりと、派手ではないけれど堅実なタイプは、うまくアピールできると婚活の場では人気になるので向いているといえるでしょう。

反対に、婚活が向いていない人の特徴も見てみましょう。

恋愛を楽しみたい

婚活は効率よく結婚することなので、職場や紹介などの出会いよりは、ときめきは少なくなってしまう場合があります。

「婚活＝恋愛できない」というわけではありませんが、「ときめきたい」「ドキドキしたい」といった、お相手と付き合っていくまでの過程を楽しみたい人は向いていないかもしれません。

婚活すれば結婚できると思っている

婚活すれば誰でも必ず結婚できるわけではなく、それなりに時間も労力も使います。

「結婚相談所に入会したら結婚できる」と思っている人は、「頑張ったら結婚できる」と考えた方がよいでしょう。

婚活サービスの種類と特徴

主な婚活サービスには、どのようなものがあるのでしょうか。種類や特徴を解説します。また、最新の婚活サービスもチェックしてみましょう。

結婚相談所

入会し、「いいな」と思った人に申し込みをして、マッチングしたらお見合いに進みます。その後、複数のお相手と友達として仮交際をして、その中から1人を選んで真剣交際に入り、結婚の意志が固まったら成婚退会となります。

入会金や会費が必要になるので、比較的結婚を真剣に考えている人が多い傾向にあります。入会するときに年収や独身証明などの各種証明書を提出するので、「年収が違った」「既婚者だった」などのトラブルは避けられるでしょう。また、困ったことや気になることがあったら、コーディネーターに相談できます。

マッチングしたらお見合いの日程調整に入るので、会うまでのやりとりがありません。そのため、メッセージのやりとりが苦手な人にはおすすめです。

ただし、最初から結婚を前提にお付き合いをするので、ときめきやドキドキ感を得たい人は向いていないかもしれません。

マッチングアプリ

アプリをダウンロードしてプロフィールを登録し、「いいな」と思う相手とマッチングしたらやりとりができるようになります。

登録が簡単だったり、会費が手頃だったりと、比較的気軽にお相手を探すことができます。隙間時間で、いろんな人と出会えるというメリットは大きいでしょう。

お相手とメッセージのやりとりをしたり、デートに誘ったりと、自分から積極的に動ける人には向いていますが、苦手な人は思ったような結果は望めない場合もあります。

婚活パーティ・イベント

パーティ形式と、1対1のお見合い形式があります。婚活パーティ・イベントの魅力は、会うまでのやりとりがなく、最初からお相手と会えることです。他の婚活サービスは、直接会うまでにマッチングしたり、やりとりしたりといった段階が必要ですが、最初から直接会えることで、条件面だけでなく表情や話し方の雰囲気、コミュニケーション力がアピールできるという利点があります。

また、会って雰囲気が分かってから連絡先を交換したいと思っている人にも向いています。

注意点としては、参加人数に限りがあるので、一度に会える人数が少ないこと。人数が集まらないと中止になることもあります。

自治体の婚活サービス

結婚相談所と同じような仕組みで、自治体が主催している婚活サービスです。結婚相談所のような会員数や使い勝手の良さは望めないですが、会費が手頃なところが多いので、他の婚活サービスと並行して利用してもよいでしょう。

自治体によりますが、役所にある端末でしかアクセスできないところがあったり、複数のお相手との同時交際を禁止しているところもあるので、入会する前に確認が必要です。

最新の婚活サービス

AIが性格や趣味、嗜好などを分析して、相性の良い人をピックアップしてくれるアプリや、マッチングしたらやりとりがなくデートの日程調整に入るアプリなど、さまざまな便利機能を搭載したサービスが登場しています。

自分に合った婚活をしよう♪

今回ご紹介したように、婚活にもさまざまな方法があります。それぞれの婚活サービスに特徴やメリット・デメリットがあるので、それを理解して、自分に合った婚活をすることが結婚までの一番の近道かもしれませんね。

ゼクシィ縁結びエージェントは、結婚相談所での婚活です。結婚相談所によってもルールは異なりますので、気になる人は気軽に無料カウンセリングで質問してみましょう。

取材・文／坂田圭永

【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。化粧ポーチすら持ち歩いたことがないダメ女から、管理職時代に培った人材育成スキルを活用し、女としてのレベルアップに成功。女磨きと同時に備忘録として始めたブログが、ロジカルで毒舌と人気になり、2011年に恋愛コンサルタントとして独立。主な著書に、『あなたの「そこ」がもったいない。』（すばる舎）、『なぜか愛される女がしている73の習慣』（双葉社）などがある。
公式サイト：https://www.bestpartner-prj.jp/