- 責任ある仕事が増える
- 結婚を意識し始める
- 仕事もプライベートも充実する
- これからの人生を深く考え始める
- 結婚に焦りを感じ始める
- 今の自分を受け入れる
- 言葉遣いを丁寧にする
- 礼儀やマナーを身に付ける
- 年齢に合った服装を知る
- 常にやりたいことを持つ
「アラサー」という言葉はよく使われますが、実際は何歳から何歳までを指すのでしょうか。この記事では、アンケート結果を基にアラサーは何歳のことを指すのかを解説します。また、アラサーの時期に起こる環境や行動、心境の変化や素敵なアラサーになるためにしたいことを心理カウンセラーの竹内えつこさんに伺いました。
アラサーとは

アラサーとは、「アラウンドサーティー」を略した言葉です。英語の「アラウンド(around)」は「およそ、~の周り」という意味で、「サーティー(thirty)」は「30歳」を意味します。よって、30歳前後の人という意味になります。
ファッション雑誌や美容雑誌などで、「アラサー向けファッション」「アラサーメイク」といった言葉が使われ始めたことでこの言葉が広がっていきました。
アラサーには派生語も多く存在します。例えば、「アラフォー」や「アラフィフ」のように他の年代にも使われます。また、「アラ還」は「アラウンド」と「還暦」をかけ合わせて、60代前後の人という意味になります。
アラサーとは何歳から何歳まで?
「アラサー」とは何歳から何歳までの人を指すと思いますか?

※データ出典:マクロミル
20~30代の男女210名にアンケートを実施し、アラサーとは何歳から何歳までの人を指すかを聞いてみました。
一番多かったのは、「25歳から34歳まで」という回答で、全体の約半数(47.6%)を占めていました。2番目に多かったのが、「30歳から39歳まで」で、アラサーの範囲を30代全体と捉えている人もいるようです。
このことから、アラサーは30歳を中心としてその前後を含んだ言葉ではあるものの、その範囲の解釈は人によって異なると言えます。
アラサー時期に起こる環境や行動・心境の変化

アラサーに突入すると、20代の頃とは異なる人生のステージに足を踏み入れることになります。仕事、恋愛、健康など、さまざまな面で変化が起き、人生のターニングポイントが訪れる人も多いでしょう。ここでは具体的にどのような変化が起きるのかを紹介します。
責任ある仕事が増える
社会人として数年間がたつと仕事の変化が訪れる時期です。新入社員の頃とは異なり、指示された仕事をこなすだけでなく、主体的にプロジェクトを動かす人も増えるでしょう。後輩やチームメンバーを指導・育成する立場になる人も出てきます。
人によっては、キャリアアップや自分のしたい仕事に就くために、転職という選択をする人も出てきます。
結婚を意識し始める
周りの友人が徐々に結婚し始めると、今まで結婚について考えていなかった人も結婚を身近に感じて意識し始めます。恋人がいる場合、現在の交際相手との結婚を考え始める人もいるでしょう。
仕事もプライベートも充実する
仕事に慣れてきことでさらなる成長を感じ、プライベートも充実してきます。昇格が決まり、仕事にやりがいを感じられるだけでなく、経済的な余裕が生まれる人も出てくるでしょう。人によっては起業という道を選び、自分の力で事業をする場合もあります。
趣味や好きなことにお金を使うことができるようになり、人生がより豊かに感じられるはずです。
これからの人生を深く考え始める
周りが結婚、出産、転職、起業など、それぞれの道を歩む中で、自身の将来を深く考える機会が増えます。まだまだ続く人生を前に、自分の価値観を明確にしたり、人生の目標などを改めて考えたりして、自分らしい生き方を模索する人が多いでしょう。
結婚に焦りを感じ始める
結婚に対して焦りを感じる人が出てきます。中でも29歳は、30歳という節目を前に特に結婚への想いが強くなる人がいます。「20代のうちに何かを成し遂げなければならない」というプレッシャーが、焦りを助長する要因の一つかもしれません。中には、本腰を入れて婚活を始める人もいるでしょう。
一方で、自分には結婚願望がないと気付く人も現れます。価値観が多様化する中、結婚を選択せずに仕事に情熱を注いだり趣味に時間を費やしたりして、自分らしい生き方を選択するケースは少なくありません。
素敵なアラサーになるためにしたいこと

アラサーになることで、今後の不安や焦りを感じる人もいるかもしれません。しかし、アラサーは自分の人生をより深く考え、将来をより良い方向に進めるための大切な時期と言えます。ここでは、素敵なアラサーになるためにやっておきたいことを紹介します。
今の自分を受け入れる
年齢を重ねることは、決して悪いことではありません。むしろ、人生経験を積み重ねてより自分が輝くチャンスです。
若さに固執したり、周りの人と比較して嫉妬したりするのではなく、今の自分自身を受け入れることが、素敵なアラサーになるための第一歩と言えるでしょう。その上で、魅力的な大人になるための自分磨きを始めていきましょう。
言葉遣いを丁寧にする
年齢に合わせた丁寧な言葉遣いを意識しましょう。基本的な敬語をしっかりと身に付け、話し方を落ち着いたトーンにするだけでも大人らしい振る舞いができるはずです。
学生時代や20代前半の頃に使っていたようなカジュアルな言葉遣いは、親しい友人や家族間の時だけにすると良いでしょう。
礼儀やマナーを身に付ける
アラサーになると、TPOに合わせた行動はもちろん、礼儀作法やマナーを身に付けることが求められます。結婚式などのお祝いの席や法要に参加する機会も増えるため、立ち居振る舞いやマナーなどを改めて確認しておきましょう。
年齢に合った服装を知る
年齢に合わせた落ち着いた服装を選んでみましょう。黒やネイビー、ベージュなど、落ち着いた色の洋服は大人っぽい印象を与えます。また、バッグや靴、アクセサリーなどどこかに一つ上質なアイテムを取り入れると、全体の印象が格上げされます。
オフィス、デート、友人との集まりなど、TPOに合わせた服装を選ぶのも大切です。
常にやりたいことを持つ
年齢を言い訳にやりたいことに挑戦しないのはもったいないです。常に目標や夢を持っている人は、それだけで輝いて見えます。いくつになってもワクワクする気持ちや挑戦心を持ち続けることで、モチベーションが上がり、生活にハリが出るでしょう。
仕事のスキルアップになる資格の勉強、趣味を深めるためにスクールに通う、スポーツや習い事に挑戦してみるなど、興味あることがあれば積極的に行動してみましょう。
アラサーは、新たな可能性を見つけるための絶好の機会!

アラサーは、自分自身と向き合い新たな可能性を見つけるための大切な時期と言えます。仕事、恋愛、趣味など、興味のあることや、チャレンジしてみたいことに積極的に取り組み、理想の大人像を追求していきましょう。
もし、充実したアラサーライフのために新しい出会いを探しているなら、恋活や婚活を始めるのもおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントでは、婚活を始めるに当たってのさまざまな疑問や不安、悩みを相談できる無料カウンセリングを実施しています。気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
取材・文/NANA
【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/
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