年齢が変わると好きなタイプは変わる？その理由とは？

好きなタイプは変わる？好みは変わらない？変わるとしたら、どんな理由があるのでしょうか。そんな疑問に答えるべく、年齢もしくは経験によって男性や女性の好きなタイプが変わる理由や、多くの人が好みの変化を感じやすい時期を恋愛に詳しい心理カウンセラーの竹内えつこさんに伺いました。

「若い頃から一貫して同じタイプが好き」という人もいますが、「いつの間にか好みが変わっていた」という人もいるでしょう。そこで、なぜ人は好みが変わるのか、その理由を解説します。

年齢で好みが変わる理由

10代や20代の頃は容姿に目がいくことが多く、見た目の印象で人を好きになりやすいですが、年齢を重ねると内面も重視するようになります。特に、学生から社会人へとライフステージが変わるタイミングなどで感じるでしょう。

それは、年齢とともに自分の内面が成熟し、人に対して魅力と感じるポイントや恋人と築きたい関係性などが変わるからです。学生の頃は見た目が華やかで毎日一緒に楽しく過ごせる人がタイプだったけれど、社会人になると落ち着いた雰囲気の印象でお互いの仕事を応援し合える人がタイプになるなど、好みが変化するのは自然なことです。

結婚を意識する年齢もまた、パートナーに求めることが変わり、タイプも変化するでしょう。

経験で好みが変わる理由

ライフステージ以外にも、自分自身の経験値も好みを左右します。交際していた人に裏切られた、つらい思いをしたなど、恋愛でネガティブな経験をすると、同じタイプの人を避けるようになります。

見た目がタイプで付き合ったけれど性格や考え方が合わなかったから、次は真逆のタイプの人と付き合ってみたら意外といい関係性が築けた、という場合もあります。

また、自分自身の恋愛経験だけでなく、友人の恋愛を見て「ああいうカップルになりたいな」「あんな恋人は嫌だな」などと理想が変わったり、成長の過程で自分に合うパートナーがどんな人なのか分かるようになった結果、好みのタイプが変わるという人もいます。

逆に、自分と合うタイプをよく知っている人や過去に付き合った人と相性が良かったという経験がある人は、好きなタイプが変わりにくいです。

男女共に、好きになる人のタイプが変わるのは、社会人になったときと結婚を意識するときが多いと考えられます。それぞれの理由や心理も見てみましょう。

社会人になった時期

まず、社会人になると出会う人がガラリと変わります。今まで出会わなかったようなタイプの人とも出会うようになるので、好みの幅が広がったり、好きなタイプが変わる人もいるでしょう。

学生の頃は男女共に、見た目や性格に華やかさがある目立つ人が人気者でしたが、社会人になると判断基準は華やかさだけではなくなります。能力や内面が評価されるので、それに伴って好みのタイプが変わっていく人もいます。

結婚を意識する時期

周りの友人などが結婚し始めると、自分自身の結婚を意識し始める人も多くなります。友人の結婚相手に会うと、これまでの恋人とはタイプが違うと感じる人もいるでしょう。

「こんなタイプの人と結婚すると、結婚生活がうまくいくのかもしれない」「将来を共にするなら、こんなタイプの方が安定しそうだ」など、結婚を意識することで今までと違ったタイプに魅力を感じるようになります。好みがガラッと変わるというよりは、好みの幅、いわゆるストライクゾーンが広くなる人もいます。

好みのタイプが変わるのは、自分自身の成長でもあります。より自分に合うタイプに近づいている証しともいえるでしょう。好みの変化と向き合うことで、本当に求めるパートナーシップが見えてくるはずです！

好みのタイプが見つからないなら、プロに相談しながら婚活ができる結婚相談所を利用するのもおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントは無料カウンセリングを実施しているので、詳しいサポート内容を知りたいなら、まずは申し込んでみてはいかがでしょうか。

取材・文／仲西なほ子

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異例の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。
公式ブログ：https://counseling-sou.com/blog/