好きなタイプを聞かれたときの上手な答え方とは？好意がある・ない場合の答え方も解説

好きなタイプを聞かれたら何と答えていますか？好きなタイプを聞いてくる理由や上手な答え方を、恋愛心理カウンセラーの鶴岡李咲さんに伺いました。好きなタイプを聞いてきた相手が自分の好きな人だったら？それとも苦手な人だったら？好きな人に好きなタイプを聞かれたときの答え方、苦手な人に好きなタイプを聞かれたときの答え方もお伝えします。

そもそも好きなタイプを聞いてくるのはなぜなのでしょう。

盛り上がる話題の一つとして聞いてくる

好きなタイプの話を出すとその場が盛り上がりやすいため、一つの話題として聞いている場合は多いです。特に、婚活などで会う初対面の人に対しては、話題の一つとして「好きなタイプ」を聞いてくる場合は多いかもしれません。相手との会話を盛り上げたいと思っているだけなので、特に深い意味はないでしょう。

あなたを恋愛対象として見ている

あなたのことを気に入っていて、どんな人がタイプか聞いておくことで参考にしたいと思っている可能性もあります。あなたを恋愛対象として見ていて、そのタイプに寄せて好きになってもらいたいという気持ちがあるということです。

好きなタイプを聞かれた場合、どのように答えるのが正解なのでしょうか。上手な答え方を紹介します。

容姿ではなく内面の部分を答える

「顔が○○な人」「タイプは俳優の○○」のように、顔立ちや容姿のタイプを言ってしまうと、「外見重視の人なのかな」と思われてしまい、印象があまりよくありません。「仕事を頑張っている人」「穏やかで落ち着いた人」といった、内面の部分でタイプの人を伝えれば、印象は悪くならないでしょう。

多くの要素を挙げすぎない

あまりに多くのタイプを挙げてしまうと、「理想が高そう」「付き合ったら大変そう」と思われてしまうこともあります。メインとなるものを2、3個挙げるくらいにして、「〇〇さんはどうですか？」と相手に話題を振るようにしましょう。

ネガティブな言葉を使わない

「〇〇じゃないとダメです」「〇〇じゃない人がいいです」というようにネガティブな言葉を使ってしまうと、難しい人という印象を与えてしまいます。また、こだわりが強くて面倒くさそうなイメージを持ってしまう人もいます。否定的な言葉は使わずに、ポジティブに好きなタイプの説明をするとよいです。

好きになれば何でもありと答える

自分のタイプは伝えつつ、「でも、好きになるとあまり気にならないですね」と伝えます。そうすることで、こだわりが強い印象を残すことなく、親しみやすい安心感を与えることができます。

ありきたりなことだけで終わらない

「優しい人がタイプです」のようにありきたりな内容で終えてしまうと、「適当に答えているのでは？」「本当にそれだけ？」という印象を与えてしまうことがあります。「優しい人がタイプです。ただ、ちゃんと言うことは言ってくれる人がいいです」のように、自分の考えが伝わるようにワンポイント加えると、きちんと質問に答えている様子が伝わります。

好きなタイプを聞かれたのが好きな人だった場合、この機会に好意をさりげなく伝えたいもの。どう答えるのがよいのでしょうか。

タイプの中に相手の要素を入れる

好きなタイプの中に、相手の要素を入れることがポイントです。好きなタイプに自分の要素が入っていると、「自分のことかもしれない」と思って、恋愛感情を抱きやすくなります。さりげなく相手の特徴に寄せた要素を、外見と内面で一つずつくらい入れられるとよいですね。

相手がしたことを例に挙げて伝える

タイプについて話す中で、「例えば、今日〇〇さんが笑ってあいさつしてくれたじゃないですか。笑ってあいさつしてくれる人って素敵だなと思います」というように、相手がした行動をタイプの例として入れてみましょう。「例え話」としてタイプの要素を出しているので、相手は下心を感じにくいですし、褒められて嬉しいはずなので、うまくアプローチができます。

反対に、好きなタイプを聞かれたのが苦手な人だった場合、相手に気持ちがないことを遠回しに伝えるには、どうすればよいのでしょう。

相手と反対の要素を入れる

がっちりした体形の人だったら、「割と細身の人の方が好みです」というように、相手とは反対の要素をタイプとして伝えます。その人と真逆のタイプを伝えることで「自分はタイプではないのだな」と、感じてもらえる可能性があります。

当たり障りないことしか言わない

「優しい人ですかね」などと当たり障りない答えで、一ひと言だけ返しましょう。それ以上はあまり聞いてこない場合が多いです。「他にはないの？」などと聞いてきたら、「特にありませんね」と伝えれば、それ以上は聞いてこなくなるでしょう。

「よく分からないです」と答える

「よく分からないです」と答えると、恋愛にあまり興味がない様子が伝わります。積極的にアタックをしてこなくなるかもしれません。また、「ご想像にお任せします」と答えると、「これ以上聞いてこないでほしい」と伝えることができます。

好きなタイプの答え方によっては、相手との関係を縮められたり、よい距離感を保てたりします。好きな人を聞いてきた相手が好きな人か苦手な人かで答え方は変わってくるので、今回お伝えした方法を試してみてください。

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取材・文／坂田圭永

【監修】
●鶴岡李咲さん
恋愛心理カウンセラー。株式会社Cherime代表。自身の恋愛経験を役に立てたいと、恋愛心理カウンセラーとして起業。現在は、ありのままで愛される恋愛ノウハウを4カ月でレクチャーする少人数スクール「Real me」や、永遠に幸せなパートナーシップが築けるようになるスクール「Real Partner」を主宰。主な著書に、『「妄想」を操る女は100%愛される 気になる彼が一生夢中になる“秘密の16時間”』、『「依存型こじらせ女子」だった私が彼から溺愛される女になれた方法」（共に大和出版）、『マッチングアプリで運命も超える理想の彼と結ばれる～人生最高の出会いを５分で叶える秘密のレッスン』（大和書房）がある。
オフィシャルサイト： https://cheri-me.jp/
オフィシャルブログ：https://ameblo.jp/risa-t-0105/