- 相手の好きなことをリサーチ
- 相手の好きな食べものをリサーチ
- 相手にベストな時期をリサーチ
- 相手に便利な場所をリサーチ
- 盛り上がっている会話の最中に誘う
- 得意なことを教えてと誘う
- お礼を理由にデートに誘う
- 食事に誘う場合
- お酒に誘う場合
- 映画に誘う場合
- 初デート中に誘う場合
- 初デートの直後に誘う場合
- 初デートから数日たって誘う場合
- 相手の都合を考えないこと
- 過剰にぐいぐい押すこと
- ロマンチックすぎること
相手が身構えないように、自然にデートに誘ってOKをもらうには、事前のリサーチとプランニングがとても大切。これを守ればうまくいく「初デートへのステップ」を紹介します。
デートに誘う前にリサーチしたい4つのこと
デートで目指すことは「一緒にいて楽しい」と感じてもらうこと。そのために、相手が好きなことを調べましょう。これまでのやりとりや会話の中で話題になったこと、相手が乗り気だったり聞き返したりしたことを手掛かりに、相手の「好き」をキャッチしてみてください。
相手の好きなことをリサーチ
まずはざっくりと相手の「好き」をリサーチします。アウトドア派orインドア派、新しいものや流行のものが好きorみんなに愛されるものや老舗のものが好き、食事ならゆっくりランチor夜にサクッとお酒、スポーツは見る派orやってみる派など、大きく2つに分けて考えるとつかみやすいでしょう。
相手の好きな食べものをリサーチ
食事だけのデート、お出掛けプラス食事のデートなど、食事はデートには欠かせない要素です。相手が好きなものを選べば、デートまでの期待感が高まりますし、食事の間の会話は自然と盛り上がるでしょう。
「イタリアンと中華ならどっちが好き?」と候補を挙げて選んでもらったり、「辛いものが得意でしたっけ」と食べ物の話に持っていくなど、相手が話しやすい雰囲気にして食べ物の好みをキャッチしましょう。
相手にベストな時期をリサーチ
忙しいときや疲れているときのデートは相手の負担になってしまいますし、何よりも「忙しいから」と断られてしまうかもしれません。仕事の繁忙期や資格取得の試験前などでないことを確かめておきましょう。
同じ業界でも担当する内容や立場、地域で繁忙期が異なることもあるので、「お仕事でお忙しいのは月末ですか?」「残業が続いていますが、お忙しい時期ですか?」などと確かめてみるのは大事です。忙しさについて聞くのは、「自分のことを心配してくれている」という印象にもつながるので、あまり構えずに聞いてみましょう。
相手に便利な場所をリサーチ
どこで待ち合わせるか、どこへ行くかという「場所」を決めるときも、相手の負担にならないようにリサーチすることが欠かせません。相手の家から遠くない場所や最寄り駅から乗り換えがない、または簡単な乗り換えで行ける場所がおすすめです。また、仕事終わりのデートであれば、相手の職場近くも良いかもしれません。
自分の家近くの駅やお店にしてしまうと自己中心な印象を与えかねないので、自分にとってちょっと不便でも「相手ファースト」を心掛けましょう。かといって、相手の家に近すぎる場所にすると警戒されてしまうので、程よく離れた場所がベストです。
デートに誘うのに適したタイミング
LINEや電話のやりとりの中で「気付いたらデートの約束をしていた」となるような、自然な流れをつくるには、タイミングが重要です。唐突でなく、大げさでもなく、スマートに誘うためには、会話の流れを意識することと、未来へのタネをまくことがポイントです。澤口さんに3つのポイントについて具体的に教えていただきました。
盛り上がっている会話の最中に誘う
LINEや電話で「そういえば前に〇〇が好きって言っていたよね」と相手が好きな話題を出して、相手が話に乗ってきたら「今度一緒に行こうよ」と言って反応を見ます。反応がよさそうなら、そのままデートの日程を決めてしまいましょう。詳しい内容は、いろいろ調べてから改めて提案することにして、ここでは日程を押さえるところまでできれば十分です。
得意なことを教えてと誘う
例えばスポーツや料理など、相手が得意なことや好きなことがわかったら、そのまま「今度教えて」「道具選びのアドバイスをして」と誘ってみましょう。自分の好きなことを聞かれて嫌な気持ちになる人はいないでしょうし、知識をシェアしたいと思う人も少なくありません。自然な流れで「会って教えてもらう機会」、つまりデートが実現します。
お礼を理由にデートに誘う
相手が得意な分野のことがわかったら、質問や頼み事をして、その後に「お礼に食事を」とデートに誘うのも自然です。その時の頼み事は、あまり重大なものでなく、書類の作り方や役立つ資料の探し方、筋トレの方法などライトなものの方がベター。相手が身構えずに出てきやすくなります。
付き合う前の初デートの誘い方
まだデリケートな付き合う前の時期は、あまりかしこまらず、重々しくなりすぎないように誘いましょう。初デートはふたりとも緊張感でいっぱいなので。過ごす時間は2時間から長くても半日くらい。行き先は食事、映画&食事がおすすめです。
食事に誘う場合
初デートにおすすめの食事は休日のランチ。「いつも休日は何してるの?」と話を振って、カフェやテラスでのランチに誘いましょう。かしこまらない場所での短時間のデートなら、気軽に出てこられますし、前後に予定があっても邪魔しません。
お酒に誘う場合
ふたりともお酒が好きな場合は、「お疲れさまの一杯はどうですか?」と平日の仕事帰りにお酒&食事のデートに誘ってみては。わざわざ出掛けるよりハードルが低いというメリットがあります。短い時間でもお酒が入るのでリラックスして会話が弾みやすく、最初のデートには向いています。
映画に誘う場合
映画なら「この前、話していた〇〇、もう見ましたか」「公開は今週末まででだから、一緒に行きませんか」とピンポイントで誘うのがおすすめです。美術館や博物館も同じように企画展を絞って、これを見に行くという目的をはっきりさせると、興味のある人にはグッときます。
2回目のデートの誘い方
付き合う前の初デートでは、緊張のあまり相手をしっかりと見ていなかったという人が少なくありません。だからこそ、2回目のデートがふたりの今後を決める重要なデートなのです。いつ、どんなふうに誘ったらいいのか、具体的にご紹介します。
初デート中に誘う場合
初デート中に話が盛り上がったら、その勢いのままデート中に2回目のデートを決めましょう。食べ物の話で盛り上がったら「今度は〇〇を食べに行こう」、映画で盛り上がったら「次は〇〇を見よう」などまずは同じジャンルで。楽しい雰囲気の中で次のデートについて話すので、スムーズに決まりますし、期待感も続きます。
初デートの直後に誘う場合
初デートの後も2~3日は盛り上がり感をキープできるので、その間に2回目のデートを提案しましょう。初デートでパスタを食べたら次はイタリアン&ワイン、美術館に行ったら同じアーティストの作品を少し遠出して見に行くなど、初デートで話題になったことを少し延長させ、初デートの後も相手のことを考えていたと漂わせると好印象です。
初デートから数日たって誘う場合
初デートから1週間以上経ってしまうと、デートの印象が薄れてしまう上、自分に興味がないのかもと思わせてしまうので、LINEや電話などで「またデートしたい」ときちんと気持ちを伝えましょう。お互いに時間が取れないようなら、お茶やランチなどのライトなデートを組み合わせるのもおすすめです。
デートに誘うときに気を付けたいこと
デートに行きたい気持ちが空回りして、ぐいぐい押したり、自分の気持ちを優先したりすると、相手は引いてしまいます。また、ザ・デートというようなロマンチックなデートを提案するのも、人によっては重たく感じてしまう可能性があります。付き合う前のデートでは、相手が負担に感じないようさりげなく誘うことが大切です。
相手の都合を考えないこと
「私はいついつがいいです」「次の日曜に〇〇へ行きましょう」と、最初に自分の希望を言うと、相手に自己中心だと思われてしまうかもしれません。デートに誘うなら、先に「今は忙しい時期ですか」「暑い日が続きますが、お元気ですか?」など相手の仕事の様子や体調を聞いてからにしましょう。誘ったときに相手が乗り気でなかったら、「今すぐ」にこだわらず、「仕事のピークが過ぎたら」「試験が終わったら」など、相手の状況を優先する姿勢を見せて待つことも大切です。
過剰にぐいぐい押すこと
きちんと決めないと不安だからと、「いつにする?」「どこへ行く?」と繰り返すのも避けた方がいいでしょう。プレッシャーを感じて敬遠されてしまうかもしれません。ぐっとこらえて、「前に〇〇が好きって言ってましたね」「お休みはいついつでしたっけ」などさりげなく話の流れを「お出掛け」の方向にもっていき、「じゃあ〇〇に行ってみませんか?」と軽く言ってみるような、ライトな提案を心掛けましょう。
ロマンチックすぎること
自宅まで迎えに行って高原リゾートへドライブ、なかなか予約の取れないフレンチレストランでディナー、ふたりで浴衣を着て花火を見るなど、確実に恋人同士だと思われるようなデートや時間をかけて準備した内容は、付き合う前のデートにはちょっと重すぎます。「チケットをもらったから」「キャンセルが出たから」のような偶然性や軽やかさでラッキーと思わせて、相手の負担を和らげるのが成功の秘訣(ひけつ)です。
OKをもらいやすいデートの誘い方
・相手が好きなこと、楽しめる内容
・気軽で堅苦しくない雰囲気
・相手の負担にならないアプローチ
付き合う前というデリケートな時期のデートは、事前にしっかりリサーチして、内容もタイミングも相手の「好き」に合わせて計画しましょう。大切なのは、相手に負担を掛けないこと。気軽に「行ってみようかな」「いいかも」と思ってもらえるデートが一番です。みんなデートを重ねて恋人同士になっていくのですから、最初はライトなくらいがちょうどいいのです。ここからふたりで、ふたりの日々を始めましょう。
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取材・文/福原敦子
【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで8年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を1対1で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の3軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』(幻冬舎)、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』(総合法令)などがある。
公式サイト:https://sawaguchitamako.com/
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