結婚相談所の交際相手と3回目のデート。2回目との違いや心掛けたいこと＆注意点

結婚相談所で交際を始めた相手との3回目のデートについてご紹介！注意点・心掛けたいことをはじめ、真剣交際に繋げるコツや自分の気持ちを告白するタイミングなど婚活で重要なポイントを解説します。恋愛・婚活コンサルタントの菊乃さんに「お見合いや2回目のデートとの違いは？」「女性と男性でモチベーションが異なる？」など気になる質問にも答えてもらいました。

結婚相談所では将来のパートナーを探すために、同時並行で複数人とお会いすることができます。1回目のデートはほとんど様子見。初デートは30～60分程度お茶をする程度で、踏み込んだ話はあまりしません。

2回目のデートはまだ様子見の延長線上で、好印象を持たれなくても進められる場合もあります。デートに繋げるハードルは少し低めで、1回目→2回目と進むのは3割くらいといわれています。２回目のデートは食事やお茶など２時間程度のデートが多く、趣味や休日の過ごし方を聞いたり、話しやすい相手かどうかを確認したりする場になります。

ここから先は、他の人からの申し込みがあったり、相手が他の人ともデートをしているので、決め手となるような好印象を残せないと３回目のデートになかなか繋げられません。
3回目のデートまで進むのはおよそ1割前後。ここまでたどり着くことができる相手は、とても貴重な存在です。

３回目の法則というものがあり、期間を空けずに３回会えるとパートナーシップが成立しやすいといわれています。早い方なら3回目のデートで告白してそのままお互い１人の相手に絞り、しばらく交際して成婚退会するケースも。

つまり3回目のデートは、婚活において重要な分岐点！せっかく得られたチャンスを生かすためにも、大事なポイントを押さえましょう。

3回目のデートで心掛けたいこと

2回目のデート中に約束をする

3回目のデートはメールや電話ではなく、2回目のデート中に誘う方が相手に本気度が高い印象を与えます。まずは「いつが空いていますか？」と聞いて、日程や都合が合っているときにお誘いしましょう。

もちろん女性から誘ってもOKです。距離を縮めたい場合は、2回目デートより長い時間一緒にいられるようなプランを選ぶと良いでしょう。

デートの間隔は空けないようにする

結婚相談所では、お互いが複数人と会っています。２回目のデートからあまり期間を空けずに会うようにしましょう。デートの間隔があまりに空いてしまうと「私の優先順位は低いのだろうな」という印象を与えてしまい、相手が他の方と予定を入れてしまいます。できれば10日以上空けずに次のデートをすることをおすすめします。

お互いどうしても都合が合わないときは、平日の夜にビデオ通話をするなどでもOK。相手と向き合う時間をつくるようにしましょう。

無理のないスケジュール管理をする

せっかく3回目のデートのOKをもらったのに、予定がいっぱいで半日デートの予定を入れられない……といったことにならないようにご注意を。

「もっといい人がいるかも」と思って同時並行でデートをする人数を増やし過ぎると、どのご縁も薄くなってしまい実りません。個人差はありますが、仮交際の相手は1～3人程度で婚活を進める方が多いです。

ゼクシィ縁結びエージェントでは紹介を一時的に止めてもらうこともできるので、マッチングコーディネーターに相談してみましょう。

3回目のデートにおすすめの場所

季節感のあるデートスポット

お花見や紅葉狩り、イルミネーションといった季節を楽しむデートはおすすめです。人混みを避けることもできるため、会話が自然と続きます。

デートに誘うのが恥ずかしくても、「〇〇を見に行きませんか？」というお誘いなら気軽に伝えられます。ただし天候に左右されるというデメリットがあるので、天気予報の確認を小まめにしておきましょう。

展示や見学を楽しめるデートスポット

相手と横に並んで見学できる、水族館や美術館も◎。対面で食事をするより物理的に距離が近く、何かを見学しながらなので話題に困りません。

他にも博物館やプラネタリウム、インスタ映えするアート展などはカップルが多く、距離感を縮めやすい雰囲気です。ただし、きちんと相手の様子をうかがいながらアプローチするように注意しましょう。

ドライブデート

車酔いしやすい方やよく知らない相手の車に乗りたくない方もいるので注意が必要ですが、踏み込んだ話をしたいなら、密室で気兼ねなく話ができるドライブがぴったりです。

2回目のデート中やデートプランを相談する際に質問し、相手に苦手意識がないようならお誘いしてみましょう。

3回目のデートで気を付けたいこと

毎回違う服装を選ぶ

1回目のデート・2回目のデート・3回目のデートはそれぞれ服を変えましょう。中には「婚活用」と決めた服を毎回デートで着ている方もいますが、「やる気がない」と思われてしまう可能性もあります。

相手に会うために頑張って準備した気持ちは自然と相手に伝わります。せっかく3回目のデートまで進んだ相手ですので、好意を持ってもらえるよう、気を抜かずにオシャレをしましょう。

ポジティブな言葉を伝える

「嬉しい」「楽しい」といった感情は言葉で伝えましょう。

お会いしたときは「会えるのを楽しみにしていました」、デート中なら「〇〇さんと話していると楽しいです」、別れ際には「名残惜しいです」などポジティブな気持ちは声に出すと良いですね。メールなどでは「私は〇〇と感じています」という言い方をすると、前向きな思いがストレートに伝わりやすいでしょう。

知りたいことは遠慮せずに質問する

結婚観や将来についてなど、事前に相手に確認したいことは3回目のデートから徐々に質問していきましょう。

「○○さんは私に何か聞きたいことがありますか？」と相手に伝え、お互いに気になる点を解消しておくことをおすすめします。婚活だからこそ、空気を読んでその場を過ごしてしまうのはもったいないです。

数回のデートから真剣交際に進むかはどう決める？

真剣交際に進めるか迷っている場合、もしも単に決断することが苦手で決断できないのだとしたら、正直に「決められないので待ってほしい」と伝えても大丈夫です。そのとき、せかさずに自分のペースに合わせてくれるなら、相手も自分を大切に感じてくれているということです。

真剣交際に進むと決めた場合、相手の気持ちも盛り上がっているかをマッチングコーディネーターに相談することをおすすめします。「まだ3回目」なのか「もう3回も会っている」なのかは人それぞれです。せっかく結婚相談所に入って活動しているなら、真剣交際に進めるタイミングを計るときこそプロに頼りましょう。

実際にあった例では、お見合いの後にビデオ通話を何度かして2回目のディナーデートで告白した男性が、「まだ2回しか会っていないのに急に距離感を縮めてこられた」「強引過ぎて普段から話し合いができなさそう」と思われ交際を断られたケースがあります。

このケースでは、男性側はすでに距離が縮まったと思っていたのかもしれませんが、気持ちの温度差で断られたというのはよくあるパターンです。気持ちが盛り上がったときこそ、慎重に進めることが大切です。

相手も自分と同じ気持ちと決めつけず、マッチングコーディネーターに客観的な意見を求めることで良い方向に進むことができます。

真剣交際に進むタイミングはカップルごとに異なりますが、ゼクシィ縁結びエージェントでは活動中にもマッチングコーディネーターに相談できるプランがあるので、「真剣な交際に進むべきか」「相手の本気度はどうなのか」と迷うというときはぜひ相談を。無料カウンセリングも実施中なので、まずは気軽にご活用ください。

取材・文／花子

【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談の他、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。
29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「分かりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。
著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』（すばる舎）、『なぜか愛される女がしている73の習慣』（双葉社）など。
公式サイト https://www.bestpartner-prj.jp/
Twitter @koakumamt
恋愛・婚活コンサルタント菊乃Blog http://ameblo.jp/koakuma-mt/