結婚相談所での2回目のデート！誘い方からおすすめの場所や会話＆過ごし方まで♪

結婚相談所で出会った相手との2回目のデートについて解説！恋愛・婚活コンサルタントの菊乃さんに、誘い方やデートにおすすめの場所、スムーズな会話のコツを教えてもらいました。「デート中の過ごし方」「男性と女性で異なるポイント」「交際に繋げるために重要なこと」なども併せてご紹介します。

結婚相談所で紹介された相手との1回目のデートと2回目のデートは、意味合いが大きく異なります。1回目はいわば軽い自己紹介の場ですが、2回目は関係を深めていくための重要な通過点です。

一般的に結婚相談所を介した1回目のデートでは、お互いフルネームや連絡先も交換しておらず、公開しているプロフィール情報しか知らない状態で、30分～60分程度お茶をしたり、オンラインなどでお話をしたりします。自分をアピールする機会というより、様子見をする機会になります。

1回目のデートでは次に繋げるために、相手を不快にさせない、嫌な印象を抱かせないなど、NG要素を減らすことを意識しましょう。

2回目のデートでは、連絡先の交換をし、直接やりとりをして時間や場所を決めます。事前にデートプランを相談してから会えるのが1回目との違いです。2回目のデートはお互いを知り、少しずつ距離を縮めていくステージになります。自分の魅力をアピールし、好印象を狙ってポイントを稼ぐのは、2回目のデートの方が適しています。

結婚相談所で出会った相手を2回目のデートに誘うには

1回目のデート後に男女双方が「また会ってもいいな」と思った場合は、結婚相談所のシステムを介して連絡先やフルネームが開示されます。2回目のデートは男性から誘うことが多いのですが、女性から誘っても問題ありません。連絡先の交換から7～14日以内が望ましいタイミングです。期間が空きすぎると優先順位が低いと思われてしまうのでご注意を。

2回目のデートをお誘いする際は、デート候補日程を、2～3日設定するのが大切なポイントです。

■お誘い文例
「●●です。交際成立ありがとうございます。
ぜひまたお会いしたいと思っていたので、良いお返事をもらえて嬉しいです。

早速ですが、近いうちにお茶かお食事でもいかがでしょうか。
●日か、●日か●日の夜だと都合がつきやすいです。
お返事お待ちしています。」

初デートから2回目のデートまでの過ごし方

相手との距離感を意識する

次に会えるまでに距離を縮めようとして頻繁に連絡をする方もいますが、逆効果になる可能性があります。初デートで対面した際の印象が、メールなどで向上することはあまり多くありません。連絡をしすぎないように注意しましょう。はやる気持ちを抑えることも、初デート後の過ごし方として大切です。

デートの日程が決まったら、下記の例文を参考にして連絡しましょう。お誘いする際と同様に、連絡は男性からでも女性からでも問題ありません。

■デートの相談文例
「お返事ありがとうございます。
それでは次回●日の夜、食事に行きましょう。

●●さんが出てきやすい駅やエリアなどはありますか？
嫌いなものや苦手なものがあれば遠慮なく言ってくださいね。」

気遣いのある文面で連絡する

2回目のデートに進むといっても、まだお互い検討中の段階で、友達ですらありません。大人として礼を尽くし、時間をつくってくれることに対して誠意を示すことが重要です。メールなどで連絡をする際は相手への気遣いを忘れず、返信しやすいような文面を心掛けると良いでしょう。下記の例文を参考にしてみてください。

■デートの具体的な相談文例
「●●か●●系がいいかなと思っているのですが、どうですか？」

前向きな姿勢をアピールする

デートプランを一緒に考えたり、楽しみであることを伝えたりして前向きな姿勢を見せましょう。デートの具体的な行き先などを相談する際は、「何が食べたいですか？」「どこに行きたいですか？」といった質問だけをする人も多いのですが、相手から丸投げと受け取られることもあります。自分の案を伝えつつ、相手の意見を伺うことをおすすめします。

同様に、「何でもいいです」といった答え方も避けましょう。1回しか会ったことがない関係の方にノーヒントでデートプランを決めてもらうのは、非常に難易度が高いです。デートを楽しみにしている気持ちを伝えるためにも、相手に全て任せてしまわずに、自分の意見を少しでも伝えて一緒にプランを考えましょう。

2回目のデートではどこに行けばいい？

おすすめは「食事デート」

2回目のデートは、食事やカフェでお茶をするというプランが一般的です。

婚活中は、相手も貴重な休日を使ってさまざまな異性と会っているはず。食事デートなら長くても2時間程度のため、お互い時間をつくりやすく会う約束をしやすいでしょう。

また、仲良くなるためには、短時間でも構わないので会う回数を増やしましょう。1日デート1回より、1時間の食事デートを3回している間柄の方が「親しい」と感じやすい傾向があります。知り合って間もない相手といきなり長時間過ごすと気疲れしてしまう可能性も高いので、2回目のデートの時間は短めがおすすめです。

初デートの際に好きな食べ物を聞いていると、お店選びがスムーズになります。女性が男性を食事に誘う場合は、回転ずしチェーン店やカレー店、喫茶店など庶民的なお店も好印象です。

デートプランの提案をする際は、男性／女性という属性で相手を見ず、一個人として興味を持つ姿勢を大切にしましょう。例えば女性が喜びそうだと考え、「夜景がきれいなお店でディナーでもどうですか？」と提案したというケースをよく耳にしますが、少々高級なお店であっても、型にはまった誘い方は女性から「雑だな」と思われることもあります。相手の個性を尊重し、ステレオタイプ的な男性像／女性像にこだわらないことが重要です。

2回目のデートではどんな会話をすればいい？

相手への気配りを大切にする

まずは質問や自己アピールに夢中になりすぎないように注意しましょう。「相手のことを知りたい」「自分の魅力を知ってほしい」といった気持ちよりも、相手への配慮を優先した方が好印象に繋がりやすいです。

例えば、「休みの日は出掛けたいのか？」「会うのは近場がいいのか？」などを聞いておくと、細かな気配りができることをアピールできるでしょう。

次回のデートに繋がる質問をする

もし3回目も会いたいと思った場合は、次のデートに活用できることを聞くのがおすすめです。住んでいるエリア・出掛けやすい場所・仕事が終わる時間帯などの基本情報や、好きな食べ物・苦手な食べ物などの細かなプロフィールは、2回目のデート中に確認しておきましょう。

また次回の約束もデート中に取り付けてしまう方が好印象です。会っている最中に誘うことで自分の熱意が相手に伝わり、他の人よりも優先順位が高いと感じてもらえます。

質問はキャッチボールを意識する

婚活だからこそ、年収や家族構成など聞きにくいことが気になることはあると思います。質問を切り出す際は「私について何か知りたいことありますか？何でも気になることあれば質問してくださいね」と先に伝えましょう。

質問されたことに答える流れだと、「私も質問していいですか？」と相手にも聞きやすいですよね。自己開示もなく質問をすると、一方的で気遣いがない印象を与えてしまうのでご注意を。

2回目のデートではどんな会話をすればいい？

2回目のデートでは、適度な距離感や相手へ気配りが重要ですが、何よりも自分が楽しむことが大切です。自分がデートを心から楽しむことで自然と相手に良い印象を与え、関係が深まりやすくなります。

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取材・文／akane

【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談のほか、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。
29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「分かりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。
著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』（すばる舎）、『なぜか愛される女がしている73の習慣』（双葉社）など。
公式サイト https://www.bestpartner-prj.jp/
Twitter @koakumamt
恋愛・婚活コンサルタント菊乃Blog http://ameblo.jp/koakuma-mt/