目次
婚活パーティでやりがちな失敗って?
  • 服装が浮いてしまった
  • 異性との会話が弾まなかった
  • 友人と参加してしまった
  • マッチング後、つなげることができなかった
婚活パーティで失敗しないポイント
  • 自分らしさよりも「明るい」服装で行く
  • 婚活パーティには1人で参加する
  • 声を掛けるときの“小ネタ”を考えておく
  • カップルで楽しめる趣味を考えておく
  • とにかく恥ずかしさは捨てる
  • マッチングしたら、その日のうちに次の約束をする
思い切って婚活方法を変えてみるという手も

勇気を出して婚活パーティに参加したものの、服装選びを間違えた、異性との会話が続かなかったなど、失敗を経験したという人は、男女共に多いのではないでしょうか。今回は、婚活パーティでありがちな失敗を、体験談とともに紹介します。また、婚活パーティで失敗しないためにどうすればいいのか、自治体や行政による婚活関連イベントのプロデュースやセミナーを数多く手掛けてきた、婚活スペシャリストで異性間コミュニケーション協会理事長 佐藤律子さんにもじっくり聞いてきました!ぜひ参考にしてみてください。

婚活パーティでやりがちな失敗って?

婚活パーティでの失敗談をアンケートで聞いてみたところ、大きく4つに分けられることが判明。アンケートで聞いたリアルな声も紹介します。

服装が浮いてしまった

アンケートで多かった失敗談は、婚活パーティ当日の服装がTPOに合っていなかった、というもの。

「パーティ感がありすぎる服装で浮いてしまった」(29歳/女性)

「服装や髪型など、張り切りすぎて周りとのギャップがあった」(44歳/女性)

婚活パーティということを特に気にせず、普段通りの格好でパーティに参加したら、周りにはオシャレをした男性・女性が多く肩身狭く感じた、という声が多くありました。

反対に、パーティという言葉に引っ張られすぎたのか、結婚式に列席する際の格好と同じようにパーティドレスやパーティスーツを着て参加したら、華やかすぎて浮いてしまった、という人もいました。

異性との会話が弾まなかった

【プロ直伝】婚活パーティでありがちな失敗例とその対策って?

次に多かったのは、異性との会話が弾まなかった、というもの。

「フリータイムでうまく異性にアピールできず、一人行動になってしまった」(35歳/女性)

「相手の仕事に興味が湧き、いろいろと聞いてしまった。相手はあまり仕事のことは話したくなかったようで、口数がどんどん減ってしまいました」(45歳/女性)

「気になった人に後で話し掛けようとしたら、見失ってしまった」(46歳/男性)

原因はさまざまですが、勇気が出ずにそもそも異性に声を掛けられなかった、話し掛ける機会を失ってしまったというだけでなく、会話の話題が相手の望んでいない内容だったというものもありました。

友人と参加してしまった

意外と見落としがちなのが、友人と婚活パーティに参加したことが失敗につながってしまったということ。

「友人と参加したが、その友人とばかり話して異性と話す機会を逃してしまった」(35歳/女性)

「友人が狙っていた相手とマッチングしてしまい、友人に気を使って結局断ってしまった」(44歳/女性)

緊張をほぐすために婚活仲間や友人を誘う人も多いようですが、友人とのパーティ参加は、その友人に気を遣うことで思うように行動できないこともあるようです。

マッチング後、つなげることができなかった

せっかくマッチングしたのに、その後のアクションがわからず、結局次につなげられなかったという人もいました。

「マッチング後、その場限りになっていた人と、ほかのパーティで再会したことがあって気まずかった」(42歳/女性)

婚活パーティの開催自体が少ないエリアで多いのが、以前のパーティで会った人と再会してしまうというもの。気まずい雰囲気をどう切り抜けていいかわからない人も多いようです。

婚活パーティで失敗しないポイント

婚活パーティで失敗しない、パーティを生かすにはどうしたらいいのでしょうか?今まで多くのカップルを誕生させ、自治体や行政による婚活関連イベントのプロデュースやセミナーを数多く手掛けてきた、婚活スペシャリストで異性間コミュニケーション協会理事長 佐藤律子さんに成功させるポイントを聞きました!

自分らしさよりも「明るい」服装で行く

婚活パーティの失敗談として最も多かったのは、服装に関すること。男女ともに気を付けたいのが、自分らしさにこだわりすぎない、ということです。「初対面の相手への“おもてなし”という意味で、普段よりもおしゃれをしましょう」と、佐藤さん。



<女性の場合>
「男性は無意識のうちに“目”で恋をします。白やライトカラーのトップス、そしてスカートなど女性の魅力がわかりやすい服装を見ると、男性は相手を“女性”と意識して目で追ってしまうもの。ヘアメイクは、結婚式に列席するような華やかさよりも、清潔感を意識しましょう」(佐藤さん)

<男性の場合>
「『普段の自分=仕事をしている自分』と、無難にビジネススーツで参加する人がいます。これは、男性自身のスイッチが仕事モードになって会話の内容も引っ張られる人も多いので、避けた方がいいですね。『彼女との初デート』を想像して服装を選ぶと良いと思います」(佐藤さん)

男女共に、共通するキーワードは「明るさ」。清潔感のある「明るい格好」を意識しましょう。

婚活パーティには1人で参加する

【プロ直伝】婚活パーティでありがちな失敗例とその対策って?

失敗談にもあったように、友人と参加することで思わぬ失敗を招くことがあります。基本的には1人で参加するようにしましょう。

佐藤さんが過去に出会った参加者の中には、せっかく異性とマッチングしたのに、「友人と一緒に帰る約束があるから」と友人に気を使って早々に帰ってしまう参加者もいたとか。

自分以外の婚活パーティ参加者も、ほとんどは1人で参加していると考えましょう。緊張もお互いさま、と思えるはずです。どうしても友人と参加する場合は、お互いパーティでは意識的に距離をとったり、事前に打ち合わせをしたりして、関わり過ぎないようにすることがお互いのためになるはずです。

声を掛けるときの“小ネタ”を考えておく

フリータイムなどで声を掛けるときに、足掛かりになるような小ネタを考えておくのも、スムーズなコミュニケーションには大切です。ポイントは、初めからプライベートに踏み込みすぎた質問をしないことです。

例えば「ここまでは電車で来たんですか?」「(飲物がなくなっていたら)何か飲みますか?」など、誰が聞いても不快にならないような質問から入ります。どんな人でも答えやすい気軽な質問だと、相手との距離が縮めやすいです。

そこで軽く会話が続いたら、プロフィールにある趣味など、相手ならではの質問に入るのが成功のカギです!

カップルで楽しめる趣味を考えておく

【プロ直伝】婚活パーティでありがちな失敗例とその対策って?

婚活パーティでは、趣味・特技を書いたプロフィール表を見ながら話すことがほとんどです。そのため、プロフィールには「カップルで一緒に楽しめる」ことを想像しやすいような項目を書くと、話のネタになり、好印象にもつながります。

例えば、旅行、ドライブ、スポーツ観戦、映画鑑賞、居酒屋で飲むこと、など、ふたりで一緒に楽しめそうな趣味が書いてあると、「自分と趣味が合いそう」「この人と一緒にいたら楽しそう」という印象になり、あなたもついつい質問してみようと思いませんか?

とにかく恥ずかしさは捨てる

先述したように、自分だけでなく周りの参加者も同じように緊張しているのだと認識するようにしましょう。避けたいのは、うまく話せないことを理由として「自分は口下手なので」「初対面の人と話すのが苦手です」などと、会話の頭で相手に伝えてしまうこと。

このようなことを伝えると、相手は「自分が話を盛り上げなくては」とプレッシャーを感じてしまいます。緊張しながらも、お互いに一緒に会話を楽しもうとする努力は忘れないでくださいね。

マッチングしたら、その日のうちに次の約束をする

主催者によっては、マッチングが成立したカップルだけのために、パーティ後に時間を設けているところもあります。連絡先を交換して、次に会う約束を取り付けるなど、次につながるアクションを起こすことが大切です。この際、具体的な日程まで決められるとベストです!

理想は、パーティの後にそのままカフェなどで改めて2人だけでお話しをすること。パーティ後に予定がある場合など、当日のお誘いが難しい場合は、連絡先だけでも交換するのが◎。その日のうちに連絡をして、具体的な日程を決めていきましょう。

思い切って婚活方法を変えてみるという手も

これまでのポイントを実践しても、「どうしてもパーティでマッチしない」「次につなげられない」という人は、もしかしたら婚活方法が合っていないのかもしれません。婚活アプリや結婚相談所など、違う方法での婚活も試してみるのも手です。

相手の価値観が自分と合っているかをすぐに知りたい!もっといろいろな人と出会いたい!という方は、「ゼクシィ縁結びエージェント」がおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントは、マッチングコーディネーターと呼ばれるプロがサポートする結婚相談所。

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取材・文/小森理恵



【監修】
佐藤律子さん
一般社団法人異性間コミュニケーション協会理事長。OLからウエディングプランナーに転職後、婚活・イベント・講師業で起業。1,000組以上を結婚に導いた経験から、一般社団法人異性間コミュニケーション協会を設立。恋愛、婚活、夫婦問題、子育て、ハラスメント、マネジメント、女性活躍、LGBTなど人間関係の専門協会として、認定講師100名以上が在籍する。テレビや雑誌などのメディア出演、『ずるいくらい思いのままに恋が叶う(かんき出版)』など著書も多数。
異性間コミュニケーション協会:https://www.iseikan.or.jp/
佐藤律子オフィシャルサイト:https://www.iseikan.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/ritsuko.satoh/

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