目次
友達の紹介での出会いのメリット
  • 身元が分かっている人を紹介してもらえる
  • 相手についての事前情報がもらえる
  • 出会いの緊張感が少ない
  • ふたりで会うよりもハードルが低い
  • 友達に相談しやすい
友達の紹介での出会いのデメリット
  • 断りにくい
  • 周りの人がプレッシャーになる
  • 自由度が低くなる可能性がある
  • うまくいかなかった場合に気まずい思いをする
  • 紹介してくれた友達との関係性が変化する
友達の紹介が向いている人・向いていない人
  • 【友達の紹介が向いているタイプ】
  • 【友達の紹介があまり向かないタイプ】
友達の紹介で付き合うまでの流れ・進め方
  • 1.友達に紹介してほしいことを伝える
  • 2.候補となる人の人となりを教えてもらう
  • 3.友達を介して連絡を取り、会うセッティングをする
  • 4.初デートをして友達に報告する
  • 5.ふたりきりで会う/お付き合いを始める
友達に紹介をお願いするに当たってのポイント
  • どんな人を紹介してほしいか具体的に伝える
  • 自分の正直な気持ちを相談する
  • 友達に報告することを忘れない
  • 共通のコミュニティがあることを念頭に置く
  • どのような結果になっても感謝の気持ちをしっかり伝える
出会いや恋活の方法はさまざま。目的や性格に合った選択を

友達の紹介で出会いを探すメリット・デメリットは?友達の紹介が向いている人・向いていない人はどんなタイプ?友達の紹介で付き合うまでの流れや進め方、友達にお願いするに当たっての注意点や成功につなげるためのコツなどについて、婚活事情に詳しいブライダルコンサルタントの江頭美鈴さんに教えてもらいました。

友達の紹介での出会いのメリット

友達の紹介での出会いのメリット

友達の紹介での出会いには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

身元が分かっている人を紹介してもらえる

友達の地元の同級生や職場の仲間など、相手の住んでいる場所や経歴を知っている上で紹介してくれることが多いのはメリットの一つです。身元が分かるので安心感があります。

相手についての事前情報がもらえる

例えば「半年前まで、1年付き合った恋人がいたけれど、それからずっと縁がないらしい」「すごく性格が優しい人で、シャイなところがある」「元気な人が好きらしい」など、細かい事前情報がもらえることもあります。

出会いの緊張感が少ない

最初の出会いの場に友達が同席してくれたり、飲み会をセッティングしてくれたりするケースもあり、「初めまして」のハードルが低く、自然に出会うことができるでしょう。

ふたりきりで会う場合でも「○○ちゃんとは昔からの知り合いだったんですね」など、友達の存在が共通の話題になってくれ、会話の糸口も多く、緊張感が少ない中で話がしやすくなります。

ふたりで会うよりもハードルが低い

紹介してくれた友達と、そのパートナーを含めて4人で遊びに行ったり、仲間内の飲み会やバーベキューなどのイベントに呼んでもらったりと、ふたりで会うよりもハードルが低いことがあります。グループの中での相手の振る舞いが見られるというメリットもあるでしょう。

友達に相談しやすい

初めて会ったときの感想を紹介してくれた友達に伝えつつ、その後のことも相談できます。また、お付き合いした場合にも話を聞いてもらえたり、ケンカした時に仲裁に入ってもらうなど、サポートしてもらえる可能性があります。

友達の紹介での出会いのデメリット

友達の紹介での出会いのデメリット

友達の紹介での出会いには、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

断りにくい

友達は厚意で紹介してくれて、しかも「絶対にふたりの相性はいい」と、自信を持って勧めてくれることがあります。友達なりに、ふたりに上手くいってほしいという期待があるので、会ってみてピンとこない場合、期待に応えられないことで断りにくさを感じることも。

たとえ正直に話しても「少し付き合ってみなければ分からないよ」など、友達の意見が介入し、断りたいのに断れないという悩みが出てくる場合もあるでしょう。

周りの人がプレッシャーになる

相手とのお付き合いをゆっくり進めていきたくても、関係が深まるより先に、仲間内で話が盛り上がってしまうことがあります。

例えば「この間ふたりでドライブしたんだって?」「早く結婚しちゃいなよ」などと言ってくることがあるかもしれません。周りは応援するつもりで温かい目で見てくれていても、自分にとってはプレッシャーに感じることもあります。

自由度が低くなる可能性がある

友達が相談に乗ってくれるという良い面もある一方、面倒見の良い友達だと、何かと気にしてふたりの状況をたびたび聞いてくる可能性も考えられます。

こちらもデートのたびに報告しなければ……と負担に感じてしまうなど、窮屈になったり面倒くさくなることもあるでしょう。

うまくいかなかった場合に気まずい思いをする

うまくいかなかった場合、友達は相手とつながっているので、再会する可能性もないとはいえません。そのときに気まずい思いや嫌な気持ちを味わうことがあるかもしれません。

紹介してくれた友達との関係性が変化する

紹介してくれた人と縁が続かなかった場合、友達に申し訳ない気持ちから、わだかまりができたり、友達もがっかりしてなんとなく疎遠になることもあるかもしれません。

また、うまくいったとしても、双方の友人である友達には気軽に相談できなくなるなど、紹介してくれた友達との関係に変化が現れる可能性もあります。

友達の紹介が向いている人・向いていない人

友達の紹介が向いている人・向いていない人

友達の紹介から出会うのは、向いている人もいれば、向いていない人も。それぞれどのようなタイプなのか解説します。

【友達の紹介が向いているタイプ】

人見知りしやすく自己開示が苦手な人
初対面で人見知りしてしまったり、自分の気持ちをうまく表現できない人は、友達の紹介だと、自分で探した相手と初めて会うときよりハードルは低くなります。

あらかじめ多くの情報をお互いに分かった上で会うことが多く、足りない部分は友達に「○○さん、こういう気持ちだったんだって」とサポートが受けられる可能性が高いです。

周りの人とのつながりを重視している人
友達の紹介は、時には狭い関係性の中で進むこともありますが、人との距離を置いた付き合いより、近い関係性を重視している人には向いています。

友達との関係づくりが上手な人
友達の紹介だと、相手との付き合いの中に、多少なりとも友達の存在を意識せざるを得ません。その友達と良い関係性を維持していける人なら、うまくやっていけるでしょう。

【友達の紹介があまり向かないタイプ】

自分の考えで恋愛したい人
友達はプロの仲介者ではないので、友達自身の意見や価値観が入ってくることがあるでしょう。「紹介はしてもらいたいけれど、後は口を出さないで」という気持ちでいると、せっかく紹介してくれた友達との関係性が崩れてしまうこともあります。

干渉されたくないタイプの人や、主体性を持って恋愛を進めたいタイプの人には向かないかもしれません。

人に流されやすい人
紹介された相手にピンとこなくて断りたいと思っても言い出せなかったり、友達が付き合うことを強く勧めてきたときに、なんとなく付き合うことになってしまったりと、友達を尊重するあまり流されてしまう人は、向かないタイプ。

のちのち自分が心理的に悩みを抱えたり、結果的に友達や相手を傷つけて信頼を失うことにもなりかねないので注意しましょう。

周りの人に知られたくない人
友達の紹介では、状況を周囲に知られるのも早い場合があります。

自分がプライバシーを守りたいと思っても、友達や相手、相手の友達が仲間内にポロリと話すと、すぐに広がります。ひっそりと恋愛を進めていきたいタイプの人には向かないでしょう。

友達の紹介で付き合うまでの流れ・進め方

友達の紹介で付き合うまでの流れ・進め方

友達の紹介で付き合うまでは、どんな流れになるのでしょうか。それぞれのステップでどんなことをすると良いのかを解説します。

1.友達に紹介してほしいことを伝える

信頼できる友達に時間をつくってもらい、恋活していることを伝え、「できれば良さそうな人がいたら紹介してほしい」とお願いします。

きっと友達も「どんな人が理想なの?」と聞いてくれるでしょう。友達に会う前に自分が望む条件などについて考えておくのがお勧めです。

また、やみくもにいろいろな友達に相談するのは避けましょう。頼まれた人同士がお互いに耳にすると「信頼してくれていて相談してくれたのかと思ったけれど、誰にでも言ってるんだ」と思われる場合もあるので、気を付けましょう。

2.候補となる人の人となりを教えてもらう

候補となる人を挙げてもらったら、その際には、相手の職業や性格や好み・趣味などについて聞きましょう。また、SNSの情報や、写真などの顔が分かるものがあれば、見せてもらいましょう。

友達だと、かなり深い情報を共有してもらえることもありますので、「会ってみたい」「合いそうにないかな」などの判断がある程度見通せるでしょう。

3.友達を介して連絡を取り、会うセッティングをする

友達が知らない間に、その相手に彼や彼女ができてしまっている場合もあります。その確認も含めて友達から相手に連絡を取ってもらいます。その後、相手もOKなら、会う機会をセッティングしてもらいましょう。

場合によっては、相手がOKとなった時点で当人同士がSNSなどでつながり、自分たちで初対面の約束をする場合もあります。

4.初デートをして友達に報告する

友達がセッティングして、同席してくれる場合も多いですが、飲み会や食事会、お茶など、話しやすい場所で初デートをします。その後、お互いに印象や今後お付き合いしたいかどうかの意思を友達に報告します。

5.ふたりきりで会う/お付き合いを始める

間に入ってくれた友達から、相手からの自分の印象を聞き、今後また会いたい意思の有無を教えてもらいます。

お互いに付き合いたい意思があれば、ふたりきりで会うことを重ねていきます。お互いの相性が良ければ、短期間のうちに恋人同士として、お付き合いを始めることもあるでしょう。

友達に紹介をお願いするに当たってのポイント

友達に紹介をお願いするに当たってのポイント

友達に紹介をお願いするとき、どのように頼めば良いのか、注意すべきポイントについて解説します。

どんな人を紹介してほしいか具体的に伝える

「誰でもいいから紹介して」という姿勢は避けましょう。友達は良いと思っても、自分にとっては好みでない人、まったく価値観の合わない人を紹介される可能性もあります。

断りにくかったり、流されてしまったりすると、後で自分自身が困ってしまうかもしれません。友達や相手に迷惑をかけてしまうことのないよう、ある程度、的を絞った方が良いでしょう。

自分の正直な気持ちを相談する

初めて会った後やお付き合いを進める中で、友達をがっかりさせたくなくて、正直な気持ちが言えないと、うまくいかないままやりとりが進んでしまうこともあります。言いにくいことでも、自分の正直な気持ちを伝えましょう。

友達に報告することを忘れない

相手と意気投合し、ふたりの恋愛がどんどん進んでいくと、友達に紹介してもらったことをすっかり忘れてしまい、友達に「あれ?」と思わせてしまうかもしれません。

毎回ではなくても、ときどき「仲良くやっているよ」「今度、海へドライブに行く約束したよ」などと報告を入れましょう。友達にも安心してもらえます。

共通のコミュニティがあることを念頭に置く

友達を介した出会いでは、相手の人とうまく進んでいる場合に、仲間からあまり聞きたくなかった情報、例えば「以前こういう人と付き合っていた」などが入ってくる可能性もあります。

または、お付き合いが継続しなかった場合、共通の友達の結婚式で再会してしまうこともあり得ます。付き合いを進めていく場合でも、続けていかない場合でも、共通のコミュニティがあることを念頭に置いておきましょう。

どのような結果になっても感謝の気持ちをしっかり伝える

友達は厚意で紹介してくれます。うまくいったらふたりで感謝の気持ちを常に持って恋愛を進めたいものです。もしうまくいかなくても「ありがとう」の気持ちをきちんと伝えられると、友達との関係性もより深まるでしょう。

出会いや恋活の方法はさまざま。目的や性格に合った選択を

出会いや恋活の方法はさまざま。目的や性格に合った選択を

友達の紹介以外にも、マッチングアプリや合コン・街コン、恋活パーティなど、出会いや恋活の方法はさまざま。それぞれメリット・デメリットがあるので、自分の目的や性格などに合わせてベストな方法を選びましょう。

もし、結婚につながるような出会いを探しているなら、結婚相談所で婚活を始めてみるのも、選択肢の一つ。結婚を真剣に考えている人の中から、自分の希望や条件に合った相手を探し、プロのアドバイスを聞きながら効率よく婚活を進められます。友達の紹介のように、断るときの負担が大きくないのもメリットです。

結婚相談所での婚活について詳しく知りたい方は、入会前にまず無料カウンセリングを活用するのがお勧め。ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを実施中。気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文/前川ミチコ

【監修】
江頭美鈴さん
M.E.プロダクション 代表
一般社団法人 エグゼクティブ・イメージコンサルタント 代表理事
東映株式会社の専属女優を経て、アナウンサー・司会等の話す仕事へ転向。NPO法人日本サービスマナー協会認定マナー講師、一般社団法人全日本ブライダル協会ブライダルコンサルタント、全日本ブライダルMCアライアンス所属。ICBインターナショナル認定イメージコンサルタント、NPO法人日本交流分析士協会心理カウンセラーなど。「話し方」「ファッション」「マナー」「心理」の4つの専門スキルを統合した独自カリキュラム、メソッドを開発。現在は、婚活講師、マナー講師、話し方講師をはじめ、企業・団体の人材育成に携わる。
公式サイト:https://me-pro.biz/index.php

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