- 職場以外のコミュニティーに参加する
- 趣味をつくる
- 「恋人募集中」であることを周囲に公言する
- 日頃の振る舞いを意識する
- 1位 マッチングアプリ(39.4%)
- 2位 職場や仕事関係(34.4%)
- 3位 友人・知人の紹介(18.8%)
- 4位 社会人サークル・習い事(11.9%)
- 5位 合コン・飲み会(11.3%)
- 6位 婚活パーティ・街コン(11.2%)
- 7位 SNSを通じて(10.6%)
- 8位 行きつけの店(6.3%)
- 9位 同窓会(5.0%)
- 10位 友人・知人の結婚式(4.4%)
- 相手の連絡先を聞く
- 相手との共通点を探す
- 相手の周囲からの印象を良くする
- こちらの好意をほのめかす
- 会う機会を増やす
「恋人がほしい」と思ったときに、「“出会い”のための時間を捻出するのが難しい」と感じる人は多いのではないでしょうか。本記事では男女208人を対象としたアンケート調査の結果を基に、社会人が“出会い”を見つけるための心がけや場所、ポイントについて、心理カウンセラーの竹内えつこさんと共に考えていきます。
社会人が出会いを見つけるには?ポイント4つ
職種にもよりますが、社会人の多くは一日の大半を「仕事」に拘束されています。日頃、仕事に集中していてふと時間ができたとき「そういえば、最近恋愛から縁遠くなっているな」と気づく人もいるのではないでしょうか。
そこで「いざ恋活を」と思っても、思ったように出会いを見つけるのはなかなか難しいもの。本章では「社会人が出会いを見つけるために大切なポイント」について、考えていきます。
職場以外のコミュニティーに参加する
属するコミュニティーが「会社だけ」というのも、よく聞く話です。もし会社で出会いが見つけられない場合は、別のコミュニティーに参加することを意識しましょう。
例えば行きつけの店をつくるのもいいですし、パーティ好きの同僚や知人がいるのであれば、パーティ主催時に声をかけてもらうようにするのも手です。
趣味をつくる
共通の趣味の話題はたとえ初対面の相手とでも、自然と盛り上がるテーマの一つ。もし「趣味がない」というのであれば、新たな趣味をつくることをおすすめします。
例えば「祭り」「登山」「ワイン会」など、興味のあるテーマが見つかったら、ぜひ社会人サークルに参加してみましょう。趣味の話からお互いの人となりを知り、そのまま自然と恋人へのステップを進めることができるかもしれません。
「恋人募集中」であることを周囲に公言する
折に触れて「恋人が欲しい」「誰か紹介してくれないかな」など、「恋人募集中」であることを公言しておきましょう。何かのタイミングで声をかけてもらえる可能性がアップします。
日頃の振る舞いを意識する
「恋人をつくる」ということは「意中の相手から好ましく思ってもらう」ことと同義です。どんなに出会いの場へ顔を出しても、肝心の相手が自分を「恋人にしたい」と思わなければ、無駄に時間を費やすことになってしまいます。
まずは普段の身なりや言動、行動などが「恋人として好ましいものかどうか」客観視しつつ、「好ましくない振る舞い」をしないよう意識するようにしましょう。
社会人になって恋人ができた人の出会いの場ランキング
次に「社会人になって恋人ができた」という男女208人を対象にアンケート調査を行い、「相手とどこで出会ったか」をランキング形式で紹介していきます。(複数回答)
1位 マッチングアプリ(39.4%)
時間・場所不問でアクセスできる「マッチングアプリ」。いまや多種多様なアプリがありますが、どれを選ぶかは「自分が求める属性の人が多く利用している」点がポイントになってきます。
例えばアプリの「口コミ」や、マッチングアプリの評判をまとめた「まとめサイト」をチェックしたり、周囲の利用者に直接感想を聞いたりなどして、事前情報を集めてからの導入をおすすめします。
【メリット】
時間がなくても恋人探しができる。多くの人と出会うことができる。
【デメリット】
相手の情報を限定的にしか得られないため、「冷やかし」「肉体関係目的」など、真剣に相手を探していない人とマッチングする可能性がある。
【向いている人】
初対面の人とメッセージをやりとりすることが得意な人。
興味を持った相手に対し、まめにメッセージを返せる人。
【向いていない人】
初対面の人とメッセージをやりとりすることが苦手・面倒だと感じる人。
2位 職場や仕事関係(34.4%)
社会人には「属するコミュニティーは職場だけ」という人も少なくないはず。そこで意中の相手と出会うことができれば「出会いの場を探す努力」は不要です。
出勤すれば毎日恋人と会うことができる一方で、恋人とけんかしてしまった翌日も、職場で顔を合わせることになります。「仕事は仕事、プライベートはプライベート」と、意識的に割り切る必要があるでしょう。また会社が職場恋愛を禁じているか否かによっても、交際継続の難易度は変わってきます。
【メリット】
毎日職場で恋人と会える。
仕事について恋人からの理解が得やすい。
恋人と休みを合わせやすい。
恋人の仕事ぶりを知ることができる。
【デメリット】
恋人と気まずいときも顔を合わせてしまう。
交際を隠さなくてはいけない場合もある。
万が一別れてしまった場合は「仕事を辞めるか否か」という選択を迫られる可能性も出てくる。
【向いている人】
「仕事」と「プライベート」の切り替えができる人。
【向いていない人】
「職場恋愛NG」の会社に勤める人。
恋人が近くにいると仕事に支障が出るタイプの人。
3位 友人・知人の紹介(18.8%)
「初対面の人との会話が苦手」という人におすすめしたいのが「知人の紹介」です。ファーストコンタクトの場に知人が同席することで、「初対面」のハードルがグッと下がるはず。
また自分の人となりをよく知る知人が、相性がよさそうな人を選んでくれる、という信頼感もあります。一方交際を断る場合、仲介者に気を使わなくてはいけない場合もあるでしょう。
【メリット】
「相性の合いそうな人」を紹介してもらえる。
相手の素性が明らかである。
【デメリット】
場合によっては断りにくいこともある。
【向いている人】
友人・知人が多い人。
【向いていない人】
友人・知人が少ない人。
自分の「恋活・婚活」を周囲に隠している人。
4位 社会人サークル・習い事(11.9%)
趣味のサークルや習い事では、共通の趣味を通じて自然に親交を深められる点がメリットです。
スキルアップしたいことがあれば、教室に通うのも一つの手。「英会話」「料理」など、興味のある教室を探してみましょう。多趣味な人であれば複数のサークル・習い事に参加して、簡単にコミュニティーを増やすことができます。
友人・知人が増えることでさらにネットワークが広がり、そこからどんどん出会いの場が生まれるでしょう。
一方婚活サービスや合コンとは異なり、必ずしもその場にいる人が恋人・結婚相手を探しているわけではありません。サークルの知人から交際へとステップを進めるにあたっては、多少難しさを感じるかもしれません。
また自己開示が苦手なタイプの場合、積極的に周囲とコミュニケーションできず「ただ参加している」状態になる懸念もあります。
【メリット】
自然に関係を深められる。
知識や技術を習得できる。
新たな出会いにつながる可能性のある人脈が生まれる。
【デメリット】
恋人や結婚相手を探すことが目的の場合、多少難易度が上がる。
【向いている人】
趣味が多い人。社交的な人。
【向いていない人】
自己開示が苦手な人。
5位 合コン・飲み会(11.3%)
「合コン」「飲み会」は友人や同僚たちと気軽に話す感覚で、初対面の相手とてらいなく会話ができる絶好の機会です。参加人数にもよりますが、複数の相手からよりタイプに近い人を選べる点もメリットといえるでしょう。
しかし合コンは「相手を選ぶ場」であると同時に「相手から選ばれる場」でもあります。「恋人候補」としての自分の人気ぶりを目の当たりにさせられる、という意味では怖い面もあるといえそうです。
【メリット】
複数の候補から選べる。
参加者同士のネットワークで人脈を広げられる。
【デメリット】
いい出会いがあるかわからない。
【向いている人】
初対面の人とも気軽に話せる人。
【向いていない人】
人見知り。お酒の場が苦手な人。
6位 婚活パーティ・街コン(11.2%)
「恋人探し」に意欲的な人の中から、効率的に相手を探したい人には「街コン」がおすすめです。もし最初から結婚を視野に入れているのであれば、「婚活パーティ」などのサービスを利用するのもいいでしょう。参加者も全員「恋人探し」「結婚」を考えているため、プログラムに沿ってカップル成立後の話もスムーズに進むはずです。
ただし自己肯定感があまり高くない人の場合、周囲と自分を比べて引け目を感じ「自分はきっと選んでもらえない」など、必要以上に消極的になってしまう可能性があります。
また参加費用がかかるものですので、むやみに複数のサービスを利用するのではなく、ある程度事前情報を集めてから、厳選して参加することをおすすめします。
【メリット】
「恋人探し」「結婚」に意欲的な参加者が多い。
プログラムに従いステップを進められる。
プロフィールカードである程度相手の素性を確認できる。
【デメリット】
自分の「恋人」「結婚相手」としての人気を突き付けられる。
プロフィールに自信がなくても明らかにする必要がある。
【向いている人】
初対面の相手に自分からアピールできる人。
【向いていない人】
コミュニケーションに受け身な人。
周りと自分を比べてしまう人。
7位 SNSを通じて(10.6%)
インスタグラムやXなどのSNSで情報を発信している同士であれば、「暮らしぶりはどうか」「何が好きか」「何に興味を持っているか」などを、お互いに見知ることができます。興味のあるアカウントにメッセージを送れば、そこから自然とコミュニケーションが生まれるでしょう。
SNSの怖さは、発信した情報が「自分に悪感情を抱く人」や「自分が距離を置きたい相手」にも等しく開示される点にあります。恋人を探す以前に「炎上」や「ストーキング」のリスクがある点も、心に留めておいた方がいいでしょう。
【メリット】
タイミング不問でコメントできる。
素の相手を知ることができる。
自分を理解してもらいやすい。
【デメリット】
意図しない情報拡散のリスクがある。
意図せずプライバシーが漏れる可能性がある。
【向いている人】
趣味や好きなものがある人。
SNSをよく利用する人。
情報発信が好きな人。
【向いていない人】
SNSを使う習慣がない人。
情報発信が苦手な人。
プライベートを知られたくない人。
8位 行きつけの店(6.3%)
「特に趣味があるわけではないが、交友の幅を広げたい」という人におすすめしたいのが近所に行きつけの店をつくることです。
バーや居酒屋、カフェなどの飲食店は、気軽に足を運べるという点でおすすめ。できれば小ぢんまりとした店構えで、店主や常連客と会話しやすい雰囲気の店がいいでしょう。最初は一人で楽しむ日が続くかもしれませんが、周囲に存在を認識されるに従い、声をかけられる機会が増えてくるはずです。
この場合も社会人サークルと同様、「恋活・婚活」を目的とする人ばかりが集うわけではありません。関係を発展させたい場合は、自分から働きかける必要があります。
【メリット】
自然に関係を深められる。
知人が増えることで、出会いの機会をさらに増やせる。
【デメリット】
関係がうまくいかなかった場合、店に行きにくくなる。
【向いている人】
周囲と知り合うまでの時間を一人で楽しめる人。
【向いていない人】
人見知りで知らない人と話すことに抵抗がある人。
9位 同窓会(5.0%)
社会人になり、学生時代は毎日のように話していた同級生たちと疎遠になってしまった、という人は多いのではないでしょうか。
同窓会はそんなかつての仲良したちと旧交を温める絶好の機会です。もしかしたら「初恋の相手」や、「あの頃より素敵になった同級生」の姿にときめく瞬間もあるかもしれません。
ただ、あの頃の「未完成だった時代」を知る同級生を、気恥ずかしく感じる人もいるはず。そうした過去も含めた思い出をいとしく思う人には、ぜひおすすめしたい出会いの場です。
【メリット】
共通の思い出で盛り上がる。
参加者が自分の人となりを知ってくれている。
【デメリット】
気恥ずかしい思い出を呼び起こされる可能性がある。
【向いている人】
旧交を温めたい人。
【向いていない人】
過去の自分を「恥ずかしい」と感じている人。
10位 友人・知人の結婚式(4.4%)
友人・知人の結婚式に招待された同士での交際、というのも少なくないようです。特に二次会でフランクな雰囲気になったタイミングが関係を深めるチャンス。もし気になる人がいた場合は、積極的に話しかけてみましょう。
そこでさり気なく周囲への気遣いや思いやりを見せることができれば、「恋人として理想的な人」であると印象付けることができるかもしれません。
【メリット】
身元がある程度明らかな人が集まっている。
幸せな新郎新婦の姿を見て恋愛・結婚への気持ちが高まっている人と知り合える。
【デメリット】
関係者を通じ、知られたくない情報が伝わる可能性がある。
【向いている人】
周りに気を配れる、社交的な人。
【向いていない人】
人見知りする人。
※データ出典:マクロミル
「出会い」を「交際」につなげるために大切なこと
いくら出会いの場に足しげく通っても、「知り合い」から「交際」に関係を進めるには、もうワンステップ必要です。では、交際に至るには、どんなことが大切なのでしょうか。
相手の連絡先を聞く
まずは出会いの場以外でのコミュニケーションを深めることが大切。そのためには個人的な連絡先を手に入れる必要があります。
ひと昔前であれば「電話番号」の交換が相場でしたが、今は電話のコミュニケーションにプレッシャーを感じる人もいます。心理的ハードルの比較的低いSNSのアカウント交換を目指しましょう。
もし聞き出すのが難しい場合は、自分のアカウントを相手に伝えるのも一つの手。もしかしたら相手からコメントが返ってくるかもしれません。
相手との共通点を探す
誰しも「自分と共通点のある相手に対し親しみを感じる」という経験をしたことがあるのではないでしょうか。まずは相手と自分との間にある共通点を探してみましょう。
趣味や好きな食べ物、現在の住まいや仕事の内容など、テーマは何でも構いません。そこを突破口に会話をつないでいけば、自然と関係も深まっていくはずです。
相手の周囲からの印象を良くする
周囲からの好感度が高い人に対しては、自分も好感を抱くことが多いです。まずは気になる相手の周囲からの好感度アップを意識して行動してみましょう。もしかしたら自分の意図を知った周囲の人からの、協力が得られるかもしれません。
こちらの好意をほのめかす
「相手からの好意を意識したとたん、自分も相手を意識してしまう」というのはよくあること。まずは「自分が好意を持っている」ということを、相手に知ってもらいましょう。
折に触れて相手のルックスや振る舞いを褒める、周囲の人を介してやんわりと好意を伝えてもらう、相手が困っているときにさりげなくサポートする、などその方法はいくらでもあります。
会う機会を増やす
人は接触回数の多い人に好意を抱く傾向があります。できるだけ接触の機会を増やしましょう。
出会いの場にいたメンバーを交えて会う機会を設ければ、相手もあまり警戒せず参加してくれるはずです。
出会いのためには行動を起こすことが大事!
社会人になると仕事に拘束される時間が増え、職場以外のコミュニティーからは足が遠のきがち。しかし出会いの場が欲しいと考えるのであれば、意識的に「交際範囲」を広げる必要があります。今はマッチングアプリやSNSなど、空き時間でコミュニケーションができるツールがたくさんあります。ぜひそうした仕組みを活用し、積極的に出会うための行動を起こしましょう。
もし真剣に結婚につながる出会いを探すなら結婚相談所の利用もおすすめです。「ゼクシィ縁結びエージェント」では、婚活のプロであるコーディネーターが相談にのってくれる無料カウンセリングを実施中。気になる人は足を運んでみてはいかがでしょうか。
取材・文/吉田美奈子
【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2024/9/18~2024/9/19
有効回答数:208人(男性104人、女性104人)
(インターネットによる20~30代男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)
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