目次
【DATA】好きな人に冷たい態度を取ることはある? 好きな人に冷たい態度を取る理由・心理
  • 恥ずかしさや照れ
  • 自分に自信がない
  • 相手の気持ちを確かめたい
  • 傷つきたくない
  • 駆け引きをしている
好きな人に冷たい態度を取らないようにする理由・心理
  • 相手を大切にしたい
  • 良好な関係を維持したい
  • 素直な気持ちを大切にしたい
  • 嫌われたくない
好きな人が冷たくなったり優しくなったり……脈ありかを見極めるには?
  • ふたりきりの時は優しい
  • 特定の状況の時に冷たい
  • よく目が合う、笑顔を向けられる
  • よく話しかけてくる、ボディタッチしてくる
好きな人に冷たくされた場合の対処法
  • 相手の様子を見る
  • 普段通りに接する
  • 素直に理由や原因を聞いてみる
  • 気持ちを落ち着かせ、自分を大切にする
好きな人に冷たくされても自信を失わないで

たまに冷たい態度を取ってくる気になるあの人。優しい態度を取ることもあるから、諦めるにも諦めきれないなんてことありませんか?そこで、異性に冷たい態度を取る人の理由や心理と共に、脈があるかどうかの可能性まで、心理カウンセラー沼田みえ子さんの監修の下、解説します。そっけない態度を取られた場合でも、前向きな関係性を保つために有効な対処法も要チェックです。

【DATA】好きな人に冷たい態度を取ることはある?

【男女別】好きな人に冷たい態度をとることはありますか?

【DATA】好きな人に冷たい態度を取ることはある? 男性
【DATA】好きな人に冷たい態度を取ることはある? 女性

※データ出典:マクロミル

20~30代の男女312人にアンケートを実施したところ、好きな人に冷たい態度を取ることがあると答えた人は約56%。なんと半数以上の人が好きなのに、冷たい態度を取ってしまうことがあるようです。また、男女を比較すると、女性の方が気になる人に冷たい態度を取ったと答えた割合が、男性に比べて多いという結果になりました。

冷たい態度を取る理由は、「恥ずかしい」「疲れていた」「相手の態度が気になった」など、相手が理由のこともあれば自分のストレスまでさまざまですが、冷たい態度を取らないという人の声の多くは、「好きな人に冷たい態度をとっても意味がない」「好きだから取らない」といったもの。

両者の違いには、自己肯定感の高さが影響しているようです。それぞれの心理を詳しく見ていきましょう。

好きな人に冷たい態度を取る理由・心理

好きな人に冷たい態度を取る理由・心理

好きな人に対して、なぜか冷たい態度を取ってしまうのには、さまざまな理由がありますが、一貫して言えることは、自己肯定感があまり高くない心理状態であること。アンケートでは次のようなコメントがありました。

「好きバレしたくないから」(38歳/女性)

「興味を持ってほしいから」(28歳/男性)

「好きな相手の前では緊張してしまい、どう接していいかわからなくなって、冷たく見える態度を取ってしまったことがあります」(32歳/男性)

心理学的にも好きな人に冷たい態度を取る人には、傾向があります。

恥ずかしさや照れ

緊張すると自然体にはなれず、自分を繕おうとするために、そっけないと思われるようなそぶりになってしまうことも。好きな人や気になる人の前だと恥ずかしさや照れくささのあまり、緊張して素直な態度が取れないという人もいるでしょう。

自分に自信がない

自分に自信がないと、「こんな自分に好かれたくないだろう」「気持ち悪いと思われたらどうしよう」などと思い、無意識のうちに冷たい態度を取ります。「好き」という心の純粋な部分を見せることに怖さを感じます。

相手の気持ちを確かめたい

好きな人が自分にどんな感情を抱いているか知りたいがために、冷たい態度を取ることで相手がどんな反応をするか見ようとする人もいます。その心理には、「好かれているかどうかわからない」という不安感があります。

傷つきたくない

過去の恋愛の傷が癒えていないと、「また恋愛で傷つきたくない」という心理が働き、防衛として自然に冷たい態度を取ってしまいます。好きという気持ちより自分を守る感情が優先されている状態です。

駆け引きをしている

冷たいと思ったら優しくなる、そんなギャップのある態度を取る相手は強く印象に残り、特別な存在であると感じます。これをアップダウン効果と言い、人の関心を引くときに効果を発揮します。

また、冷たい態度を取る人は「なかなか手に入らない人」という希少性を感じさせます。しかし、自信のない相手には逆効果になることもあります。

好きな人に冷たい態度を取らないようにする理由・心理

好きな人に冷たい態度を取らないようにする理由・心理

好きな人に冷たい態度を取らないと答えた人は、取ると答えた人に比べると、理にかなっているとも言える素直な気持ちが多かったです。アンケートでは次のような回答が多くを占めました。

「好きな人に冷たくする理由がない」(37歳/男性)

「冷たい態度を取ると相手がかわいそうです」(28歳/女性)

「気持ちを伝えることに抵抗がないので。駆け引きはできない」(39歳/男性)

ごく自然な内容ですが、このように答えた人たちは次のような思いを大切にしています。

相手を大切にしたい

好きな人のことは大切にしたい、傷つけたくないからと、相手の気持ちを何よりも優先したいという心理があります。

良好な関係を維持したい

もし好きな気持ちを隠すためだったとしても、相手に冷たい態度を取ったら、お互いの関係性にヒビが入る可能性大です。そんなリスクを避け、人として良好な関係性を保っていくことを大切にします。

素直な気持ちを大切にしたい

自分の「好き」という気持ちをありのまま大切にしたいという思いがあります。わざわざ反対の態度や行動を取ることに意味を感じません。そもそも好きな人に冷たい態度を取る発想がないというケースもあります。

嫌われたくない

冷たい態度を取られて喜ぶ人はいないはず。嫌われるリスクも高いため、マイナスなイメージを持たれたくないという思いを抱く人も多いでしょう。

好きな人が冷たくなったり優しくなったり……脈ありかを見極めるには?

好きな人が冷たくなったり優しくなったり……脈ありかを見極めるには?

相手の態度にブレがあると、ただ嫌われているのか、照れや気を引きたいという思いがあるのか、なかなか判断できません。そんな状態で振り回されるのは避けたいですよね。そこで、脈ありのサインをチェックして、ゆったり構えておきましょう。

ふたりきりの時は優しい

例えば職場や学校など、同じコミュニティーの中にいると、周囲の目を気にする人もいます。周りにあなたを好きという気持ちがバレるのを恐れて、みんなの中ではちょっとそっけない態度を取っている場合も。ふたりだけの時は態度が柔らかいと感じたら、脈ありの可能性があります。

特定の状況の時に冷たい

朝は不機嫌な態度を取られがち、仕事が忙しいと連絡が滞る……。特定の時に冷たくなりがちだけど、それ以外の時は優しくしてくれるという相手なら、冷たくするのはあなた以外に理由があるということ。少なくとも苦手や嫌いとは思われていないと考えられます。

よく目が合う、笑顔を向けられる

人は好きな人や気になる人を無意識のうちに目で追います。普段からよく目が合う、笑顔で話しかけてくるといったことがあるのなら、何らかの理由でときどき冷たい態度を取ったとしても、好意を持たれているでしょう。

よく話しかけてくる、ボディタッチしてくる

他の人に比べて自分に対してだけ話しかける頻度が多い、軽くボティタッチをしてくる、といった接触が多い場合は、脈ありの可能性大。たまの冷たい態度は、照れや駆け引きかもしれません。

好きな人に冷たくされた場合の対処法

好きな人に冷たくされた場合の対処法

好きな人に冷たい態度を取られたら、悲しくなったり不安になったりするのは当然のこと。しかし、そんなときほど、感情的に反応せず、まずは冷静に観察して、自分の気持ちを自分で受け止めてあげましょう。

相手の様子を見る

まずは、相手がどんな状態なのか様子をうかがってみましょう。仕事で忙しそうではないか、何かプライベートであったのではないか観察したり、共通の知人に聞いてみたりしてもいいでしょう。

また、あなたが相手に取った言動も客観的に振り返ってみることも忘れずに。自分が原因かどうか状況を把握したら、いたずらに自分を責めて不安にならないようにしましょう。

普段通りに接する

普段通り、明るくあいさつしたり話しかけてみたりして、反応を確かめてみましょう。そこでも冷たい反応だった場合は、何らかの理由があって話したくないと思っているかもしれません。

その場合もあなたが理由ではなく、仕事や他の人間関係が原因の可能性も。心に余裕がない時ほど放っておいてほしいと思う人もいます。無理に詮索せず相手の状況を尊重することが、先々お互いの関係にいい影響をもたらすこともあります。

素直に理由や原因を聞いてみる

思い切って「何か悪いことしたかな?」と聞いてみる手もあります。そのとき注意したいのが、感情的になったり、しつこく何度も聞いたりしてしまうこと。できるだけ軽やかに、サラッと聞くに留めましょう。その答えにもあまり過剰な反応をしないほうが賢明です。

気持ちを落ち着かせ、自分を大切にする

冷たくされて傷ついてしまう人も多いはず。そんな時は自分をいたわる時間を作り、好きなことをして気持ちを和らげましょう。信頼できる人に話を聞いてもらって気持ちを整理し、つらい感情を解放するのも効果的です。

ネガティブな気分のまま相手に接してしまうと、ブーメランのようにさらにマイナスな気持ちを向けられることもあります。まずは、自分の気持ちを落ち着けてあげるのが大切です。

好きな人に冷たくされても自信を失わないで

好きな人に冷たくされても自信を失わないで

気になる人にそっけない態度を取られたら、誰しもいい気分はしません。自分に魅力がないからかなど、自分自身を責めてしまうこともあるでしょう。しかし、こちら側に原因があるのではなく、相手側の問題であることも多々あります。だからこそ、あなたがあなた自身の応援団として、自信を持ち続けてくださいね。

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取材・文/小松ななえ

【監修】
沼田みえ子さん
カウンセリングサービス所属の心理カウンセラー、心理学ワークショップ講師。短大卒業後、JAL国際線CAとして7年乗務。結婚後は、18年間海外駐在妻を経験。長男を香港で、次男をドイツで出産。海外駐在中に夫が他の女性と会っていることを偶然知り、夫婦関係の再構築を模索中に心理学に出会う。結婚前よりもラブラブな夫婦関係を手に入れた経験を多くの人にも生かしてほしいと、浮気問題、失恋、婚活などパートナーシップの問題を中心に8000件を超えるカウンセリングを行ってきた(2024年3月末時点)。自信を失った状態から自己肯定感を高めるカウンセリングにも定評がある。
https://numatamieko.com/

【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2024/10/17~2024/10/18
有効回答数:312人(男性156人、女性156人)
(インターネットによる20~30代男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)

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