好き避け・嫌い避けLINEの見極め方！特徴と心理を紹介

気になる人から来たそっけないLINEは、好き避け？嫌い避け？冷たい返事や未読の場合は？今回は好き避け・嫌い避けLINEの特徴と見分け方、なぜそのようなLINEを送ってしまうのかの心理についてまで、恋愛心理に詳しい心理カウンセラー・服部希美さんに伺いました。LINEの真意が見えないと悩んでいる方は参考にしてください。

好き避けとは、本当は好きなのに、本心とは逆の行動を起こしてしまうことです。例えば、好きな人と目が合ってもそらしてしまう、ふたりきりになっても話しかけることができないなど、相手に興味のないふりや冷たい言動をとってしまうことなどが好き避けの代表的な行動です。

好き避けをしてしまうのは、心の奥に恥ずかしさや好意を知られたくない気持ちがあるからです。好意を悟られて、相手から拒否されたり、周囲にからかわれたりするのを恐れるがあまり、相手に対してそっけない態度をとったり、「それほど好きではない」と自分をごまかしたりすると考えられています。

好き避けLINEかどうかを確かめるため、まず好き避けLINEの特徴を具体的に紹介します。

文面がそっけない

スタンプがなかったり、敬語を使っていたり、そっけない言葉が返ってくると「それほど好きじゃないのかな」と感じてしまうかもしれませんが、返事が来るのは大いに脈あり。実は好きなことがバレるのが恥ずかしくてそっけない文面になっているのかもしれません。

返事は来るが、時間がかかる

好き避けをしやすい人は、どう返事をしていいか悩んで慎重になったり、すぐに返答したら好きな気持ちがわかってしまうのではないかと感じて、返信に時間がかかってしまうことも珍しくありません。

基本的に自分からLINEを送らない

好き避けになっている場合は、傷つくことを恐れて待ちの態勢をとることが多いので、基本的には自分からLINEを送ってくる人は多くはありません。

こちらから送らなくなると送ってくる

そっけない態度を取りながらも、心の底には好きな人と連絡を取りたい思いはあるため、こちらからの連絡が途絶えると、不安になって、相手の方からLINEが来ることがあります。

LINEではフレンドリーなのに、実際会うとそっけない

「直接、顔を合わせない」方が自分を出しやすい人は、好き避け行動をとりがちです。その場合、LINEでは盛り上がっていても、実際に会うとそっけなく、ギャップに驚いてしまうことも。

一方、本当に嫌いだから相手を避ける「嫌い避け」のときのLINEについて解説します。

質問に答えない

好きな人からの質問はうれしくて、誠実に丁寧に答えたいもの。それなのに、曖昧な返事ばかりだったり、まったく答えてくれないような場合は、嫌い避けかもしれません。

LINEが続かない

一応返事は来るものの、やりとりが続かない場合は、「本当は面倒だけれど、礼儀として返しておこう」という心理で返事をしているのかもしれません。

未読無視や既読無視

好意を持っているなら、少し時間がかかったとしてもメッセージをチェックして、返信するはずです。何日も返事がない場合は、嫌い避けの可能性が高いでしょう。

好きな気持ちをストレートに表せず、好き避けLINEを送ってしまうとき、心の奥にあるものは何かを掘り下げて紹介します。

恥ずかしい

人見知りだったり、自分に自信がなかったりして、好きな人との直接やりとりが恥ずかしいと思ってしまう人は少なくありません。「恥ずかしいけれど返事はしたい」ため、そっけないLINEを送ってしまうのでしょう。

傷つくことが怖い

好きな気持ちを悟られて拒絶されたり、からかわれたりすることが怖くて、好きだという気持ちを隠したい、また、好きだということを自分で認めたくないという心理が働くことがあります。

どうしていいかわからない

恋愛の経験が少なかったり、これまでの恋愛とは違う展開に戸惑ったりして、どう対応していいのかわからないと、思わず好き避けLINEを送ってしまうことがあります。

振り回されたくない

いったん好きになると、相手の行動や言動に感情を揺さぶられ、振り回されたりして、自分のペースが保てなくなることもあるでしょう。それを避けたくて、自分からはあえて好意を示さず、相手の反応を待つ場合も考えられます。過去に振り回されるような恋愛を経験した人が陥りやすい心理です。

気になる人からのメッセージが好き避けLINEなら、気軽にやり取りできるというLINEの利点を味方にして、相手と仲良くなる方法を紹介します。

コツコツと送り続ける

相手の反応が薄い場合、少しじれったいかもしれませんが、相手のペースに合わせながら、好印象を与えるLINEを送り続けて、ふたりの距離を縮めていきましょう。

ときどき写真を送ってみる

ペットの写真や旅行で撮った風景写真など、相手が興味のありそうな写真を送ってみるのも一つの方法です。「楽しそう」「自分と合う人なのかな」と思ってもらいやすくなるでしょう。

こちらから好意を伝える

好き避けをする人は、「自分だけが好きだったらどうしよう」「勘違いだったらどうしよう」と感じやすいので、こちらからきちんと好意を伝えるといいでしょう。

気になる人が脈あり？脈なし？を見極めたいときには、LINEの内容や頻度が大きなヒントになります。
もし、相手からのメッセージが嫌い避けLINEだったら、気持ちを切り替えて、恋活や婚活を始めるのも一つの方法です。ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを行っているので、恋愛のスタートに活用してみてはいかがでしょう。マッチングコーディネーターが相談に乗り、一人一人にぴったりな婚活の進め方を提案してくれます。

取材・文／福原敦子

【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変える”をテーマに高い共感力で親身に寄り添い、婚活や30代からの女性の恋愛をサポート。また、「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。名古屋、東京、オンラインにて相談を受け付けている。
公式サイト：https://www.hattori-nozomi.jp