- 相手のペースに合わせる
- 忙しくない時間を狙う
- 共通の話題
- 相手の趣味
- 靴を揃える
- お礼を伝える
- デートのお誘い
- 相手への気遣い
- 自分から送る場合
- 相手に返信する場合
片思いの相手にどんなLINEを送ればいいのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。この記事では婚活の専門家である菊乃さんの意見を参考に、やりとりを通じて相手との仲を深める送信タイミングや頻度、話題について紹介します。また、例文やおすすめしない行動といった詳しいノウハウも解説するので片思い中の人はぜひ参考にしてください。
片思い相手とのLINEはデートのため!
まず、片思いの相手や気になっている人とSNSやメールでやりとりする目的を忘れないようにしましょう。恋愛においてSNS、メールの最も重要な役割は「デートをするための連絡ツール」ということ。もちろん日々のやりとりを通じてお互いを知ったり、仲を深めたりという側面もありますが、それだけで片思いの相手を好きにさせることは難しく、恋愛が進むのは実際に会っているときです。つまり、いくらやりとりが続いていても相手に会えないのであれば意味がないということ。あくまでふたりが会うためのツールということを頭においておきましょう。
片思いが成功するLINEの頻度やタイミング
連絡の頻度はどれくらいが適切でしょうか。菊乃さんによると、数多く送れば仲が深まるというのは誤解とのこと。多すぎる連絡は相手へのプレッシャーになり、疎遠になってしまう恐れもあるので注意した方がベターです。ここでは片思いから交際に繋げるための連絡の頻度やタイミングについて見ていきましょう。
相手のペースに合わせる
連絡の頻度は相手のペースに合わせることが一番です。連絡先を交換したときに、希望の頻度を聞いておきましょう。もしその場で聞けなかった場合はできるだけ早く希望の頻度を聞いておくとよいでしょう。
例文:
「LINEのやりとりってどれくらいがいいですか?1日1回とか、2〜3日に1回とか希望があれば教えてください」
「〇〇さんから連絡が来ると嬉しくてすぐ返しちゃっています。LINEを送りすぎていたらごめんなさい。どれくらいの頻度がいいか希望があれば教えてもらいたいです」
忙しくない時間を狙う
メッセージを送るタイミングも気を付けたいポイントです。個人差はありますが、通勤時間である8:00〜9:00、昼の休憩12:00〜13:00、仕事が終わって寝るまでの18:00〜22:00が比較的やりとりしやすい時間帯です。人によっては通知音を切っていて、いつでも大丈夫という人もいますが、深夜や早朝、業務時間内に頻繁に送ると「どんな生活スタイルなんだろう」「仕事していないのかな」などと憶測され、あまり良い印象にならないので避けましょう。
タイミングについても直接相手に聞くのが手っ取り早いので、初期段階で下記のように聞いてしまいましょう。
例文:
「LINEを送って迷惑にならない時間帯ってありますか?」
印象が悪くなりがちなLINE
片思い相手への連絡は、恋を実らせることよりも印象を悪くしないことに気を付けましょう。相手から「返信しづらい」「たくさん連絡が来て返信が面倒」「なれなれしくて不快」などと思われたら恋愛には結びつきません。以下はやりがちなNG行動。これらを行わないように気を付けましょう。
なれなれしい態度・タメ口
なれなれしかったり、くだけた口調のタメ口だったりするのは、まだ親密ではない場合「失礼」「礼儀を知らない」などと不快感や警戒心をあおってしまいます。仲良くなってきてだんだんとタメ口になっていくのはOKですが、相手の反応がわからないうちは敬語でやりとりする方が無難です。
質問攻め
相手とのやりとりする話題が見つからない場合にやりがちな失敗です。相手への質問を次々に送るのはおすすめしません 。
相手への質問を投げ、返信がきたらその話題を膨らませると相手への興味を示せるでしょう。マッチングアプリや結婚相談所で知り合った場合、同時に複数人とやりとりしている可能性が高いので、会って話せばよいことをわざわざSNSやメールで質問されると面倒に感じる人もいます。
返信を催促する
返信がないときに「〇〇の件、どうですか?」「返信がないけど忙しいのかな?」といった、いわゆる追いLINEをするのはおすすめしません。基本的には返信がくるまで待ちましょう。ただし、デートのお誘いをしていて返事がない場合は、忘れている可能性もあるので下記のような確認であれば送っても構いません。
例文:
「先日お誘いしたランチの件ですが、あれからご都合いかがでしょうか?お返事いただけると嬉しいです」
返信のスピードが早すぎる・遅すぎる
返信は早すぎても遅すぎても印象が悪くなる可能性があります。いわゆる「即レス」だと相手の返信をせかしているように感じさせ、プレッシャーになる恐れもありますし、逆に24時間以上開いてしまう返信は「自分には興味がないのかな」と思わせてしまいます。相手との親密度がまだ低い段階では、相手のペースに合わせるとよいでしょう。
文章が長い・送信数が多い
文章が長すぎると重く感じる上、「自分も長い文章を送らないと悪いのかな?」と相手の負担になりがちなので注意。また、1通あたりの文字量が少なくてもメッセージを重ねてたくさん送れば相手にとっては圧力になります。できるだけ相手と同じぐらいの文字量と数を心がけましょう。
日記のような報告LINE
「今日は〇〇を食べました」「今日は仕事が忙しかったです」などのいわゆる自分通信は、ときどきなら話題提供として問題ないのですが、頻繁に送られると相手は返信に困ってしまうケースも。もし、相手からの反応が少ない、もしくは反応がない場合はいったんストップしましょう。
挨拶のみLINE
「おはよう」「おやすみ」を毎日送る人もいますが、恋人同士でもない限り、相手にとって面倒くさいやりとりになってしまう可能性があります。相手も自分に気があり、脈があるのであれば挨拶も続きますが、相手からの返信が遅い、もしくは返信がない場合は送信を控えましょう。
残念なアイコン
メッセージのやりとりとは関係ないのですが、SNSのアイコンで印象を悪くする可能性もあるので要注意。不人気なのはナルシストっぽい印象の自撮り写真。特に加工されているものは男女ともに不評なので気を付けて。好きなアイドルやアニメキャラの画像も好印象にはなりづらいので注意しましょう。また、アイコンの写真なしも素気なく、面倒くさがりな印象になってしまいます。
LINEでのおすすめの話題
ここではおすすめの話題について紹介します。基本的には相手の興味を引くことを投げかけるとよいでしょう。
共通の話題
会ったときに話題にのぼったこと、お互いが知っている内容などふたり共通の話題はスムーズに通じるのでおすすめ。特に相手が興味を持ちそうな話題にするとベターです。
相手の趣味
相手の趣味を知っている場合は、それについて触れましょう。もしマッチングアプリや結婚相談所などで知り合った相手であれば、プロフィールを見て相手の趣味について触れ、話題を引き出すとやりとりが続きやすくなります。
お礼を伝える
相手にお礼を言うチャンスがあれば必ず伝えるようにしましょう。返信するときに「連絡ありがとう」とまずお礼を伝えることだけでも、相手に好意が伝わります。
例文:
「連絡ありがとう。〇〇さんに気にかけてもらえて嬉しいな」
「お店を探してくれてありがとう」
「誘ってくれてありがとう」
デートのお誘い
ふたりの間でやりとりがある程度続いているのであれば、早めにデートの提案をしましょう。相手が興味を持ちそうな映画や、好きそうなカフェ、レストランなど、具体的な内容を提示することがポイントです。
「今度どこかに行きませんか?」といった誘い文句は具体的ではないのでNG。誘う方が行き先を提示して日にちを伺うようにすれば、相手は判断しやすく返信が来る可能性が高くなります。
例文:
「この前話していた〇〇という映画、もしよかったら一緒に行きませんか?来週の土日どちらかご都合のよい日はありますか?映画じゃなくランチでもいいですし。ご都合教えてください。」
「オープンしたばかりの〇〇というカフェに行ってみませんか。私の都合の良い日は〇日、〇日、〇日ですが、いかがでしょう?」
相手への気遣い
相手を気遣うメッセージは好印象になるので、積極的に送りましょう。例えば地震、台風、大雪などの際に「大丈夫ですか?」というお伺いは相手を気にかけていることをアピールできます。また、デート前日に「明日、雨みたいだから、待ち合わせ場所は駅前じゃなくてお店にしましょう」といった気配りは「気が利く人」という印象を与えることができるのでおすすめです。
片思い相手に好かれるLINEテクニック
片思いの相手に良い印象を与えるSNSのテクニックをお伝えします。自分発信の場合、相手に返信する場合、それぞれ見ていきましょう。
自分から送る場合
返信しやすい内容にする
相手に興味がありそうなもの、ふたり共通の話題など、相手が気構えずに返信できる内容にします。特に初期の段階では、簡単に返信できる話題がよいでしょう。
短めの文章にする
文章は短めがベター。1回のメッセージに1つの話題のみ、せいぜい2〜3行程度におさえましょう。
答えやすい質問を入れる
簡単に答えられる質問を投げかけるのも有効です。相手からの返信があれば、それに対してきちんと反応し、話を膨らませていきましょう。ただし、質問ばかりだとまるでアンケートのようになってしまい、「何のための質問?」と思われてしまう恐れも。質問から話題を広げ、最終的にはデートに誘う口実にできるとベストです。
例文
「ご飯食べるとしたらどの辺に行くことが多いですか?私は〇〇とか〇〇によく行きます」
「好きな食べ物って何ですか?」
「今度、職場の人たちとビアガーデンに行くんです。〇〇さんはビアガーデン好きですか?」
相手の名前を文中に入れる
「〇〇さん、こんにちは」「〇〇さんって〜ですね」など、相手の名前をさりげなく入れるのは親しみを込められるのでおすすめです。毎回ではなくても時々入れてみるのも効果的です。
相手に返信する場合
文章量をほぼ同じにする
相手からのメッセージの文章量と同じぐらいにするのが、やりとりをストレスなく続けさせるポイントです。相手が2〜3行なのに、自分からは10行ぐらいの長文を送ってしまうと、相手は重さやプレッシャーを感じてしまいます。
相手のテンションに合わせる
絵文字やスタンプなど、相手のテンションにある程度合わせることが、ストレスを感じさせないテクニックです。ただし、絵文字が多すぎる、スタンプが多すぎるというのは、軽率な印象になる恐れもあるので控えた方が無難です。
相手の文章に共感、同意する
相手からの文章に共感、同意するのはコミュニケーションの基本。「いいですね」「わかります」「素敵ですね」「私もそう思います」など、相手の言葉に寄り添った返信をすると好意を伝えることができます。質問して、相手が回答した場合はその話題に触れるようにしましょう。
LINEで告白する際の注意点
大前提として告白をSNSやメールでするのはおすすめしません。告白は実際に会ってするのが原則。SNSやメールでの告白は誠実な印象を与えず、相手からもきちんとした回答がもらえない可能性があることを覚えておきましょう。
LINEで気持ちを伝える場合
どうしても感情が抑えきれず告白したくなった場合、遠距離でなかなか会うチャンスがない場合などでも、告白の予告にとどめておくのが正解です。下記の例文を参考にしてください。
例文:
「話したいことがあるから通話していい?通話できる時間帯を教えてほしいな」とメッセージを送り、通話で告白する。
「次に会ったときに大事な話があるので聞いてほしい」と伝え、告白は実際に会ったときに行う。
LINEで片思いを前進させよう!
LINEは恋愛には欠かせないツールです。連絡先の交換ができているということは恋愛にとって大きな一歩なので、そこからうまくデートまで進められるように頑張りましょう。ただし、間違った動きをして相手を遠ざけてしまうのはもったいないので、その点は注意して。片思いの相手とのやりとりは、会うことを目的にしつつ、お互いのことをよく知り、距離を縮めることができるとベスト。相手のペースやトーンをよく観察してラリーが続くようにしましょう。
ただ、LINEを駆使しても片思いが実らない場合もあるでしょう。片思いを諦めて心機一転、結婚に繋がる出会いを見つけたいと思ったらゼクシィ縁結びエージェントに相談してみてはいかがでしょうか。マッチングコーディネーターが自分に合った相手探しなど、新しい出会いをサポートしてくれるので、恋愛の可能性が広がります。まずは気軽に無料カウンセリングを受けてみませんか?
取材・文/関原のり子
【監修】
菊乃さん
恋愛・婚活コンサルタント。マンツーマン相談のほか、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行う。29歳まで手抜きを個性と取り違えたダメ女だったが、低レベルからの女磨き・婚活をつづったブログが「わかりやすい」と話題を呼び、2011年から恋愛・婚活コンサルタントとして活動。相談者の約4割は一度も交際経験がない女性。著書に『あなたの「そこ」がもったいない。』(すばる舎)、『なぜか愛される女がしている73の習慣』(双葉社)など。
公式サイト: https://www.bestpartner-prj.jp/
Twitter: https://twitter.com/koakumamt
恋愛・婚活コンサルタント菊乃Blog: http://ameblo.jp/koakuma-mt/
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