目次
出会い系サイト・マッチングアプリは怖い?考えられる危険
  • 相手がプロフィール・写真を偽っている
  • 相手が体目的である
  • マッチング後も相手がほかの人とやりとりを続けている
  • 親しくなる前に個人情報を知られる可能性がある
出会い系サイト・マッチングアプリで怖い体験を回避する方法
  • 会う前にビデオ通話をする
  • メッセージのやりとりを長く続ける
  • 体の関係を持つタイミングを急がない
  • 相手に違和感を覚えたら率直に聞く
  • 個人情報の漏えいに気を付ける
出会い系サイト・マッチングアプリを選ぶポイント
  • 本人確認制度があるサービスを選ぶ
  • 利用料がかかるサービスを選ぶ
  • 登録者数が多いサービスを選ぶ
出会い系サイト・マッチングアプリを利用する際は十分な備えを

男女が出会うきっかけのひとつとして、すっかり浸透した出会い系サイトやマッチングアプリ。空き時間でメッセージをやりとりできることから、主に忙しい人や効率重視派など、出会い求めている人に利用されています。しかし「リスクがゼロ」というわけではありません。本記事では出会い系サイト・マッチングアプリにリスクがあり得るのか、気を付けるべき点などを心理カウンセラーの竹内えつこさんと共に考えていきます。

出会い系サイト・マッチングアプリは怖い?考えられる危険

出会い系サイト・マッチングアプリは怖い?考えられる危険

まず出会い系サイト・マッチングアプリを利用する上で、どんなリスクが考えられるでしょうか。

相手がプロフィール・写真を偽っている

「マッチングの確率を上げたい」と考えた相手が、実物と異なるプロフィールや写真を掲載している可能性があります。

自分の理想のタイプとマッチングした、と思っていたら「会ってみたら写真とは顔が違った」「写真が10年以上前のものだった」「プロフィールにうそを書いていた」など、思い描いていた人と違う、ということがあるかもしれません。

また実際は結婚しているのに独身と偽り登録しているケースもあります。

結婚相談所とは異なり、出会い系サイト・マッチングアプリは基本的に独身証明書の提出を課しません。事実を知らずに既婚者と交際し、最終的に相手のパートナーから慰謝料を請求されるリスクも考えられます。

相手が体目的である

真剣な恋活・婚活を目的とするサービスであっても、体目的のユーザーがいる可能性はあります。

最初からわかっていればシャットアウトもできますが、「メッセージのやりとりが誠実だったので、信頼して会ってみたら実際は体目的だった」「結婚を前提に付き合おうと言われ、体の関係を持った途端音信不通になった」……などのように「マッチング後に、相手が体目的であったことに気付く」という危険もあり得るでしょう。

マッチング後も相手がほかの人とやりとりを続けている

マッチングアプリでは何人かと並行してメッセージをやりとりすることが多いもの。交際前は特に問題ではありませんが、交際後も相手がほかの人とやりとりを継続しているとすれば話は違います。

「もしかしたら」と疑うたびに、落ち着かない気分になるかもしれません。

親しくなる前に個人情報を知られる可能性がある

まだ相手の素性がわからない初期段階で、自分の個人情報を相手に知られてしまう可能性があります。

無意識に自宅や勤務先の場所、行動パターンが読めるような情報をうっかりメッセージに書いて送ってしまうかもしれません。またマッチングアプリのアカウント名に、SNSのアカウントと同じものを使っている場合、アカウント名から相手にSNSを突き止められ、投稿内容を見られる可能性があります。

出会い系サイト・マッチングアプリで怖い体験を回避する方法

出会い系サイト・マッチングアプリで怖い体験を回避する方法

先に挙げたリスクを回避するためには、いったいどのような点に気を付けるべきでしょうか。

会う前にビデオ通話をする

メッセージでやりとりをして感触がよかったら、会う前に一度ビデオ通話をして相手の顔や雰囲気を確認しましょう。

そのときに「見た目が写真と違う」「話している内容にギャップがある」などの違和感を覚えたら、相手がプロフィールや写真を偽っている可能性があります。

メッセージのやりとりを長く続ける

長期間メッセージをやりとりしていると「相手のスタイル」が見えてくるはずです。

例えば「土・日曜や夜はメッセージの返信が来ない」など特定のパターンがある人や、「この曜日のこの時間帯は連絡が取れない」など条件が多い人は、何か隠しているのかもしれません。

体の関係を持つタイミングを急がない

相手のことを大切に思っているのであれば、体の関係を急がないはず。まずは「相手を信頼できる」と思えるまで、何度もデートを重ねましょう。

体の関係だけを目的とする人の特徴として、「遅い時間に会おうとする」「家に来たがる・呼びたがる」「断ってもお酒をすすめてくる」「最初からボディタッチが多い」などがあります。

「もしかしたら」と思ったときは、交際を続けるのはやめましょう。

相手に違和感を覚えたら率直に聞く

相手に期待しているときは、ちょっとした違和感も「きっと仕事が忙しいから」「自分のことを大切に思ってくれているから」など、いいように解釈してしまいがちです。

しかし素性が完全に明らかではない相手に対し、少ない材料のみで判断してしまうのはリスクがあります。何か違和感を覚えたときは、まず率直に相手に尋ねるようにしましょう。

個人情報の漏えいに気を付ける

相手のことを信頼できるまで、SNSアカウントなどの個人情報を聞かれても「もう少し仲良くなってから教えるね」と伝え、アプリ上でのやりとりのみにするのがおすすめです。

メッセージのやりとり中も、自分からうっかり会社名や最寄り駅の名前を言ってしまったり、行動パターンが特定できる情報を漏らしたりしないようにしましょう。

見落としがちなのが、アカウント名の使い回し。相手がアカウント名で検索し、秘密にしていたSNSを特定されてしまう可能性があります。マッチングアプリのアカウントは新規で設定するようにしましょう。

出会い系サイト・マッチングアプリを選ぶポイント

出会い系サイト・マッチングアプリを選ぶポイント

最近はさまざまな種類の出会い系サイトやマッチングアプリが登場しています。ここではできるだけリスクの低いサービスを選ぶためのポイントについて考えていきます。

本人確認制度があるサービスを選ぶ

運転免許証やマイナンバーカードの登録による「本人確認制度」のあるマッチングアプリは比較的安心できるサービスといえます。

しかし相手が「他人の身分証で登録している」悪質なユーザーである可能性もゼロとはいえません。もしトラブルになりそうな場合は、すぐにアプリの運営会社に通報するようにしましょう。

利用料がかかるサービスを選ぶ

月額利用料がかかるサービスに登録している人は、比較的真剣度が高いといえます。冷やかしや悪用目的のユーザーを排除するという意味で、あえて無料サービスを避けるというのも一案です。

登録者数が多いサービスを選ぶ

「登録者が多い」ということは、「サービスに満足している人が多い」ということでもあります。今は出会い系サービスの感想をまとめた「まとめサイト」も多く存在しますので、口コミをチェックするのも一つの手です。

登録者数が多ければ、理想の相手とマッチングする確率もアップするでしょう。特に自分が在住するエリアの登録数が多ければ、近くに住む人とのマッチング率が上がりそうです。

出会い系サイト・マッチングアプリを利用する際は十分な備えを

出会い系サイト・マッチングアプリを利用する際は十分な備えを

出会い系サイトやマッチングアプリは、「出会いのチャンス」を広げてくれる大きな可能性を持ったサービスです。普段は接点がないような人と出会えるのも、こうしたサービスを利用すればこそ。ただし決してリスクはゼロではありません。利用するにあたっては万が一の事態に備えつつ、ぜひ素敵な出会いを手に入れましょう。

もし結婚を視野に入れていて、マッチングアプリに不安を感じるのであれば、結婚相談所での婚活を検討するのもおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントでは、婚活のプロであるコーディネーターが相談に乗ってくれる無料カウンセリングを実施中。気になる人は足を運んでみてはいかがでしょうか。

取材・文/吉田美奈子

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/

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