- 恥ずかしい
- 自信がない
- 相手の気持ちや状況が分からない
- 気まずくなるのを避けたい
- 一緒にいると居心地が悪い
- 相手に迷惑をかけたくない
- 会話を避ける
- 目線をそらす
- その場を離れる
- 素っ気ない態度をとる・冷たくする
- 意地悪する
- メッセージに反応があるか
- よく目が合うか、全く合わないか
- 笑顔があるか
- お願い事を聞いてくれるか
- パーソナルスペースに入れるか
- 態度にムラがある
- 好きを認めて素直になる
- 相手に慣れる
- 感情をコントロールする
- 相手の立場になってみる
- 好き避けは「いい行動ではない」と知る
- ふたりきりになったら優しくする
- いいところを見せて名誉挽回する
- 褒めていたことを相手の耳に入れる
- 素直になる
- 告白する
好きな人に対してなぜか冷たい態度や避けるような行動をしてしまう「好き避け」。克服したいと思っている人もいるのではないでしょうか。この記事では、恋愛や男女のコミュニケーションに詳しい婚活コンサルタントのミカねえさん監修の下、好き避けしてしまう心理や理由と共に、好き避けの克服方法、好き避けして失敗した場合に好感度をアップさせるテクニックなどを紹介します。
好き避けとは
好き避けとは、好きな人に対して気持ちとは裏腹な態度や行動をとってしまうこと。例えば、好きな人に話しかけられても素っ気ない態度をとったり、冷たくしたり、目が合うとそらしたり、避けるようにその場を離れたり。また、ちょっとした意地悪をしたり、陰で悪口ともとれるような発言をしてしまう人もいます。
心理学的には、自分の感情を素直に認められず自分を守るために、心の奥底にある本当の欲求とは反対の行動をとってしまう「防衛機制」が作用しているためだとされています。
好き避けしてしまう心理・理由とは?
人を好きになると「好きだから近づきたい」「好きだから嫌われたくない」という、相反する二つの感情が同時に生じます。また、その根底には「嫌われて傷つきたくない」という思いもあります。これらの感情や心理が次のような理由となり好き避けをしてしまいます。
恥ずかしい
好きという自分の気持ちが相手や周囲に知られてしまうと恥ずかしいため、好きな気持ちを必死で隠したくて、好き避け行動になってしまいます。
自信がない
自分に自信がなく、「好きな人とは釣り合わない」「自分は相手にふさわしくない」などと思い、好きな気持ちを知られたくないという感情が働きます。
相手の気持ちや状況が分からない
「相手は自分のことをどう思っているのかな?」「恋人や好きな人はいるのかな?」など相手の状況が分からない場合も、自分の気持ちを知られては困ると考え、隠したくなります。
気まずくなるのを避けたい
今の関係性を気に入っている場合、好きという気持ちを相手に知られて気まずくなるよりも、知られずにこのままの関係性を維持したいと思い、素っ気ない態度になってしまいます。
一緒にいると居心地が悪い
好きな人のそばにいると緊張してしまう人は、一緒にいることに居心地の悪さを感じます。また、意識しすぎて自分らしい言動ができなくなる人もいます。どちらの場合も疲れてしまうので、テンションが低くなったり不機嫌な態度になってしまいます。
相手に迷惑をかけたくない
自分の好きという気持ちが周囲に知られてうわさになり、相手に迷惑をかけてしまうのが怖い。それによって嫌われてしまうのがイヤ、という理由もあります。
また、好きな人と職場が一緒の場合も、仕事がやりにくくなって迷惑をかけたくないため、好き避けをすることがあります。
好き避けの具体的な行動
実際に、どのような言動が「好き避け」とされているのか、具体的な例を紹介します。
会話を避ける
周囲に人がいる時は特に相手を意識してしまい、話しかけられないように会話を避ける傾向があります。
目線をそらす
目が合うとサッと目線をそらすのは好き避け行動の一つ。好きな人はどうしても目で追ってしまうので、不意に目が合うと焦ってしまいます。
その場を離れる
好きな人が近くに寄ってくると逃げるように、その場を離れてしまいます。本心では好きな人と会話したいと思っていますが、意識しすぎてどうしていいか分からず、居心地が悪いので場を離れたくなるようです。
素っ気ない態度をとる・冷たくする
本当は仲良く話したいという気持ちがありますが、好きな気持ちを悟られまいと、あえて気のないそぶりをするのも好き避けです。相手の気を引くための行動という場合もあります。
意地悪する
好きな気持ちを悟られたくないあまり、いじったり意地悪したりと相手を困らせるような言動をすることがありますが、気を引きたいという気持ちも含まれています。また、他の人が好きな人のことをどう思っているのか知りたくて、わざと悪口のような内容で話題に出し反応を見ることもあるでしょう。
「好き避け」と「嫌い避け」の見分け方
好きだからこそ相手を避けてしまうのが「好き避け」ですが、本当に嫌いな場合は「嫌い避け」です。もし、異性に避けられていると感じたら、どっちの「避け」なのか見極めたいですよね。見分け方のポイントをまとめたので、参考にしてみてください。
メッセージに反応があるか
会っている時は素っ気なくてもメッセージに返信やスタンプでの反応があるなら、好き避けの可能性が高いです。嫌い避けならメッセージもスルーされてしまうでしょう。
よく目が合うか、全く合わないか
好きな人は無意識に目で追ってしまうものなので、よく目が合うと感じたら好きな可能性大です。すぐにそらされたら、好き避けの行為と思ってよいでしょう。嫌いなら目で追ったりしないので、目が合うこともありません。
笑顔があるか
いじったりからかったりなど、ちょっと意地悪な行動を受けている場合でも、相手の表情に笑顔があるなら好き避け行動の一つです。
お願い事を聞いてくれるか
いくら好き避けしていても、好きな人のお願い事は聞き入れたいものです。お願い事をして聞いてくれるなら、好き避けの可能性大です。何度お願いしても断られるようなら、嫌い避けなのかもしれません。
パーソナルスペースに入れるか
人にはパーソナルスペースという、他人に近づかれると不快に感じる空間や距離があります。避けられている相手に近づきパーソナルスペースに入っても、あからさまに嫌がられなければ、好き避けの可能性が高いです。
態度にムラがある
好き避けには態度が一貫しないという特徴があります。普段は素っ気なくされていても、ふたりきりになると案外スムーズに話せたり優しかったりするなら、嫌い避けではないでしょう。
どうすれば好き避けを克服できるのか
「好きな人と親しくなりたいのに、つい好き避けしてしまう」「好き避けは誤解を生むのでやめたい」などと思っているなら、次に挙げることを意識してみてください。
好きを認めて素直になる
好き避けは傷つくことを恐れて自分にうそをついている状態なので、自分自身も気持ちよくありません。自分と向き合い、素直に好きという気持ちを認めることが、克服の第一歩です。
好き避けしていると、相手といい関係に進展する可能性は低いままです。本当はどうしたいか、考えてみましょう。冷たい態度をとり続けるのではなく、もっと親しく仲良くなりたいと思うなら、その気持ちを認めることが大切です。
相手に慣れる
好きな人に対して緊張感や恥ずかしさがあると好き避けしてしまいがちなので、まずは相手に慣れることです。思い切って笑顔で話しかけたり、好意的な態度をとってみましょう。
好きな人と接することに慣れ、仲良く話せるようになれたら、いつの間にか好き避け行動もなくなるでしょう。
感情をコントロールする
好き避けは自分の「好き」という感情に振り回されている状態です。小学生によく見られる、好きな子に意地悪してしまうのと同じです。感情に振り回されるのは子どもっぽい行動と認識し、コントロールするよう意識しましょう。
相手の立場になってみる
好き避けされた側の気持ちを考えてみてください。大抵の人は、あからさまに自分にだけ冷たい態度をとられたら、「嫌われている」と思うでしょう。そうなると、相手からも避けられてしまいます。
相手の立場になって考えると、好き避けの先に関係性の発展はないことに気付くでしょう。
好き避けは「いい行動ではない」と知る
理由はどうあれ、特定の人にだけ素っ気ない態度をとったり意地悪してしまうなど、褒められた行動ではありません。そして、よくない行動を改めるのに好きも嫌いも関係ありません。
自分の行いを冷静に判断すれば、好き避けも克服できるでしょう。
好き避けしたら嫌われちゃったかも?好感度をアップさせるテクニック
好き避けは、誤解を生んだり相手に不快な思いをさせてしまうこともあります。つい好き避け行動をしてしまい、「失敗した!」「嫌われちゃったかも……」と感じたら、好感度を上げる努力をしましょう!
ふたりきりになったら優しくする
他の人がいる時に冷たい態度をとってしまっている分、ふたりきりの時に優しくすると効果的です。「嫌われていると思っていたのに……」というギャップで好感を持ってくれる可能性もあります。
いいところを見せて名誉挽回する
悪い印象を持たれてしまったら、直接相手に何かをするのではなく間接的に働きかけてみましょう。職場が同じなら、仕事に一生懸命取り組む姿を見せることで名誉挽回につながることもあります。何かに打ち込む姿は男女ともに魅力的です。
褒めていたことを相手の耳に入れる
ちょっとあざといですが、相手がいないところで本人に伝わるように褒めるのもおすすめです。第三者を介して耳に入ると真実味が増し、直接褒めるよりも効果的なので、好印象を持ってもらえるでしょう。
素直になる
笑顔で話しかけたり、好意的な態度をとると好感度は高まります。最初は「あれ?」と違和感を持たれるかもしれませんが、続けているうちに、以前に冷たい態度をとられていたことなど忘れてしまうものです。感情を素直に表現した方がいい結果につながります。
告白する
嫌われたかもしれないという状況をチャンスと捉え、思い切って告白するのも手です。「好きだから素直になれなかった」ということも伝えると、今までのことがふに落ちて案外うまくいくかもしれませんよ!
好き避けはほどほどに!
好きだからこそしてしまう好き避けですが、度が過ぎると相手に不快な思いをさせてしまいます。好きという気持ちに素直な行動をとった方が、いい関係に進展しやすいですよ!
好き避けせずに素直な気持ちで恋愛できる素敵な人に出会いたい、と思うなら結婚相談所を利用してみるのもおすすめです。婚活のプロがサポートしてくれるゼクシィ縁結びエージェントでは、婚活についてのさまざまな疑問や不安、悩みを相談できる無料カウンセリングを実施中。気軽に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
取材・文/仲西なほ子
【監修】
ミカねえさん
【こじらせ女子・オクテ男子専門】婚活コンサルタント。自身も結婚相談所でスピード婚した経験を持つ、元大手結婚相談所カウンセラー。1000名以上の相談案件から「恋愛がうまくいかない心理的な原因と解決方法」を見つけ、こじらせ女子が結婚するための「恋愛講座」、結婚前提のご紹介プラン「婚活プランニングCarioca.Style」、恋活イベント「恋なび(R)」などを主宰。結婚相談所での婚活を推奨するコンサルタントとして、公式ブログやインスタグラムで婚活女子への応援メッセージを発信している。
公式サイト:https://cariocastyle.net
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