- 自分の気持ちに気付かれたくない
- 関係を壊したくない
- 周囲の目が気になる
- 恥ずかしい
- 好き避けの場合
- 「嫌い避け」の場合
- 電話やメール・SNSを使う
- 大人数で会わない
- 笑顔で接する
- 相手のペースに合わせる
- 好意を伝える
「好き避け」とは?好きなのに、相手のことを避けてしまうってこと?気持ちと行動が反比例しているような行為ですが、好き避けとは一体何なのでしょうか。基本的な言葉の意味から、好きなのに避けてしまう心理、好き避けと本当に嫌いで避けてしまう「嫌い避け」の違いまで、恋心からくる行動を探ってみました。そして、気になる相手から避けられている気がする……という人のために、好き避けされている相手へのアプローチ方法も伝授します!
「好き避け」って何?
「好き避け」とは、言葉の通り、相手が好きだからこそ避けてしまう行動のこと。
話し掛けられても無視をしたり、素っ気なく接したりと、好きだから仲良くなりたいのに、気持ちとは裏腹に冷たい態度を取ってしまうことです。
好きなのに避けてしまう心理
なぜ相手のことが好きなのに避けてしまうのでしょうか。好き避けをしてしまう心理を探ってみました。
自分の気持ちに気付かれたくない
相手が自分のことをどう思っているか分からないときは、自分の気持ちに気付かれたくないと思う人は多いでしょう。特に、プライドの高い人は、この心理が働く可能性が高いです。
関係を壊したくない
好きな相手が友人の場合や、仕事関係、年齢が離れすぎているなど、自分の気持ちが相手に伝わってしまったら、関係性が崩れる可能性があるパターン。相手がよそよそしくなったり、気まずくなったりしたら嫌だと考えるのでしょう。
周囲の目が気になる
周りの人に自分の気持ちを気付かれたり、冷やかされたりするのは嫌だというケースもあります。詮索されるのが嫌いなタイプは、この気持ちから好き避けをしてしまいます。
恥ずかしい
単純に、好きな人と目が合ったり、会話をすることが恥ずかしいという可能性も。異性とのコミュニケーションに慣れていないタイプや、内気な性格の人は、恥ずかしいという気持ちから不器用な態度を取ってしまうことがあります。
「好き避け」と「「嫌い避け」」の違い
「好き避け」は、好きだからこそ避ける行為ですが、中には本当に嫌いで避けている「「嫌い避け」」のケースもあります。その違いは、視線やコミュニケーション、相手との距離感などに出てきます。好き避け行動と勘違いしないように、違いをまとめてみました。
好き避けの場合
目が合った後に急にそらすといった行動は、好き避けの代表的な行為です。好きだからつい見てしまうものの、目が合った瞬間にそらしてしまうのです。
また、皮肉めいたことを言ったり、からかったりと、わざと気を引くようなことをしてくるのは好き避けの証拠。「好きな女の子に意地悪をする」という、少年期の男の子が気になる女の子にしていたあの行動です。
メールやLINEの返信が早めだったり、遅くとも24時間以内にはくる場合は、気がある可能性が高いです。好きな相手に嫌われたくないと思うので、ツールでのコミュニケーションも丁寧でしょう。
「嫌い避け」の場合
相手が自分に興味がない場合は、そもそも目が合うことはそんなにありません。気がないので、自分が見ていても相手がこちらを見ることは少ないからです。
ふたりきりになろうとしなかったり、会話をしていても表情に感情が見えなかったり、気が付くといつも相手との距離が遠かったりするのも、自分に興味がないことが態度に表れています。
そして、メールやLINEがこなかったり、忘れた頃に返ってくるのであれば、相手からはあまり大事に思われていない可能性があります。
好き避けされている人にアプローチする方法
もし気になる人に好き避けをされている場合、どのようなアプローチをすればいいの?うまく距離を縮める方法を見てみましょう。
電話やメール・SNSを使う
相手と直接会ったり、話したりすることで緊張している好き避けのタイプは、電話やメール・SNSでのコミュニケーションがおすすめです。相手の顔が見えなかったり、ふたりだけのプライベートなコミュニケーションだったりするので、内気なタイプや、周りの目を気にしているような人には使える方法です。
また、返信などを空いている時間にできたり、相手が家などのリラックスできる空間にいるときは落ち着いた状態で会話ができたりするメリットもあります。
ツールを使ったコミュニケーションで慣れていけば、いつしか直接会ったときでも自然に接することができるでしょう。
大人数で会わない
周りの目を気にするタイプは、大人数で会わないことがまず初めにするべき方法です。ふたりで会っているときは冷たい態度を取らないはずなので、なるべくふたりで会うようにすればいいのです。
ふたりで少しずつ距離を縮めていけば、おのずと良い結果に結び付くのではないでしょうか。
笑顔で接する
冷たい態度を取られたからといって自分も冷たく接したら、相手との距離は離れてしまいます。好き避けをしてくる大半の人は、気になる相手に対して好き避けをした後に後悔をしていることが多いです。「好きなのにまた冷たくしてしまった」「嫌われてしまったかも」と、心の中は不安や後悔の気持ちでいっぱいなので、とにかく笑顔で接してあげること。
いつしか相手も心を開いてくれる日がくるので、それまで明るく良い印象を与えられるといいですね。
相手のペースに合わせる
相手のことを知ってからゆっくりと関係を進めていきたいと考える人もいます。その場合は、相手のペースに合わせたり、相手からの反応があるまで待ったりと、空気を読みましょう。
自分のペースで強引に関係を進めようとすると、せっかくの相手のからの好意がなくなってしまう可能性もあります。もどかしい思いをするかもしれませんが、そこはじっとこらえて焦らず待つことも大切です。
好意を伝える
早く確実に関係を進めたかったら、好意を伝えてみましょう。好き避けをする人は、自分に自信がなかったり、プライドが高くて好意を自分から伝えるのが嫌だと思っているタイプもいます。
この場合は、こちらからストレートに好意を伝えるのが、手っ取り早い方法でしょう。心を開いて歩み寄っていけば、相手も自信が付いたり、素直になったりして、良い関係が築ける日も遠くないかもしれません。
相手の本当の気持ちをくみ取って!
相手のことが好きなのに、つい素っ気ない態度を取ってしまう好き避けは、される側もする側も、イライラやモヤモヤが募る行動です。なんとなく相手の気持ちが分かるのに、なかなか関係が進まないことも不満や不安を大きくしますよね。
覚えておいてほしいのは、好き避けをする人は、自分が望んでそうしているわけではないということ。そして、好き避けをしてしまった後、後悔していることも多いということ。これを知っていると、相手のことを温かい目で見守ることができます。相手のペースに合わせてゆっくり関係を進めていけば、いつかは望む結果になる日もそう遠くはないと思いますよ♪
取材・文/坂田圭永
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