- 自分をよく見せようとしない
- 自分の考えを丁寧に伝える
- 相手の考えを尊重する
- 感謝を言葉で伝える
- ごめんなさいを素直に伝える
- 情報をうのみにしない
- 自分の理想を相手に求めない
- 束縛しない
- Q1.初めて付き合う交際相手であることを相手に言うべき?
- Q2.デートの頻度やプランはどうやって決めればいいの?
- Q3.家に行くタイミングはいつがいい?
- Q4.誕生日にはどれくらい豪華にお祝いすればいい?
- Q5.クリスマスは一緒に過ごすべき?
- Q6.けんかしたらもう終わり?どうやって仲直りすればいい?
- Q7.親に会ってもらうタイミングは?
初めて彼氏や彼女ができたら、ハッピーな気持ちとともに不安や疑問もたくさん湧き上がってくるものです。せっかく出会えた恋人とは、できるだけ幸せに交際を長続きさせたいものですよね。そこで、初めての交際だからこそ、気を付けたいポイントや抱きがちな疑問・不安への解決策を、心理カウンセラー帆南尚美さんの監修の下、解説します!
初めてお付き合いした時の交際期間と年齢は?
Q 初めて恋人とお付き合いした時の「交際期間」は?
※データ出典:マクロミル
Q 初めて恋人とお付き合いした時の年齢は?
※データ出典:マクロミル
20~30代の男女208名に実施したアンケートによると、「初めてお付き合いした時の交際期間」は、1年未満だった人が6割以上を占めています。年齢として多かったのは10代後半でした。
初めての交際では、そもそも付き合うということがどういうことなのかわからなかったりする中で、探り探りなところもあって不慣れなこともあるのかもしれません。
また、付き合い始めのタイミングが、10代が多くを占めることの影響も考えられます。あまりに若いときは、現実的に結婚を視野に入れるような長期的な関係性を意識して付き合うことも考えにくく、結果的に、最初の交際は交際期間が短めになってしまうのでしょう。
一方、初めての交際でも、1年以上続いた方は約4割、3年1カ月以上の方も2割近く存在するのも事実。初めてでも、長く交際が続く可能性はそれほど低いことではないようです。
初めて付き合うことになった!長続きのために心掛けたいこと
アンケートの結果では初めての交際は期間が短めでしたが、好きな相手とはできるだけ長く付き合いたいと考える人も多いでしょう。そこで、初めての交際でやりがちなことを踏まえ、長続きするために心掛けたいことをピックアップしました。
自分をよく見せようとしない
好きな人を前にすると、「いいところを見せたい」「よくないところを見せると嫌われる」と思ってしまう人も少なくありません。
ダメだと思っているところを隠し、自分をよく見せようと頑張りすぎてしまうと、無理が重なって疲れてしまいます。すると相手と一緒にいるのが苦痛になったり、けんかになったりすることも。
また、「相手は本来の自分のことを知らない」と心のどこかで思ってしまうため、どんなに「好きだよ」と言われても、愛されている実感や自信が得られなくなります。できるだけありのままで相手と向き合うことを心掛けてみましょう。
自分の考えを丁寧に伝える
特に付き合い始めは「こんなこと言っちゃいけないかな」などと、遠慮して自分の気持ちを伝えなかったり、我慢したりする人もいます。また相手が察してくれるのではないかと期待してしまうこともあるでしょう。
しかし、心の内は自分以外にはわからないものです。できるだけ、「こんなふうに思っている」「これはうれしい」「これは悲しい」など、丁寧に伝える努力をしていくことが、お互いを理解し合うために不可欠です。
相手の考えを尊重する
恋愛に限らず人間関係でのコミュニケーションの経験が浅いと、交際が進むにつれて自分の意見の正しさを押し付けてしまうことがあります。
お互いに「自分の考えが正しい!」という思いが強くなると、ぶつかってしまいがちです。自分の考えを主張することと同じように、相手の意見も聞いて、まずは「そう思うんだね」と受け止めることが大切です。
感謝を言葉で伝える
どんなに心の中で感謝していても、基本的には口に出さなければ伝わりません。しかし、恥ずかしさや、「言わなくても伝わっているはず」などと考え、あえて言葉にしない人もいます。
言いにくいと感じる場合も、できるだけ「感謝を伝えよう」と意識してみましょう。すると感謝するようなポイントを見つけやすくなり、「ありがたいな」と思う機会が増えます。それが、幸せを実感しやすくさせ、相手との関係性にもいい影響を与えるようになっていきます。
ごめんなさいを素直に伝える
関係性がこじれるのは、大きなけんかやトラブルだけが原因ではありません。小さな行き違いや小競り合いをしたときに、素直に「ごめんなさい」と言えなかったがために、少しずつほころびが出て別れにつながることもあります。
先に「ごめんなさい」と謝ることで負けるような気がしたり、屈辱的な気持ちになったりすることもあるかもしれませんが、慣れると抵抗はどんどん薄れていくものです。ぜひ自分から謝ることを意識してみてくださいね。
初めて付き合う時に気を付けたい3つの注意点
初めての交際では、不安なあまりついやってしまうことや、恋愛とはこういうものだ!という固定観念にとらわれてしまうことがあります。それが、時にふたりの間に擦れ違いや諍いを起こす原因になるかもしれません。ここでは、初めて付き合う時に意識しておきたい注意点を3つ紹介します。
情報をうのみにしない
世の中にはさまざまな情報が溢れています。初めての交際となると、いろいろ情報を調べたくなるものです。例えば「交際相手の男性が●●してくれないときは、あなたのことを大切に思っていない」などといった情報があった場合に、実際の相手の態度がちょっとでも当てはまると、不安になるかもしれません。
このように、情報に振り回されて、お互いの本心ではないところで、擦れ違いが起きてしまう可能性が高まります。
まずは、自分は何がうれしいか、どんなことをされると悲しくなるか、少しずつ伝え合うようにしていくこと。少しずつお互いを理解し、受け入れながら仲を深めていきましょう。
自分の理想を相手に求めない
「顔が整っている人がいい」「性格は優しくないと無理」「私のことが好きならこういうことをしてくれるはず」など、あまりにパートナーに対するこだわりが強い人は注意が必要です。理想を相手に押し付けてしまう可能性があるからです。
相手が理想と全然違う場合もあれば、理想の人だと思って付き合い始めても想像と違う場合もあるでしょう。理想を求めすぎると、些細なことで相手にがっかりしたり、「自分のことを見てくれていない」と相手を悲しませたりしてしまうかもしれません。まずは相手のいいところに着目して、相手をどう愛したいか向き合うことが大切です。
束縛しない
最初の交際はつい夢中になりすぎたり、相手に求めることも多くなってしまったりします。「付き合っているなら、できるだけ自分と一緒にいてほしい」「ふたりの時間を優先してほしい」といった気持ちになるのも無理はありません。
相手が異性と一緒にいたわけではなく、仕事や趣味、友人付き合いで忙しくなったりした場合も、つい束縛するような言動を取る人もいるかもしれません。
束縛すると、相手の心は離れてしまいがち。そんな状態を避けるには、「束縛しようとしてしまっているかも」と心のどこかで自分を客観的に見るだけでも、ストッパーになります。
また、束縛と同じように、あなた自身がどんな時も恋人を最優先にしたり、恋愛が全てといったような状態になると、相手はどうしても重く感じてしまいます。趣味など、他に興味や好奇心を注ぐものを見つけておくのも有効です。
初めて付き合う時のお悩みQ&A
初めての交際に不安や疑問はつきもの。さまざまな情報に踊らされることはよくありませんが、交際する上で大切にしたいのは、何よりも自分と相手の気持ちを尊重し、丁寧にコミュニケーションして知り合っていくこと。次のような疑問が出てきたときも、ぜひ自分たちならどうか、考えてみてくださいね。
Q1.初めて付き合う交際相手であることを相手に言うべき?
初めての交際であることを隠した方がいいと思うのは、心のどこかで、「初めて付き合うこと」に後ろめたさがあるから。
「慣れていないと思われたくない」「もてないと思われたかも」そんなことを思ってしまうのかもしれませんが、隠すために思ったことが言えず我慢するようでは、本音で付き合うことができません。また、隠し事をしていると、罪悪感から相手の愛情を受け取れなくなってしまいます。
恋愛はどんな人間かわかりやすい方がうまくいきやすいもの。もし、他にも隠し事があるような場合も早い段階で打ち明けておくのが得策です。万一、秘密を打ち明けたことで関係がうまくいかなくなるようなら、相手はあなたを受け入れられる器ではなく、運命の相手ではなかったのかもしれません。
Q2.デートの頻度やプランはどうやって決めればいいの?
ふたりの仲を深めていくことにコミュニケーションは欠かせません。デートをどの程度の頻度でするか、どんなプランにするかは、ふたりで話し合うことが大切です。
どちらかだけが頑張って「決めないと」と思っている状態や、相手のいうことを聞かなきゃと無理しているような状態はできるだけ避けたいもの。デートでやりたいことや意見が異なったとしても、交互にやりたいことを叶えていくなど、お互いの希望を尊重していきましょう。
また、会う頻度もふたりで擦り合わせを。自分が思ったような頻度でデートができない場合も、「デート頻度=自分を好きな度合い」と思う必要はありません。仕事や交友関係など相手の状況を理解し、自分の思いも素直に伝えていくことで、お互いが納得のいくポイントを見つけていきましょう。
Q3.家に行くタイミングはいつがいい?
相手の家に行くということは、体の関係に発展する可能性もあるということです。「交際しているんだし……」と無理する必要はありません。自分自身がいいと思うタイミングを大切にしましょう。
Q4.誕生日にはどれくらい豪華にお祝いすればいい?
自分の誕生日を盛大に祝ってほしいと思う人もいれば、あまり興味のない人もいます。
相手がどう思っているかは、誕生日直前ではないタイミングにさりげなく聞いてみるのがおすすめ。どんなお祝いをされるとうれしいか、好みやプレゼントの予算を話す機会を持つといいでしょう。
基本的には、自分の誕生日を盛大に祝ってほしい人は、恋人の誕生日も同じようにお祝いしたいと思います。もし自分の誕生日が先の場合、相手のテンションを参考にしてみても。
Q5.クリスマスは一緒に過ごすべき?
クリスマスやお正月といったイベントの過ごし方についても、どうしたいか、ふたりそれぞれの気持ちを話しておきたいもの。
価値観はさまざまで、恋人と過ごすものだと思う人もいれば、家族で過ごすのが習慣だったという人もいます。お互いにとっての価値観をまずは伝えて、ふたりが納得いくポイントを見つけるコミュニケーションが、ふたりの関係性を育むはずです。
Q6.けんかしたらもう終わり?どうやって仲直りすればいい?
けんかは考え方の違いが表出したときに起こります。パートナーシップは心の距離感が近く、相手にはできれば同じ気持ちでいてほしいと思うのが自然なことで、意見の違いでけんかになるのは仕方のないことです。
誰かと付き合う上で知っておきたいのは、恋人だからといって意見や価値観は同じである必要はないということ。違っていて当たり前なのです。自分の価値観も相手の価値観も尊重し合うことが大切です。それでもぶつかったときは、素直に謝ることを心掛けましょう。
Q7.親に会ってもらうタイミングは?
付き合い始めはどうしても気持ちが盛り上がりがちです。例えば、相手のいいところしか見えず、冷静に物事の判断ができないこともあるでしょう。特に初めての交際では、このような心理状態が長く続く傾向があります。
もし仮に親が結婚への期待を持った場合、将来を考えるふたりの時間が十分にとれない可能性も出てきます。もし明確なふたりの将来への意思がまだない場合は、1年を目安にするなど一定の交際期間を持ってから会う方がいいでしょう。
初めて付き合う経験を大切に、末永い関係性を育もう!
初めての交際は人生でたった一度の経験です。慣れないことや不安も多いかもしれませんが、そこで出会った縁はやっぱり特別なもの。初めての恋人が結婚へ結び付くケースもあるでしょう。ぜひ、出会えたことに感謝して、相手のことも自分自身のことも大切に、関係を育んでいきましょう。
まだ交際経験がないけれど、一歩踏み出してみようという気持ちになった方は、出会いに目を向けるタイミングかもしれません。婚活のプロが結婚へとつながる出会いをサポートしてくれる、ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを実施しています。婚活に興味があれば、気軽に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
取材・文/小松ななえ
【監修】
帆南尚美さん
カウンセリングサービス所属・心理カウンセラー
大学卒業後30年間、外資系IT企業に勤務。40代後半になって本格的に自分の心と向き合い始め、心理カウンセラーに転身。仕事は好きだが対人関係や恋愛・夫婦関係がうまくいかない、などの問題を精力的にサポート。男性/女性心理、対人心理の分析により、対処法を一緒に考えていくカウンセリングスタイル。「前向きになれる」「自分の成長が実感できる」などの声が多数。心理学を身近なシチュエーションでわかりやすく解説する講座や講演も多くの支持を得ている。
公式ブログ:https://honaminaomi.jp/
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