目次
【体験談】結婚して人生が変わったと思う瞬間 「結婚相手で人生が変わる」といわれる理由
  • 経済的な恩恵が得られるから
  • 幸福感が高まるから
  • 世界が広がるから
  • 視野が広がるから
幸せになれる結婚相手を見極めるポイント
  • 話し合いができるかどうか
  • 思いやりがあるかどうか
  • 相手を尊重できるかどうか
「人生を幸福にする結婚生活」を送るために大切なこと
  • お互いに我慢しない
  • 相手の長所を見る
  • 相手への感謝を忘れない
ふたりで幸せになる結婚生活を目指そう

「結婚をしたら人生が変わった」という声をしばしば耳にすることがあります。「結婚」とは、異なる環境で育ったふたりが「家族」になること。当然、それまでと比べて生活は変化します。しかし「人生が変わった」とまで口にする人たちは、いったいどんな変化を感じたのでしょうか。本記事では「人生が変わる結婚」とはどんなものなのかについて、心理カウンセラーの竹内えつこさんと共に考えていきます。

【体験談】結婚して人生が変わったと思う瞬間

【体験談】結婚して人生が変わったと思う瞬間

結婚して人生が変わったと思うのは、具体的にどんなときなのでしょうか。まず、既婚男女208人を対象としたアンケート調査で集まった声を見ていきましょう。

「家に帰ると部屋が明るくて、自分1人ではないと実感したとき。孤独を感じることがなくなった。」(37歳/男性)

「結婚してみんなに祝福されたとき、人生が変わったなと思いました。既婚者の友達との話がはずんだり、夫となった彼に頼ったり頼られたりすることに、今までとは違う生き方になったと感じます。」(35歳/女性)

「親族の集まりなども含め、1年の行事をパートナーと一緒に行うようになり、一個人から一家族として考えるようになった。」(30歳/男性)

「子どもが生まれたとき。パートナーも含めて、自分以外の人生を守らないといけないと感じる度に、人生が変わったと思う。」(38歳/男性)

「守るものが増え、自分自身が中心ではなく夫や子どもを中心に意思決定をするようになった。また旅行先を決める際に、子どもを最優先にするようになった。」(31歳/女性)

「他人の価値観を許容できるようになり、思いやれるようになった気がする。」(35歳/男性)

「夫の幸せは私の幸せ。幸せが2倍になった。家族になったことで、安心できるし、帰ったときも1人のときよりも家が明るく感じる。」(29歳/女性)

「やりたいことが自由にできなくなったと感じたとき。また自分本位で支出を決められなくなったことも大きな変化。」(29歳/女性)

「子どもがいて楽しい反面、自分の時間や1人の時間が減ったと感じる。」(38歳/男性)

アンケートでは、男女ともに「子どもができたときの生活や責任感の変化」や、「家に帰ったときや不安を打ち明ける相手がいるという安心感」「自分以上に大切な人ができたこと」に対するポジティブな変化を感じる声が多く寄せられました。

一方で、「独身時代と比べて時間やお金の使い方が変わった」「1人の時間が減った」というような、自由度に対する変化を感じたときに人生が変わったことを実感する、という声も。やはり、新たな家族ができることは、人生において大きな変化をもたらすのでしょう。

「結婚相手で人生が変わる」といわれる理由

「結婚相手で人生が変わる」といわれる理由

ひと口に「結婚相手で人生が変わる」といっても、「具体的なイメージが湧かない」という人もいるかもしれませんね。ここでは「結婚相手で人生が変わった」という人たちが、何を理由に「変わった」と感じているのかをまとめました。

経済的な恩恵が得られるから

家計を自分一人の収入で支えていた人は、結婚相手の収入が加わる分、経済的な負担が軽くなります。結婚相手が高収入であればあるほど、経済的な恩恵をより強く感じることができるでしょう。

幸福感が高まるから

結婚相手と良いパートナーシップが築けている場合、ポジティブな記憶を「あのときは楽しかった」とふたりで振り返ることで、幸福感をより深く覚えるでしょう。

またピンチやトラブルに遭っても「結婚相手が助けてくれる」という心強さが、不安や恐れを静めてくれるはずです。その結果「結婚してよかった」と感じ、独身時代と比べてより強い幸福感を覚えます。

世界が広がるから

結婚相手の交友関係を共有することで、新たな知り合いが増えます。また自分たちが「夫婦」となることで「家族ぐるみの付き合い」など、独身の頃とは違った交友関係が生まれるでしょう。

相手の趣味に影響されて、スポーツやキャンプ、ゲーム、アート、音楽など、それまで縁のなかった体験をすることもあります。知り合いが増え、初めての体験をする多くの機会を得て、世界が一気に広がります。

視野が広がるから

自分とは異なる結婚相手の視点を知ることで、ものの見え方が変わるかもしれません。「物事の捉え方や感じ方」「他人への対応」など、自分と異なる価値観や反応に触れることで新しい視点を得て、物事をより深く、多角的に理解できるようになるでしょう。

幸せになれる結婚相手を見極めるポイント

幸せになれる結婚相手を見極めるポイント

「結婚で人生が変わる」のなら、より幸せになる変化であってほしいものです。ここでは「結婚することで幸せになれる相手を見極めるポイント」について考えていきます。

ふたりが幸福になるために必要な努力は「お互いさま」です。「相手の中にポイントを探す」だけでなく「自分の中にもそのポイントがあるか」という視点を、忘れないようにしましょう。

話し合いができるかどうか

家計の問題や親族のトラブル、子育ての方向性の相違など、結婚生活にはさまざまな困難が待っています。そのときに「ふたりで乗り越えよう」「妥協点を見つけよう」と話し合うことができるかどうかが見極めのポイントになりそうです。

話し合いを面倒くさがったり、一方的に相手を悪者にしたりする相手と結婚した場合、いざ困難を前にしたときにふたりで乗り越えることは難しいでしょう。

思いやりがあるかどうか

思いやりを持って接してくれるかどうかも大切な見極めポイントといえます。

例えば自分のサポートに気付き、感謝を伝えてくれるか。困っているときに手を差し伸べてくれるか。自分に非があったときにそれを素直に認め、謝ってくれるか。自分に興味を持って接してくれるか。こうした「思いやり」が介在しない結婚生活は、ドライで殺伐としたものになるかもしれません。

相手を尊重できるかどうか

「結婚」とは、異なる価値観の下で育ったふたりが共同生活を営むことです。ふたりの生活スタイルや考え方が異なるのは当たり前。そこで互いの違いを受け入れ、尊重し合うことができるかどうかが「幸せに暮らせる相手」を見極めるポイントになります。

「自分のやり方を相手に押し付けるタイプ」との暮らしは、一方的に我慢を強いられ、ストレスを覚えることになるでしょう。

「人生を幸福にする結婚生活」を送るために大切なこと

「人生を幸福にする結婚生活」を送るために大切なこと

では「人生が幸福になった」と思える結婚生活を送るためには、どんなことを大切にすべきでしょうか。

お互いに我慢しない

お互いが我慢し過ぎる結婚生活には、どうしてもひずみが生じます。「嫌われたくないから」と相手に合わせ続けると、我慢しきれず“爆発”したときの反動も大きくなりがち。不満や違和感があったらお互いに伝え合うことのできる、風通しの良い関係性を目指しましょう。

できれば結婚生活の初期から、意識的に話し合う機会を設けることをおすすめします。

相手の長所を見る

一緒に生活しているとだんだんと相手の短所が目に付いてくるもの。ですが、そんなときこそ意識的に「相手のいいところ」に目を向けましょう。

一度ネガティブな部分に焦点が合ってしまうと、「短所こそが相手のすべて」と思い込む可能性があります。「でも、相手にはこんないいところもある」をぜひ見落とさないようにしましょう。

「あなたはここが素敵」「あなたのこれを見習いたい」など、言葉にして伝えることが大切です。相手は「自分はパートナーに認められている」と自尊心が満たされ、次第に相手からも自分に対するポジティブな言葉を聞けるようになるはずです。

相手への感謝を忘れない

“親しき仲にも礼儀あり”です。相手に対する感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。そして感謝は必ず言葉にして伝えることをおすすめします。

気を付けたいのは「相手にサポートされて当然」と思い込むことです。すなわちそれは、相手の気遣いや思いやり、負担が見えなくなっている、ということ。サポートをしていることを認識されないと、相手はむなしさや寂しさ、ストレスを覚えてしまいます。

定期的に自分の暮らしを振り返り「この心地よさはいかに成り立っているのか」「そこに誰のどんなサポートがあるのか」を見直すようにしましょう。

ふたりで幸せになる結婚生活を目指そう

ふたりで幸せになる結婚生活を目指そう

結婚はそれまで他人として暮らしてきたふたりが家族となり、共に暮らすということです。

そこにはすり合わせや妥協が必要となる場面もあるでしょう。しかしその点ばかりを意識して、結婚生活を「諦め」や「我慢」と考えるのは、実にもったいないことです。楽しさや喜び、ワクワク感は、一人よりもふたりで味わえば倍になりますし、逆に不安や悩み事は、ふたりで分け合い軽くすることができます。ぜひ「ふたりだからもっと幸せになれる」結婚生活を目指しましょう。

「人生を変えてくれるパートナーをこれから探したい」という人は、結婚相談所で婚活をするのも一考です。「ゼクシィ縁結びエージェント」では、婚活のプロであるコーディネーターが相談にのってくれる無料カウンセリングを実施中。気になる人は足を運んでみてはいかがでしょうか。

取材・文/吉田美奈子

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。

【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2024/10/17~2024/10/18
有効回答数:208人(男性104人、女性104人)
(インターネットによる20~30代男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)

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