結婚相手に必要な条件とは？結婚相手にふさわしいか見極めるポイントも紹介

将来結婚を考えている人や、これから婚活を始めようと思っている人は、結婚相手にはどんな条件が必要なのか知りたいことでしょう。結婚相手に求める主な条件と妥協してもよい点を、婚活コンサルタントの澤口珠子さんに伺いました。また、結婚相手にふさわしいか見極めるポイントや、条件が決められなくなったらやるべきことも紹介します。

円満な結婚生活を送るために、結婚相手にはどんな条件が必要なのでしょうか。結婚相手に求める主な条件を挙げてみました。

性格や価値観が合う

結婚すると基本的に一緒に暮らすことになるので、性格や生活リズム、食生活などの相性が合うかどうかは大切なことです。性格や生活リズムが合わないと、最初はよくても時間がたつにつれて一緒にいる時間が苦痛になってしまう可能性があります。

また、道徳観念や金銭感覚、社会通念など、価値観が合うかどうかも重要です。価値観はその人を形成している根本的な部分でもあるので、価値観が合うと一緒にいて楽だと感じることも多いでしょう。

将来設計が似ている

結婚するということは、人生を一緒に歩んでいくということです。共働きなのか、子どもを持つのか、家は購入するのかなど、将来設計は人それぞれの考え方があるでしょう。将来設計の方向性が似ていると、何かを選択したり、決断したりするときにスムーズに進む可能性が高いです。

信頼できる人柄である

家族になるということは、ふたりで生涯をかけて共同プロジェクトに取り組むということです。家族という共同プロジェクトは信頼できる人とでなければ営めないでしょう。「真面目で誠実な人柄である」「人として信用できる」など、信頼できる人でなければ結婚は難しいです。

安定した経済力がある

結婚が決まると、引っ越しをしたり結婚式を挙げたりと、いろいろなお金がかかります。また、結婚は毎日続く日常であり生活なので、安定した経済力がないと不安を感じてしまうかもしれません。経済的な余裕は心の余裕に繋がるので、ふたりの関係を良好に保つためにも安定した経済力は必要です。

一緒にいて楽しい

一緒にいて疲れる相手だと結婚生活はつらいものになってしまいます。自然体でいられる相手なら、結婚生活も穏やかで楽しいものになるはずです。一緒にいる時間が楽しく過ごせる人をパートナーにしたいと思う人は多いです。

ある程度の家事能力がある

共同生活をする上で、料理や掃除ができるなどの家事能力は必要です。たとえ一人暮らしの経験がなく、家事能力がなかったとしても、今後努力して身に付けたいという気持ちがあれば問題ないですが、相手にある程度の家事能力を求める人は少なくありません。

反対に、結婚相手に求める条件として、あまり重要でないものもあるでしょう。結婚相手への条件として妥協してもよい点を見てみましょう。

見た目

恋人には自分の好みの見た目を求める人もいますが、生活を共にする結婚相手には、内面を重視する人が多い傾向にあります。見た目はたとえ知り合った当初は好みだったとしても、年齢を重ねるにつれ、体形が変化したり、老化現象が表れたりと変化するものです。結婚相手に見た目の良さはあまり重要な条件ではないといえます。

学歴

高学歴を好む人もいますが、学歴は社会に出て働き始めると学生時代ほど重要ではなくなります。また、必ずしも高学歴の人が高収入というわけでもないため、学歴よりも現在の職業などを重視する人が多いです。

居住地

住む場所は、今後のお互いの仕事や、子育てなどのライフプランによって変わっていくものです。結婚する時点で居住地にこだわる必要はなく、必ずしも希望の条件に当てはまらなくてもよいと考える人は少なくありません。

生涯をにする相手として、この人と本当に結婚してよいのか、迷う人もいるでしょう。結婚相手にふさわしいかを見極めるにはどこをチェックすればよいのでしょうか。

短気ではないか

すぐ怒ったり、不機嫌になったりする短気な人は、一緒に生活していると疲れてしまいます。また、気分のアップダウンが激しく、すぐに感情的になったり、物に当たったりするような人も、一緒にいてつらくなってくるでしょう。感情のコントロールができない人とは、家族になって一緒に暮らすのは難しいかもしれません。

お金にルーズではないか

「お金の貸し借りが多い」「ギャンブルにはまってしまう」などという人は、金銭感覚が合わず苦労するだけでなく、家庭のお金にも手を出してしまう可能性があります。お金に対するルーズさは直らない場合もあるので、注意した方がよいです。

話し合いができるか

一方的に自分の意見を押し付けてくる人と生活していると、常に我慢をしなければいけないのでストレスがたまってしまいます。価値観が異なっていても、話し合い、お互いの妥協点を見つけて歩調を合わせられる人でなければ、結婚生活を続けていくことは難しいかもしれません。

異性関係がだらしなくないか

浮気癖があるなどの異性関係にだらしない人は、結婚後にトラブルに繋がったり、自分が悲しい思いをしたりする可能性があります。異性関係のだらしなさも直らないケースが多いので、結婚前に見極めた方がよいでしょう。

理由なく転職を繰り返していないか

「特別な理由がなく短期間で職場を転々としている」「一つの会社に長く勤めたことがない」といった場合は、仕事に対する責任感がなかったり、職場の人とトラブルを起こしやすかったりする可能性があります。結婚して生活していくためには仕事は大事なことなので、仕事への向き合い方も確認した方が安心です。

人間関係は良好であるか

自分の周りの人を大切にできない人は、結婚しても結婚相手を大切にできない可能性があります。家族関係が良好だったり、学生時代からの長い付き合いの友人がいたりするなど、長期的に良好な人間関係を築ける人は信頼できるといえるでしょう。

「結婚相手に求める条件をあれこれと考えていたらわからなくなってしまった」という人がいるかもしれません。相手に求める条件が決められなくなったときはどうすればよいのでしょうか。

思いついた条件をすべて紙に書く

結婚相手に求める条件で、まずは思いついたものをすべて紙に書き出してみましょう。書いたものを確認することで客観的に見られるので、必要な条件なのか、妥協してもよい条件なのかが自然と見えてくるはずです。紙に書いて条件を整理することで、自分が本当に求めている結婚相手がわかるかもしれません。

自分の将来設計を明確にする

「〇歳で結婚したい」「子どもは〇人欲しい」「〇〇に家を買いたい」など、自分の将来設計を明確にしましょう。自分の将来が明確になっていないから、相手に求める条件がわからなくなってしまう可能性もあります。自分がこれからどう生きていきたいかがわかれば、それに合う人を見つければよいということです。

いろいろなタイプの人と会ってみる

あれこれと理想の条件を考えるのではなく、婚活をしていろいろなタイプの異性に会ってみるのも一つの方法です。実際に会ってみると、「こういう人は嫌だ」「このタイプは自分には合わない」などと、苦手なタイプがわかってくるはずです。反対に、「こういう人は一緒にいて居心地がいい」といった自分に合う人も見えてくるでしょう。

結婚相手となると慎重になってしまい、必要以上にあれこれと条件を求めてしまうかもしれません。ただ、求める条件が多いほど当てはまる相手は少なくなるので、結婚相手に必要な条件と、妥協してもよい点をしっかりと分ける必要があります。

婚活中は、出会った相手を結婚相手としてふさわしいかどうかという目で見てしまうことが多くなるでしょう。迷ったり、悩んだりすることも増えるかもしれません。ゼクシィ縁結びエージェントは、専任のマッチングコーディネーターがサポートしてくれるプランがあり、相談したり、アドバイスをもらったりすることができます。ゼクシィ縁結びエージェントの婚活が気になる方は、無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

取材・文／坂田圭永

【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社 代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会 少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで8年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を1対1で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の3軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」　幸せになるための最短ルート』（幻冬舎）、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』（総合法令出版）などがある。
公式サイト：https://sawaguchitamako.com/