目次
一般的に恋愛対象のに求めること
  • 恋人に求めること
  • 恋愛対象のにはときめきや楽しさを求める
一般的に結婚相手に求めること
  • 結婚相手に求めること
  • 結婚相手には経済力や家事力を求める
幸せな結婚生活を送るために見るべき4つのポイント
  • 1.価値観が合うこと
  • 2.居心地が良いこと
  • 3.相手のネガティブな面が受け入れられること
  • 4.相手をリスペクトできること
自分にとって安心できる相手を見極めよう

婚活を始めたけれど、結婚相手としてどこを見るべきか選び方が分からなくなっている人もいるでしょう。「結婚と恋愛は違う」とはよく言われることですが、何が異なるのでしょうか。恋愛対象に求めることと、結婚相手に求めることを、カウンセラーの高野那々さんに伺いました。幸せな結婚生活を送るために守るべきこともご紹介します。

一般的に恋愛対象のお相手に求めること

結婚相手の選び方って?恋愛との違いと幸せな結婚のために見るべき4つのポイント

恋愛・結婚調査2017 」(リクルートブライダル総研)によると、恋愛対象に求める上位5項目には以下のような条件が挙げられました。

恋人に求めること

人柄の良さ
人柄とはその人の性質や人となりのことです。他人に分け隔てなく接し、愚痴や悪口を言わない誠実な人や、周りからの人望があったり、他人への気遣いができたりすることも人柄が優れていると言えるでしょう。このような人と恋愛をすると、お互いに思いやりを持った温かい関係が築けます。

性格の相性
性格が合うとは、ふたりの気が合うことです。気の合う相手であれば、お互いに肩肘張らずに一緒にいられるので、相手に合わせようと頑張る必要がありません。自然体の自分でいることができ、一緒にいて楽に感じます。

容姿の好み
恋愛にはドキドキしたり、ときめいたりする感情を求める傾向があります。自分好みの容姿は、恋愛中の気持ちを盛り上げるには大切なものです。けんかをしてしまった場合でも、つい許してしまったり、怒った顔でさえ愛おしく感じたりと、寛容になってしまうこともあるかもしれません。

自分への愛情表現
愛情を態度で示したり、言葉で伝えたりと、分かりやすい愛情表現をしてくれる相手なら、お付き合いしていて不安を感じることは少ないでしょう。相手からの愛情を確認できると、何を考えているのか分からないという心配がないので、自分自身も素直な気持ちで恋人と付き合うことができます。

金銭感覚の一致
「食事代は男性が払う」「割り勘でも構わない」などの価値観や、食費や娯楽費に費やす金銭感覚などが一致していることは、一緒にいる上で大切なことです。相手に気を使わなかったり、ストレスを感じにくかったりと、金銭感覚が似ている相手とは居心地が良いと感じるでしょう。

恋愛対象のにはときめきや楽しさを求める

恋人にはときめきや一緒にいて楽しいといった感情、生活に刺激を与えてくれるようなことが求められる傾向にあります。また、分かりやすい愛情表現が求められる傾向もあります。今が楽しいことが、恋人に求められることと言えるでしょう。

一般的に結婚相手に求めること

結婚相手の選び方って?恋愛との違いと幸せな結婚のために見るべき4つのポイント

続いて「 婚活実態調査2020 」(リクルートブライダル総研)から、結婚相手に求める条件の上位5項目を紹介します。

結婚相手に求めること

経済的な安定
結婚は生活をしていくことですので、収入や職業が安定していることは大切です。また、最近は共働き世帯が増えてきているので、女性にも安定した収入や職業を求める男性が増えてきている傾向にあります。

相手との距離感
適度な距離感が分かっている相手とは、一緒にいて楽です。いくら大切な人でも、ときにはひとりで過ごしたくなったり、そっとしておいてほしかったりすることもあるはずです。そんなとき、さりげなく距離を保ってくれるお相手との結婚生活は、居心地の良いものになるでしょう。

価値観の合致
お金や時間の使い方から家族との関係性まで、価値観が似ていると、意見が分かれることでの衝突も少ないです。お互いの価値観がすべて一致することは難しいですが、似ているだけでも穏やかな結婚生活を送ることができます。

相手の健康面
相手が心身ともに健康でいることは、結婚後も趣味や旅行など安心して一緒に楽しむことができます。過度な飲酒や大食、喫煙などの不摂生な生活は、将来的に健康面での懸念が大きいため、日頃から健康的な生活習慣を身に付けられるとよいでしょう。

家事の分担
共働き世帯が増えてきているので、家事の分担は必要です。どちらかが家事に協力的でなく、一方が負担に感じていては、負担が多い方はいずれ不満がたまってしまうかもしれません。協力して家事をやってくれる相手であれば、自然と感謝の気持ちも芽生え、信頼関係も深まるでしょう。

結婚相手には経済力や家事力を求める

恋人に求めることと共通する部分もありますが、結婚相手には「経済的な安定」や「家事の分担」といった、生活を見据えた事情が伺えます。また、相手との距離感や健康面など、一緒に長い時間を過ごしていく上での快適さや将来性も重要視される傾向にあります。

幸せな結婚生活を送るために見るべき4つのポイント

結婚相手の選び方って?恋愛との違いと幸せな結婚のために見るべき4つのポイント

恋愛対象の相手に求めるものと、結婚相手に求めるものは異なるということが分かりました。それでは、幸せな結婚生活を送るためには、どんなことを重視すればよいのでしょうか。

1.価値観が合うこと

趣味や好みなどの娯楽的なことから考え方などの思想的なことまで、価値観は人それぞれです。すべてが一致することは難しいですが、相手のことを認めることができるかは重要です。特に、お互いの家族との関わり方や距離感、子どものことなど、センシティブな部分はあやふやにせず確認した方がよいでしょう。

また、金銭感覚が合うことは結婚生活を送る上で重要な問題です。何にどれくらいお金を使うのか、節約派なのか散財派なのかなど、すべてが一致する必要はありませんが、異なることがあっても許容できる範囲であることは大切です。

2.居心地が良いこと

仕事を終えて帰る場所である家は、安らげる場所でありたいものです。素の自分を出せたり、リラックスできたりと、一緒にいてストレスを感じない関係であることは、これからも続く結婚生活を送る上で大切なことです。

無理をせず自分らしくいられることや、会話がなくても気まずい雰囲気にならないことなどを確認してみましょう。タイプや価値観は人それぞれですので、居心地の良い相手も人によって異なります。自分にとってストレスを感じない相手であることがカギになります。

3.相手のネガティブな面が受け入れられること

誰しもネガティブな一面は持っているものです。結婚して一緒に生活するとなると、相手のよくないところも見えてくるでしょう。相手にルーズな面があっても「まあいいか」と大目に見られたり、清潔感がない相手なら「それとなくアドバイスしてみよう」と思えたりできるなら問題ないです。ネガティブな面も含めて許せたり、愛せたりする相手なら、結婚生活は幸せに満ちたものになるはずです。

4.相手をリスペクトできること

交際初期のときめきやドキドキする感情は、時間とともに薄れていくものです。当初の盛り上がりが落ち着いても、相手へのリスペクトがあると、思いやりや愛情を持って接し続けられます。また、相手から指摘されたりアドバイスされたりしたときも、素直に受け取ることができます。

「どんなときでも冷静でいられる」「悪口を言っているところを見たことがない」など、どんなことでも良いので尊敬できるところがあるのか確認できるとよいでしょう。

自分にとって安心できる相手を見極めよう

結婚相手の選び方って?恋愛との違いと幸せな結婚のために見るべき4つのポイント

婚活でいろいろな相手と会ったり話したりしていると、何を基準に結婚相手を選べばよいのか分からなくなってくる人もいるかもしれません。今回ご紹介した「恋愛対象の相手に求めること」と「結婚相手に求めること」は、一般的に言われることですが、もし迷うことがあったらぜひご参考にしてみてください。

ゼクシィ縁結びエージェントには、マッチングコーディネーターが悩んだり迷ったりしたときにアドバイスしてくれるプランがあります。婚活を始めたばかりの方や、アドバイスを受けながら婚活を進めたい方などは、ぜひ無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

取材・文/坂田圭永

【監修】
高野那々さん
カウンセラー。親のDV、家出、16歳で出産、薬物依存症、アルコール依存症、自殺未遂、恋人からのDVなどのさまざまな困難を体験。つらかった過去があるからこそ、今苦しんでいる人のために役に立ちたいと勉強を始め、2008年にカウンセラーとしてデビュー。これまでに200組以上の人を結婚へと導いている。
公式サイト: https://nayami-kaiketsu.jp/

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