目次
結婚を決めたエピソード5選 交際開始からどれくらいで結婚を意識した? 結婚を意識したきっかけは 結婚に迷いを感じている時に整理すべきポイント
  • 「なぜ結婚したいのか」をあらためて考えてみる
  • 「結婚の先」を話し合ってみる
相手の「結婚に対するスタンス」をどう確認する?
  • 「将来の話」から「結婚願望」を確認する
  • 「結婚している友人の話題」から「結婚に対する認識」を確認する
  • 「将来一緒に暮らしたら」という話から「価値観や経済観念」を確認する
結婚前にお互いの結婚観を話し合うのも大事

長い春を経て婚姻届を提出したしたふたりから、”交際0日”で電撃結婚したカップルまで。交際期間に差はあれど、夫婦には必ず「結婚しよう」とふたりで決めた、決定的な瞬間があるはずです。本記事ではふたりが結婚するに至った決め手について、20代~40代の既婚女性・既婚男性414名に実施したアンケート調査をご紹介。その結果から見えてくる実情について考えていきます。

結婚を決めたエピソード5選

既婚者に訊いた結婚の決め手!この人と結婚しようと決めたエピソードやきっかけも紹介

既婚者たちはいったい、どんな経緯で結婚を決めたのでしょう。実体験に基づいた、5つのエピソードを見てみましょう。

「交際3年目のこと。周囲はどんどん結婚していたけれど、自分は結婚に踏み切る自信がありませんでした。そこでふと、これまでの交際期間を振り返ってみて”けんかをほとんどしていない” ”彼女に対して嫌だと感じる部分がない”ことに気付いたんです。”この先、彼女と何十年一緒にいてもきっと大丈夫だろう”と思えたことが、結婚を決意するきっかけになりました」(40代/男性)

「同僚の男性が体調を崩し、私が病院へ付き添ったのですが、男性はそのまま数日入院することに。私は普段、ほとんど泣かないのですが”職場に彼がいない日常”を想像したらなぜか泣けてしまって。その時彼が自分にとって大切な存在であることを認識しました。彼も、涙を流す私を見て”自分がこの人を守らなければ”と思い、結婚を決意したようです」(40代/女性)

「同棲を始めるタイミングで、”念のために”と両家両親との食事会を開催。そこで親同士が盛り上がり、あれよあれよという間に挙式の日取りが決まってしまいました。当人たちは”結婚はまだずっと先”と思っていたのですが、この状況でもう後に引けず……という感じです」(40代/女性)

「いろいろあって一度別れた彼と復縁。その時”やっぱり最後はこの人なのかも”と確信し、結婚を決意しました」(30代/女性)

「とにかく早く結婚したかった私。自分から彼に結婚を迫り、有無を言わさぬ勢いで結婚しました」(20代/女性)

交際開始からどれくらいで結婚を意識した?

既婚者に訊いた結婚の決め手!この人と結婚しようと決めたエピソードやきっかけも紹介

既婚者たちは交際期間がどのぐらいのタイミングで、結婚を意識したのでしょうか。アンケートで多かった順に見ると、以下のような結果となりました。

1年以上2年未満 23.9%
半年未満 21.0%
半年以上1年未満 20.3%
2年以上3年未満 11.6%
5年以上 7.6%
3年以上4年未満 6.5%
4年以上5年未満 3.3%
覚えていない 5.8%
※データ出典:マクロミル

もっとも多かったのが「1年以上2年未満」、それとほぼ横並びで「半年未満」「半年以上1年未満」が続きます。アンケートでは、多くのカップルが交際をスタートさせて2年未満で結婚を意識しているという結果になりました。

交際スタート時点でふたりが結婚を視野に入れていた場合、決断までの期間は短くなる傾向があります。逆に2年以上の交際期間になると「結婚に踏み切るタイミングがつかめない」という状況になることもあるようです。

結婚を意識したきっかけは

既婚者に訊いた結婚の決め手!この人と結婚しようと決めたエピソードやきっかけも紹介

ふたりが結婚を意識したのは、どんなタイミングだったのでしょうか。アンケート結果のトップ5と、その心理について紹介していきます。
※データ出典:マクロミル

1位 付き合って何周年などの交際期間の節目の時 18.1%
一番多かったのが「記念日など節目のタイミング」という回答。これまでを振り返ったり、ふたりの将来について考えたりする機会が多くなり、自然な流れで結婚の話が出てくるようです。

2位 相手の結婚願望に気が付いた 15.9%
友達の結婚など、ふたりの間で結婚に関する話題が増えてくると、話の端々にふと結婚願望が表れることがあります。相手の結婚願望を知り、その希望を叶えたいという気持ちから結婚に向かうケースもあります。

3位 妊娠した 11.2%
「妊娠」は、新しい命に対する責任が伴います。「ふたりで親となる、家族になる」という選択をした時に、結婚を決めるカップルも多いようです。

4位 20代から30代のように年代が変わる節目の年齢になる時 10.1%
年代の節目になると「◯代のうちに何かをしておきたい」と感じることが増えてきます。そこに「結婚」を含めて考える人も少なくないようです。

5位 子どもを欲しいと思った 9.8%
子育ては、親として得られることがある反面、経済的にも心理的にも負担がかかるものです。ひとりではなくふたりで子育てできる環境を求め、結婚という選択肢を選ぶ人も少なくないようです。

結婚に迷いを感じている時に整理すべきポイント

既婚者に訊いた結婚の決め手!この人と結婚しようと決めたエピソードやきっかけも紹介

「交際期間も長くなってきたけれど、果たして結婚相手はこの人でいいのだろうか」「今は結婚より注力したいことがあるけれど、そろそろ結婚するべきだろうか」など、結婚に踏み切るタイミングや決め手に迷いを抱えている人もいるのではないでしょうか。ここではそんな時に自分の気持ちを整理するためのポイントについてまとめました。

「なぜ結婚したいのか」をあらためて考えてみる

まずは一度冷静になって、「なぜ結婚したいのか」を自問自答してみましょう。すると「周囲の目が気になるから」「”結婚できないかも”という不安を解消したいから」など、本当の理由が見えてくるはずです。

もし「したい」ではなく「しなくてはいけない」という気持ちになっているのだとしたら、一度「何が”結婚すべき”という義務感を生じさせているのか」まで掘り下げ、「それは負うべき義務なのか」について、客観的に精査してみるといいかもしれません。

「結婚の先」を話し合ってみる

将来のビジョンが描けないまま結婚へと動き出した場合、「結婚はゴール」という心理状態に陥りがちです。でも本来「結婚はスタート」であり、結婚生活はこの先10年、20年と続いていくもの。まずは将来を見据えて、お互いの結婚観をすり合わせることをおすすめします。もしかしたら相手に対する認識が変わり、それにともない結婚への意識も変化するかもしれません。

相手の「結婚に対するスタンス」をどう確認する?

既婚者に訊いた結婚の決め手!この人と結婚しようと決めたエピソードやきっかけも紹介

結婚を意識した時、次なる悩みどころは「相手の結婚に対する考え方」ではないでしょうか。直接訊きづらいという場合に、どんな話題から相手の結婚への意識がうかがえるのか、3つの例をご紹介します。

「将来の話」から「結婚願望」を確認する

お互いの将来の話をする中で「将来どんな暮らしをしたいのか」を聞いてみましょう。話の前提が「独身」である場合、もしかしたら現時点では結婚願望を持っていないのかもしれません。逆に、一緒に暮らすことが前提の話であれば、結婚を意識している可能性が高そうです。

「結婚している友人の話題」から「結婚に対する認識」を確認する

もし共通の友人で既婚者がいる場合は、その夫婦の話をしてみましょう。知人夫婦の話を明るいニュアンスで捉えている様子なら、結婚そのものをポジティブに考えていそう。「つらそう」「かわいそう」などネガティブなワードを挟むようであれば、結婚にあまり明るいイメージを持っていないのかもしれません。

「将来一緒に暮らしたら」という話から「価値観や経済観念」を確認する

「一緒に暮らしたらこんな生活がしてみたい」「こんな家に住んでみたい」など、一緒に暮らすことについて話してみましょう。家事分担や希望の物件など、お互いの価値観の違いが見つかるかもしれません。

結婚前にお互いの結婚観を話し合うのも大事

既婚者に訊いた結婚の決め手!この人と結婚しようと決めたエピソードやきっかけも紹介

結婚は「お互いの人生に責任を持つ」ということでもあります。この先の人生を一緒に歩いていくために、お互いがどう考えているかを確認することが大切です。まずは一度、しっかりと向き合って話をする時間を設けてみましょう。

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取材・文/吉田美奈子

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/

【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2023/1/19~2023/1/20
有効回答数:男性276人、女性138人
(インターネットによる20~40代向け男女アンケート調査 調査機関:マクロミル)

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