- 結婚後のビジョンが浮かばない
- 漠然とした不安がある
- ベストな結婚相手と思えない
- 他にも良い人がいるかもしれないと考えてしまう
- 経済的な不安がある
- 結婚後の希望が相手と食い違っている
- 相手を将来のパートナーとして信頼できるか
- 自分は相手のパートナーとして続けていけるか
- 将来のビジョンをイメージできるか
- 結婚後の人生設計が擦り合うか
- 経済的な不安がなく結婚後に協力し合えるか
- 問題を書き出してみる
- 家族や結婚している友人に相談する
- 結婚した場合、しなかった場合、それぞれのビジョンを考えてみる
恋人はいるけど結婚を迷う気持ちがある場合、なかなか踏み切れませんよね。相手のことは好きだけど、仕事やお金に対する価値観が違うと、結婚後の生活にいいイメージが持てなかったり夫婦関係を築くことに不安を抱くこともあるでしょう。そこで、結婚を迷う理由と結婚するかどうかを判断するポイント、迷ったときの対処法などを心理カウンセラーの竹内えつこさんに話を伺いました。
結婚を迷う理由
まずは、結婚を迷ってしまうにはどんな理由があるのかを見てみましょう。
結婚後のビジョンが浮かばない
相手との結婚生活を想像しても具体的なビジョンが思い浮かばない、ふたりが年を重ねた姿を想像できないなど、そもそも相手との結婚や人生に対するビジョンを持てないときは結婚することを迷ってしまいます。
漠然とした不安がある
結婚の話が具体的に出たときや想像したときに、なんかモヤモヤしたり漠然とした不安を感じると、「結婚に向けて進んでいこう!」というポジティブな気持ちは湧いてきません。
ベストな結婚相手と思えない
結婚後の生活を考えたとき、パートナーの生活スタイルや性格などに気になる部分があると、「本当にこの人と結婚して幸せになれるのだろうか?」「一緒に生活するには合わないのでは?」と悩んでしまいます。
他にも良い人がいるかもしれないと考えてしまう
恋愛経験が少なかったり交際期間が短かったりすると、「もう少し他の人も見た方が良いのでは?」「もっと良い条件の人がいるかも?」と他の人との結婚の可能性を考えてしまいます。
経済的な不安がある
結婚して共働きする場合、1人暮らしよりは経済的に楽になるのが一般的です。しかし、経済的に不安を感じる相手だと、結婚をためらってしまうこともあります。また、自分の収入に自信がなくて結婚を考えられないということもあるでしょう。
結婚後の希望が相手と食い違っている
結婚したらどこに住むか、子どもはどうするか、住居は購入するのか、両親との同居など、結婚後のライフスタイルのイメージや希望が相手と食い違っていると、「結婚してもうまくいかないかもしれない」「自分の希望は叶えられない」と感じるので、なかなか結婚に踏み切れません。
結婚を迷うときの判断ポイント
結婚を迷うとき、この人と結婚するかしないかを判断するための考え方や判断基準などを解説します。
相手を将来のパートナーとして信頼できるか
長い人生を共に過ごすパートナーとして考えたとき、相手を信頼できるかどうかは重要な判断ポイントになります。
「自分の弱みを見せられているか」「自分ができない部分を相手に頼れているか」「相手の判断を全面的に信用できるか」「相手は絶対的な自分の味方でいてくれるか」などを考えてみましょう。
自分は相手のパートナーとして続けていけるか
相手を信頼できるかの逆の視点も判断ポイントとしては重要です。
「自分は相手に信頼されているか」「相手の窮地を助けてあげたいと思えるか」「相手の絶対的な味方で居続けられるか」「いつまでも寄り添いたいと思えるか」などを考えてみましょう。
将来のビジョンをイメージできるか
結婚生活は長く続くので、お互いが年を重ねる間にさまざまなライフイベントが起こります。出産、子育て、親の介護など家族に関すること、転勤や転職など仕事に関することなど、計画的なことから予期せぬことまで起こるでしょう。
これらのライフイベントを一緒に乗り越えて長く過ごしているビジョンをイメージできるかは、結婚するかどうかの判断ポイントになります。
結婚後の人生設計が擦り合うか
結婚後はどこに住むか、子どもはどうするか、住居は購入するのか、両親との同居など、結婚後の希望を相手と話し合いお互いの希望を擦り合わせるのも大切です。
人生設計だけでなく家事分担なども事前に話し合い、お互いに不満を感じないようなら結婚に進んでも良いと判断できるでしょう。
経済的な不安がなく結婚後に協力し合えるか
結婚したらお金については現実的な問題になってきます。現在のお互いの収入、貯蓄、生活費や娯楽費にいくらかけているかを確認しましょう。
そして、結婚後の生活費はどのくらいかけるか、貯蓄はどうするか、お金の管理はどちらがやるかなども話し合いましょう。金銭面で折り合いがつくかどうかも、結婚の判断ポイントになります。
結婚に迷ったときの対処法
判断ポイントを考えてもまだ迷ってしまう場合は、以下のことをやってみるのもおすすめです。
問題を書き出してみる
自分がモヤモヤしていることや問題だと思われることを書き出してみましょう。
ふたりの問題を紙に書き出して俯瞰(ふかん)して見ることで、結婚をためらうような問題なのかどうかを冷静な目で客観的に考えられるようになります。
家族や結婚している友人に相談する
家族や結婚している友人に相談したり話を聞くのもおすすめです。あなたをよく知っている結婚経験者からのアドバイスは、とても参考になるはずです。
結婚した場合、しなかった場合、それぞれのビジョンを考えてみる
相手と結婚した未来、しなかった未来、それぞれをイメージしてみましょう。自分らしく幸せに生きられていると感じるのはどちらでしょうか?
結婚は条件だけでなく、自分の感覚も大切です。違和感を抱いたら一度立ち止まって、自分が本当に望んでいる将来を考えてみましょう。
結婚に迷うときは違和感を軽視しないことが大切!
結婚に迷ったときは、「自分はなぜ結婚したいのか」を考えてみるとよいでしょう。「条件がぴったり合う人と結婚したい!」という場合と、「この人と生涯を共にしたい!」という場合では考え方が異なります。
結婚することが大事なのか、相手と一緒に生きることが大事なのかを見誤らないことが大切。結婚前に抱いた違和感を無視した結果、結婚生活で大きな問題になることもあります。自分の違和感を軽視しないようにしましょう。
これから結婚相手を探すなら、結婚相談所を利用するのも一つの手です。自分がどんな結婚生活を望んでいるのか、どんな相手と結婚したいのかを明確にしながら、迷いが生じたときはコーディネーターに相談して婚活を進めることができます。
ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを実施しています。詳しいサービス内容が確認できるので、まずは受けてみてはいかがでしょうか。
取材・文/仲西なほ子
【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異例の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/
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