目次
【DATA】結婚して幸せだと感じることはある? 結婚して幸せだと感じる瞬間ランキング 幸せな結婚生活に欠かせないことは?
  • 譲れない部分での価値観の一致
  • 一人の人間として尊重する
  • きちんと意思疎通を図る
  • 我慢しすぎない
幸せな結婚生活を続けるために心掛けたいこと
  • 感謝の言葉を伝える
  • 記念日をお祝いする
  • ゆっくり話せる時間を持つ
  • お互いの人間関係を尊重する
  • 適度に息抜きをする
結婚を幸せなものにするためには、ふたりの分かち合いが大切!

「独身でいるのと結婚するのとどっちが幸せなの?」そんな疑問を感じている人へ。恋愛&婚活コンサルタントの松尾知枝さんにお話を伺いました。また既婚者への「結婚」と「幸せ」に関するアンケート調査の結果を紹介し、具体的にどんなときに結婚の幸せを感じるかを1位から5位までリストアップして解説します。さらに幸せな結婚に欠かせないことや、幸せな結婚を続けるために心掛けたいことをまとめましたのでぜひ参考にしてください。

【DATA】結婚して幸せだと感じることはある?

Q.結婚して幸せですか?

【DATA】結婚して幸せだと感じることはある?

※データ出典:マクロミル

世の中の既婚男女は結婚して幸せだと感じているのでしょうか?上の円グラフは20~30代の既婚男女208人に対して、結婚して幸せかどうかの質問をしたアンケート調査の結果です。

「はい」と答えた人が95.7%。つまり、ほぼ全員に近い人が結婚したことに満足し幸せを感じていて、結婚に幸せを感じていない人はほんのわずかという結果になりました。

結婚して幸せだと感じる瞬間ランキング

結婚して幸せだと感じる瞬間ランキング

どんなときに結婚の幸せを感じるのでしょうか?アンケートで聞いてみました。「幸せを感じる瞬間ランキング」として最も多かった回答の1位~5位まで紹介します。

男性が結婚して幸せだと感じる瞬間TOP5
1位 夫婦・家族で団らんの時間を過ごしているとき(55.8%)
2位 相手の笑顔を見たとき(52.9%)
3位 一人ではないという安心感を得られたとき(46.2%)
4位 相手の優しさに触れたとき(42.3%)
5位 パートナーを愛していると感じたとき(42.3%)

女性が結婚して幸せだと感じる瞬間TOP5
1位 夫婦・家族で団らんの時間を過ごしているとき(72.1%)
2位 一人ではないという安心感を得られたとき(70.2%)
3位 相手の優しさに触れたとき(61.5%)
4位 相手の笑顔を見たとき(44.2%)
5位 パートナーを愛していると感じたとき(38.5%)
5位 苦手なことを補いあえたとき(38.5%)

※データ出典:マクロミル/Q.結婚して幸せだと感じる瞬間は?(複数回答可)

男女別に見ると「夫婦・家族で団らんの時間を過ごしているとき」、「一人ではないという安心感を得られたとき」、「相手の優しさに触れたとき」の項目は女性の方がかなり多く、約7割の人が選んでいます。

「相手の笑顔を見たとき」の項目を選んだのは男性の方が女性よりも多く、半数以上の男性が選んでいます。またランク外でしたが、「経済的な安心感を得られたとき」を選んだ女性が3割近く、男性は2割弱と女性の方が多い結果になっています。

「苦手なことを補い合えたとき」「知らなかった世界に出会えたとき」という回答を選んだ人が男女共に2割~3割程度いることから、結婚によって世界が広がったことに満足している人もいることが分かります。

結婚相手に求める条件として、ルックスや収入など表面的な条件があがることがありますが、実際に結婚して幸せだと感じるのは、ふたりで一緒に過ごす時間のかけがえのなさや一緒にいられることの安心感が得られたとき。つまり精神的なものが満たされることによって、多くの人は幸せを感じるという結果が見えてきます。

「その他」を選んだ人の回答として、「孫の成長を見るのが祖父母の生きがいになっていると感じるとき」(38歳/女性)という声もありました。松尾さんいわく、大みそかや正月、お盆やクリスマスなど家族と過ごす人が多い時季に、結婚して幸せと感じる人も多いそうです。

幸せな結婚生活に欠かせないことは?

幸せな結婚生活に欠かせないことは?

幸せな結婚生活になくてはならないものとは何でしょうか?次に大切なことを紹介します。

譲れない部分での価値観の一致

よく「結婚に妥協はつきもの」と言われますが、幸せな結婚生活においては「ここだけは譲れない」と思っている部分がお互いに共通していたり、納得できたりするものであることが大切です。

例えば、育児やお金の使い方などについて大きな決断をするとき、根本的な価値観が合っていれば、生活の方向性や話がまとまりやすくなります。仕事に対する姿勢や取り組み方、家庭生活に求めるものなどについても同様です。

結婚生活の中で根本的な価値観が違いすぎると、最初は新鮮に感じたとしても、次第に一緒にいるのが苦しくなって疲れてしまう可能性があるでしょう。

一人の人間として尊重する

家族という名の下に何かを相手に要求したり、甘えてばかりいたりすると相手を疲れさせてしまいます。家族であっても違う考えを持った一人の人間として認め、お互いを気遣い、尊重することが大切です。

結婚して家族になっても、「相手は自分とは違う他人なのだ」という見方を頭の片隅に置いておくことで、相手に対する尊重の気持ちが育まれるでしょう。

きちんと意思疎通を図る

「言わなくても分かるはず」という思い込みや相手に対する甘えを捨てることも大切です。結婚生活においてコミュニケーションは最も大事な要素です。小さな誤解や行き違いが、やがて大きな擦れ違いに発展することも少なくありません。

特に結婚初期の頃は、「私はこう思うけれど、あなたはどう?」といった意思確認を細かくしていくこと。幸せな結婚生活は互いに分かり合おうとするコミュニケーションによって築かれることと心得ましょう。

我慢しすぎない

お互いに余計な我慢をしなくてもよい関係が理想的です。結婚生活において、ありのままの自分でいられることが大事だからです。

「結婚とは忍耐すること」という見方もありますが、自分を偽ることや自己犠牲は決して美徳ではありません。それによって不満やストレスをためてしまう結果になるでしょう。相手を大切に思う気持ちを持ちながら自分自身も大切にすることのバランスが重要です。

幸せな結婚生活を続けるために心掛けたいこと

幸せな結婚生活を続けるために心掛けたいこと

最後に幸せな結婚生活のために心掛けたいことを5つ紹介します。

感謝の言葉を伝える

日常生活の中で感謝を伝えることをつい忘れがちですが、「ありがとう」「助かるよ」などとあえて言葉にすることが大切です。「今更、恥ずかしくて……」と感じる人もいるかもしれませんが、日々の暮らしの中で特に心掛けるべきポイントです。

例えば「お皿を洗ってくれてありがとう」「お掃除してくれたんだ。ありがとう」などと、ささいなことにも感謝の気持ちを伝えること。言われた側が嬉しいのはもちろんですが、ふたりの関係性を自然に深めてくれるおすすめの習慣ですので、試してみてください。

記念日をお祝いする

結婚記念日や誕生日などの特別な日をきちんとお祝いすると、単調になりがちな家庭生活にメリハリをもたらしてくれます。お互いに特別な日をお祝いすることで、相手への信頼や家族としての絆が育まれていくでしょう。

口頭で気持ちを伝えるのが難しい場合は、メッセージカードや手紙を添えて何かプレゼントするのもよいでしょう。例えば、一輪の花といった小さな贈り物でも喜んでもらえるはずです。

ゆっくり話せる時間を持つ

結婚生活の中では、生活に必要な実務的な会話のみになりがちですので、たまに深い会話ができるような時間をとりましょう。例えば外食するなどして、ゆっくりとふたりで話せる時間を持つこともおすすめです。

お互いに目の前のやるべきことから解放された空間で、仕事のことや子育てのことなどいろいろ話し合うことで、お互いの今の状況や考えをより深く知ることができ、不満の種も摘み取るきっかけになります。

お互いの人間関係を尊重する

相手が自分以外の人と交流したり、趣味の仲間と会ったりすることを尊重すること。「結婚するなら何でも夫婦で一緒にするのがよい」と思われがちですが、ふたりの関係の風通しの良さを保つためには、自分一人でも楽しめる趣味や人間関係を持つことが大事です。

家庭以外にも自分が心地よくいられるスペースを見つけることで、結婚生活に対する不満も自然に軽減し、健やかな関係を保ちやすいはずです。パートナーが出かける際には、相手を信頼して快く送り出してあげるよう心掛けましょう。

適度に息抜きをする

日常の中で「これくらいなら平気」という気持ちで小さな我慢を続けていくことを”我慢貯金“と言いますが、幸せな結婚生活を叶えるためには我慢貯金やストレスをためないことが大切です。

相手に対して「言わなくてもきっと伝わるはず」という思いでいると、大切なことが伝わらないまま自分の中で不満が膨れ上がってしまいます。我慢しすぎないできちんと言葉で伝えることや、適度に相手に甘えたり息抜きしたりすることを心掛けてください。

結婚を幸せなものにするためには、ふたりの分かち合いが大切!

結婚を幸せなものにするためには、ふたりの分かち合いが大切!

一人で生きていくことには自由や気軽さもありますが、結婚生活の醍醐味(だいごみ)とは、ふたりの“分かち合い”といえます。物理的な面での分かち合いだけでなく、ふたりの思いや経験、喜びや悲しみ、時に起こるかもしれない困難さも含めてすべてを一緒に分かち合えることです。

一人では乗り越えられない苦難や悲しみもふたりでなら乗り越えられる可能性があります。また幸せや嬉しいこともふたりでなら何倍にも膨らんで感じられるでしょう。

今はまだ結婚相手の候補がいないのなら、婚活を始めるのもいいでしょう。本気で近い将来に結婚相手を見つけたいのであれば、理想の結婚を叶えるために婚活のプロがサポートしてくれる結婚相談所の利用を検討するのもおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントでは婚活に関する無料カウンセリングを受けることができますので、一度体験してみてはいかがでしょうか?

取材・文/Jun

【監修】
松尾知枝さん
恋愛&婚活コンサルタント、株式会社インプレシャス代表取締役。国際線CAを経て、合コン総研アナリストとしてテレビや雑誌に出演。自身の経験と心理学をベースにした自分ブランド構築スクール「Precious 美女塾」を開設。女性の生き方を豊かにする人材開発を行い、全国から受講者が集まるようになり、著書の累計発行部数は10万部以上。セミナー、パーティ開催を通じ、多くの女性に恋愛アドバイス、出会いサポートを行っている。主な著書:『最高の自分で最高の相手をつかまえる!』(青春出版社)、『1日5分で夢が叶う 日記の魔法』(KADOKAWA)他
公式HP:https://chie-matsuo.studio.site/
公式Instagram:https://www.instagram.com/chie_matsuo/

【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2024/1/19~2024/1/20
有効回答数:208人(男性104人、女性104人)
(インターネットによる20~30代向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)

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