目次
結婚したいのに不安。なぜ不安に感じるのか?
  • 価値観の不一致が起きないか
  • 経済的にやっていけるか
  • 家事をこなせるか、分担できるか
  • 相手が浮気をしないか
  • 自分が心変わりしないか
  • 将来子どもを授かれるか
  • 親やきょうだいとうまく付き合えるか
  • 自由な時間がなくならないか
結婚に不安を感じやすい女性の特徴とは?
  • 変化が苦手
  • 悲観的
  • 他人任せにしがち
  • 人と比べる癖がある
不安を解消するおすすめの方法とは?
  • パートナーと話し合う
  • 既婚者に相談する
  • 完璧を目指さない
結婚して良いのか迷ったら確認すべきこと
  • 話し合いができるか
  • 金銭感覚が近いか
  • 食の好みが似ているか
  • 公平に家事分担ができるか
  • 子どもについて意見が一致しているか
  • 親やきょうだいとの関係に無理がないか
  • 相手の欠点を受け入れられるか
  • 相手が病気になっても添い遂げたいか
  • 一緒にいる時に幸せか
ふたりで話し合って不安を解消しよう

結婚したいけど不安を感じ、いわゆるマリッジブルーになる人は意外に多いものです。「このまま結婚して良いのだろうか?」「この人で問題ないのかな?」といった考えが頭から離れないこともあるでしょう。この記事では結婚したいけど不安になる理由をはじめ、不安を解消するおすすめの方法、本当に今のパートナーでいいのか迷ったときに確認するポイントなどを、恋愛・婚活に詳しい佐藤律子さんの意見をもとに解説します。結婚前に不安を感じている人はぜひ参考にしてください。

結婚したいのに不安。なぜ不安に感じるのか?

結婚したいのに不安。なぜ不安に感じるのか?

結婚したいけど不安を感じる理由にはどんなものがあるのでしょうか。主なものを挙げていきます。

価値観の不一致が起きないか

恋人同士の間は感じなくても、生活を共にするとちょっとした価値観のずれが気になることもあります。結婚したら価値観の不一致が原因でもめたり、ケンカの原因になったりするのではないか、と心配になるのです。

経済的にやっていけるか

相手の収入が十分あるのか、妊娠・出産などで女性側の収入が減ってもやっていけるのか、などお金に関する不安を抱える人は少なくありません。

家事をこなせるか、分担できるか

今は男女共に働いているケースが大半なので、家事がこなせるか、ストレスなく分担できるか不安になることもあります。特に女性は「彼が家事に協力的かどうか」は気になるところ。一緒に暮らしてみないと分からないので不安になるのです。

相手が浮気をしないか

相手が浮気をするのではないか、結婚後に相手の気持ちが自分から離れてしまうのではないかなどと不安になる人もいます。

自分が心変わりしないか

相手ではなく、自分の気持ちが冷めてしまわないか不安になるケースもあります。好きな気持ちがなくなったり、相手のことを嫌いになったりしても結婚後は簡単に別れられないものです。結婚という大きな決断の前に、自信がなくなる人もいます。

将来子どもを授かれるか

子どもが欲しいと思っている人にとって、子どもを授かれるかどうか不安になることは珍しくありません。主に女性が感じやすい不安ですが、男性で不安になる人もいます。

親やきょうだいとうまく付き合えるか

相手の親やきょうだいとの関係も不安要素の一つです。人によって親やきょうだいとの関わり方は異なりますが、ふたりの間で感覚が大きく違うとトラブルになることもあります。

自由な時間がなくならないか

独身時代と違い、結婚すると自由な時間がなくなるのではないかという不安を感じる人も少なくありません。

結婚に不安を感じやすい女性の特徴とは?

結婚に不安を感じやすい女性の特徴とは?

結婚が現実的になったときに不安を感じやすい女性の特徴を解説します。

変化が苦手

結婚は環境が大きく変わるタイミングです。変化がストレスになるタイプだと、結婚で生活リズムや住まいが新しくなったり、家族と離れたりすることなどに不安を感じやすいでしょう。

悲観的

悲観的な人は、結婚で生じるデメリットばかりに目が行き、不安を感じやすいといえます。家事の負担が増える、自由時間が減るなど、マイナス面ばかりに気を取られてモヤモヤしてしまうのです。

他人任せにしがち

相手任せで「幸せにしてもらおう」という気持ちが強いと、希望と違うことが起こるのではないか、希望を叶えてもらえないのではないかなどと不安になります。

人と比べる癖がある

他人と比べる癖がある人は、落ち込みやすく、不安になりやすいです。周りの人と比べて自分が劣っていると感じ、結婚生活がうまくいかないのではないかと心配になることもあれば、パートナーを過去の恋人と比べて「あの人の方が良かったかも」などと考え、不安になることもあります。

不安を解消するおすすめの方法とは?

不安を解消するおすすめの方法とは?

不安を解消するおすすめの方法を解説します。何よりもまずは自分の不安に向き合うことです。必要であれば紙に書き出すなどして、自分が何に不安を感じているのか、認識することが不安解消の出発点です。
マリッジブルーという言葉があるように、結婚前に理由もなく不安になるのはよくあることです。ただし、不安になる理由が明確にあるなら、その不安をきちんと解消することが大切。次に紹介する方法で解消していきましょう。

パートナーと話し合う

不安が見つかり、それがパートナーとの関係で生まれるものであれば、ふたりでしっかり話し合うことが大切です。ひとりだけで抱え込んでしまい、不安を募らせているケースも多いものです。パートナーと話し合ってみたら心配するほどのことではなかったり、解決の糸口が見つかったりということはよくあります。

既婚者に相談する

結婚生活に関することであれば既婚者に相談するのも有効です。ポイントは幸せな結婚生活を送っている人に相談すること。前向きな解決策や問題解決のヒントが聞けるかもしれません。ただ話を聞いてもらうだけでも気が楽になり、不安が解消されることも多いです。

完璧を目指さない

特別な理由はないのに不安になる人もいます。何でもパーフェクトにしようと気構えていると、ささいなことでも気になってしまいます。結婚生活は、文字通り「生活」です。日々の暮らしの中でできないことや苦手なことを少しずつ克服していけばよく、「なるようになる」と捉えることも大切です。

結婚して良いのか迷ったら確認すべきこと

結婚して良いのか迷ったら確認すべきこと

不安な気持ちのまま結婚して後悔しないように、確認しておきたい項目を紹介します。今のパートナーと本当に結婚していいの?と不安になったら以下のことを確認しましょう。

話し合いができるか

話し合いができるかどうかは、最も大きな問題です。他人であるふたりの価値観や考えが違うのは当然のこと。結婚生活では、さまざまな意見の食い違いや問題が起こります。そんなときにはふたりで話し合って問題を解決することが重要です。
相手が「自分の価値観を押し付ける」「意見が通らないと不機嫌になる」といった行動をするのであれば、結婚してもうまくいく可能性は低いでしょう。逆に言えば、問題が起こったときに話し合いができる相手であれば、お互いの努力によってたいていの不安は解消できます。

金銭感覚が近いか

お金は生活していく上で欠かせないものなので、金銭感覚の相性は重要なポイントです。ぜいたく過ぎる、けち過ぎるなどふたりのお金の使い方や収入面、将来のためのマネープランなどに大きな相違点がないか確認しておきましょう。

食の好みが似ているか

食の感覚も妥協しづらい部分です。食事の味付けや、外食の頻度、好き嫌いなど、あまりに大きな違いがないかチェックしておくと安心。今の時代は食の選択肢は数多くあるので、ふたりが納得していればいろいろなサービスを利用することによって克服することは可能です。

公平に家事分担ができるか

公平というのは半分ずつということではなく、仕事などのバランスを考えて互いが納得できる分担割合にできるかということ。同居しないと分からない部分もあるものの、相手が協力的かどうか確認しておきましょう。

子どもについて意見が一致しているか

子どもは欲しいか、いつ頃欲しいかといったことはデリケートな話題なのでつい避けがち。ただし、もし明確に希望があるのであれば、結婚前に相手に伝えておくことが大事です。

親やきょうだいとの関係に無理がないか

結婚後は互いの家族との関係も影響します。親やきょうだいとの距離感や行事への参加など、どの程度まで関わるのか確認しておきましょう。

相手の欠点を受け入れられるか

欠点は誰にでもありますが、パートナーの欠点を受け入れられるか考えておきましょう。交際中は目をつぶっていたとしても、結婚し、一緒に暮らしていく上でどうしても許せない欠点があるのであれば大きな問題です。

相手が病気になっても添い遂げたいか

究極の質問ですが、相手が病気になったり、職を失ったりしても添いとげ、一緒に乗り越えたいと思えるか、自分に問いかけてみてください。

一緒にいる時に幸せか

ふたりで一緒にいる時に安心感があり、幸せでしょうか。この質問の答えが「いいえ」であれば、結婚自体を再考すべきです。



これらのうち、すべてに迷いなく「はい」と答えられる人は多くないはずです。ほとんどの人は回答を迷ったり、即答できなかったりした項目があるでしょう。誰を結婚相手に選んでも絶対に大丈夫という保証はありません。最初の「話し合いができるか」と最後の「一緒にいるときに幸せか」という項目にそれぞれ「はい」と答えられるのであれば、ふたりで話し合い、協力することで不安を克服していきましょう。

ふたりで話し合って不安を解消しよう

ふたりで話し合って不安を解消しよう

結婚前に不安を感じることはよくあることですが、不安を残したまま結婚すると後々後悔につながることも。不安を感じているのであれば、相手とじっくり話し合って解消することが大切です。結婚生活はふたりでつくっていくもの。話し合って納得できたら、それ以上不安の種を探すのではなく、相手を信頼し、問題が起こっても一緒に乗り越える覚悟を決めればいいのです。

もし、今のパートナーとは結婚できないと感じているなら、早めに別れを選択する勇気も必要。その上で新たな恋活や婚活を始めてみてはいかがでしょうか。ゼクシィ縁結びエージェントでは、マッチングコーディネーターが人柄を考慮しながら希望条件に近い相手を紹介してくれるプランもあります。詳しい話を聞いてみたい人はぜひ問い合わせてみてください。無料カウンセリングも受付中です。

取材・文/関原のり子

【監修】
佐藤律子(さとうりつこ)さん
一般社団法人異性間コミュニケーション協会代表理事、婚活スペシャリスト。「異性間コミュニケーション協会」は恋愛、婚活、夫婦問題、子育て、ハラスメント、マネジメント、女性活躍、LGBTQなど人間関係についての研修や講演、運営、相談を行う専門協会で、認定講師100人以上が在籍している。運営した自治体婚活イベントのカップル成立率は60%以上、異性間コミュニケーション研修の受講者は延べ3万人を超える。『2年以内に幸せをつかむ 大人婚活 完全ガイド』(ビジネス社)、『ずるいくらい思いのままに恋が叶う』(かんき出版)、『最高に幸せな“たった1つの恋”を実らせるレッスン』(大和書房)他、著書多数。テレビ番組の恋愛・結婚コーナーの監修、出演実績も豊富。
公式サイト:https://www.iseikan.jp/

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