恋愛依存をやめたい！依存する人の特徴と原因、恋愛体質を変える方法を紹介

恋愛依存をやめたい、恋愛依存の体質を変えたいと悩んでいる人は、少なくありません。この記事では恋愛依存をやめ、恋愛体質を変える方法を婚活コンサルタントの澤口珠子さんの意見をもとに紹介します。「恋愛に依存していてつらい」「恋愛体質を変えたい」と思っている人はぜひ参考にしてください。

恋愛に依存してしまう、行き過ぎた恋愛体質になってしまう人の行動の特徴を紹介します。

恋愛以外の活動がおろそかになる

恋愛がすべての中心になっており、仕事や友人関係がおろそかになり、後回しにしてしまう状態は、最も典型的な恋愛依存・恋愛体質の特徴です。

頻繁に連絡する

LINEや電話など、相手に頻繁に連絡するのは恋愛依存の行動の一つです。相手からの返信が遅かったり、相手が電話に出なかったりすると不安になるのも特徴的です。

常に一緒にいたがる

常に恋人または好きな人と一緒にいたがり、ひとりになるのを嫌がります。また、離れている時でもSNSや通話でつながろうとします。

愛情を確認したがる

恋人がいる場合、自分のことが好きなのかどうか確認したがります。直接聞くこともあれば、わざと他の異性をちらつかせて愛情を試す行動をする場合もあります。

相手の行動を監視する

相手のスケジュールやSNSをチェックすることが多いのも恋愛依存・恋愛体質の特徴です。相手が今どこにいるか、誰といるか、何をしているか、全部把握していないと不安になってしまうのです。

相手に尽くしすぎる

恋愛依存・恋愛体質の人は、相手に尽くしすぎる傾向があります。相手ができることでも身の回りの世話を焼いたり、相手の都合にすべて合わせたり。極端なケースだとお金を貢ぐなど、金銭的に尽くしてしまう人もいます。

自分の意見や希望を後回しにする

相手の意見や希望を尊重するあまり、自分の意見や希望は後回しにします。言いたいことがあっても相手を優先し、言わないで我慢することもよくあります。

恋愛依存・恋愛体質になってしまう原因を解説します。

自己肯定感が低い

自分に自信がなく自分を肯定できない人は、他人、特に恋人に認めてもらうことで不安感を補おうとします。恋人に認められたいあまり、相手中心の行動や思考に陥り、相手からの承認を求めて依存している状態です。

他に熱中するものがない

仕事や趣味への興味が薄く、交友関係が希薄だと、自分の世界の大部分を恋愛が占めてしまい、恋愛中心の思考になってしまいます。

恋愛にトラウマがある

浮気をされた、ひどい振られ方をしたなど、過去に恋愛でつらい思いをし、そのトラウマから恋愛依存になる人もいます。トラウマが原因で「またつらい思いをするかもしれない」と不安になり、過度に相手に尽くすなど、依存してしまうのです。

家族との関係が不安定だった

恋愛依存の人の中には家族、特に親との関係が不安定で、愛された記憶や安心できる居場所がなかった人もいます。親にしてもらいたかったことを恋愛対象の人に求め、のめり込んでしまうのです。

交友関係が狭い

友人がいない、趣味でつながっている人がいない、など交友関係が狭いと恋愛相手だけとしか交流がなく、相手への依存度が増してしまいます。

恋愛依存・恋愛体質をやめる方法を解説します。まずはできることから取り組み、一つでも増やしていくと恋愛に依存する思考や体質から抜けやすくなります。

仕事や資格取得などの目標を持つ

仕事での成果や資格取得などを目標として掲げましょう。自分の成長につながるものに取り組めば、自信が付き、自分のことが好きになっていきます。同時に他人に依存する気持ちが徐々に減っていくでしょう。

ひとりでも楽しめる趣味を見つける

新しく趣味を見つけて始めるのもおすすめです。自分だけで楽しめる趣味があると、ひとりで過ごすことへの不安がなくなるので、依存体質を変えるのに効果的です。趣味を通して世界が広がるので、恋愛だけの思考から抜け出すこともできます。

恋愛対象以外の人間関係を築く

もし、恋愛相手とばかり一緒に過ごしているなら、相手以外の人との人間関係を築くことをおすすめします。家族や友人、趣味を通じて出会った人など、恋愛対象以外の人との関係を築く、もしくは深めることによって恋愛に依存せずバランスの取れた生活が送れるようになります。

予定を入れて暇な時間を減らす

恋愛依存・恋愛体質の人は、暇な時間に恋愛のことばかり考えてしまいます。そのような時間をなくすために、多少無理してでも予定を入れてしまいましょう。

自分の意見や感情を相手に伝える

恋愛依存の人は、相手に嫌われたくないと思うあまり、自分の意見や感情を抑える傾向があります。自分の意見や感情を伝えても関係が壊れないということを実際に経験することで、誰かに依存することが減っていきます。まずは小さなことでもいいので、思ったことを素直に伝えるように心がけてください。

相手と距離を置く

思い切って恋人や好きな人と距離を置くことで、「恋愛がすべてではない」「他にも楽しいことはある」ということに気付けます。恋愛相手と物理的な距離を置くことで、相手への執着心が薄れる可能性があります。

恋愛をしていて苦しいと思うことは珍しくありません。しかし、下記の項目に当てはまるのであれば、その恋愛を終わらせる決断をすることも大切です。どのようなケースが「続けるべきではない」恋愛なのか、チェックしてみましょう。当てはまる項目が多いほど、終わらせた方がいい恋愛です。

我慢することが多い

相手中心で自分はいつも我慢しているのであれば、対等な関係とは言えません。「自分さえ我慢すればうまくいく」というのは危険な考えです。

楽しさよりつらさを感じる

楽しさよりもつらさが勝っており、泣いてばかりの恋愛は終わらせた方が良いでしょう。片思いだとしてもつらさしかないのであれば、自分からその恋を手放す勇気が必要です。

いつも相手の都合に合わせている

カップルなのに対等の関係ではなく、いつも相手の都合に合わせているのであれば、残念ながらその恋愛は終わらせるべきです。スケジュール調整がしやすい方が相手に合わせるのは問題ありませんが、相手の都合が最優先で、いつも自分が譲歩していると気付いたら、いったんふたりの関係を見直してみてください。

自分の意見や感情を軽視されている

自分の意見や感情を伝えているのに、軽視されており、相手に大事にされていないと感じるのであれば、その恋愛から早く抜け出すようにしましょう。

一緒にいる時の自分が好きではない

相手と一緒にいると卑屈になったり、嫉妬深くなったり、メソメソと泣いてばかりいたり……。そのような自分は本来の自分ではない、好きではないと思うのであれば、その相手からは離れた方がいいでしょう。

意見が食い違った時に歩み寄りがない

どんなに仲が良いカップルでも意見の食い違いは発生します。食い違った時にきちんと話し合いができるか、相手が話し合いで解決しようとしてくれるか見てみましょう。もし、まったく歩み寄りがなく、意見を押し通されることが日常的にあるなら対等な関係とはいえません。

恋愛依存・恋愛体質の今の状態が嫌だと思ったら、行動を起こしましょう。恋愛に依存してしまう自分を見つめ直し、記事内で紹介した方法を少しずつでも実践することが、恋愛依存から抜け出し、恋愛体質を変えるきっかけになるはずです。

恋愛依存から抜け出して今までとは違う恋愛をしたい人は、結婚相談所で活動してみるのはいかがでしょうか。ゼクシィ縁結びエージェントでは活動中にマッチングコーディネーターのサポートが受けられ、悩みを相談できるのも心強いポイント。まずは気軽に無料カウンセリングを受けてみませんか？

取材・文／関原のり子

【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナルとして、これまでに1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポート、累計8500人以上の結婚支援および各種相談の実績を持つ。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の3軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』（幻冬舎）、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』（総合法令）などがある。
公式サイト：https://sawaguchitamako.com/