- 同性の友人
- 異性の友人
- 恋愛アドバイザー
- 最初から今までの「流れ」を伝える
- できるだけ「リアル」に説明する
- 「こうなりたい」と解決後の目標を話す
恋愛の悩みをあなたは誰に相談していますか。同性の友人や異性の友人、無料の恋愛相談アプリ、恋愛アドバイザーなど相談相手はさまざまでしょう。でも、実は相談の目的によって、相談する相手が違うのです。そこで、これまで多くの恋愛相談にのってきた恋愛コンサルタント・りすこさんに「誰に何を相談したらいいのか」をうかがいました。あわせて悩みから抜け出すためのヒントも紹介します。恋愛の悩みを解消して「こうなりたい」と思うハッピーな未来に進んでください。
みんなは誰に恋愛の悩みを相談しているの?
恋愛で悩んだとき、みんなは誰に相談をしているのでしょう。アンケートの答えをまとめました。
1位 同性の友人・知人 50.0%
2位 誰にも相談しない 43.6%
3位 異性の友人・知人 18.2%
4位 家族 9.5%
5位 恋愛掲示板や恋愛相談アプリ 1.8%
多くの人が自分の近しい人に相談をしていることがわかります。半面、43.6%は「誰にも相談しない」と答えています。ここには、自分のことは自分で解決したいという人だけでなく、誰に相談していいのかわからないという人も含まれていると考えられます。
誰かに恋愛相談をするメリット
「恋愛相談をすることで問題の解決や気持ちの整理ができたか」を尋ねたアンケートでは、54.8%が「気持ちの整理ができることが多い」と答え、メリットを実感しています。それは「気持ちの整理ができることは少ない」と答えた15.3%の3倍以上です。
悩みがあるときには、一人で悩むよりも第三者に話してみると、気持ちの整理ができ、問題の解決につながりやすいということがわかります。けれど、相談をしたけれど悩みが解決できず「どちらとも言えない」と答えた人も29.8%いるように、相談してもうまくいかないケースも少なくありません。
そういうときは相談相手について考えてみませんか。実は、問題の解決のためには「誰に相談するのか」がとても重要なのです。
恋愛相談におすすめの相談相手
ひと言で恋愛相談といっても、「共感してほしい」型と「本気でどうにかしたい」型の2つの目的があり、それによって「誰に相談するといいのか」が違うのです。
共感型が求めているのは「そうだね。大変だったね、それはつらかったね」と話を聞いて気持ちに寄り添ってくれることであり、本気型が求めているのは「問題を解決するためには、いつ・何を・どのように行ったらいいのか」という具体的なアドバイスです。求めることが異なるので、相談する相手も変わってくるのです。そこで、誰に何を相談するのがいいかを見ていきましょう。
同性の友人
悩みに共感してほしいときは、同性の友人がいいでしょう。お互いの気持ちや立場を理解しやすいため同士感が生まれ、少し愚痴っぽくなっても受け止めてもらえることが多いです。モヤモヤを話してすっきりしたいときには同性の友人が適しています。
異性の友人
異性についての悩みを相談するので、話しにくいことも多いため、多くの場合は相談相手には向きません。ただし、「異性としての一般的な本音が聞きたい」とき、「相談する相手と親しくなりたい」ときは例外的にアリです。
恋愛アドバイザー
「うまくいかないことを何とか改善したい」「この問題をすっきり解決したい」など具体的なアドバイスを求めるときは、恋愛アドバイザーなどプロに相談するのがいいでしょう。一般的な話ではなく「相談をしている人」「問題のケース」にピンポイントで答えてくれるので実践的です。
恋愛相談をするときに大切な3つのポイント
誰に相談をする場合でも、恋愛相談には重要なポイントがあります。それは、相談相手に今の状況や自分の気持ちをちゃんと伝えたかどうかです。「悲しい」「寂しい」など自分の思いを前面に出して感情のままに話したり、逆に関係のないことまで盛り込みすぎたりすると相手を混乱させてしまうのでNGです。
心掛けたいのは、どうしてそうなったかを時系列に話す、できるだけリアルな説明をする、そして、最終的にはこうしたい・こうなりたいという目指す形を話すという3つのポイントです。
最初から今までの「流れ」を伝える
多くの場合、うまくいかないことや悩んでいることの前段階には何かがあったはず。なので、解決のためには、背景や経緯を順序立てて話すことが大事です。
自分では気づかなかったことも第三者なら見つけられるかもしれません。メモ程度でもいいので、一度文章にしてみると流れがクリアになりますし、書いている段階でどうしたらいいかが自分でわかって、解決につながることも少なくありません。
できるだけ「リアル」に説明する
自分にとってはマイナスなことを話すので、相談するときにぼやかしたり隠したりすることもありますよね。親しい間柄だからこそ言いにくいこともあるかもしれません。でも、本当に何とかしたいと思うならば、交わした言葉やメール、目にしたことなどをできるだけ詳しく、省略することなくオープンにしましょう。
「こうなりたい」と解決後の目標を話す
相談相手はあなたにハッピーになってほしいと思って相談に乗ってくれます。問題を解決して目指す未来像、例えば「この人と交際したい」「結婚したい」「うまくいかないようならすぐに諦める」などを明確に伝えることで相手もアドバイスがしやすくなります。
自分の気持ちを打ち明けやすい人を見つけて
一人であれこれ悩んでいるよりも誰かに気持ちを話した方が解決につながりやすく、また話すことで前向きな気持ちにもなれるもの。周囲に相談できそうな相手がいない、近しい間柄だとかえって相談しにくい、内緒にしておきたいという人は、オンラインで恋愛アドバイザーなどのプロに相談するという方法もあります。オンラインというワンクッションがあると、落ち着いて話ができるという利点もあります。
例えば婚活の場面を例に見てみましょう。ぜクシィ縁結びエージェントでは、婚活を進める中での悩みをマッチングコーディネーターに相談しながら婚活ができます。「プロの幅広い視点からアドバイスしてくれた」「今の時代に沿う考え方を示してくれて助かった」という声も挙がっています。このように第三者に相談することで解決できる悩みもありますので、一人で抱え込まずに話しやすい相談相手を見つけられるといいですね。
取材・文/福原敦子
【監修】
りすこさん
日本心理学会認定心理士/恋愛コンサルタント
82人の男性とデートした経験と、認定心理士の知識をもとに、300名以上に恋愛のコンサルタントをしています。
フジテレビ『めざまし8』出演。YouTubeは登録者3万1000人達成!
公式サイト:https://risu-ko.com
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2022/7/20~2022/7/22
有効回答数:110人(男性)110人(女性)
(インターネットによる20~40代向け男女アンケート調査 調査機関:マクロミル)
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