目次
彼氏が嫉妬してしまう理由と心理
  • 自己肯定感が低い
  • 他の男性との競争意識が強い
  • 嫉妬心を抱く自分を認められない
  • 人に依存することが下手
  • 抑圧された依存心が強く残っている
彼氏は嫉妬深いのか?診断してみよう!
  • 普段はいい人
  • 思い込みやこだわりが強い
  • 他者の長所や成功を批判しがち
  • 自己犠牲的な言動が多い
  • 楽しそうにしている人に嫉妬する
  • 恋人以外との人間関係に無頓着になる
彼氏が嫉妬する彼女の行動とは?
  • 他の男性と楽しそうに過ごす
  • メッセージの返信が急に遅くなる
  • 元彼の話を持ち出したとき
  • 友達と旅行やイベントに出かける
  • 他の男性と比較されたとき
嫉妬深い彼氏にはどう対処するのがいいのか?
  • 彼の嫉妬や不安に共感する
  • 疑われることの方がつらいのだと伝える
  • 好きという気持ちを明確に示す
  • 彼の行動を褒めるようにする
  • 上手にお願い事をしてみる
嫉妬は愛の証し!まずは受け入れてみよう

「彼氏が嫉妬深くて困る」という人のために、嫉妬の対処法をお教えします!彼が見せる焼きもちや多少の嫉妬心は可愛く思えることもありますが、度を過ぎた嫉妬は困りものです。そこで、男女関係の向上や男性心理分析が得意な心理カウンセラーの浅野寿和さんに、彼氏が嫉妬してしまう理由やその対処法などを詳しく教えていただきました。彼氏の嫉妬深さを確認する男性の行動心理も解説しているので、彼氏が嫉妬深いかどうか、診断してみてください!

彼氏が嫉妬してしまう理由と心理

彼氏が嫉妬してしまう理由と心理

そもそもなぜ、人は嫉妬心を抱くのでしょうか。男性が嫉妬してしまう理由とその心理を解説します。

自己肯定感が低い

「ありのままの自分で良い」と感じられていない男性は、自分を好きになってくれている人の気持ちを信じきることができず、つい「自分から離れていくのではないか?」と疑ってしまいがちです。その疑いが嫉妬心となって言動に表れます。

他の男性との競争意識が強い

普段から他の男性に対して競争心を持っている人も、嫉妬しやすい傾向があります。競争の心理とは、日常生活の中で「競争に勝ち残ることが成功」と思うことを指しますが、自分に自信のない男性の中には「他の男性に勝てない」という敗北を感じやすい人がいて、このタイプが嫉妬しやすいといえます。

嫉妬心を抱く自分を認められない

男性の中には自分が嫉妬心を抱いていることをかたくなに否定する人がいます。自分が嫉妬しているなどあり得ない、認められないと思うがゆえに嫉妬心を隠しますが、その反動で余計に相手を束縛したり、相手の言動を疑ってしまうのです。

人に依存することが下手

人は誰でも多少は人に依存しながら生きているものですが、依存が苦手なタイプが存在します。上手な依存とは「お願いをする」「愛や感謝を伝える」などの形になるのですが、依存が下手な人は、嫉妬したり束縛したりという裏目の行動になってしまいます。

抑圧された依存心が強く残っている

成長過程で、親や家族などの近しい人に対して依存心を示したが受容された経験が少ない、という人もいます。この場合、恋人や夫婦といった近しい関係性の人にだけ、急に今まで抑圧された依存心が湧き出し嫉妬心があらわになったり、束縛したい気持ちにかられるケースもあります。

彼氏は嫉妬深いのか?診断してみよう!

彼氏は嫉妬深いのか?診断してみよう!

嫉妬深い人にはいくつか特徴があり、日頃の言動でその可能性を知ることができます。彼氏はどのくらい潜在的に嫉妬深い人なのか、チェックしてみましょう!

普段はいい人

嫉妬深い自分を認識していても、「自分は嫉妬深いんだよ」と周囲に示すことはなかなか難しいもの。嫉妬深さを悟られないよう、社交的であったり共感的であったり、または腰が低い姿勢になる人もいます。

思い込みやこだわりが強い

嫉妬心は強い思い込みを生み出すものでもあります。そのため、嫉妬深い人ほど普段から強い思い込みを持ち、そこにこだわる傾向があります。

他者の長所や成功を批判しがち

嫉妬深い人は、会社の同僚や友達の魅力的な部分や他人の幸せを批判したり、人を見下すような言動をしやすい、という傾向があります。恋人にだけでなく、誰に対しても嫉妬心を抱いてしまうといえるでしょう。

自己犠牲的な言動が多い

嫉妬心とは「自分の大切な何かがなくなってしまう」と感じる、自分自身の心理的危機を示すものです。そのため嫉妬心が強い人は普段から、人に嫌われにくいであろう言動を取る場合が少なくありません。

その一つが自己犠牲で、人のために尽くしたり自分のことを顧みない言動を取ることがあります。

楽しそうにしている人に嫉妬する

特に孤独を感じやすい人や寂しがり屋な人は、楽しそうな人を見ると「置いてけぼり感」を感じやすいという特徴があります。その置いてけぼり感や寂しさから、普段から楽しそうにしている人に対して嫉妬心を抱きやすくなってしまいます。

恋人以外との人間関係に無頓着になる

嫉妬心が強い人は好きな人に離れていってほしくない、と強く願います。そのため、恋人やパートナーができると関心がそこだけに集中し、他の人間関係に無頓着な言動を取るようになることがあります。

彼氏が嫉妬する彼女の行動とは?

彼氏が嫉妬する彼女の行動とは?

嫉妬心は常に発動しているのではなく、きっかけとなる相手の言動があるものです。彼氏がつい嫉妬してしまう彼女の言動を見てみましょう。

他の男性と楽しそうに過ごす

嫉妬心が強い人は、自分が愛されていることに不安を感じています。彼女が同僚や友達など他の男性と楽しく話している姿を目の前にすると、嫉妬心が強い男性は「自分を見てくれているわけではないのだ」と認識してしまい、嫉妬心を示します。

メッセージの返信が急に遅くなる

嫉妬心を抱きやすい人は、ささいな事でも「彼女の気持ちが他に移ってしまうのではないか?」と疑ってしまいます。そのため、メッセージの返信が普段より遅いだけで「もう気持ちが離れた?」と、すぐ不安になってしまい嫉妬心があらわになります。

元彼の話を持ち出したとき

うっかり元彼の話をしてしまうと、それは嫉妬の対象になるでしょう。今彼にとって元彼と彼女の関係は、手出しができない世界。どうにもコントロールできない恋人の過去を知ると、「まだ元彼のことが好きなのでは?」と疑い、嫉妬してしまうのです。

友達と旅行やイベントに出かける

嫉妬深い人は、友達と旅行やイベントに出かけると言われるだけでも悪い方向に考えてしまう場合があります。彼女が自分から離れていくのではないかという不安を抱えていると、「女友達って言ってるけど本当は男なのでは?」という疑いを抱き、束縛したり干渉したりという言動を取ってしまいます。

他の男性と比較されたとき

嫉妬深い人はどこか自分を肯定的に捉えきれていないことが多いもの。そのため、他の男性と容姿や年収、性格などを比較されると、嫉妬心が刺激されます。

そして、「自分だって頑張ってる」「もっと自分のいいところを見て!」と言いたくなってしまうのです。

嫉妬深い彼氏にはどう対処するのがいいの?

嫉妬深い彼氏にはどう対処するのがいいの?

彼氏の度を過ぎた嫉妬に困っているなら、ぜひ次の方法を試してみてください。

彼氏の嫉妬や不安に共感する

嫉妬深い人は「相手は自分から去っていくのではないか」という不安を抱えていますが、その不安を感じている自分を肯定的には捉えていません。「この程度のことで不安になるなんて」と否定的に捉えている人の方が多いでしょう。

彼氏が嫉妬心を見せてきたら「そっか、心配になっちゃったんだよね」などと、相手の不安を理解している言葉を使い、その不安を見せてもこちらは嫌いにならないよ、という態度を示すといいでしょう。

疑われることの方がつらいのだと伝える

嫉妬深い人の中には「自分が不安になることで嫌われる」という思い込みがある場合があります。嫉妬心や不安をぶつけられたり、疑われることは気持ちのいいものではないですが、不安を抱えているだけの彼を嫌いになったりはしないはず。

その気持ちをきちんと伝えることは効果的です。「あなたが不安になっても私はあなたを嫌いにならないけど、あなたに疑われると私はつらい」ということを理解してもらうといいでしょう。

好きという気持ちを明確に示す

嫉妬深い人の不安は、自分を肯定的に捉えられないことが原因の場合もあります。その場合は、いくら彼の不安に寄り添っても彼の不安を解消するのは難しいでしょう。

相手の嫉妬が止まらないときは、きっぱりと明確に「私はあなたと一緒にいたいと思ってる」などと、彼のことを好きという気持ちを示す方が効果的です。ポイントは、相手を説得しようとするのではなく、ただ自分の思いや気持ちを示すことです。

彼氏の行動を褒めるようにする

嫉妬深い人の中には、自分に自信が持てない人も多くいます。彼氏がそういうタイプなら、行動を褒めたり感謝を伝えるようにするのがおすすめです。

可能であれば、その都度その場で褒めたり感謝を伝えたりしましょう。その方が彼氏の自信獲得につながり、自信を得るきっかけをくれた彼女を大切に思うようになります。

上手にお願い事をしてみる

彼氏が「自分は彼女にとって大切な存在」と思えていないことが嫉妬心を生み出している場合もあります。いくら周りから褒められたり感謝されても、彼自身が「自分は彼女にとって大切な存在」と思えないなら、嫉妬心は収まりません。

そのため、彼氏に「彼女のために役に立っている」という実感を持たせることが大切です。日頃から「これ、お願いできるかな」と適度なお願い事をし、叶えてくれたら喜び感謝する。ということを繰り返すことで、彼の自信が培われるケースもあります。

嫉妬は愛の証し!まずは受け入れてみよう

嫉妬は愛の証し!まずは受け入れてみよう

度が過ぎた嫉妬やしつこい嫉妬にはうんざりしてしまいますが、根本的にはあなたに対する思いの表れなので、まずは受け止めてみましょう。「不安にさせてごめんね」「私はあなたから離れないよ」などと、彼の気持ちに寄り添い、彼への愛情を明確にすると、改善に向かうかもしれません。

それでも嫉妬心が強すぎて、これ以上の関係性を築くのが難しいと判断したら、思い切って新しい恋愛に踏み出すのもいいでしょう。理想のパートナーに出会いたいなら、結婚相談所を利用するのも選択肢の一つ。婚活のプロによる親身なアドバイスを受けながら、出会いの幅を広げることができます。ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングが受けられるので、気になる人は体験してみてください。

取材・文/仲西なほ子

【監修】
浅野寿和さん
カウンセリングサービス所属の心理カウンセラー。20代に苦難を心理学で乗り越えた経験から、カウンセラーへ転身。年間400件以上の面談カウンセリングを行う現場主義の実践派。「男女関係向上・男性心理分析」「自信・自己価値向上」に独特の強みをもち、ビジネス・ライフワーク発見なども対応。明快・明晰(めいせき)かつ、ユーモアと温かさを忘れない屈託のないカウンセリングは「一度利用するとクセになる」と評されている。
オフィシャルサイト:https://www.asanohisao.jp

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