目次
恋愛で嫉妬心が芽生えやすいシチュエーション
  • 自分以外の異性が絡むとき
  • 異性の芸能人や著名人などを褒めているとき
  • 自分以外のことを優先されたとき
嫉妬心が芽生えてしまったときの解消法
  • 客観的に状況を見る
  • 嫉妬心を認めて伝えてみる
  • 相手とのコミュニケーションを増やし理解を深める
嫉妬しないために心掛けたい気持ちの整理術
  • 相手に依存せず自分の時間も大切にする
  • 比較ではなく良い面を見るようにする
  • 一緒にいる時間を良い時間にする
  • 相手の幸せを願う
  • 過度に相手を制限しない
嫉妬をしたらまずはその感情を認めることが大切!

片思いでも交際中でも好きな人がいると、その人と周囲との関係性に嫉妬してしまうこともあるでしょう。嫉妬をするのは悪いことではありませんが、できれば嫉妬心とはうまく付き合っていきたいもの。では、恋愛のシーンで嫉妬しない方法はあるのでしょうか。今回は、恋愛で嫉妬心が芽生えやすいシチュエーションから、嫉妬心が芽生えてしまったときの解決法、嫉妬しないために心掛けたい気持ちの整理術まで、心理カウンセラーの服部希美さんに伺いました。

恋愛で嫉妬心が芽生えやすいシチュエーション

嫉妬しない方法とは?芽生えてしまった嫉妬心の解消法と気持ちの整理術を教えます!

嫉妬することは、誰にでも起こりうることで、恋愛のシーンでは珍しいことではありません。恋愛において嫉妬心が芽生えてしまうのは、どんなときなのでしょうか。具体的なシチュエーションを挙げてみました。

自分以外の異性が絡むとき

恋人や気になる人が異性のいる飲み会に参加したり、異性と楽しそうに会話をしたりと、自分のいないところで異性と絡んでいる状況に、嫉妬してしまう人は少なくありません。「もしかしたら好きな人を取られてしまうのではないか」と不安を感じてしまうのです。

また、ふたりでいるときにも特定の異性が毎回話題に上がったり、「あの人はすごい」とよく褒めていたりすると、「自分だけを見てほしい」と嫉妬してしまう人もいるでしょう。話題に上がる対象が、自分や相手と近しい存在であればあるほど、不安な気持ちが大きくなり嫉妬心が生まれやすいです。

異性の芸能人や著名人などを褒めているとき

テレビや雑誌などで好きな芸能人を見かけ、「この人好きなんだよね」「こういうタイプが理想だな」など、自分以外の人を褒めている様子に嫉妬をしてしまう人は多いです。また、好きな芸能人のグッズを集めていたり、部屋にその人の写真が飾ってあるなどの行動も、嫉妬心を引き起こす原因になるでしょう。

直接恋のライバルになるわけではないものの、自分以外の人に意識を取られていることを寂しいと感じる人は少なくありません。

自分以外のことを優先されたとき

「今日は会社の飲み会だから会えない」「友達と遊びに行く」などと、自分よりも仕事や友達などの他の付き合いや趣味を優先されたときに寂しさを感じてしまうことがあります。

相手に事情があることは理解できますし、相手の事情をおおらかに受け入れたいという気持ちはあるものの、独占欲などから自分よりも大事にされているように見えるものに嫉妬心が芽生える場合があります。

嫉妬心が芽生えてしまったときの解消法

嫉妬しない方法とは?芽生えてしまった嫉妬心の解消法と気持ちの整理術を教えます!

すでに芽生えてしまった嫉妬心にはどう対処すればよいのでしょうか。嫉妬心を解消させる方法を紹介します。

客観的に状況を見る

嫉妬心から、相手の愛情を確認したくなったり、相手に怒りをぶつけたくなったりしたときは、一呼吸置いて客観的に状況を見るようにしましょう。

信頼できる友人に話してみて、第三者からの意見をもらうこともおすすめです。一時の感情に飲み込まれて、ふたりの関係を壊してしまわないようにすることが大切です。

嫉妬心を認めて伝えてみる

まずは自分が嫉妬していることを素直に認めることです。「嫉妬しているんだな」と認めることで、今後はどう動けばいいのか対処法が見えてくるでしょう。

それでももやもやする気持ちが続くようであれば、相手に素直に伝えてみましょう。伝えるときには、「どうしてこういうことをするの」など怒りとしてぶつけるのではなく、「私はこう思った」と自分の感じたことを相手に伝え、冷静に話し合い、一緒に解決策を考えられるといいかもしれません。

相手とのコミュニケーションを増やし理解を深める

嫉妬心にとらわれてしまうときは、相手と心の距離がまだ遠いという証拠でもあります。嫉妬をしたことを伝えるだけでなく、普段思っていることや要望などを話して、お互いの理解を深める時間をつくりましょう。

相手を理解し、自分がどれだけ愛されているのかを知ることができると、相手を信頼できるようになり、嫉妬しにくくなるはずです。

嫉妬しないために心掛けたい気持ちの整理術

嫉妬しない方法とは?芽生えてしまった嫉妬心の解消法と気持ちの整理術を教えます!

嫉妬は誰にでも起こりうる感情だと分かっていても、できれば嫉妬はしたくないもの。嫉妬心を芽生えさせないために、できることはあるのでしょうか。嫉妬をしないために、普段から癖付けておきたい考え方を見ていきましょう。

相手に依存せず自分の時間も大切にする

相手に依存しすぎていると、相手の言動一つ一つに意識が向きやすくなり、嫉妬しやすくなります。仕事を頑張ったり、友達との時間を大切にしたりと、自分の時間をつくって大切にしましょう。相手との時間も大切ですが、自分の時間も大切にすることで気持ちが満たされ、一緒にいないときの不安を軽減できます。

また、相手にも大切にしたい自分の時間があることを理解でき、それぞれの時間があることでふたりの時間がより良いものになると考えられるようになるでしょう。

比較ではなく良い面を見るようにする

人はどうしても他人の良いところと自分の駄目なところを比べてしまいがちです。自信がないときほど、この思考に陥って嫉妬心が芽生えやすくなるので、自分の良いところやできていることもきちんと認めて自信を付けていくことが大切です。

「自分はあの人より劣っている」「あの人と自分は何が違うのだろう」と、他人と比較して自分を下げるのではなく、「あの人はこういうところが素敵だから、私もあんなふうになりたい」「私はこういうところが得意だから、ここをもっと磨いていこう」など、自分を認めて良いところを伸ばしたり、他人の良いところをまねたりするとよいでしょう。

一緒にいる時間を良い時間にする

嫉妬心にとらわれているときは、「あのときは私のことを一番に考えてくれていただろうか」「いつかは離れていくのではないか」など、過去や未来のネガティブなことばかりに意識が向きがちで、目の前にいる相手のことが見えていないことも多いです。

相手を信じ、今の時間を楽しんで、一緒に過ごしている時間を良い時間にすることで、嫉妬する気持ちが弱まり、一緒にいない時間も安心して過ごせるようになります。

相手の幸せを願う

人には、「自分が思っているように相手も思うだろう」と感じる、“投影”という心理の働きがあります。

相手の幸せや成功を祈ったり、大切に思う気持ちに意識を向けたりすることで、「相手も自分と同じように自分のことを大切に思ってくれている」「愛してくれている」と思えるようになるでしょう。

過度に相手を制限しない

嫉妬をすると、相手の行動を制限したくなる傾向があります。しかし、「相手を制限しているからこそ、相手は私の元から離れていかないのだろう」と感じてしまい、いつまでたっても「安心できない」「愛されている実感が持てない」という状態になります。

相手を信頼し、見守ることを意識してみると、嫉妬心も和らぐかもしれません。

嫉妬をしたらまずはその感情を認めることが大切!

嫉妬しない方法とは?芽生えてしまった嫉妬心の解消法と気持ちの整理術を教えます!

多くの人が嫉妬を経験したことがあるはずです。特に恋愛のシーンでは、嫉妬する場面も多いでしょう。自分にこんな感情があるなんて認めたくないかもしれませんが、嫉妬心が芽生えたときは、まずは客観的に状況を見て、その気持ちを認めること。そうすることで、次にやるべきことや考えるべきことが見えてくるでしょう。

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取材・文/坂田圭永

【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変えるカウンセリング”をテーマに高い共感力で親身に寄り添い、婚活や 30 代女性の恋愛をサポート。「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。

公式サイト:https://www.hattori-nozomi.jp

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