目次
嫉妬深いとは?言葉の意味は? 嫉妬深い人の共通点・特徴
  • SNSなどで人の行動をチェックしている
  • 人を褒めるのが苦手
  • 見栄を張る
  • 自分のことをオープンにしない
  • みんなが欲しがるものを欲しくなる
嫉妬する心理・嫉妬深くなる原因は?
  • 劣等感や承認欲求が強い
  • 執着心が強い
  • 親密な交友関係がない
  • 過去のトラウマがある
  • 情報が溢れる競争社会で生きている
嫉妬深い人に起こりやすいことや注意点
  • 恋愛関係が長続きしにくい
  • 集中して何かに取り組むことができない
  • 判断基準が狂わされてしまう
嫉妬深い性格を改善したいときの7つのアドバイス
  • 自分自身の嫉妬心に気付く
  • 夢中になれることを見つける
  • SNSを気にせずに時間を過ごす
  • 「うらやましい」をバネにして何かを始める
  • ポジティブな自己イメージを持つ
  • すでに手に入っているものを書き出す
  • 心を開いて話せる相手をつくる
嫉妬深い自分をまずは受け入れよう!

自分が誰かに嫉妬していると感じたり、嫉妬心に悩まされたりしたことはありませんか?今回は「嫉妬深い」をテーマに、恋愛&婚活コンサルタントの松尾知枝さんにお話を伺いました。「嫉妬深い」の言葉の意味や、どういう心の状態をさすのか、嫉妬深い人の共通点や特徴などを紹介。その原因や注意したい点にも触れ、改善策についてアドバイスしていただきました。

嫉妬深いとは?言葉の意味は?

嫉妬深い人の特徴とは?嫉妬する心理や改善策を詳しく解説!

一般的に、「嫉妬深い」とは常に自分と周りの人を比べてしまい、誰かを「うらやましい」と感じたり、ねたみなど負の感情を抱いたりする状態にいることをさしています。

もともと「嫉妬」とは、他人が自分よりも優れていると感じたり、自分よりも恵まれていると感じたりするときに湧き上がるごく自然な感情です。誰かを瞬間的に「うらやましい」と感じることは、生理的なごく自然な反応といえるでしょう。

ところが「嫉妬深い」となると、いつも嫉妬心に支配され、ねたみのような重苦しい感情に振り回されている状態です。嫉妬深い人は、中毒のように「あの人は今どうしているのかな?」と特定の人を気にしたり、自分と他の人を比較したりして一喜一憂してしまう傾向があります。さらに嫉妬の感情によって、日常生活の選択や行動にまで影響が及ぶことがあります。

嫉妬深い人の共通点・特徴

嫉妬深い人に共通している性質や行動パターンはあるのでしょうか?主な共通点や特徴をまとめてみました。

SNSなどで人の行動をチェックしている

嫉妬深い人の特徴としてまず挙げられるのが、こまめにSNSなどをチェックしているという点です。「あの人はどうしてるのかな?」といつも周りが気になってしまう傾向があります。

人を褒めるのが苦手

人の長所を褒めたりすることが苦手なのも特徴の一つです。自分以外の人に注目が集まると嫌な気持ちになり、強引に話題を変えたりするような割り込み方をしてしまうこともあるかもしれません。

見栄を張る

嫉妬深い人は、自分をよく見せようと背伸びする傾向があります。SNSに投稿するときも、実際よりもかなり脚色する人が多いようです。例えば、友人の家で美味しいごちそうを振る舞われたときも、さも自分の家であるかのように写真を載せてしまったりするかもしれません。

自分のことをオープンにしない

自分自身のことをさらけ出すのが苦手なのも特徴の一つです。自分の弱みなどは見せたくないと思っているので、あまり人に対して心を開きません。「あの人はオープンではない」という印象を与えるかもしれません。

みんなが欲しがるものを欲しくなる

みんなが欲しがっている流行のものやブランド品などを「誰よりも先にいち早く手に入れたい」という気持ちがあり、SNSなどでアップすることに情熱を感じている人もいます。「本当にその商品が好き」という気持ちよりも、「みんなが欲しがっているからほしい」という気持ちが大きいといえるでしょう。

嫉妬する心理・嫉妬深くなる原因は?

嫉妬深い人の特徴とは?嫉妬する心理や改善策を詳しく解説!

嫉妬深くなるのはなぜなのでしょうか?考えられる原因や理由を紹介します。

劣等感や承認欲求が強い

嫉妬深い人は、強い劣等感をうちに秘めていることがあります。ありのままの自分に自信がないため、周りの人のことが気になってしまうことから嫉妬心が生まれるようです。「自分を見てほしい」「認められたい」という思いが強いことも嫉妬深くなる原因といえるでしょう。

執着心が強い

一つのことや人にとらわれてそこから離れられなかったり、何かを失うことを怖れ、しがみつきたいという気持ちを強く持っていたりすると、嫉妬深くなる傾向があります。例えば、好きな人がいて、その人を誰にもとられたくないと思うとき、嫉妬深くなるでしょう。

親密な交友関係がない

自分の気持ちをさらけ出せる友人や腹を割って話せる友達がいれば、誰かに嫉妬を感じたときも、その苦しい思いを聞いてもらうことで気持ちを軽くすることができます。ところが親密な友達がいないと、嫉妬心にとらわれたとき誰にも苦しい思いを打ち明けることができないまま深みに入ってしまうでしょう。

過去のトラウマがある

幼い頃、兄弟姉妹で比べられながら育ったり、「なんでお姉ちゃんみたいにできないの?」と何度も言われたりした経験のある人は、そのときに傷ついた体験がトラウマとなっている可能性もあります。そこから競争心や嫉妬心が生まれ、膨らんでいる可能性もあるでしょう。

情報が溢れる競争社会で生きている

私たちは、次々と他人の幸せがSNSでアップされる情報社会の中にいます。そのことも嫉妬深さを育む土壌となっているようです。比較したいと思っていなくても、つい比較が働いてしまうし、嫉妬心が刺激されてしまうような社会に生きているという見方もできるでしょう。

嫉妬深い人に起こりやすいことや注意点

嫉妬深いことで生じる弊害や不都合なことは何でしょうか?具体的に起こりえることを紹介します。

恋愛関係が長続きしにくい

恋愛において嫉妬心を適度に表現することは、お相手に「そんなに自分を思ってくれているのか」と思わせる効果もあり、ふたりの関係を深めるきっかけにもなってくれます。ところが、嫉妬心が度を超すと、相手が引き気味になっていき、関係が長続きしないことが多いでしょう。

集中して何かに取り組むことができない

嫉妬心に支配されていると、いつも不安や疑惑にさいなまれて危機感を感じている状態になります。その結果、自分自身のことに集中できなくなったり、仕事や目の前のすべきことに腰を据えて取り組むことができにくくなったりします。

判断基準が狂わされてしまう

嫉妬心が強い人は、周りの友達がうらやましがる人を結婚相手に選ぶ傾向もあります。人生の重要な選択を自分の本心ではない他人の軸で決めてしまうと、後々後悔したり、心から幸せを感じることができなかったりする可能性もあります。

嫉妬深い性格を改善したいときの7つのアドバイス

嫉妬深い人の特徴とは?嫉妬する心理や改善策を詳しく解説!

嫉妬深い性格や嫉妬深くなりがちな傾向を改善することは可能です。そのための具体的な方法を紹介します。

自分自身の嫉妬心に気付く

まずは自分の中の嫉妬深い気持ちに気づくことが大切です。例えば、誰かをねたましいと思う気持ちを書き出して客観視してみることです。自分がそう感じる理由や原因が分かり、気持ちが軽くなるかもしれません。

夢中になれることを見つける

どんなことでもいいので、自分が心から楽しめることを見つけて挑戦することをおすすめします。例えば、好きな食べ物でもOKです。今までインスタ映えするレストランを選んでいた人は、自分が気になっていた庶民的な中華屋さんでラーメンを味わってみるのもいいかもしれません。自分が時間を忘れるほど没頭できる趣味を見つけることも、嫉妬心を解消する手助けになってくれるでしょう。

SNSを気にせずに時間を過ごす

スマホを持たない時間をつくることでデジタルデトックスをするのもおすすめです。嫉妬深い人は常に自分と周りの人を比べたくなり、SNSチェックなどに必要以上に時間をかけてしまう傾向があるからです。家の中にいてもついSNSを発信したくなってしまうので、読書や映画観賞をはじめ、何もしないでぼーっとする時間を持つことも大切です。

「うらやましい」をバネにして何かを始める

嫉妬心を生かす方法として、SNSで「いいな」と思ったり、「うらやましい」と感じたりした人を見習うことをおすすめします。例えば、美肌ケアの方法を自分でも取り入れたりするのもいいでしょう。

気になるけど、すぐにできない場合は、今後の目標として手帳に書き留めておきましょう。夢ノートのようにやりたいことを書き記していくことで、優先したいこと、本当にやりたいことが見つかったりするかもしれません。

ポジティブな自己イメージを持つ

例えば、SNSの投稿を見て嫉妬を感じたときは、そんな自分にエールを送るのもいいでしょう。幸せなそうなカップルの結婚式の写真を見てうらやましく感じたら、「次は私の番」と自分を励ましてあげましょう。理想の自己イメージを持つことで希望が生まれ、より前向きに目標に向かっていくことができるようになります。

すでに手に入っているものを書き出す

自分がすでに持っているものを書き出していく方法も効果的です。例えば、仕事があることや、眠れる家があったり、自由に使えるお金があること、食べるものがあることなど、思い浮かぶことを書いていくと当たり前すぎて気付かなかった「自分が恵まれている」ということに気付くことができます。

嫉妬とは、自分の価値に気が付かないまま他人のことばかり見て「うらやましい」と思ってしまう心理です。自分も他の人から「いいな」と思われている可能性があることに気付くことで、嫉妬の呪縛から解放されるかもしれません。

心を開いて話せる相手をつくる

心を開いて話ができる親しい友達や信頼できる異性の友人をつくるなど、人間関係を広げることも大切です。より多くの人との出会いを通してさまざまな気づきを得ることで、視野が広がり、嫉妬心を感じてもすぐに手放していけるようになるでしょう。

嫉妬深い自分をまずは受け入れよう!

「自分の嫉妬深さを何とかしたい」と頑張っても、すぐには効果が感じられないかもしれません。そんなとき一番大切なのは、自分の中の嫉妬深さをありのままに認めて受け入れることです。それも気楽に気長に取り組むことがポイントです。無理に自分を変えようとはせず、そんな自分との付き合い方を楽しむことから始めていってください。

恋愛相手に対して嫉妬深くなってしまっていると感じるとき、自分を変えること以外に、違う恋を見つけるのも解決策の一つかもしれません。 ゼクシィ縁結びエージェントでは、マッチングコーディネーターのアドバイスを受けながら婚活を進めることができます。興味のある人は、いろいろな質問や相談ができる無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?

取材・文/Jun

【監修】
松尾知枝さん
恋愛&婚活コンサルタント、(株)インプレシャス代表取締役。国際線CAを経て、“合コン総研アナリスト”としてテレビや雑誌に出演。自身の経験と心理学をベースにした自分ブランド構築スクール「Precious 美女塾」を開設。女性の生き方を豊かにする人材開発を行い、全国から受講者が集まるようになり、著書の累計発行部数は10万部以上。セミナー、パーティ開催を通じ、多くの女性に恋愛アドバイス、出会いサポートを行っている。主な著書:『最高の自分で最高の相手をつかまえる!』『1日5分で夢が叶う 日記の魔法』他
公式ブログ:https://ameblo.jp/matsuo-chie/
公式Instagram:https://www.instagram.com/chie_matsuo/

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