- 自分のことを好きかどうか不安になるから
- 寂しがり屋で構ってほしいから
- 毎日をハッピーに過ごせるから
- 気持ちが落ち着いて、関係が安定する
- より深い関係を築けるようになる
- 新たな一歩を踏み出せる
- もともと何事もあっさり系
- プライドが高い
- 以心伝心への憧れ
- 自分から「愛情表現」をする
- 「こうしてくれたらうれしい」と伝える
- 小さなことにも感謝する
- 異性として接する
- 恥ずかしさを乗り越える
- 何でもオープンにする
- イベントを活用する
- 感謝からスタート
- 将来について話す
- 元カレや元カノと比べて褒める
- 相手を子ども扱いする
- 相手に同じことを求める
- 人前でイチャイチャしない
- 「いつも」「必ず」に縛られない
- 価値観を擦り合わせる
「愛情表現」とは、相手に対する「好き」の気持ちを言葉や態度で表すことです。この記事では、彼や彼女への「愛情表現」の仕方やおすすめのスキンシップについて恋愛コンサルタント・りすこさんに伺います。長続きしているカップルの「愛情表現」から、苦手な人におすすめの方法や上手に愛情表現できるコツ、気を付けたい注意点まで幅広く紹介します。ぜひ参考にしてください!
「愛情表現」とは?
「愛情表現」とは、恋人同士や夫婦、親子などの親密な関係の中で、目に見えない「相手への気持ち」を言葉や態度で表すことです。自分の気持ちを伝えるとき、お互いの気持ちを確認するとき、そして、ふたりの関係をよりよく保ちたいときに大切な方法です。
相手に「愛情表現」を求める理由
好きな相手に告白するまでは頑張って「愛情表現」をしていたのに、交際が始まったらだんだん減ってしまった……という経験はありませんか。付き合った後にも言葉や態度で気持ちをしっかりと表してほしいと思う人は少なくありません。なぜ「愛情表現」を求めるのかをりすこさんに挙げてもらいました。
自分のことを好きかどうか不安になるから
相手が「愛情表現」をしてくれないと、本当に自分を好きなのかどうかがわからなくて不安になるのは、恋をしているときには自然なことです。「気持ちが冷めたのでは」「他に好きな人がいるのでは」と悩んでしまうこともあるでしょう。そんなときは自分を安心させるために相手に「愛情表現」を求めます。
寂しがり屋で構ってほしいから
いつも自分のことを考えていてほしい、想っていてほしいというさびしがり屋は、いつも「愛情表現」をしてほしいと思っています。愛されているのはわかっていても、言葉や態度でストレートに「好き」を表してもらうのが好きなので「愛情表現」を求め続けます。
毎日をハッピーに過ごせるから
相手が「愛情表現」をしてくれると、愛されていることを実感できます。その実感は、恋愛はもちろん仕事や勉強などさまざまな場面でも気持ちの余裕や自信を生み出して、毎日が幸せだと感じられるようになります。幸せのエネルギー源として「愛情表現」が必要だと考える人もいます。
「愛情表現」をすることで得られる3つのメリット
では「愛情表現」をすることで、ふたりにはどんなメリットがあるのでしょう。りすこさんによると、しっかりと「愛情表現」をすることで、ふたりはより親密になり、交際が長続きするのだそうです。具体的に3つのメリットを教えてもらいました。
気持ちが落ち着いて、関係が安定する
相手の気持ちがわからなくて不安に思うときには、相手を疑ってしまったり、不満に感じたりすることがあります。そのようなときにしっかりと愛情を表現してもらえたら、理由なく落ち込んだり、相手の気持ちを試したりすることもなくなり、安定した時間を過ごすことができます。
より深い関係を築けるようになる
「愛情表現」によってお互いの気持ちをしばしば確かめることで、信頼関係が深まります。愛し愛されていることを実感することで、気持ちに余裕や思いやりが生まれて、より深い関係を築くことができるようになります。
新たな一歩を踏み出せる
「愛情表現」は自分の気持ちを自覚することでもあります。もしふたりの関係がマンネリ化しても、「愛情表現」をすることで、本当に大切なことに気付けたり、最初の気持ちを思い出したりして、新たな一歩につながることもあるでしょう。
「愛情表現」が苦手な人の特徴や心理とは?
メリットの多い「愛情表現」ですが、日本人は外国人と違って「愛情表現」が苦手な人が多いのも事実です。ここでは、なぜ苦手なのかを探っていきます。
もともと何事もあっさり系
「愛情表現」だけでなく、多くの日本人は感情表現を抑える傾向があります。「さりげなく」「控えめに」を美徳とする価値観を持っているので、人前で泣いたり、大喜びしたり、大きなジャスチャーで気持ちを表したりすることを控えます。感情を表すのが苦手なので、相手に対して感情をぶつけるような「愛情表現」をしない、あるいはしたとしても控えめで淡々としたものになってしまいます。
プライドが高い
自分からするなんてとんでもない、「愛情表現」は相手から先にすべきと考えるプライドの高い人も「愛情表現」が苦手です。「愛情表現」を自分からするのではなく、相手からされたいという受け身でいるため、自分からしようとするとどうしていいのかがわからなくなるようです。
以心伝心への憧れ
言葉や行動で表さなくても気持ちで通じ合っている状態を恋愛の最上級と考えている人は少なくありません。以心伝心への憧れから、あえて「愛情表現」をしないということも考えられます。
彼氏・彼女が「愛情表現」をしないタイプの場合
乾杯をするカップルの写真・画像素材[2507775]-Snapmart(スナップマート)
相手の気持ちはわかっているけれど、やっぱり「愛情表現」はしてほしい――そういうときにはどうすればいいでしょう。何よりも大切なのは無理強いをしないことです。その上でどうすればいいかを紹介します。
自分から「愛情表現」をする
恋愛の経験があまりない人の中には、「愛情表現」をしたくてもどうすればいいのかわからない人もいます。そういうときは、言葉で気持ちを表す、手をつなぐなど、自分がこうしてほしいと思うことを自分から実際に行動しましょう。「愛情表現」に慣れていく中で相手も自然に行動に移せるようになるはずです。
「こうしてくれたらうれしい」と伝える
自分がしてほしい「愛情表現」を言葉で伝えるのも効果的です。「毎日メールがもらえたら、一日頑張れる」「手をつないで歩けたら幸せ」など、してほしいことだけでなく、それが自分にとってどんなにうれしいかという気持ちと一緒に伝えるといいでしょう。恋人が喜ぶとわかれば、相手もやってみようという気持ちになるはずです。
小さなことにも感謝する
彼が扉を開けてくれたとか、彼女が笑顔で迎えてくれたなど、小さなことに気付いて感謝を伝えていくと、相手は「役に立っている」「喜んでもらえている」と実感でき、信頼関係が築けるようになります。その積み重ねが「愛情表現」をしやすい雰囲気につながります。
長続きするカップル・夫婦がしている「愛情表現」とは?
長続きするカップルや夫婦はどんな「愛情表現」をしているのでしょう。男性、女性が好む「愛情表現」をりすこさんに伺いました。
男性が好むのは、困り事や仕事の悩みの相談などで、女性が自分を頼ったり、甘えてくれたりすることです。また、歩いているときに手をつなぐ、体を寄せるなどの軽いスキンシップも、男性が好む「愛情表現」です。
女性が好むのは、ヘアスタイルやファッションなどの外見上の変化だけでなく、「今日はうれしそう」「ちょっと元気がない」など気持ちの変化にも気づいてくれることです。相手の小さな変化に気づいて、褒めたり思いやったりしてくれる「愛情表現」は女性の気持ちをしっかりとつかみます。
では、長続きするカップルや夫婦の「愛情表現」で大切なポイントを紹介します。
異性として接する
長く一緒に過ごしているうちに、わざわざ「愛情表現」をしなくてもいいだろうと思ってしまうケースは少なくありません。でも、ふたりの絆を確かなものにしていくためには「愛情表現」は大切です。思い出の場所に出掛けたり、写真を見返したりして、付き合い始めの気持ちを思い出し、異性として接することを心掛けると「愛情表現」をしやすい雰囲気をつくれます。
恥ずかしさを乗り越える
「愛情表現」は恥ずかしくてできないと避けるのではなく、勇気を出して言葉や態度で表してみましょう。好きな相手が頑張って表現してくれたことがうれしくないという人はいません。多少ぎこちなくても、気持ちはしっかりと伝わります。まずは行動することが大切です。
何でもオープンにする
普段から何でも言えるオープンな関係を築いて、それぞれの気持ちを理解し合っていることが何よりも大事です。「恥ずかしくてうまく言えない」「本当はこうしたい」と言えることこそ「愛情表現」のベースですから、オープンな関係性が築けたら、ふたりの関係はずっと続いていくでしょう。
「愛情表現」が苦手な人におすすめの3つの方法
「愛情表現」は、お互いの気持ちを確かめ合うために必要なことだとわかってきました。それでも自分の気持ちをストレートに表現するのは苦手だという人は、次の3つの方法を試してください。
イベントを活用する
普段は言いにくいことも、非日常の世界なら言いやすくなります。クリスマスやバレンタイン、お互いの誕生日などのイベントに、特別な一日の力を借りて、「好き」な気持ちを表現しましょう。一度できると、その後も「愛情表現」がしやすくなるという利点もあります。
感謝からスタート
「愛情表現」のハードルが高いときは、「会ってくれてありがとう」「一緒にいてくれてありがとう」など相手への感謝を表すことから始めてみましょう。感謝は愛情のバリエーションなので、そこに「大好き」のひと言を足して「愛情表現」へシフトしていくのは難しくはありません。
将来について話す
直接、好きな気持ちを言えないなら「来年は○○へ行こう」「夏になったら○○しよう」など、少し先の話をしましょう。将来の話は、好きだからこの先も一緒にいたいという気持ちの表明、つまり「愛情表現」の一つの形です。
避けた方がよい愛情表現」とは?
ふたりにとって大切な「愛情表現」ですが、避けた方がよい言い方や行動もあります。無意識のうちにやっていると相手の気持ちが離れる原因になってしまうこともあるので気を付けましょう。
元カレや元カノと比べて褒める
はっきりと言葉にしなくても、元カレや元カノと比べて褒めたり、好きだと言っていることは、相手に伝わってしまいます。相手がイヤな思いをするようなことを言うくらいなら、ただ「好き」「愛している」をシンプルに伝えましょう。
相手を子ども扱いする
どんなに相手を可愛く思っていても、過度に子ども扱いしたり、ペットを可愛がるように扱ったりするのは、相手に対して失礼です。上から目線や幼児に対するような言葉遣い、高く甘いトーンの声などは快く思わない人も少なくありません。
相手に同じことを求める
そもそも「愛情表現」は自分の気持ちを伝えたくてすることです。だから、自分と同じような「愛情表現」が返ってこなかったとしても、不満になったり、不安になったりするのはやめましょう。ふたりの関係にマイナスの影響を与える可能性があります。
「愛情表現」をするときの3つのポイント
ここでは「愛情表現」をするときに気を付けたい3つのポイントを紹介します。ふたりの関係を確かなものにするため、効果的な「愛情表現」ができるよう大事なポイントを活用してみてください!
人前でイチャイチャしない
他の人がいる場所でふたりの世界に浸ってしまうのは、大人のマナーとして避けたいところです。手をつなぐとか、そっと背中を支えるとか、周囲から仲がよさそうでうらやましいと思われるくらいの行動に抑えておくのがべターです。それ以上のスキンシップはふたりきりになってからと、メリハリをつけて行動するようにしましょう。
「いつも」「必ず」に縛られない
お互いに忙しい日や気持ちが沈んでいる日もあるはずだから、「いつも言う」や「必ず行う」にこだわりすぎると、形だけの愛情表現になってしまうかもしれません。相手への負担にならないように注意しましょう。
価値観を擦り合わせる
言葉でストレートに言ってほしいと思う人もいれば、スキンシップが好きという人もいるように、求める「愛情表現」は人それぞれです。「こうしてくれたらうれしい」「これは苦手」など、どんな「愛情表現」をされたら自分が嬉しいか、ふたりでお互いの求めるものを話し合うことが大事です。
「愛情表現」をするときの3つのポイント
「愛情表現」をしたい相手がいるのは幸せなことです。勇気を出して自分の気持ちを伝え、長く付き合っていきましょう。また「愛情表現」をしたい人、してくれる人と出会いたいなら恋活や婚活を始めてみるのもよいかもしれません。
ゼクシィ縁結びエージェントでは、マッチングコーディネーターがプロの幅広い視点から相談に乗り、一人一人に合ったアドバイスもしてくれるので、まずは無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?
取材・文/福原敦子
【監修】
りすこさん
日本心理学会認定心理士/恋愛コンサルタント
82人の男性とデートした経験と、認定心理士の知識を基に、300人以上に恋愛のコンサルタントをしています。フジテレビ『めざまし8』出演。Youtubeは登録者3万1000人達成!
公式サイト:https://risu-ko.com
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