＜診断表付き＞愛されたい症候群とは？特徴や必要とされたい不安の克服方法も解説！

「愛されたい症候群」とは、誰かに愛されたい気持ちが強すぎる状態をいいます。恋愛で好きな人に愛されたいと思うのは自然なことなのですが、その気持ちが人一倍強くて、泣いてしまうほどつらく不安になってしまうことから「症候群」と呼ばれています。まず自分が当てはまるかどうかを診断表で確かめて、恋愛コンサルタント・りすこさんのアドバイスを参考に症候群を克服し、好きな人に愛されたい気持ちに振り回されずにハッピーな恋愛をスタートさせましょう！

愛されたい症候群には、年齢や男性女性に関わらず多く見られる３つの特徴があります。それぞれの特徴とその背後にある原因を見ていきましょう。

特徴１　愛されたいという欲求が強い

恋愛はお互いに大切に思い合い、愛し愛される関係ですが、愛されたい症候群の人は「愛される」ことを追求します。愛されたいから、相手の気を引こうと積極的に行動したり、自分の話ばかりをしたり、「自分はすごい」とアピールしたりします。このように言動がどんどん過度になっていくのは、愛されたい症候群の一番の特徴といえるでしょう。

特徴２　自分に自信が持てない

自分アピールとは相反することのようですが、実は根っこは同じです。自分に自信がないから、相手が気づいてくれるのを待てずに自分から言ってしまう。自信がないから、何度も「自分のことを好き？」と相手の気持ちを確かめ、少しでも返事が遅れたりするとその理由を追求してしまう――これらは、自分に自信がなくて不安を感じてしまうことの現れです。

特徴３　傷つくことを恐れすぎる

断られるのが怖いから自分からデートに誘えない、フラれたら立ち直れないから相手の言うことには反対しないなど、自分が傷つく結果になりそうなことは最初から避けて行動するのも、愛されたい症候群の特徴です。安心を得たいから相手に合わせるという選択をするのです。

原因は過去の恋愛にある

「愛されたいという欲求が強い」「自分に自信が持てない」「傷つくことを恐れすぎる」という愛されたい症候群の３つの特徴の背景には、過去に恋愛で傷ついた経験があることが多いです。

問題は、上手くいかなかった理由ではなく、「自分は好きだったのに一方的に別れようと言われた」「信じていたのに浮気された」ことなどが心の傷となって、いつまでも忘れられない状況にあります。「自分は愛されていない」という不安の中で相手に依存するようになる、あるいは「自分をちゃんと愛してほしい」と強く望み、愛されるための行動に走ってしまうなど、どんどん負のスパイラルに陥ってしまうのです。

恋愛では誰もが「相手に愛されたい」と思うものだから、自分が愛されたい症候群なのかどうかわかりにくいという人も多いでしょう。そこで、りすこさんに自己診断に役立つ10のポイントを挙げていただきました。いくつ当てはまるか試してみてください。

□人に褒められることが好き
□一人が苦手、さびしがり屋
□夢中になれる趣味がない
□人にどう見られているか気になる
□日常生活に満足していない
□相手の意見に合わせることが多い
□ちょっとしたことでくよくよする
□SNSを常にチェックする
□自分のことが好きではない
□愛するより愛されたい

いかがでしたか。当てはまったポイントが多ければ多いほど愛されたい症候群である確率は高めです。

次は愛されたい症候群だとわかったときの克服方法です。自分の気持ちと行動を変えていくことで、愛されたい気持ちに振り回されるつらい毎日を終わらせることができるかもしれません。恋愛コンサルタントのりすこさんのアドバイスと合わせて紹介するのでトライしてみましょう。

自分の好きなことを始める

恋愛でなくても、仕事でも趣味でもスポーツでも、自分が好きなことを探して始めてみましょう。充実した時間を持てるようになると、自分自身が楽しく生き生きとした毎日を過ごせるようになると、そんなあなたを魅力的だと思う人が現れるかもしれません。

自分から愛する

「愛されたい」ではなく「愛したい」という入り口から恋愛を始めてみませんか。小さなことでもいいので愛情を示し与えていくと、相手が「自分をこんなに大事にしてくれるなんて」と感じ、愛情が返ってくるというプラスの相乗効果が生まれることがあります。一方通行ではない、愛情の通い合いを感じることができます。

心身ともに元気をキープ

心身が弱っていると、誰かに頼りたい、愛されたいという気持ちが強まるので、自分自身を健やかにすることが大切です。難しいことをしなくても、日中に太陽に当たると幸せ物質のセロトニンが作られるので、まずはここから始めてみては？日差しや心地よい風で元気をキープしましょう。

愛されたい症候群は病気ではありませんし、原因は過去の恋愛や生活の環境などにあるので、自分を責める必要もありません。誰かを好きになったら自分を好きになってほしいと思うのは当たり前のことだから、相手がそういう自分を受け止めてくれるのならそのままでOKです！もし愛れされたい気持ちを少し落ち着かせたいなら、前向きに過ごすことで改善できるので、この記事を参考に上手に付き合っていきましょう。

もし愛し愛される相手を探し中なら、ゼクシィ縁結びエージェントの無料カウンセリングはいかがでしょう。マッチングコーディネーターがプロの幅広い視点から相談に乗り、アドバイスもしてくれるので、ぜひ活用してください。

取材・文／福原敦子

【監修】
りすこさん
日本心理学会認定心理士／恋愛コンサルタント
82人の男性とデートした経験と、認定心理士の知識をもとに、300名以上に恋愛のコンサルタントをしています。フジテレビ『めざまし８』出演。YouTubeは登録者3万1000人達成！
公式サイト：https://risu-ko.com