「ウザい嫉妬LINE」と「キュンとする嫉妬LINE」の違いは？どう表現すればいいの？

彼や彼女に、嫉妬や焼きもちの気持ちをついつい感情的にLINEで送っていませんか？でも、いつどんな状況で読むかわからない相手に文字だけで感情を伝えるのは難しく、一歩間違えるとせっかくの関係が壊れてしまう可能性もあります。そこで、恋愛心理や男女のコミュニケーションに詳しい婚活コンサルタントのミカねえさんに、彼女や彼氏にウザいと思われてしまう嫉妬LINE、キュンとさせる可愛い嫉妬LINEについて解説してもらいました。LINEを送る前に、一度チェックしてみてください！

嫉妬というマイナス感情をLINEで伝えると、相手を不快にさせてしまう場合があります。彼氏や好きな男性にウザいと思われてしまう、女性が送ってしまいがちな嫉妬LINEの代表的な内容を見てみましょう。

干渉する、質問攻めにする

「今誰と一緒にいるの？」「明日の飲み会は何時から？どこで？誰と？女性は何人いるの？」など事細かに質問されると、うっとうしいものです。いちいち報告するのも面倒だし、何より信用されていないと感じます。

自分が安心するために相手を不快にさせてもよいと考える行動にも見え、「この女性と信頼関係を築いていくのは難しい」と思われてしまうなど、自分の価値を下げる可能性があります。

キレる、感情的になる

「ひどい！ちゃんと連絡してって言ったでしょ」「そういうところ、ホントに嫌い！」など、感情をむき出しにしたLINEは、「私を嫉妬させるあなたが悪い」と言っているようなもので、相手にとっては煩わしいでしょう。自分の感情をコントロールできずにキレたり感情的になる女性は、敬遠されてしまいます。

行動を管理・制限する

「〇〇さんのインスタにコメントしてたでしょ」「あの子とは連絡を取らないで」など、LINEで逐一行動を管理し制限すると相手は束縛されていると感じ、自由を奪われている気持ちになります。彼には彼の付き合いや生活があるので、干渉し過ぎはトラブルのもとです。束縛はお互いを苦しめます。

過去の話を持ち出す

「前に女性と会っていたから、今回もそうなんでしょ？」「そこは元カノとの思い出の場所だよね？」など、過去の出来事についてLINEで言われても、どうすることもできません。面倒くさい、しんどいと思われてしまいます。

特に交際初期は過去に対していろいろと考えてしまうものですが、LINEで伝えると感情的な一面しか伝わらず、相手を不快にさせてしまいます。どうしても気になるのなら、会った時に話し合うのがおすすめです。

好きな彼に、自分が嫉妬したり焼きもちを焼いていることをわかってほしいなら、感情的ではなく相手をキュンとさせる可愛いLINEを送りましょう。「短文・軽さ・余裕」がポイントです！

素直に寂しがる

「寂しいよ〜（可愛いスタンプ）」「会いたいよ〜（可愛いスタンプ）」など、素直な感情表現が一番伝わりやすいでしょう。嫉妬するのは、彼の時間や興味・関心が自分以外に向いた時です。そこを責めるのではなく、「私は寂しい」という感情を表現すれば、「可愛いな」と思ってもらえるはずです。

軽くすねる

「すねちゃうよ！（可愛いスタンプ）」「怒っちゃうよ！（可愛いスタンプ）」などもありです。言い方やスタンプの使い方を工夫し、あくまで可愛く、余裕を持って感情を表現しましょう。

分かりやすくそっけなくする

あえてそっけなくすることも効果的です。あれこれ責めたり質問したり、構ってもらいたいとわかるようなLINEは控えて、相手のメッセージに対して「ふーん」「そう」「へえ」と相づちのみを送ったり、可愛い絵文字をやめてみましょう。

いつもと違う対応をすると、彼は「嫉妬してるのかな」「怒らせちゃったかな」と自分の言動を振り返り、何も言わない彼女にドキっとします。

ここからは、男性が彼女や好きな女性に送るLINEについて解説します。まずは、男性の嫉妬心が表れている代表的なパターンを紹介します。

急に気持ちを伝えてくる

彼女の気持ちが自分に向いていないかも、と不安になったり行動が心配になると、「大好きだよ」といつも以上に気持ちを伝えてくることがあります。他の人に奪われたくないという、嫉妬や焦りからの行動です。

具合が悪いなど気を引こうとする

男性も嫉妬すると「自分だけを見てほしい」「構ってほしい」という感情が起こり、「体調が悪い」など心配させるLINEを送り、気を引こうとすることがあります。中には本当に熱が出てしまう人もいます。彼女の関心が他の男性や他のことに移ることを無意識に防ごうとしているのでしょう。

話題をスルーしたり不機嫌になる

他の男性も一緒だった時の話や彼が参加していない飲み会の話など、特定の話題を既読スルーしたりそっけない返信だったり、あるいは不機嫌になったりしたら嫉妬のサインです。

多くの男性は「嫉妬はかっこ悪い」と思っているので嫉妬心を言葉にしたくないと考えていますが、態度には出てしまいます。話題をスルーしたら、内心はイライラとし嫉妬と不安でいっぱいかもしれません。

他の男性に対してマウントを取る

他の男性を褒めるような話題に対して、同意せず逆にその人の悪口や「俺だったら〜するのに」などライバル視するような返信が来たら、嫉妬のサインです。好きな女性に「1番」と思われたいという気持ちと、彼女がその男性に好意を持つことを阻止したいという気持ちの表れです。

飲み会の日にLINEしてくる

「今週の金曜日は会社の飲み会があるよ」など、事前に伝えているのにもかかわらず、わざわざ「今日は飲み会だよね？」と確認したり、飲み会の時間に「飲み会楽しんでる？」などとLINEしてくる場合は、平気なふりを装い内心は嫉妬でヤキモキしているからでしょう。

男性が嫉妬心から送るLINEの中には、優しさや自分を思ってくれる気持ちが伝わり女性をキュンとさせるものもあります。

男性も一緒か聞いてくる

仕事の会食や友人との飲み会などの予定を伝えた時に、「男性も一緒？」「どんなメンバー？」と、どんな男性が同席するのかを聞くLINEが送られてきたら、彼は嫉妬心を抱いています。

彼が嫉妬していることで自分への愛情を感じたり、自分は他の男性から見ても魅力的と思っているから心配してくれているんだなと感じ、嬉しく思う女性も多いでしょう。

ストレートに焼きもちを伝えてくる

「〇〇ちゃんは可愛いから心配」というド直球なメッセージは、嬉しくてキュンとしてしまいます。普段、愛情表現が少ない彼なら、嫉妬してくれることに愛情を感じたり、自分ばかり彼を追いかけていると感じている場合は、彼も同じくらい自分を思っていることがわかり気持ちが楽になることもあります。

帰宅するまで心配してくれる

残業や飲み会で帰りが遅くなった場合、「迎えに行こうか？」「家に着いたら連絡して」などのLINEが来たら、大切にされていることが実感できるでしょう。過度な干渉や束縛はウザいですが、「彼女だから心配」「彼女だから守りたい」という気持ちが伝わるLINEは、多くの女性が嬉しく思うでしょう。

電話したがる

「声が聞きたい」「今電話できる？」など、彼がLINEではなく電話で話したがる時は、ふたりの関係性に寂しさを感じている可能性があります。距離や時間的に会うことができないなら、せめて声を聞いて安心したいという甘えの表れです。彼が甘えてくる様子を可愛いと感じたり、自分のことを必要としていることがわかり嬉しくなるでしょう。

「君のことを考えてた」と言う

彼女からLINEを送った時に、「今、君のことを考えてたよ」「ちょうどLINEしようと思ってたんだ」という返信が来たら嬉しいし、「私のこと好きなんだな」と実感できるでしょう。直接「好き」と言われるよりも効果的な場合もあります。

嫉妬とは、相手の興味や関心、愛情が自分以外の人や物に向いた時に起こるねたみの感情です。マイナスの感情なので、それを直接的にぶつけたら相手は不快になってしまいます。その嫉妬心を「可愛い」「キュンとする」などと感じさせるためには、相手が自分に好意があることが大前提です。でも、伝え方によっては、倦怠（けんたい）期カップルの感情のスパイスとして上手に使うこともできます。相手のことが好きだからこそ起こる嫉妬の感情。短く、軽く、余裕を持って可愛く伝え、お互いの愛情と思いやりの気持ちを確認できるといいですね！

嫉妬するほど好きな人に出会いたい！と思うなら、恋活や婚活を始めてみるのもおすすめです。婚活のプロがサポートしてくれる結婚相談所を利用すると、いろいろな人との出会いを楽しむことができます。ゼクシィ縁結びエージェントでは、婚活を始めるに当たってのさまざまな疑問や不安、悩みを相談できる無料カウンセリングを実施しています。気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

取材・文／仲西なほ子

【監修】
ミカねえさん
【こじらせ女子専門】婚活コンサルタント。自身も結婚相談所でスピード婚した経験を持つ、元大手結婚相談所カウンセラー。1000名以上の相談案件から「恋愛がうまくいかない心理的な原因と解決方法」を見つけ、こじらせ女子が結婚するための「恋愛講座」、結婚前提のご紹介プラン「婚活プランニングCarioca.Style」、恋活イベント「恋なび」などを主宰。結婚相談所での婚活を推奨するコンサルタントとして、公式ブログやインスタグラムで婚活女子への応援メッセージを発信している。
公式サイト：https://cariocastyle.net