デート前日はどんなLINEが好印象？送ってはいけない内容も紹介

「デート前日にLINEをした方がいい？」「約束しているから送らなくてもいい？」と悩んだことはありませんか。せっかくなら、好感度アップや楽しみな気持ちを伝えられるようなLINEを送りたいもの。そこで、恋愛心理に詳しい心理カウンセラー・服部希美さんに、デート前日におすすめのメッセージのポイントを伺いました。併せてNGな内容も紹介するので参考にしてください。

データ出典／マクロミル
20～30代の男女412名が答えたアンケートでは、デート前日にLINEを送る人が77.9％と多数を占めました。送る人が多いということは、逆に言えば相手からLINEが来ないと不安に感じる人も多いということ。中には「事前に取り決めをしているから大丈夫だろう」と考える人もいるかもしれませんが、大多数の人が連絡が来るだろうと思っている状況では、送らないと「不誠実で適当な人なのかもしれない」と誤解される可能性もあります。

デート前日のLINEは、初デートの場合も、何度もデートをしている場合も、自然な流れの一つと考えてLINEを送るようにしましょう。

デート前日には、みんなは実際にどのようなLINEを送っているのでしょう。アンケートでは、大きく分けると「待ち合わせの確認」「楽しみにしている気持ちを伝える」「相手への思いやりを示す」「相手を好きな気持ちを表す」ために送るという傾向が見られました。

待ち合わせの確認

「リマインドとして、場所と時間の確認」（29歳／女性）（36歳／男性）
「明日○時に迎えに行くね」（27歳／男性）

前日にやり取りがないことで「相手はデートの約束を覚えているだろうか」と不安を感じる人もいます。そこでデートの最終確認として、待ち合わせ場所や時間を伝えるLINEを送っておくようです。また、仕事や勉強で忙しい時は、うっかり予定を忘れてしまうこともありうるので、相手のためにも確認を。待ち合わせ場所や時間の勘違いを防ぐことができれば、スムーズにデートを始めることができます。

楽しみにしている気持ちを伝える

「会えるのが楽しみ！」（32歳／女性）
「明日、楽しみにしてる！」（25歳／男性）
「楽しみすぎて眠れない！」（29歳／女性）

前日からデートを楽しみにしている気持ちが伝わると、相手は前日からうれしくなりテンションもアップするもの。当日は気分が盛り上がった状態からスタートすることができるので、楽しい時間が過ごせるでしょう。

相手への思いやりを示す

「寒いから暖かくして来てね」（27歳／女性）
「雨なら車で迎えに行くよ」（35歳／男性）
「ゆっくりでいいよ」（21歳／女性）

デート前日は相手が緊張している可能性もあるので、安心してもらえるように思いやりを込めたメッセージを送るという人もいます。

相手を好きな気持ちを表す

「早く会いたい」（24歳／女性）
「大好きだよ」（25歳／男性）
「好きな気持ちを表すスタンプ」（32歳／女性）

相手を好きな気持ちを「会いたい」「好き」と素直に伝える人も多くみられました。また、「ドキドキ」「ワクワク」などの表現、ハートや笑顔など可愛いスタンプや絵文字で気持ちを表す人も。

せっかく送るなら、好印象を残せるメッセージにしたいもの。アンケートでは「楽しみにしていることが伝わってくる」「デートに前向きな気持ちがわかる」内容がうれしいという声が多く聞かれました。ここでは、好印象を残すための内容、送るタイミングや文字量についても解説します。

自分の気持ちをしっかり伝える

デート前日のワクワクする気持ちを伝えるのは好感度アップに効果的です。「こういうカフェに一緒に行きたい」とデートプランを示すなど内容や場所を具体的に示すといいでしょう。
相手への好きな気持ちを表すのもおすすめです。もしストレートに「好き」というのが恥ずかしいときは、「OOさんと会えるのが楽しみです」と言うと、「他の誰でもなく、自分とのデートを楽しみにしてくれている」＝好意を持っていることがしっかりと伝わるので取り入れてみては。

相手を気遣う気持ちを添える

体調不良や悪天候など、デート当日に予測できないことが起きることもあります。待ち合わせの場所や時間を確認するメッセージに、「明日はこのプランで大丈夫？」「何かあったら言ってね」など、気遣いの言葉をひと言添えると好感度アップにつながるでしょう。

軽めのメッセージを送る

デート前日のメッセージは軽めな内容を心掛けましょう。「楽しみ」や「好き」な気持ちを伝えたいあまり、力が入って文章がどんどん長くなってしまいがちですが、それを切り上げるのが好印象を残すためのコツです。長さも内容も少し物足りないぐらいが、かえって翌日のデートの気持ちを盛り上げます。

できるだけ早めに送る

デート直前なのに何も連絡がない、と相手に思わせてしまう前にLINEを送りましょう。タイミングとしては「早め」がベター。日頃、連絡を取り合っている相手には、相手の仕事が終わったぐらいの時間に、また、連絡の頻度が少ない相手なら、前日の昼までに送っておくのがおすすめです。

デート前日に効果を発揮するLINEですが、送る時には注意点もあります。初デートでも、交際中でも共通する気を付けたいポイントをまとめました。

多すぎる文章量

LINEはあくまで連絡手段と心得てあっさりと。文章量が多くなりすぎると、内容が複雑になったり、回りくどくなったりしてネガティブな印象を与えてしまうこともあります。気持ちを伝えるのは直接会った時にしましょう。

重すぎる内容

読む方の立場で考えて、さらりと読める内容にとどめましょう。相手のことが好きでデートが楽しみな気持ちを伝えたくても、度をすぎると、独りよがりな印象を与えてしまうことも。相手からの返事が「私も」や「そうだね」などの同意のひと言やスタンプになるような内容が目安です。

長すぎるやり取り

翌日のデートのためにも、やり取りは早めに切り上げて、ぐっすり休みましょう！メッセージのやり取りは楽しいですが、長く続きすぎると相手も疲れてしまいます。もしかしたら気を使って返事をしてくれているのかもしれません。

デート前日のLINEは、連絡のためだけでなく、デートが楽しみな気持ちを伝える大切な手段。ふたりの気持ちを盛り上げたり、距離を縮めたりするにも大いに役立ちます。浮かれすぎずに適切なLINEを送って、好感度をアップさせましょう。

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取材・文／福原敦子

【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変える”をテーマに高い共感力で親身に寄り添い、婚活や30代からの女性の恋愛をサポート。また、「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。名古屋、東京、オンラインにて相談を受け付けている。
公式サイト：https://www.hattori-nozomi.jp

【データ出典】
ご自身に関するアンケート
調査期間：2024/4/17～2024/4/18
有効回答数：412人（男性206人、女性206人）
（インターネットによる20～30代向け男女アンケート調査　調査機関：マクロミル）