「お見合いをしたけれど、どう返事をしたらいいのか決められない！」と悩んでいる人へ、恋愛問題やパートナーシップに強い心理カウンセラーの竹内えつこさんにお話を伺いました。お見合いで返事をするタイミングや、お見合いすべきか迷ったときどうすれば決められるのかのポイントを紹介します。また、お見合い後にお相手への返事に悩んだときの判断基準や返事をする際の注意すべき点を解説します。お見合いの返事にまつわる不安やモヤモヤを抱えている方は参考にしてください。

お見合いの返事をする２つのタイミング

お見合いの返事をするのは、どんなときでしょうか？２つのタイミングについて解説します。

お見合いを受けるかの返事

まずはお見合いをするかどうかの返事をする必要があります。「とりあえず会ってみないと分からない」ではなく、お相手の条件などを見て、会ってみたいかどうか、自分と合いそうかどうかを考えてみましょう。

お見合い後、プレ交際を受けるかの返事

お見合い後は交際に進むかどうかの返事をするタイミングがあります。顔合わせのときの印象、また会いたいと思うかどうか、お相手を結婚相手として視野に入れられるかどうかで判断しましょう。

お見合いをするかどうかの返事で迷ったなら、どうすべき？

お見合いをするかどうか迷ったときは、どうしたら決められるでしょうか？迷いを解消してくれる考え方のポイントをアドバイスします。

会ってみたら好印象のこともある

会うまではお相手のことを写真と条件でしか判断することができません。自分と条件が合う人であれば、写真の印象はイマイチでも会ってみると良いでしょう。また、会ってみたらすごく印象が良かったということもあります。お相手は写真写りが悪いだけで、実際は自分のイメージ以上の人だったという可能性もありますよ。

思ったよりも気が合うかもしれない

お見合いをする前はお相手を条件で判断しますが、実際に会ってみたらテンポが同じですごく気が合ったということもあります。思っていたよりも顔合わせで盛り上がることもあるでしょう。これは写真だけでなく、実際に会ってコミュニケーションをしてみないと分からないことです。

意外な共通点が見つかるかも

お互いに全てをプロフィールに書いているわけではないので、実際に会ってみたらプロフィールには書いていなかったお互いの共通点が見つかるかもしれません。お相手と直接話すことで、意外な一面や魅力を発見できるかもしれません。

お見合い後の返事に迷ったときの判断基準は？

お見合い後の返事に迷ったときの判断基準はあるのでしょうか？仮交際に「進む」、「断る」の２つの場合に分けてアドバイスします。

進む①：将来をイメージできる

お見合いは将来の結婚相手を選ぶ場です。初対面で会話をした結果、ふたりの将来をイメージできるかどうかは大切な判断基準になります。将来のパ―トナーとして信頼できそうな相手かどうかも考えてみましょう。

進む②：相手をもっと知りたいと思う

単純に相手のことをもっと知りたいと思えたら、プレ交際に進むことをおすすめします。一緒にいて話が尽きなかったり、相手のことをもっと知りたい、自分のことをもっと知ってほしいと思えたりするお相手とは、相性が良いといえるでしょう。

進む③：会っていて楽しいと感じる

お相手と一緒にいて楽しかったか、楽しくなかったかでプレ交際に進むかどうか判断しましょう。最初の顔合わせが楽しい時間だったなら、また次も楽しいデートができる可能性が高いでしょう。

断る①：お金や時間がもったいなく感じる

そのお相手と再び会うことにあまり魅力やメリットを感じられない場合は、お断りすると良いでしょう。お互いに時間とお金の無駄使いに感じてしまうようなデートは避けるべきです。

断る②：生理的に受け付けない

生理的に受け付けられるかどうかは感覚的なものですが、その感覚は間違っていないことがほとんどです。お見合いはこれから先、一生を共にする相手を選ぶ場でもあります。生理的に受け付けないと思った人との未来を考えることは難しいでしょう。

断る③：会った後に疲労感がある

お見合い自体ではなく、お相手と一緒にいたことで疲れを感じたのなら、お断りすると良いでしょう。相性が良い人とはどれだけ一緒にいても疲れず、気をつかわないものです。顔合わせのときに大きな疲労感を感じたのなら、相性が良くないのかもしれません。

お見合い後の返事に迷った場合、気をつけるべきこと

お見合い後に返事に迷った場合、気をつけるべきことや注意点をまとめました。

プレ交際＝真剣交際と勘違いしない

プレ交際はあくまでもプレ交際で、真剣交際（本交際）とは別です。お相手は他にも同時にプレ交際している相手がいるかもしれません。あまり盛り上がり過ぎず、だからといって卑屈にもならず、真剣交際に進めるよう関係を深めていくための準備期間と思ってください。

いろいろな人と比べ過ぎない

お見合いはたくさんの人の中から選ぶものですが、たくさんの人と会い過ぎると「次はもっと良い人が現れるかもしれない」と思ってしまうので、決断ができにくくなってしまいます。いろいろな人と比べ過ぎないよう気を付け、自分なりに期間や人数を決めて、「この期間に◯人までで選ぼう」といった前向きな目標を持っておくといいでしょう。

返事を引き延ばさない

お見合いは自分一人だけでなく、お相手があることです。こちらが返事を引き伸ばすことで、お相手の時間を無駄にしてしまう可能性があります。お見合いの後、「〇日以内に返事をする」と自分の中でルールをつくっておくといいでしょう。

プレ交際に進むか迷った場合の大事なポイント

プレ交際に進むかどうか迷った場合、大切な考え方のポイントをアドバイスします。

自分の直観やフィーリングを信じる

お相手と一緒にいたときにどんな感情を感じたのか？ポジティブな気持ちになれたのか？自分の直感やフィーリングを信じてみましょう。

もう一度、会ってみる

決められないということは、決め手に欠けるということです。その場合は、もう一度会って判断してみるのも良いでしょう。その際は「プレ交際に進むかどうか？」を念頭においてお相手を見てみましょう。

お相手からの申し出を受けてみる

プレ交際に進むか迷っているけど、お相手からはプレ交際に進みたいと申し出があった場合、プレ交際に進んでみるもの良いでしょう。お相手は自分に好印象を持ってくれているということなので、少し気持ちに余裕を持ってお相手を判断することができるでしょう。

理想のパートナー像を思い出してみる

おそらくお見合いする前に、「こんなパートナーと出会いたい」という理想のパートナー像を考えていたと思います。プレ交際に進むかどうか迷ったら、初心に戻るべく理想のパートナー像を思い出してみましょう。お相手がその条件をどれくらい満たしているかで判断するのも良いでしょう。

迷ったら、コーディネーターに相談しよう！

お見合いは将来を決めることなので迷いが出てくるのは当たり前です。また、お相手との関係を進めることに不安や恐れが出てくることもあるでしょう。そんなときは、仲人さんや婚活カウンセラーなどがサポートしてくれるので相談してみましょう。たくさんのカップルを成立させてきたプロからのアドバイスはきっと役に立ちますよ。

将来を共に過ごせるパートナーとして新しい人と出会いたくなったら、ゼクシィ縁結びエージェントを利用するのもおすすめです。親身なアドバイスやサポートが受けられるので、お見合いもきっと楽しくなるでしょう。無料カウンセリングをすることができますので、よかったら体験してみてはいかがでしょうか？

取材・文／Jun

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦関係・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。
公式ブログ：https://counseling-sou.com/blog/