恋愛脳とは？特徴＆やめる方法を紹介【恋愛脳診断付き】

恋愛脳をやめたいと悩んでいる人は意外に多いものです。そもそも恋愛脳とはどんな状態を指すのでしょうか？恋愛脳の解説をはじめ、恋愛脳かどうかの診断、恋愛脳をやめる方法など、心理カウンセラーの竹内えつこさんの意見をもとに紹介します。「もしかして自分って恋愛脳？」「恋愛に依存しすぎていてイヤ」などと思っている人はぜひ参考にしてください。

そもそも恋愛脳とはどんな状態をいうのでしょうか。恋愛脳とは、恋愛を中心に物事を考えがちな思考や状態のこと。いつも恋愛を優先するため、仕事や友人との交流など、恋愛以外のことがおろそかになってしまうことも。

竹内えつこさんによると、一般的に男性は理論的、女性は感情的であり、女性の方が感情のコミュニケーションを大切にするのだそう。恋愛はいろいろな感情を感じることなので、女性の方が恋愛に夢中になってしまう、つまり恋愛脳になる傾向が高いといいます。

自分は恋愛脳なのか診断してみましょう。項目をチェックし、該当した数で確認できます。

恋愛脳診断

診断で当てはまった項目の数によって恋愛脳度数がわかります。自分がどれくらいの恋愛脳度なのか見てみましょう。

7項目以上「恋愛脳度：非常に高め」

7項目以上当てはまった人は、ほぼ恋愛脳で恋愛中心の思考になっています。恋愛をすると、ほかのことが目に入らなくなり、周囲の人だけでなく自分のことさえ後回しにしてしまう傾向があります。家族や友人との関係も良好に保ち、自分の時間を大切にするように心がけてください。

5〜6項目「恋愛脳度：高め」

半分以上の項目が当てはまった人は恋愛脳度高め。恋愛をしていないとつまらなく感じ、いつも誰かと一緒にいたい寂しがり屋な面もあるでしょう。自分の行動や思考を客観視し、恋愛以外の楽しみを見つけることが必要です。

3〜4項目「恋愛脳度：やや高め」

3〜4項目当てはまった人は恋愛脳度がやや高めの、恋愛脳予備軍。恋愛の状況によっては感情に振り回されて精神的に疲れてしまう恐れも。恋愛とそれ以外の仕事やプライベートとのバランスを上手に取るようにしましょう。

0〜2項目「恋愛脳度：低め」

2項目以下の人は現段階では恋愛脳度低めです。ただし、チェックした項目が少なくても8〜10番のいずれかに該当した場合、恋愛に依存する傾向があります。恋をすると「相手のことばかり考えてしまう」「会えない時間が不安になる」などの気持ちになる場合は要注意です。

恋愛脳は悪いことではないのですが、時として恋愛最優先の行動のために周りの人から敬遠されてしまう場合もあります。恋愛脳で嫌がられないための心構えや行動を解説します。

先にした約束は必ず守る

先にした約束は同性、異性問わずきちんと守りましょう。もし、片思い相手とデートなど、どうしても優先したい約束が発生した場合は、先約の相手に誠心誠意謝って延期してもらい、きちんと埋め合わせをする配慮も必要。そして、そのようなお願いができるように、日頃から周りの人たちとの信頼関係を構築しておくことも大切です。

自分の恋愛話ばかりしない

恋愛脳の人の話題は、自分の恋愛トーク中心になりがち。相手も恋愛の話をして一緒に盛り上がるようであれば問題ないのですが、一方的に自分ばかりが話しているなら、相手が楽しめる話題を振るなどの気遣いをしましょう。

SNSから距離を置く

恋愛脳の人は異性からのメッセージやSNSへの投稿が気になって常にチェックする傾向があります。誰かと一緒にいてもSNSをチェックしてしまう癖を直し、時にはSNSと距離を置くことが必要です。

恋愛の愚痴を友人に言わない

恋愛脳の人は、恋愛でうまくいかないことがあると相手の迷惑を顧みず、愚痴を言ったり相談したりするケースも。たまになら構わないのですが、恋人とちょっとケンカした程度で友達に延々と愚痴を聞いてもらう、泣き言を言って慰めてもらうなどの行動は、迷惑だと思われる可能性があります。

異性と同性の接し方を変えない

恋愛脳の人は異性を恋愛対象として見る傾向があり、異性と同性で接し方や態度を変えるケースも多いものです。同性から見るとあまり気持ちの良いものではなく、嫌われてしまう恐れも。誰にでも態度を変えずに公平に接することが大切です。

恋愛に依存している自分を変えたい、恋愛中心の思考から抜け出したいと思っている人もいるでしょう。ここでは、恋愛脳をやめる方法を紹介します。すぐに恋愛脳を変えることは難しいですが、取り組みやすいものから始めてみましょう。

恋愛以外に興味のあるものに目を向ける

恋愛以外の仕事や趣味、資格取得など興味のあるものに没頭するのがおすすめです。夢中になれるものであればなんでも構わないので、取り組んでみましょう。今まで見えていなかった新しい世界に目を向けると恋愛だけの思考から抜け出すことができます。

恋愛対象以外の人との交流を大事にする

恋人や好きな異性以外の、例えば友人や家族、趣味仲間など、恋愛対象ではない人と過ごす時間を大事にしてみましょう。実は、ひとりでいることが寂しくて恋人に依存していることも。幅広く人付き合いをすることで恋愛脳が解消されることもあります。

自分に自信を付ける

自分に自信がないと、恋愛相手に依存してしまう傾向があります。仕事や趣味など自分が打ち込めるものに情熱を注いで、実績ができると自信が付くものです。恋愛以外のもので自信を付ければ恋愛に依存することが少なくなるでしょう。

恋愛とそれ以外を切り替える

恋愛脳の人は常に好きな人のことを考えてしまいがちですが、自分でスケジュールを決めて「この時間は仕事に集中する」「この時間は趣味を楽しむ」など、メリハリをつけた生活を意識するとよいでしょう。もちろん恋人や恋愛のことを考える時間も確保してOK。生活にメリハリをつけることで常に恋愛モードを引きずるということを防止できます。

ひとりで行動してみる

恋愛脳の人は常に誰かと一緒にいたいという気持ちが強いので、あえてひとりで行動することが恋愛脳解消に役立ちます。ひとりで過ごす時間の面白さや貴重さがわかり、誰でもいいから一緒にいたいという気持ちが減っていくでしょう。

恋愛ばかり考えてしまう恋愛脳そのものが悪いわけではありません。恋愛に依存することで、何も手に付かなくなったり、周りに迷惑をかけたりしてしまうことがよくないので、恋愛にのめり込みすぎないように心がけることが大切です。

もし、恋愛脳を克服して今までとは違う恋愛をしたい人は、結婚相談所での活動を検討してみては？ゼクシィ縁結びエージェントは他社会員とも会えるシステムがあり、出会いの幅が広いのが特徴です。また、マッチングコーディネーターのサポートが受けられ、活動中の悩みを相談できるのも心強いポイント。まずは気軽に無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

取材・文／関原のり子

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題、パートナーシップ。多角的な視野と論理的なアドバイスだけでなく、潜在意識にアプローチするヒプノセラピーを取り入れた提案型カウンセリングも実施。悩みを持つ多くの人から支持されている。
公式ブログ：https://counseling-sou.com/blog/