目次
「若く見える」と言われたけど、それって褒め言葉?
  • 本心
  • 年齢の高さへの驚き
  • 仲良くなりたい
  • 若作りへの皮肉
  • 社交辞令
「若く見える」と言われたときの返し方<例文付き>
  • 「●●さんにそう言われるとうれしいです。ありがとうございます」と感謝する
  • 「●●さんこそ、いつもお若く見られてますよね!」と笑顔で褒め返す
  • 「永遠の女子高生として頑張りまーす!」などとジョークを交える
「若く見える」と言う相手の本音とお世辞を見分けるコツ
  • 褒め方が具体的かどうか
  • 謙遜したときの相手の反応はどうか
  • 利害関係のある場かプライベートの場かどうか
大事なのは自分を肯定すること

「若く見えますね!」と言われたらうれしいけれど、どこかで「本気で言ってるのかな?お世辞かも……」ととまどうことはありませんか?そこでこの記事では、「若くみえますね」と伝える人の心理を踏まえつつ、どんなリアクションを取ったらいいのか、心理カウンセラー・沼田みえ子さんの監修の下、解説します。

「若く見える」と言われたけど、それって褒め言葉?

「若く見える」と言われたけど、それって褒め言葉?

現代の大人は年齢を感じさせない若々しい人が多いもの。皆さんも周囲の人を見るときに、見た目の年齢と実年齢のギャップに驚いた経験があるのではないでしょうか?

「若い!」と言う時、おそらく本音であることが多いでしょうが、場合によっては、違うニュアンスを含むこともあるようです。考えられる心理をチェックしていきましょう。

本心

実際は本心から「若い!」と伝える人が最も多いでしょう。実際の年齢を聞いて、見た目とのギャップに驚いたという時に、「若く見える」と素直に伝えてくれているはずです。

年齢の高さへの驚き

「本心から言っている」と似ているケースですが、前者は「若さ」へのポジティブな驚きから発せられたものである一方、こちらは「そんな年齢だったんだ……」といったネガティブな驚きがベースになったところに違いがあります。

例えば、「40代以降はおばさん」などといった個人的なイメージを持っていた時に、相手がその年代だった場合、「そんな年だったんだ……」と感じてしまったことを隠すために、「お若いですね」と言っているのかもしれません。

仲良くなりたい

相手と距離を縮めたい、仲良くしたいと思ったとき、相手を承認したり、褒めたりするような言葉を伝えます。その一つとして、実際に「若い」と感じたことを伝える人もいるでしょう。

特に最近はアンチエイジングを意識して努力している人も多いもの。「若い」と言われた方は、頑張りを承認されたような気持ちになるはず。相手に喜んでほしい、そんな思いを込めたメッセージです。

若作りへの皮肉

実年齢に対してファッションやメイクアップで若さを意識しすぎた結果、「若作り」に見えてしまっていると、見る側にはとまどいを感じさせてしまうかもしれません。

見た目の印象に対して、若作り感を感じた時に、ちょっとした皮肉を込めて「若いですね」と言う人もいるでしょう。

社交辞令

例えば仕事での上下関係や取引先、洋服やコスメを購入するときの店員さんなど、利害のある関係性では、社交辞令として言っていることもあります。

営業トークの一つとして、相手を喜ばせたいという意図があるのかもしれません。

「若く見える」と言われたときの返し方<例文付き>

「若く見える」と言われたときの返し方<例文付き>

「若いですね」と言われると、うれしい反面、恥ずかしくなったり、相手の意図が気になったりして、どんな返答をしたらいいのか悩ましいものですよね。

相手も、基本は喜ばせたいと思って伝える言葉のはずなので、返し方には配慮したいものです。相手との関係性にもよりますが、ぜひ次のようなリアクションを参考にしてみてくださいね。

「●●さんにそう言われるとうれしいです。ありがとうございます」と感謝する

「そんなことないです~!」などと、謙遜する人が多いかもしれませんが、相手がせっかく伝えてくれたことを否定することになりかねません。場がしらけたり、相手もどうしたらいいか返答に困ったりする可能性もあるので、まずはにこやかに、そして穏やかに感謝を伝えましょう。

「●●さんにそう言われるとうれしい」というメッセージを加えると、相手は自分の言葉を認めてもらえたという気持ちになり、より印象は良くなります。

「●●さんこそ、いつもお若く見られてますよね!」と笑顔で褒め返す

相手に対しても同じように、もしくはさらに上乗せするように褒めるのもおすすめです。

その際注意したいのは、言い方によってはお世辞や嫌みに取られるかもしれないので、できるだけ笑顔を心がけること。笑顔は「あなたの敵ではないですよ」という相手へのメッセージ。警戒されにくく、素直な言葉として真っすぐ伝わるはずです。

「永遠の女子高生として頑張りまーす!」などとジョークを交える

プライベートな場での心の距離感が近い相手や仲間に有効なのが、ユーモアのある回答。他にも「ぴちぴちの100歳目指します♪」「顔の塗り絵うまいでしょ」など、あきらかに冗談であることがわかるコメントをしたり、おなかの出具合や二の腕がたるんだようなジェスチャーを交えたりするのもポイント。場がグッと和むでしょう。

ただし、これは公の場では注意が必要。お互いのことがよく知らないと、相手はどんなリアクションをしたらいいかわからず、引かれてしまう可能性もあります。上級テクニックなので、相手や空気を見極めて取り入れましょう。

「若く見える」と言う相手の本音とお世辞を見分けるコツ

「若く見える」と言う相手の本音とお世辞を見分けるコツ

相手の意図を問わず、「若いですね」と言われたらまずは肯定的に捉えて、リアクションしたいものです。ただ、その後の会話の流れもあるので、本音なのかお世辞なのか、見分けるポイントを次のような視点でチェックしてみてくださいね。

褒め方が具体的かどうか

相手が口下手なのか褒め上手なのかタイプにもよりますが、ただ「若いですよね~」「お若く見えますね」などと、一般的な表現にとどまる場合は、お世辞や社交辞令として言われている可能性があります。

「肌がきめ細かいですね」など具体性のある言葉が添えられていると、本音の可能性が高いでしょう。

謙遜したときの相手の反応はどうか

「そんなことないです」などといったん謙遜したときに、相手がどんな反応をするかも判断材料のひとつです。

笑顔で受け流すなら、あまり特別な意味のない社交辞令かもしれません。否定をしても、なお褒めてきたり、理由を伝えてくれたりするなら、心から「若い!」と思っている可能性大です。

利害関係のある場かプライベートの場かどうか

円滑な関係性のために、「若い」ということを伝えてくれることもあるでしょう。利害関係のあるなしは、お世辞かどうか判断する時のわかりやすい目安になります。

逆にプライベートでは社交辞令を言う必要はありませんので、本音を言われることが多いでしょう。

大事なのは自分を肯定すること

大事なのは自分を肯定すること

心は「自分をどう思っているか」を「他人からどう思われているか」という感じ方に反映します。人は自分自身が自分のことを認めているだけ、相手の褒め言葉を本心として感じやすいのです。

大切なのは、自分自身が自分をどれだけ承認してあげられるか。できるだけ、自分の良いところや頑張ったところに目を向けるようにしてみましょう。

私たちの心理は自分自身によって認められることで元気になったり、自己肯定感が上がったりするものです。すると人からかけられた言葉も肯定的に受け取れるようになり、あなた自身がハッピーなオーラで包み込まれるでしょう。

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取材・文/小松ななえ

【監修】
沼田みえ子さん
カウンセリングサービス所属の心理カウンセラー、心理学ワークショップ講師。短大卒業後、JAL国際線CAとして7年乗務。結婚後は、18年間海外駐在妻を経験。長男を香港で、次男をドイツで出産。海外駐在中に夫が他の女性と会っていることを偶然知り、夫婦関係の再構築を模索中に心理学に出会う。結婚前よりもラブラブな夫婦関係を手に入れた経験を多くの人にも生かしてほしいと、浮気問題、失恋、婚活などパートナーシップの問題を中心に8000件を超えるカウンセリングを行ってきた(2024年3月末時点)。自信を失った状態から自己肯定感を高めるカウンセリングにも定評がある。
公式HP:https://numatamieko.com/

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