嫉妬・ヤキモチを可愛く伝える方法とは？嫌われる嫉妬も紹介

恋人に嫉妬してしまうのは仕方のないことですが、伝え方には十分注気を付けましょう。嫉妬の仕方や伝え方次第では、相手に嫌な思いをさせてしまうこともあります。そこで、恋愛心理に詳しい婚活講師の江頭美鈴さんに、嫉妬の伝え方について解説していただきました。男性がキュンとする嫉妬や可愛いと思ってもらえる嫉妬の伝え方、彼氏に重いと感じさせたり嫌われてしまう嫉妬などをお教えします。

どうせ嫉妬するなら、可愛い嫉妬で彼氏をキュンとさせちゃいましょう！男性がときめく嫉妬の仕方をご紹介します。

軽いやきもち

デート中擦れ違った女性につい気をとられてしまう彼に、「コラッ！」と頬を膨らましたり軽く腕をつねるなどの軽いやきもちは、愛情表現の範囲なので彼も可愛らしいと感じるでしょう。

関心を寄せようと頑張る

「○○君が他の女性に気持ちがいかないように頑張る」と、嫉妬する気持ちをプラスに変えて前向きに努力する彼女の姿を見ると、彼はいとしさを感じます。自分磨きをしたりおいしい料理を作ったりするけなげな様子に、きっと男性はキュンとするでしょう。

遠くから見つめる

女性と談笑している彼を少し離れた所から見つめる彼女。瞳を潤ませ不安げな表情で見つめられていると、男性は「不安にさせてごめんね」という気持ちになり愛しさも倍増します。

素直に気持ちを伝える

「○○君の周りは可愛い子が多いから嫉妬しちゃう」「前の彼女さんに嫉妬してるんだ」など、嫉妬心を素直に伝えられると、男性は「可愛いな」と思います。

ちょっとすねる

好きな女性タレントなどの話をした時に、彼女がちょっと怒って口をとがらせたり頬を膨らませたり、軽くにらんだりすると、男性は可愛らしいと思うでしょう。人前では見せない少女のようにすねる姿に、いとおしさを感じます。

甘える

「さっき○○さんと仲良くしゃべってて嫉妬しちゃったから、今日はずっと手をつないでる」と甘えた調子で言われたり、突然くっついてきて「さっき他の女性に見とれてたでしょ」と言われると、多くの男性はキュンとするはずです。

信じる

彼女に笑顔で「嫉妬はしちゃうけど信じてる」と言われると、男性は嬉しくなります。また、「彼女を傷つけてはいけない」と改めて思うでしょう。

嫉妬は度が過ぎると相手に負担と思われたり嫌がられてしまう可能性もあります。次のような嫉妬はなるべくしないように気を付けましょう。

束縛、監視、疑い

「女性が参加する飲み会には行かないで」「女性の連絡先は全部消して」「他の女性と会ってるでしょ！」など、束縛されたり監視されたり疑われる状況が続くと、多くの男性は「度が過ぎる」「信頼されていない」と思ってしまいます。

感情を爆発させる

愛情からくる嫉妬心だと分かっていても、泣き出したり大声で怒鳴ったり責め立てられたりすると、恐怖を感じます。

ネガティブな言葉で気を引く

「私のこと、もう好きじゃないのね」「私なんて可愛くないし……」などのネガティブ発言は、「そんなことないよ」と言ってもらいたい裏返しです。度重なると彼も否定するのがめんどうくさくなり、うんざりする可能性があります。

仕返しをしようとする

自分と同じように彼にも嫉妬を味わわせようと、他の男性を褒めたり「私も他の人とデートしよう」などと言うのは逆効果です。仕返しは、ふたりの関係に溝ができてしまうことになりかねません。

不機嫌が続く

「不安にさせてごめんね」と謝ってもいつまでも不機嫌なままでいられると、彼も「もういいや」という投げやりな気持ちになってしまいます。特に無視され続けると自尊心が失われ、気持ちが冷めてしまうでしょう。

「重いと思われたくない」「嫌われたくない」といって嫉妬を我慢し続けるのもストレスになってしまいます。彼に「不安にさせないように気を付けるね」と言ってもらえるように、上手に可愛く伝えてお互いの信頼関係を深めるきっかけにしてみましょう。

怒りや悲しみの表現は小さめに

嫉妬からくる怒りや悲しみの表現が大きいと、相手は引いてしまいます。ちょっとすねて怒っている表情や少し寂しそうにしている表情くらいだと可愛らしく見えるので、彼も素直に「ごめんね」と言いやすいでしょう。

好きだからという前提で伝える

「好きだから、○○君が他の女性と仲良くしていると焼きもち焼いちゃうの」「好きだから、他の子に優しくしていると心配しちゃうの」というふうに、好きという気持ちを全面に出して伝えると、彼は改めて愛の告白をされた感じがして嬉しくなります。普段「好き」とあまり言わない彼女だと、より効果的です。

彼の良いところも一緒に伝える

「○○君は優しいから、相談されちゃうんだよね」「人気があるから飲み会に誘われるのよね」など、彼の良いところを言いながら、「でも嫉妬してしまう」と伝えるのもおすすめです。

明るく伝える

ふたりの関係性やキャラにもよりますが、「やきもちやいたよ～」「嫉妬しちゃった！」と明るく伝えるのも良いでしょう。普段から冗談を言い合える仲なら、「今度やきもちやいたら焦げ焦げになっちゃうからね、覚悟して！」などとお互い笑い飛ばせる雰囲気で伝えるのもおすすめです。

素直な気持ちを伝える

嫉妬ややきもちの根底には愛情だけでなく、「誰にもとられたくない」「私のことだけを見つめていてほしい」という気持ちもあります。その根底の気持ちを素直に伝えてみるのも、可愛らしいでしょう。

適度な嫉妬は悪いことではありません。彼のことを好きでいる自分の気持ちを日々大切にしていると嫉妬心も小さく、可愛らしく伝えることができます。もし、大きな嫉妬心が湧いてきたら、まず自分の心を整理して、彼のどんな行動や言葉に反応したのかを考えましょう。そして自分はどう感じたのか、なぜそう感じるのかを見つめ直します。嫉妬もお互いを理解し合うための過程と捉えると、新たな発見があるかもしれません。愛情は育てていくものなので、「私の方をしっかり見ていてね」というメッセージを可愛らしく伝えると、彼も言動を改めてくれ、ふたりの関係もより良い方向に進むでしょう。

もし、お互い改善することができずにふたりの間に溝ができてしまったら、新しい恋に切り替えてもいいのではないでしょうか。心地よい関係性が築ける相手に出会うため、恋活や婚活を始めてみるのも一つの方法。結婚相談所なら、プロが出会いをサポートしてくれます。ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを実施中なので、興味があれば試しに相談してみてはいかがでしょうか。

取材・文／仲西なほ子

【監修】
江頭美鈴さん
M.E.プロダクション　代表
一般社団法人　エグゼクティブ・イメージコンサルタント　代表理事
東映株式会社の専属女優を経て、アナウンサー・司会などの話す仕事へ転向。NPO法人日本サービスマナー協会認定マナー講師、一般社団法人全日本ブライダル協会ブライダルコンサルタント、全日本ブライダルMCアライアンス所属。ICBインターナショナル認定イメージコンサルタント、NPO法人日本交流分析士協会心理カウンセラーなど。「話し方」「ファッション」「マナー」「心理」の４つの専門スキルを統合した独自カリキュラム、メソッドを開発。現在は、婚活講師、マナー講師、話し方講師をはじめ、企業・団体の人材育成に携わる。
公式サイト：https://me-pro.biz/index.php