- 本当に好きだから
- 付き合いたてでテンションが上がっているから
- 彼女を喜ばせたいから
- 都合が悪いことをごまかしたいから
- 不安な気持ちから
- 好きと言われて嬉しいなら
- 好きと言われ過ぎて困惑するなら
- 相手への愛情が増す
- 自信が付く
- 相手が自分のものになった感覚になる
- 慣れて何も感じなくなる
彼氏が好きを言い過ぎて困惑したり、言われ過ぎて冷めたりした経験がある人もいるでしょう。この記事では彼氏が好きと言い過ぎるのはなぜなのか?また、自分が彼氏に好きと言い過ぎるとどう思われるのか?という疑問を、心理カウンセラーである竹内えつこさんの意見をもとに解説します。彼氏が好きを言い過ぎて戸惑っている人や彼氏につい好きだと言い過ぎてしまう人は参考にしてください。
彼氏が好きを言い過ぎる!その理由・心理
彼氏が好きを言い過ぎることについて、その理由や心理を解説します。
本当に好きだから
「好き」を言い過ぎるのは、彼女のことが本当に大好きだからです。男性にとって「好き」という言葉は大きな意味を持ち、ほとんどの男性は本当に好きな人にしか「好き」という言葉を使いません。「好き」という発言が多いのは、彼の中で好きな気持ちがあふれている証拠です。
付き合いたてでテンションが上がっているから
一般的に、男性は女性よりも早く恋心が燃え上がりやすいもの。そのため、付き合いたては「好き」という気持ちが大きくなり、相手に伝えたくなるのです。通常、月日がたつにつれ、だんだん落ち着いてきます。
彼女を喜ばせたいから
「好き」と言うことで彼女が喜ぶことがわかっている場合、喜ばせるために意識して「好き」と伝える人もいます。人によっては彼女の機嫌を取りたいときに「好き」という言葉を使うこともあります。
都合が悪いことをごまかしたいから
「好き」と言えば彼女が喜んだり、安心したりするので自分にとって都合が悪いことをごまかすための手段として使う人もいます。
不安な気持ちから
ふたりの関係が不安定だったり、彼女の気持ちがわからなかったりする場合に「好き」という言葉を伝え、彼女の反応を見るケースもあります。好きという言葉に対する彼女の態度から本心を探ろうとしている状況です。
ここでは「好き」を言い過ぎる男性の心理状態を解説しましたが、こういった行動をする男性がいる一方で、言葉で好意を表さない人もいます。「好き」という言葉を言う・言わないということだけでは、愛情は計れません。彼の言葉だけでなく、行動や態度を見て判断するようにしましょう。
彼氏から好きと何度も言われたときの対応方法
彼氏から頻繁に好きと言われたときの対応方法を見ていきましょう。好きと言われて嬉しい場合と、困惑してしまう場合、それぞれに分けて紹介します。
好きと言われて嬉しいなら
「私も好き」と返すのが正解です。
人は、自分にしてほしい愛情表現を相手に対してもするもの。そのため「好き」という言葉で愛情表現をする人は自分にも「好き」という言葉で好意を示してほしいと思っています。
ちなみに「ありがとう」と返す人もいますが、「ありがとう」だけでは「本当に自分は好かれているのだろうか?」と不安になり、自信をなくす場合も。「好き」と「ありがとう」を同じ好意を表す言葉として伝えても、受け取る方にとっては大きな違いがあります。「好き」と言われて嬉しいのであれば、同じく「好き」という言葉を返すことで一層仲が深まるでしょう。
好きと言われ過ぎて困惑するなら
「好きな気持ちは十分伝わっていて、嬉しい」と言えば、彼氏は気持ちを受け入れてくれたと感じ、安心してくれます。過剰な愛情表現に困惑している場合は「伝わっている」と教えながら、「嬉しい」などのポジティブな言葉を返すとよいでしょう。
好きと言われ過ぎて困ったとしても、彼の言葉を放置したり、「うるさい」と言ったりするのはNG。「自分の気持ちを受け入れてもらえなかった」と捉え、気持ちが離れる原因にもなります。
そもそも、彼氏から「好き」と言われて困る、疲れる、冷めるということであれば、「好きと何度も言われることの何に抵抗があるのか?」を考えてみることをおすすめします。
例えば下記のような理由が想定できます。
・公共の場で言われるのが恥ずかしい
・彼に好かれていることが信じられない
・自信がなく、彼の気持ちが受け入れられない
・言われ過ぎて「好き」の価値が薄れてしまった
自分と向き合い、「好き」と言われて抵抗を感じる理由を考えてみましょう。その上で、彼と話し合いながらお互いにストレスのない愛情表現を探るとよいでしょう。
彼氏に好きを言い過ぎると、彼はどう思う?
ここでは逆に彼女が彼氏に好きを言い過ぎるとどう思われるかについて解説します。
相手への愛情が増す
彼女から「好き」と言われて迷惑に感じる人はいません。好かれているという喜びから彼女への愛情が増します。
自信が付く
人から好意を示されると、自信が持てるようになります。自分が好きな相手、つまり彼女からの好意であればなおさら自己肯定感が上がり、自分は好かれる価値のある人間だと感じるのです。
相手が自分のものになった感覚になる
あまりにも頻繁に好きと言われると、相手を自分のものだと感じる人もいます。「彼女は自分から離れていかない」という慢心から扱いが雑になったり、自己中心的に振る舞ったりしてしまうケースもあります。
慣れて何も感じなくなる
最初は「好き」と言われることで、嬉しさやときめきを感じていても、あまりに一方的に「好き」と言われ続けると、「好き」という言葉の価値が下がり、何も感じなくなってしまうこともあります。
「好き」を伝えるのを我慢する必要はありませんが、彼を繋ぎ止めるためや彼の気持ちを確認するために「好き」という言葉を使うのはおすすめできません。
不安や恐れが裏にあると「好き」という言葉を伝えても、態度や表情といった非言語の部分で「重い」と感じさせてしまうこともあるのです。「好き」という言葉は、相手をコントロールするための道具としてではなく、あくまで素直な感情表現として使いましょう。
お互いが心地よい愛情表現を見つけよう!
好きと言われ過ぎたり、言い過ぎたりしてお互いの負担になるのなら、せっかくの愛情表現が逆効果に。もし、一方的なコミュニケーションだと感じるのであれば、お互いが心地よい愛情表現ができるよう、話し合ってみましょう。
好き好き言われ過ぎ、言い過ぎでうまくいかなかった過去があるのなら、相談できるコーディネーターと一緒に恋活・婚活を始めてみるのもおすすめです。ゼクシィ縁結びエージェントでは活動中、マッチングコーディネーターからさまざまなアドバイスがもらえます。興味のある方は無料カウンセリングを受けてみませんか?
取材・文/関原のり子
【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題、パートナーシップ。多角的な視野と論理的なアドバイスだけでなく、潜在意識にアプローチするヒプノセラピーを取り入れた提案型カウンセリングも実施。悩みを持つ多くの人から支持されている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/
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