好きな人、気になる人との連絡頻度はどれくらいがよいのでしょうか？この記事では理想的な連絡頻度をはじめ、LINEやメールで好印象を与えるポイント、おすすめの話題などを男女間のコミュニケーションに詳しい婚活専門家・佐藤律子さんの意見を参考に紹介します。好きな人との連絡頻度や話題について迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

好きな人との理想的な連絡頻度とは？

好きな人との理想的な連絡頻度について解説します。

理想はお互いが心地よい状態

好きな人、気になる人との理想の連絡頻度は、お互いが心地よいと思う状態です。最初は相手のペースに合わせるのが基本ですが、やりとりが続くようであれば「私はもう少し連絡したいから、毎日1回はやりとりしませんか？」など、希望の連絡頻度を提案してみましょう。

連絡頻度が増えれば関係も深まる

連絡頻度が高い方が仲良くなるのは自然なことで、やりとりが多いほど親密になります。ただし、「あいさつだけ」「スタンプだけ」といった薄い内容のやりとりは、いくら頻度が高くてもあまり意味がありません。

返信が来れば続けても◎

一方的に連絡するのはNGですが、相手から返信が来るのであれば、続けて構いません。ただし、相手が終わらせたがっていないか観察しましょう。LINEであればスタンプを送られたり、「それでは、またね」「では、おやすみなさい」と書かれていたり。そういう場合はいったん連絡をストップして。相手のメッセージで終わらせておくと、次に自分から連絡しやすくなります。

好きな人との連絡で好印象を与える5つのポイント

連絡で好印象を与えるポイントを紹介します。同僚や友人、マッチングアプリで知り合った人など、相手との関係性にもよりますが、共通して言えるのは下記のものです。

1.短く、さらっとした文章

長い文章のメッセージは、読むだけでも面倒な上、「どうやって返信しよう」と相手を悩ませてしまいます。長くても3〜4行で収まる文章量を心がけると印象が良くなります。

2.丁寧なやりとりから始める

友人など、普段友達口調で話している相手でない限り、最初のうちは敬語を使い、できるだけ丁寧なやりとりをすることで印象がアップします。返信をもらえたら「返信ありがとう」のひと言を添えるだけでも誠意が示せます。

3.ポジティブな内容を入れる

楽しく、ポジティブなメッセージには返信しやすいものです。逆に愚痴や悪口、何かを批判するような内容は返信しづらいだけでなく、印象が悪くなるので避けましょう。

4.リアクションを大きくする

対面ではジェスチャーや声でリアクションできますが、LINEやメールでは言葉遣いや絵文字、スタンプなどがそれに代わります。相手が送ってきた話題に対して「わー！」「すごい」など、テンション高く反応すると返信がくる可能性が上がります。

5.相手の名前をさりげなく入れる

相手の名前を文章中に入れることで親しみを感じさせる効果があります。テンポよいやりとりが続き、相手との距離が縮んでいると実感できていれば、名字から下の名前やニックネームに切り替えてもOKです。

好きな人との連絡でおすすめの話題

好きな人と連絡を取り合う理由は、お互いを知り合い、最終的にはデートに出かけることです。仲を深め、デートに繋がりやすい話題を紹介します。

グルメ情報

グルメ情報は、デートの誘いに繋げやすい話題です。デートに良さげなカフェやレストラン情報を出し、「行ってみたいと思っていたお店です。一緒にいかがですか？」「ここのパフェ、すごくおいしいですよ。一緒に行きませんか」などと、お誘いしましょう。

相手の興味のあること

相手の趣味や興味のあることを知っているのであれば、その話題を振るのがおすすめ。もし、知らないのであれば、男性なら一般的に女性が好きそうなこと、女性なら男性が好きそうなことを想定し、自分も一緒に楽しめそうなものの話題を振ってみましょう。相手が「趣味が似ている」「話が合いそう」などと感じ、話に乗ってくれる可能性が高くなります。

褒める

相手のことを褒めるのは効果的です。褒めるネタが見つからない場合は「〇〇さんとLINEしていると楽しい」「〇〇さんの話、いつも面白くて元気が出ます」など、やりとりが楽しい、話題が豊富で面白いといったことを褒めると良いでしょう。

簡単な相談をする

相手が同僚など同じコミュニティーにいる人なら、簡単な相談を持ちかけるのもおすすめ。相手を頼り、回答してくれたら感謝を伝えることで、親密度が増し、仲を深めることができます。お礼を口実にしてお茶やランチにお誘いすることも可能です。

連絡内容でわかる異性の脈ありサイン

連絡内容で相手が脈ありなのか、それとも脈がないのか推測することができます。具体例を見ていきましょう。

必ず返事をくれる

どんなメッセージにも必ず返信をくれるのであれば、気にかけてもらえているということ。ただし、礼儀として必ず返信するタイプの人もいるので、返信内容をチェックして。そっけない文章やスタンプのみ、ただのあいさつだけであれば脈があるとは言い切れません。

頻度が高い

LINEやメールをポンポンとテンポよく、たくさん送り合っているのであれば、好意を持たれている可能性が高いでしょう。

返信が早い

返信が早いのであれば、脈ありといえます。ただし、LINEやメールが好きで、連絡が来ると誰にでもすぐに返信するタイプの人もいます。返信内容が自分に興味を持ってくれているのかどうか、よく見極める必要があります。

質問や話題提供がある

相手から質問がきたり、話題を提供してくれたりという状態であれば、脈ありの可能性は高め。特に「どんな人がタイプ？」「年上と年下とどっちが好み？」といった恋愛に関する質問が来るのであれば、脈ありの可能性はグッと上がります。

写真を送ってくる

訪れた場所の景色や料理など、撮った写真を送ってくれるのは「自分のことを知ってほしい」という気持ちの表れなので、興味を持たれていると思っていいでしょう。

既読無視になる、返信が遅くなる心理

相手が既読無視をしたり、返信が遅くなったりする心理状態を解説します。

興味がない

興味がない相手からの連絡には積極的に返信する気が起きないので、つい後回しにしたり、放置したりするものです。既読無視、返信が遅いといった状況が続くのであれば、興味を持たれていない証拠です。

忘れている

たくさんの人とやりとりをしている人や多忙な人は、うっかり返信を忘れる可能性もあります。ただ、好意を持っている相手からの返信を忘れる可能性は低いので、返信が来ない時点で脈が薄いと捉えましょう。

連絡無精

もともと連絡無精で返信をあまりしないタイプの人もいます。遅くても返信が来るのであれば可能性はありますが、まったく返信が来ないのであれば連絡無精とはいえ、脈がないと思った方がよいでしょう。

後でじっくり考えようと思っている

基本的に既読無視や返信が遅い場合は脈なしと考えられます。ただ、唯一脈ありといえるのがこのタイプ。返信が遅いものの、長めの文章や質問などが必ず来るのであれば、じっくり考えた丁寧な文章を送ろうと思っている証拠です。

相手のペースに合わせた連絡をしよう！

好きな人には思いを込めた長文メッセージを頻繁に送りたくなってしまう人もいるでしょう。でも、受け取った側が負担に感じてしまうようであれば逆効果です。
相手が心地よく感じるペースで、短く明るいメッセージのやりとりをして少しずつ関係を築いていきましょう。

もし、楽しく連絡し合える相手と出会いたいなら、恋活や婚活を始めてみるのはいかがでしょうか。ゼクシィ縁結びエージェントでは、マッチングコーディネーターに相談しながら活動ができるのがポイント。相手との連絡の取り方をはじめ、さまざまな悩みや疑問を相談できます。興味があれば、気軽に無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか？

取材・文／関原のり子

【監修】
佐藤律子（さとうりつこ）さん
一般社団法人異性間コミュニケーション協会代表理事、婚活スペシャリスト。「異性間コミュニケーション協会」は恋愛、婚活、夫婦問題、子育て、ハラスメント、マネジメント、女性活躍、LGBTQなど人間関係についての研修や講演、運営、相談を行う専門協会で、認定講師100人以上が在籍している。運営した自治体婚活イベントのカップル成立率は60％以上、異性間コミュニケーション研修の受講者は延べ３万人を超える。『2年以内に幸せをつかむ　大人婚活　完全ガイド』（ビジネス社）、『ずるいくらい思いのままに恋が叶う』（かんき出版）、『最高に幸せな“たった１つの恋”を実らせるレッスン』（大和書房）他著書多数。テレビ番組の恋愛・結婚コーナーの監修、出演実績も豊富。
公式ホームページ：https://www.iseikan.jp/