遠距離の片思いを成功させる方法！連絡頻度や注意点を解説

今回は「遠距離の片思い」について考えていきます。相手に胸の内を伝えず、思いを寄せる「片思い」。「姿を目にしたり、言葉を交わしたりするだけで、満たされる」という場合もありますが、大半は「いつかは付き合いたい」と願うものでしょう。でも突然、片思いの相手が遠くに行くことになってしまったら……？ここでは、遠距離の片思いのアプローチ方法について、心理カウンセラーの竹内えつこさんと共に考えていきます。

ここでは、遠距離の相手に片思いをしているときに陥りがちな状況と、その対策について考えていきます。

ネガティブな妄想をしてしまう

物理的な距離が離れていると、相手が今どんな状況にいるのかを知ることができません。あれこれ思いをはせる中で、時にネガティブな妄想をしてしまうこともあるでしょう。

そんなときは一度相手について考えるのをやめ、自分自身に意識を向けるようにしましょう。趣味に没頭するなど、相手について考える時間を減らすことで、ネガティブな思考ループから抜けることができるはずです。

また相手のSNSから“ネガティブな妄想の種”を拾ってしまうのもよくあること。そんなときは一度SNS断ちをするのも有効です。

相手への気持ちが分からなくなる

会いたいときに会えない距離にいると「相手を本当に好きなのかな」と、自分の気持ちが分からなくなったり、別の身近な相手に興味が向いたりすることもあるでしょう。

そんなときは相手との接触回数を増やし、自分の気持ちを再確認することをおすすめします。直接会えなくても、SNSでメッセージのやりとりをする中で相手への気持ちがよみがえるかもしれません。

自分ばかりが頑張っているように感じる

連絡したり、会いに行ったり、と自分ばかりが頑張っているように感じて、時にむなしさを覚えることがあるかもしれません。
そんなときは少しアプローチを休憩して、相手とコミュニケーションを取っていたときの幸せな気持ちを思い出してみましょう。そこからまた頑張ろうと思えるようになるはずです。

なかなか片思い中の相手と会えない中で、連絡の頻度はどの程度がベターなのでしょうか。ここでは遠距離にいるふたりが、どのぐらいの間隔で連絡を取るべきかを考えていきます。

相手が男性の場合

連絡がまめな男性に対してはこちらもまめに、逆に連絡が少ない人は相手の連絡頻度に合わせます。同時にメッセージの長さも相手に合わせることで、相手に「感覚が近い」と感じてもらえるでしょう。

ただ、メッセージのやり取りが苦手な相手の場合は、ペースを合わせうちに連絡が途絶えてしまう可能性も。少なくとも1週間に一度くらいはメッセージを送るように心がけましょう。

相手が女性の場合

女性はメッセージのやりとりを「気軽なコミュニケーション」と受け止めるタイプが多いようです。男性相手のときと同様、相手からの返信メッセージに頻度や長さを合わせるのが理想です。その場合、長文のメッセージをまとめて送るよりは、短文のメッセージを細かくやりとりする方が、親密度を高められる点でおすすめです。

好きな人 へのアプローチは誰しも頭を悩ませるところ。ましてや相手が遠距離の場合はより難しくなります。 ここでは遠距離にいる片思い相手との関係の深め方について考えていきます。

こまめに連絡する

頻繁に会うことができない分、自分の存在を忘れられないためにまめな連絡を心がけましょう。「会いたい」などダイレクトに思いを伝えるよりも、相手のSNSに反応したり、共通の知人や相手の興味に関する情報を教えてあげたり、得意分野について質問したりするなど、大義名分のある内容の方が相手の心理的負担になりにくいです。

用事をつくって相手に会いに行く

近くで興味のある催し物があった、仕事で近くに来たなど、理由をつくって相手に会いに行ってみましょう。「あなたに会いに来ました」と告げると相手が負担に感じるかもしれません。あくまで「何かの用事のついでに」という体で会いに行くのがベターです。

相手の相談に乗る

まずは「困ったときに相談したい相手」として信頼関係を構築し、相手の相談に乗る機会を作りましょう。これにより「あなたの味方です」とアピールすることができます。

そのためにはまず、メッセージのやりとりや電話を通じ、相手が仕事や人間関係の悩み事を抱えていないか、アンテナを張っておくことが大切です。
ポイントは、あくまで「相手の相談事に乗る」こと。逆に自分の相談事を相手に持ちかけると、プレッシャーを与えてしまうことになるので注意しましょう。

いつかは成就させたい片思い。ここでは遠距離の相手に片思いをしていた場合、気持ちをどう通じ合わせるかについて考えていきます。

共通の話題を持つ

人は共通点が多い相手に親近感を感じるもの。メッセージのやりとりを通じて相手との共通点を見つけましょう。趣味や興味に限らず、出身地や出身校、家族構成や血液型、好きな食べ物などテーマは何でも構いません。相手が興味を持っているジャンルに挑戦して、その感想を伝えてみるのも良いでしょう。

ポジティブマインドを維持する

片思いの相手となかなか会えない状況から、つい悲観的な気持ちになってしまうこともあるかもしれません。しかしネガティブなマインドは、それと言及しなくても自然と相手に伝わってしまうものです。

そんなときは「付き合えたらこんなことをしてみたい」と楽しい未来に思いを巡らせたり、相手のために自分磨きをしたりして、ポジティブさを維持するようにしましょう。

相手と会う時間をとことん楽しむ

久しぶりに片思いの相手と会えるとき、うれしい半面「また会えなくなってしまう」という別れの寂しさにも目が向きがちです。しかしここは「今を楽しむこと」に徹しましょう。

会っているときの楽しそうな笑顔を見て、相手も「また会いたい」と思ってくれるかもしれません。

「遠距離」で、かつ「片思い」という2つのハードルがある恋愛は、成就に困難が付き物です。しかし壁を前にくじけてしまえば成功はありません。まずは「今の状況を楽しむ」工夫を。
「相手との心理的距離をどう詰めようか」「次はどんな理由で会いに行こうか」など計画を立てる時間も、片思いの醍醐味（だいごみ）として味わってしまいましょう。楽しんだその先に、思いが成就する未来が待っているかもしれませんよ。

遠距離の片思いを諦めようと思っているならば、恋活を始めてみてはいかがですか？さらに結婚を視野に入れているのであれば、婚活をスタートさせるのも一案です。ゼクシィ縁結びエージェントでは、無料カウンセリングを実施中ですので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
取材・文／吉田美奈子

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異色の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ：https://counseling-sou.com/blog/