- 頻繁に連絡してくれる時
- 自分のために時間や手間をかけ何かしてくれた時
- サプライズやプレゼントをしてくれた時
- 辛い気持ちに寄り添ってくれた時
- 自分に興味を持ち、よく覚えていてくれた時
- 気持ちを表現してくれた時
- そのままの自分を尊重し、応援してくれた時
- 連絡がない時
- 一緒にいるのに別のことをしている時
- 記念日に何もしてくれない時
- 何を考えているかわからない時
- 自分の大切なことを尊重してくれない時
- 自分と会う時間を取ってくれない時
- 弱っている時に助けてくれるかどうか
- 自分の存在そのものを認めてくれるか
- 自分のために叱ったり、意見してくれるか
- 自分の大切にしているもの、ことを尊重してくれるか
- 自分のために行動してくれるか
- 視覚派には手紙やプレゼントを贈る
- 聴覚派には声に出して愛情を伝える
- 触覚派には体のふれあいで愛情を伝える
恋人やパートナーの愛情を感じられないと、せっかくつきあっていても結婚していても幸せは感じにくいものです。この記事では、男女416人にアンケートを実施。どんな時に愛を感じ、逆に愛を感じられないのか、リアルな声をお届けします。さらに、心理カウンセラー池尾千里さんの監修の下、相手の愛を確認するチェックポイントから、自分の気持ちを相手に伝えるための方法まで解説。末永く幸せなパートナーシップを続けるために、ぜひチェックしてみてくださいね。
恋人・パートナーから愛されていると実感する瞬間
私たちは、「大好き!」「愛しているよ」と伝えられることだけに愛を実感するわけではありません。人によって実感しやすいさまざまなスタイルがあります。
では、実際にはどんな瞬間、どんなシチュエーションで愛されていることを感じるのでしょうか。アンケートで多かった傾向を中心にご紹介します。
頻繁に連絡してくれる時
「遠距離恋愛中でも、定期的に連絡を入れてくれました」(25歳/女性)
「仕事の合間に連絡くれるのはもちろん、寝る前に毎日長電話してくれました。記念日には必ず電話でもLINEでもメッセージをくれます」(37歳/女性)
自分のために時間や手間をかけ何かしてくれた時
「私の誕生日、会える時間はわずかだったにもかかわらず、5時間かけて会いに来てくれた」(32歳/女性)
「以前おいしいと言った料理をまた作ってくれた時。けっこう手間のかかる料理なので、それがまた嬉しかった」(33歳/男性)
サプライズやプレゼントをしてくれた時
「誕生日にずっと行きたかった温泉旅館へサプライズで連れて行ってくれました」(27歳/女性)
「不安な思いをしたことを話した際、『不安にさせてごめん』という言葉と小さな花束をくれました。母親以外にお花のプレゼントをしたのは初めてで、お花屋さんで緊張したとのこと。その光景を思い浮かべて、彼の愛を感じました」(33歳/女性)
辛い気持ちに寄り添ってくれた時
「風邪で寝込んでいる時、わざわざ夜中に来てくれて、家事をしたり食事を作ってくれたりしました」(34歳/男性)
「身内に不幸があった時に、励まして自分のために泣いて、寄り添ってくれたことが忘れられません」(36歳/男性)
自分に興味を持ち、よく覚えていてくれた時
「自分でも覚えていないような何げない話を聞き逃さずに、覚えていてくれた時。しかも、どんな場面で話していたかまで覚えていて、きちんと向き合ってくれているなと感じました」(30歳/女性)
「私が冷え性なことを気にして、冬に足を温めながら作業できるクッションをプレゼントしてくれたこと。体を気遣ってくれる優しさが嬉しかった」(22歳/女性)
気持ちを表現してくれた時
「日々の感謝をちゃんと言葉にして言ってくれること。付き合いが長くなってくるとおそろかになりがちなので、ちゃんと伝えられると愛されていると感じる」(35歳/男性)
「外出中に偶然会った時、彼女が自分のおなかに手を回し、こまのようにくるくる回って喜んでくれた」(37歳/男性)
そのままの自分を尊重し、応援してくれた時
「今頑張っている自分の仕事を応援してくれているのが、とてもありがたくて愛されているなと思います」(39歳/男性)
「自分はそのままでいていいって言ってくれたのが嬉しかった」(20歳/女性)
恋人・パートナーからの愛を実感できない時
恋人やパートナーの愛を感じられない時に共通するのは、自分に対して関心がないような相手の態度です。
特に昨今はスマートフォンの存在によってより連絡を密に取れる環境となっただけに、相手の状況が把握しやすくなりました。そんなことから、連絡頻度などでつい相手の関心の度合いを勘繰ってしまうというケースも多いようです。
連絡がない時
「こちらからの連絡に対して、返事が極端に遅いと、あまり愛されてないように感じます」(23歳/男性)
「遠距離になり、連絡が取りにくくなった。返事は返ってこないのに、SNSは更新されていて不安になった」(33歳/女性)
一緒にいるのに別のことをしている時
「一緒に食事をしていても、ずっとスマホをいじっていると悲しいです」(37歳/女性)
「話しかけても上の空でスマホをいじっていたりすると、関心を向けられていないようでがっかりする」(20歳/男性)
記念日に何もしてくれない時
「誕生日の月に何もしてくれなかった時は、愛されてないなと思って悲しかったです」(29歳/女性)
「記念日を覚えていない時に愛情を実感できないと感じます」(23歳/女性)
何を考えているかわからない時
「自分の思っていることを言わないので、本当に愛されているのかなと不安になります」(21歳/女性)
「全く愛情表現をしてくれないこと」(24歳/男性)
自分の大切なことを尊重してくれない時
「自分の好きな歌やアニメをおすすめしたが、全く興味を示さなかった」(25歳/男性)
「以前にこういうことは嫌だ、やめてほしいとお互いに話し合って決めたことを破ったこと。その時の話し合いは何だったのかと不満に思いました」(24歳/男性)
自分と会う時間を取ってくれない時
「休みの日に友達と出かけてばかりで、1カ月当たりのデートの回数が少なくなった」(30歳/女性)
「デートの誘いやプラン立てを積極的にやってくれないことがあると、愛されている実感が持てません」(22歳/女性)
恋人・パートナーの愛を確認するポイント
自分にとってわかりやすく愛を感じさせてくれる人もいれば、表現がわかりにくくて、なかなか愛を感じられないという人もいるでしょう。人の愛し方はさまざまです。あなたにとっての愛情表現と少し違ったとしても、次のような項目に該当することがあれば、きっと恋人やパートナーはあなたを大切に思ってくれているはずです。
弱っている時に助けてくれるかどうか
心細い思いをしている時に、恋人・パートナーの存在や優しさに救われた経験をしたという人も多いのではないでしょうか。
一度はつらい経験をしたことがある人なら、そのありがたさはよくわかっているはずです。特に大切な人なら、助けないはずはありません。緊急時だからこそ、相手の愛が確認できるでしょう。
自分の存在そのものを認めてくれるか
長所も短所も受け入れた上で愛し合うことが、末永く続く理想のパートナーシップに繋がります。あなたが自分でも受け入れがたいと思っている短所を面白がってくれたり、気にせず愛してくれたりするなら、とても理想的な相手といえるでしょう。
また、付き合いが深くなるほどお互いの価値観の違いが気になり始めますが、たとえ意見や考えが違ったとしても否定せず、いったん受け止めてくれるようなら、愛のある恋人・パートナーといえます。
自分のために叱ったり、意見してくれるか
相手のことを思った上でのことだとしても、人に対して反対意見を言ったり、叱ったりするのは思った以上に勇気がいるものです。場合によっては、嫌われてしまうリスクもあるからです。
それでも、言いにくいことを言ってくれるのは、自分のこと以上にあなたを大事に思ってくれているからと考えていいでしょう。
ただし、頭ごなしに怒ってきたり、自分の思い通りにしようとするようなケースもあるので、少し時間をおいて冷静になり、本当に自分のために伝えてくれたことなのか、考えてみることも大切です。
自分の大切にしているもの、ことを尊重してくれるか
例えば一生懸命打ち込んでいる仕事のプロジェクトや、家族、ずっと励んできた趣味。人によって、大切に思うものはさまざまです。
自分が大切にしているものを認めてもらったり、尊重してもらったりすると、自分自身を大切にされているような感覚になる人も多いもの。自分がそのような経験をしていると、おのずと愛する人の大切なものも尊重したいと思うはずです。
自分のために行動してくれるか
シャイな人はなかなか愛情を口に出しては言えないものです。しかし、愛があれば、あなたに対して何かしらの行動を取っているはずです。
例えばあなたが困らないようにさりげなく家事をしていたり、迎えに来てくれたり、忙しいのに会う時間を取ってくれたり、プレゼントを選んでくれたり。
表面的にわかりやすい愛情表現がなかったとしても、実際にあなたのために、時間や労力、お金などをかけてくれているなら、愛がある可能性大。自分のほしい形ではなかったとしても、相手なりの愛の形をキャッチできる感度を磨くことも、愛を感じる上では大切なことです。
恋人・パートナーに愛情を伝える方法
まずは、自分らしく素直に気持ちを伝えることが何よりも大切です。勇気を出して、まっすぐ伝えた言葉はきっと相手に届くはずです。さらに、次のようなことを知っておくことも、より相手に気持ちを届ける助けになるでしょう。
愛情表現というものは、人によって好みや得意とするものが違います。例えば、心理学では、視覚派、聴覚派、触覚派といったように、物事を捉える感覚の傾向によっても、愛の実感の仕方に大きな違いがあるとされます。
もちろん、明確にタイプが分かれるものではありませんが、相手がどの傾向か知るために、どんな時に喜んでくれるか、自分に対してどんな愛情表現をしてくれることが多いか観察することも有効です。
視覚派には手紙やプレゼントを贈る
例えば、何かをイメージしたり記憶したりする時に、映像や色、形で捉えるということが多い人は、視覚優位なタイプです。
視覚派は、目に見える形のもので愛情も感じやすいです。そのため、プレゼントを贈ったり、手紙を書いて渡したり、料理を作ってあげたりすると、愛情が伝わりやすいでしょう。
聴覚派には声に出して愛情を伝える
聴覚派は物事を捉える時、言葉や音、リズムでイメージしたり感じたりする傾向の強い人です。こういった人は、手紙や行動よりも、しっかり声に出して「大好き」「愛している」と伝えた方が、愛情を感じやすいです。
いつも愛を伝えることにハードルの高さを感じるなら、日頃から「ありがとう」「ごめんね」など、できるだけ言葉でのコミュニケーションを重ねると喜ばれるでしょう。
触覚派には体のふれあいで愛情を伝える
触覚派は肌感覚というものを大切にするタイプです。場の雰囲気や温度感、触り心地などで物事を記憶したり、イメージしたりすることが多いです。
このタイプは、手を繋いだり、ハグしたり、体のふれあいによって、愛情を感じることが多いようです。ちょっと触れるだけでもいいので、できるだけ接触する機会をつくるのがおすすめです。
愛情に気づき、末永く続く幸せなパートナーシップを!
愛情を感じられない時、実は自分の不安や心配などネガティブな感情に目が行って、相手をあまり見ていなかったということも多いようです。
改めて相手に興味関心を向けてみた時に、「今疲れていそうだなあ」「もしかしたら、思った以上に心配症なのかもしれない」といった相手の状況や性格がわかることもあります。「こんなこともしてくれてたんだなあ」と自分への愛情を実感することがあるかもしれません。
永く良好なパートナーシップを続けていくためには、お互いを尊重し、助け合い、感謝を伝え合い、落ち度を素直に謝れるような関係性を築くことが必要です。そのためには、「何を感じているか」感情について伝え合うコミュニケーションが欠かせません。
その第一歩が相手をよく見るということです。関係性に甘えすぎず、ぜひ、お互いに意識を向け、気持ちを伝え合うことを心掛けてみてくださいね。
お互いを尊重し合えるような恋人や結婚相手に巡り合いたいなら、恋活や婚活を始めてみるのも手。婚活のプロが結婚へと繋がる出会いをサポートしてくれる、ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを実施しています。婚活に興味があれば、気軽に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。
取材・文/小松ななえ
【監修】
心理カウンセラー 池尾千里さん
「自分らしく自分の人生を生きることに、もっとこだわってもいい。好きなことをもっとたくさんして、もっと幸せになっていい。」そんな思いから恋愛・夫婦関係などのパートナーシップをはじめ、職場、ママ友などの人間関係、子育てに関する問題など、経験に基づいたカウンセリングを提供。夫は、カウンセリングサービス所属カウンセラー&講師 池尾昌紀氏。18歳の娘、15歳の息子の4人家族。夫婦で手掛ける心理学講座や、夫婦で行われる「カップルカウンセリング」(1名でもカップルでも可能)も、息の合ったコンビネーションで多くの支持を集めている。
公式ブログ:https://ikeochisato.com/
【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2024年3月13日~2024年3月14日
有効回答数:416人(男性208人、女性208人)
(インターネットによる20~30代向け男女アンケート調査 調査機関:マクロミル)
記事一覧
-
真実の愛とは何か?恋人・パートナーとの関係や愛情を見極めるヒントや愛の名言を紹介
真実の愛とは何か、人を愛するとはどういうことなのか、答えはあるのか解説します。...
詳しく見る -
愛の種類は何種類?古からの哲学や名言から愛という言葉の意味・愛のカタチを考える
愛には「アガペー」「フィリア」「エロス」など、種類があるといいます。それぞれの意味を解説するとともに、愛とは何か、どんなカタチがあるのか、...
詳しく見る -
愛とは何?恋との違いは?本当の愛とは何かのヒントになる名言もご紹介!
「愛」とはひと言で言うといったい何なのか。そんなことを考えたことはありませんか?人生において、これまでの恋愛とは違う愛情を相手に感じたとき、または、パートナーや大切な人からこれまでにない愛情を向けられたとき、つい哲学的に「恋と愛の違いとは」..
詳しく見る
その他のカテゴリ
-
婚活のはじめ方
「結婚はしたいけど、婚活まではちょっと。」「自分には結婚なんて。。。」と思っている方、実は今が大事かも!?将来結婚するために今知っておきたいことをチェック!
詳しく見る -
年代別・婚活ポイント
「自分には婚活はまだ早い」という方必見!20代~40代の年代別、男女別で結婚に向けてできること、やっておきたいことをご案内します!
詳しく見る -
結婚相談所で婚活
「婚活に興味はあるけれど、どんなものがあるんだろう?」という方へ、「結婚相談所」を中心にいろいろな婚活の方法をご紹介します!
詳しく見る -
結婚相談所の特徴
結婚相談所は何を基準に選べばよい?タイプ別のおすすめやかかる費用、結婚までの交際期間などのリアルな話についてお話します!
詳しく見る
一人一人に合った「出会い」をサポート!