目次
一度でも「別れたい」と思ったら終わりなの? 恋人と別れたいと思う理由
  • 1.気持ちが冷めてしまった
  • 2.相手の気持ちに不安を感じる
  • 3.将来を考えられない/相手が将来を考えていない
  • 4.恋人以外に気になる人がいる
  • 5.ふたりのテンポが合わない
恋人との別れを迷ってしまう理由
  • 1.ひとりになるのが寂しい
  • 2.次に恋人ができるか分からない
  • 3.相手が変わってくれるかもしれないと期待している
別れを決める前にしたい4つのこと
  • 1.恋人と別れたい理由を書き出してみる
  • 2.相手への気持ちを書き出してみる
  • 3.別れた後の自分を想像してみる
  • 4.客観的な意見を聞いてみる
別れる?別れない?見極めポイント
  • 1.恋人に対する愛情はある?
  • 2.恋人からの愛情を感じている?
  • 3.恋人に大切にされている?
  • 4.相手にネガティブな感情を抱いていない?
円満に別れるためのポイント
  • 1.別れたいというサインを出す
  • 2.少しずつ連絡、デートの頻度を減らす
  • 3.正直に気持ちを打ち明ける
すぐに別れを決めず、ふたりが納得できる結論を

恋人と別れたいと思ったら、その恋はもう終わりなのでしょうか。別れを考えてしまう理由や別れを迷ってしまう理由を心理カウンセラーの竹内えつこさんに聞きました。また、別れを決める前にやっておくべきこと、別れるか別れないかの見極めポイント、別れると決めたとき円満に別れる方法もご紹介。「別れたい」と思ったことをきっかけに、ふたりの関係を見直していきましょう。

一度でも「別れたい」と思ったら終わりなの?

一度でも「別れたい」と思ったら終わりなの?

恋人と付き合っている間には、大きさの大小はあっても必ず何らかの問題が起こります。そこで、「別れたい」と思うこともありますが、別れたいと思ったからといって、必ずしもその恋が終わるとは言い切れません。

起こった問題をふたりで話し合い、コミュニケーションを取ることで、気持ちの擦れ違いを止めることができて、それまでよりもふたりの絆を深めるきっかけになることもあります。問題の原因は、自分にもあったと気付くといったケースもあるでしょう。

また、「なぜ別れたいと感じたのか?」という自分の気持ちと向き合うことも大切です。もしかしたら、「別れたい」と思ったのは、恋人の問題ではなく自分だけの問題かもしれません。そうだとしたら、今の恋人と別れたとしてもまた同じ問題が起こってしまう可能性も考えられます。

別れたいと思ったらすぐに行動に移すのではなく、一度立ち止まって考える時間を持つようにしてみましょう。

恋人と別れたいと思う理由

恋人と別れたいと思う理由

どんなときに恋人と別れたいと感じるのでしょうか。考えられる5つの理由を見ていきましょう。

1.気持ちが冷めてしまった

相手に対する気持ちが冷めてしまったときに、「恋人と別れたい」と考えます。今まで素敵だと思っていたのに魅力を感じられなくなり、好きだった相手の長所が逆に短所に見えるようになってしまったら、相手への気持ちはだいぶ冷めていると言えます。

2.相手の気持ちに不安を感じる

相手が自分のことを大切に思っているのか常に不安を感じていたり、相手の言動に一喜一憂して振り回されたりしていると、いつしか疲れてしまいます。

愛情を表現しているのに相手は全く表現してくれない、軽く扱われていると感じる、自分に興味を持ってもらえていないと感じると、「愛されていないのなら、もう別れたい……」そんなふうに考えることもあるでしょう。

3.将来を考えられない/相手が将来を考えていない

自分は相手との将来を望んでいるのに相手にその準備ができていない、相手が将来のことを全く考えていないことが分かると、「このまま付き合っていても将来が見えない」という思いから、別れを考えることもあるでしょう。
結婚・出産の年齢などのライフプランがある人は、将来に対する意識の違いが別れにつながりやすい傾向にあります。

4.恋人以外に気になる人がいる

他に気になる人ができた場合も別れたいと考えます。気になる人と恋人をつい比べてしまい、恋人に対して厳しい目で見てしまうこともあります。

5.ふたりのテンポが合わない

価値観や生活スタイルが違うなど、ふたりの間で不協和音が起きていると疲れを感じます。一緒にいても相手に気を使い、自分の意見が通らないことが多くなると、別れを考える人もいるでしょう。

恋人との別れを迷ってしまう理由

恋人との別れを迷ってしまう理由

別れたいと思いつつ、別れを迷ってしまうのには次の3つの理由が考えられます。

1.ひとりになるのが寂しい

別れると恋人がいなくなってしまって寂しいと感じる人は、なかなか別れを決断することができません。

今まで休日はデートしていたのが、別れると急に予定がなくなってしまう……などと想像すると、寂しさから別れを迷ってしまいます。

2.次に恋人ができるか分からない

今の恋人と別れても次に恋人ができるか分からないと思うと、別れる勇気が出ないことも。他に好きな人ができるまで……と考えて、相手への気持ちは冷めているのに別れを引き延ばすこともあるでしょう。

3.相手が変わってくれるかもしれないと期待している

相手に不満があって別れたいと思っていても、いつかは相手が変わってくれるかもしれないという期待から別れに踏み出せないケースもあります。

別れを決める前にしたい4つのこと

別れを決める前にしたい4つのこと

恋人と別れるべきか迷っているなら、4つの方法を試して自分の気持ちを整理するのが有効です。

1.恋人と別れたい理由を書き出してみる

恋人と別れたいと思った理由を書き出してみましょう。「相手に問題があるのか?」「自分の問題なのか?」「それは解決できないのか?」と理由を一つずつ掘り下げていきましょう。

2.相手への気持ちを書き出してみる

「相手に対して気持ちがなくなった」と感じているのは、もしかしたら相手に対して不満を感じているからかもしれません。相手への不満や感じている問題を一度、洗い出して書き出してみましょう。

3.別れた後の自分を想像してみる

恋人と別れた自分を想像してみましょう。自分はどんな気分で、どのように過ごしているでしょうか?「スッキリしている?」「後悔している?」と別れた後の自分を想像することで、自分が選ぶ道が決めやすくなります。

4.客観的な意見を聞いてみる

信頼できる友人やカウンセラーなどに今の状況を話してみましょう。人からの客観的な意見を聞くことで、「これは別れるべき関係なのか?」「ふたりで話し合って乗り越えるべきなのか?」を判断することができます。

別れる?別れない?見極めポイント

別れる?別れない?見極めポイント

別れるべきか続けるべきか迷っているなら、次の4つのポイントについて自分に問いかけてみましょう。

1.恋人に対する愛情はある?

あなたに恋人に対する愛情があるかないか?が別れるかどうかの一番の見極めポイントです。「恋人に何かがあったら助けたいと思うか?思わないか?」「どれくらい恋人を大切に考えているか?」を考えてみましょう。

2.恋人からの愛情を感じている?

恋人からの愛情を感じているでしょうか?人によって愛情表現はそれぞれですが、全く感じられないのならそれは別れを考えた方がよいかもしれません。

3.恋人に大切にされている?

あなたは恋人からどんなふうに扱われているでしょうか?″親しき仲にも礼儀あり“という言葉がありますが、恋人だからといってぞんざいに扱われてはいないでしょうか。

相手から大切に扱われていると感じられないのなら、別れを考えてもよいかもしれません。

4.相手にネガティブな感情を抱いていない?

恋人と一緒にいると不安や恐れ、寂しさや悲しさなどのネガティブな感情を感じることが多いのなら、その恋愛は幸せとは言えません。また、自分ばかり尽くしている、相手から搾取されていると感じる恋愛は疲れてしまいます。

自分が恋人と一緒にいるとポジティブな感情、ネガティブな感情をどれくらいの割合で感じているかを考えて、別れるかどうかの判断材料にするとよいでしょう。

円満に別れるためのポイント

円満に別れるためのポイント

1.別れたいというサインを出す

相手の話を軽く流す、リアクションを少なくする、メッセージの返信を遅くする、デートは短時間で切り上げる、自分からデートに誘わないなど、「別れたい」サインを徐々に出していきましょう。

相手に「あれ?最近どうしたんだろう?」と気付いてもらえるように振る舞いましょう。

2.少しずつ連絡、デートの頻度を減らす

相手に「別れたいと思っているのかもしれない」と察してもらうために、少しずつ連絡頻度やデートの頻度を減らしていきましょう。

徐々に関係が遠くなっていく間に、相手は心の準備をすることができます。

3.正直に気持ちを打ち明ける

「性格が合わない」「価値観が違う」などとありふれた理由でごまかすのではなく、なぜ別れたいのか自分の正直な気持ちを打ち明けましょう。

メッセージや電話で別れ話をするのではなく、顔を見て伝えることで誠意が伝わります。

すぐに別れを決めず、ふたりが納得できる結論を

すぐに別れを決めず、ふたりが納得できる結論を

恋人と付き合っているときに、一度は別れを考えることは珍しいことではありません。恋愛には相手がいて、人の感情は常に一定ではないため、気持ちがマイナスの方向に振れてしまうこともあるでしょう。でも、一度別れたいと思っただけで、すぐに別れを決めてしまうのではなく、後悔しないように自分の気持ちを向き合うことが大切です。

ひとりの時間を持って、少しの冷却時間を置くことで、相手への気持ちが戻ってくることもあります。また、恋人との間で問題が起こったとしても、ふたりで問題を乗り越えることでふたりの関係がより良くなることもあります。

問題を起こしたのは相手かもしれませんが、「自分にもその原因があったかもしれない」と考えることが、問題を乗り越えるポイントです。縁あって恋人になった相手との関係なので、最後はふたりが納得できる結論を出しましょう。

もし恋人との別れを決め、新しい出会いを探すなら恋活や婚活を始めてみるのも一案です。コーディネーターのアドバイスを受けながら婚活を進めることができる、ゼクシィ縁結びエージェントでは無料カウンセリングを実施しています。入会を決めていなくても婚活に関する相談ができるので、興味があれば気軽に活用してみてはいかがでしょうか。

取材・文/竹本紗梨

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異例の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/

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