- case1.ストレートに誘う
- case2.行ってみたいレストランなどを理由にする
- case3.相手の趣味について話を聞きたいという理由で誘う
- case4.アドバイスをしてもらいたいという理由で誘う
- case5.自分へのご褒美の提案をする
- 昼と夜どちらがいい?おすすめの時間帯
- 場所やお店選びのポイント
- 相手から希望がなくお店選びに迷ったら?
- 遅刻しないようにする
- 清潔感のある装いで会う
- 基本的には割り勘の姿勢で臨む
- スキンシップは避ける
- 短い時間で切り上げる
マッチングアプリで出会った相手をご飯に誘うタイミングはいつがいいのでしょうか。OKをもらえる可能性がアップするメッセージの文例、さらにデートの時間やお店選びのコツ、当日注意したいことなどについて、婚活事情に詳しいブライダルコンサルタントの江頭美鈴さんに教えてもらいました。
マッチングアプリでご飯に誘うタイミング
マッチングアプリでやりとりが始まった相手をご飯に誘うには、どんなタイミングがいいのでしょうか。
会話のキャッチボールが10回くらい続いたとき
数回のメッセージのやりとりをして、「どんな人かな、会ってみたい」と思える段階でご飯に誘うと、違和感がなくスムーズに進むでしょう。具体的には、会話のキャッチボール(自分の質問と相手のリアクションでワンセット)が10回くらい続いた状態で、少なくとも3日間はかけるのが目安。お互いの趣味や好みを知るための時間と考えましょう。
やりとりが少ない段階でご飯に誘うと、「誰にでも声をかける軽い人」ととられてしまう可能性があります。反対に、お誘いがなくやりとりだけが長くなると返事が来なくなるケースもあります。状況にもよりますが、4日目から約1週間のやりとりの中で、ご飯に誘うタイミングをつかむのがおすすめです。
好きな食べ物・行きたいお店の話が出てきたとき
数回、数日間やりとりをしていると、相手の雰囲気や好みなどもわかってきます。お互いに「実際に会って話してみたらどんな感じかな」という気持ちも膨らんでいきます。
好きな食べ物の話や行ってみたいお店などの話が出てきたら、まさにそのタイミングでご飯に誘いましょう。自然な流れで相手もOKしやすいです。
マッチングアプリでご飯に誘う場合のメッセージ例
マッチングアプリで出会った人をご飯に誘うときは、どんなメッセージを送ればいいのでしょうか。さまざまなケースごとに、OKをもらいやすい誘い方とそのポイントを解説します。
case1.ストレートに誘う
例:「話しやすくて気が合いそう!実際にお会いしたくなりました!ご飯でもいかがですか?」など
ポイント:自分の気持ちを真っすぐに伝えながらご飯に誘っているので、すがすがしく、相手もとても嬉しい気持ちで受け止めてくれるでしょう。
積極的に誘いながらも、日時の調整は相手の都合に上手に合わせることが大切。そこもぐいぐい行きすぎるとわがままな印象になりますが、思いやりや気遣いが垣間見えると、一途で誠実な印象になります。
case2.行ってみたいレストランなどを理由にする
例:「すごく高評価のイタリアンレストランが○○にできたらしいです。行ってみたいんだけど、良かったら一緒に行きませんか?」など
ポイント:相手の好きな料理だと、より行ってみたいという気持ちになるでしょう。数回やりとりする中で、相手の好みを聞いておくとスムーズにOKがもらいやすくなります。
case3.相手の趣味について話を聞きたいという理由で誘う
例:「○○について、もっと詳しく話が聞きたいです。ご飯でも食べながらお話聞かせてもらえたら嬉しいです」など
ポイント:自分の趣味の話に興味を持ってくれるのは、とても気持ちのいいものです。多くの人は、自分の好きなものや得意なことを聞かれると、いくらでも話したくなるものです。「もちろんいいですよ~」と気持ちの良い返事が返ってくるかもしれません。
case4.アドバイスをしてもらいたいという理由で誘う
例:「○○さんって、とても的確な見方をされるのですね。意見を聞きたくなったな。もしよければアドバイスしてもらいたいことがあるので、ご飯でも一緒にどうですか」など
ポイント:何回かやりとりをしている中で、相手がとてもしっかりしているタイプだと感じたら、意見を聞かせてほしいという理由で誘ってみましょう。相手は「アドバイスしてほしいことってなんだろう」と気になります。また頼りにされている嬉しさもあり、OKしてもらいやすいでしょう。
case5.自分へのご褒美の提案をする
例:「○○さんも結構お仕事大変ですね!たまには自分へのご褒美、大切ですよね~。良かったらおいしいご飯でもゆっくり食べて、一緒にねぎらい合いませんか?」など
ポイント:「自分へのご褒美」という名目があるので、お互いがどんな人なのかジャッジし合うというプレッシャーから解放され、直接的に誘われるよりもハードルが下がります。
マッチング相手とのご飯デート、いつ・どこで・何食べる?
マッチング相手と初めてご飯に行くときの時間や場所、お店選びのポイントを解説します。
昼と夜どちらがいい?おすすめの時間帯
昼にも夜にもそれぞれに良い点があります。昼なら、日差しが入るレストランやカフェでのご飯が楽しめるでしょう。また、ランチはディナーに比べてリーズナブルな料金設定にしているお店も多く、費用を抑えられるのもメリットです。
夜なら、夜景が見えるロマンチックなお店を選ぶのもいいでしょう。ふたりともお酒が好きなら、飲みながらのご飯もリラックスできそうです。仕事の後に行けるので、日程の選択肢も増えます。
いずれの場合も、おすすめの時間はお店の開店直後。掃除をしたばかりできれいな上、すいていることが多いからです。居酒屋系のお店でも、酔っている人がまだ少なく、会話をゆっくり楽しめます。
場所やお店選びのポイント
お互いがアクセスしやすい場所で選びましょう。特に夜ご飯の場合、どちらかが帰りにくい場所だと、帰りの時間が気になって慌ただしくなってしまいます。
また、なるべく予約が可能なお店を選ぶとスマート。満席で待つことになったり、入れなくて他のお店を探すことになったりすることも防げます。
さらに、できれば行ったことのあるお店がおすすめ。席の配置や価格帯もわかるので、好きな席をリクエストし、慌てずに支払いができそうです。
相手から希望がなくお店選びに迷ったら?
相手の好きな食べ物がわかれば、それに合わせるのがおすすめ。相手から希望がなく、好みがわからない場合は、プロフィール写真やメッセージのやりとりからわかる相手の雰囲気に合わせるのもいいでしょう。
例えば普段から装いに気を使っていそうな相手ならフォーマルな高級店、カジュアルなタイプならリラックスできる居酒屋など、相手が好きそうなお店を提案してみましょう。
マッチング相手とのご飯デート当日の注意点
いよいよマッチング相手とのご飯デート当日。待ち合わせからお開きまでの間に注意したいことを解説します。
遅刻しないようにする
最初から遅刻すると印象が良くない上に、慌てたり引け目を感じたりしてしまい、食事中も自分らしさを出しにくくなってしまいます。遅刻しそうな場合には、必ず途中で連絡を入れましょう。
清潔感のある装いで会う
気合を入れすぎてアクセサリーを着けすぎたり、タンクトップや短いスカート、短パンなどの露出の多い服装だったりすると、相手が戸惑ってしまう可能性があります。
初対面なので、華美になりすぎず、カジュアルすぎない、清潔感のある装いがおすすめです。
基本的には割り勘の姿勢で臨む
誘った方が払うケースもありますが、基本的には誘われた場合も自分の分は払う心積もりでいましょう。
相手が「自分が誘ったところ、わざわざ時間をつくって来てくれたのだから」と言って出してくれる場合には、厚意として受け取り、「ごちそうさまです」を言いましょう。さらに、気に入った相手なら「じゃあ次は私が出しますね」と次につなげるのもおすすめです。
スキンシップは避ける
意気投合して話が盛り上がったからといって、最初から相手に触れたりすると、思わぬ誤解を招く可能性があります。初回では一定の距離感を保つようにしましょう。回を重ねながら、相手のことを知り、自然と距離感が縮まるといいですね。
短い時間で切り上げる
初回は、ゆっくりお食事をしても2時間くらいを目安に切り上げましょう。盛り上がったからといってお店を2軒、3軒とはしごするよりも、短時間で疲れが出ないうちに切り上げると、満足な一日を終わらせることができ、次につなげられる可能性も高まります。
ご飯デート成功のポイントは「相手への思いやり」
マッチングアプリで出会った相手とのご飯デートを成功させるためのノウハウを解説してきましたが、成功のポイントは、どれだけ相手のことを思いやれるかに尽きると言えそうです。相手を不安にさせないタイミングで誘い、相手が行きやすい場所・相手の雰囲気に合ったお店で、相手の好きな料理を楽しむことを目指しましょう。
もし、婚活目的でマッチングアプリを使っていて、誰かに相談したいなど心細さを感じているなら、結婚相談所での婚活について検討してみるのもおすすめ。ゼクシィ縁結びエージェントでは、入会を決めていなくても婚活に関する相談ができる無料カウンセリングを実施中。ぜひ気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
取材・文/前川ミチコ
【監修】
江頭美鈴さん
M.E.プロダクション 代表
一般社団法人 エグゼクティブ・イメージコンサルタント 代表理事
東映株式会社の専属女優を経て、アナウンサー・司会等の話す仕事へ転向。NPO法人日本サービスマナー協会認定マナー講師、一般社団法人全日本ブライダル協会ブライダルコンサルタント、全日本ブライダルMCアライアンス所属。ICBインターナショナル認定イメージコンサルタント、NPO法人日本交流分析士協会心理カウンセラーなど。「話し方」「ファッション」「マナー」「心理」の4つの専門スキルを統合した独自カリキュラム、メソッドを開発。現在は、婚活講師、マナー講師、話し方講師をはじめ、企業・団体の人材育成に携わる。
公式サイト:https://me-pro.biz/index.php
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