目次
別れた後の冷却期間はどのくらい必要? 別れた後に冷却期間を持つメリット
  • 相手のネガティブなイメージが和らぐ
  • 冷静さを取り戻し、心に余裕ができる
  • 別れた原因を解決するための時間が持てる
  • 自分の本心がはっきりとわかる
  • 失いたくない存在かどうか判断できる
別れた後に冷却期間を持つデメリット
  • 気持ちがすれ違ってしまう
  • 相手に好きな人ができる可能性がある
  • 愛情が冷めてしまう
冷却期間におすすめの過ごし方と注意点
  • 相手との連絡を絶つ
  • 別れた原因の改善策を考える
  • 自分磨きをする
【別れた原因別】適した冷却期間とアプローチ方法
  • ケンカ別れの場合
  • 相手から振られた場合
  • 自分から振った場合
冷却期間を持つことで復縁につながる可能性がある!

別れてしまったけれど嫌いになったわけじゃない、時間がたつほど会いたい気持ちが募っていく――そんなふうに別れた恋人と復縁したいと思うとき、必要な冷却期間、連絡するタイミングやアプローチの方法について、恋する男女の心理に詳しい心理カウンセラー・服部希美さんに伺いました。別れた原因別に具体的に紹介するので、復縁の可能性を上げるための参考にしてください。

別れた後の冷却期間はどのくらい必要?

別れた後の冷却期間はどのくらい必要?

※データ出典:マクロミル


復縁の可能性を上げるには、冷却期間を置くことが必要です。でも、期間が短すぎると冷静になれず、長すぎると気持ちが薄れたり、相手に新しい恋人ができてしまうのではと不安になってしまうことも。

では、どれくらいの期間が必要なのでしょう。アンケートによれば、復縁の経験のある男女59人の回答者のうち1~3カ月未満18人、3カ月~半年未満11人、半年~1年未満10人、1年~3年未満11人、3年以上9人と冷却期間はさまざまです。

別れ方にもよりますが、別れた原因が解消され、新しい関係構築に進み出す一つの目安は、服部さんによれば2~3カ月。それが、復縁のための大事な準備期間です。

別れた後に冷却期間を持つメリット

別れた後に冷却期間を持つメリット

少しでも早く復縁したいと思うあまり、復縁を急ぐのは得策とは言えません。別れた恋人と距離を取って冷静になったり、リラックスしたりして過ごすと、気持ちが前向きになるだけでなく、復縁の可能性を上げるいくつかのメリットがあります。

相手のネガティブなイメージが和らぐ

ケンカ別れや振られた場合は怒りや悲しみが、自分から別れを告げたときには罪悪感など、何かしらネガティブな印象がお互いに残ってしまいます。

ある程度の冷却期間を置くと、時間とともにネガティブなイメージは薄れ、リセットされるというメリットがあります。その結果、楽しかった思い出がよみがえることもあるかもしれません。

冷静さを取り戻し、心に余裕ができる

別れた直後はお互いに感情的になり、混乱しています。そういうときに話し合っても、相手の復縁の言葉をそのまま受け止められないこともあるでしょう。

しかし、時間がたてば冷静さを取り戻して心に余裕が生まれ、復縁を考えたり、話し合ったりすることも可能になるはずです。

別れた原因を解決するための時間が持てる

別れてしまうということは、必ず何か原因があったはずです。その原因が解決しないうちは、もし関係を修復しても、また別れに至ってしまうこともありえます。

冷却時間を置けば、過去の経緯を見つめ直し、別れた原因を根本的に解決することができます。

自分の本心がはっきりとわかる

相手と距離を置いて過ごす時間では、「本当に復縁したいのか」「ひとりになるのが寂しいだけじゃないのか」と、自分の本心を確認することもできます。

別れた恋人と本当にやり直したいかどうかを考えることは、復縁のために大切なステップです。

失いたくない存在かどうか判断できる

衝動的に別れてしまった場合、別れた直後は正しい判断ができません。

時間とともに感情が落ち着いて初めて、現状を見つめ直してきちんと判断できるようになります。一時的な感情に流されることなく、相手が失いたくない存在かどうかを考えられるメリットもあります。

別れた後に冷却期間を持つデメリット

別れた後に冷却期間を持つデメリット

復縁のためには欠かせない冷却期間ですが、一切連絡を取り合わずに過ごすことになるので、デメリットを生んでしまうことがあるのも事実です。

気持ちがすれ違ってしまう

時間を空けることで、お互いの気持ちの距離が徐々に開いて、大きくすれ違ってしまうことがあります。相手が別れたくないと思っていた場合でも、冷却時間を経て、気持ちが薄れていくかもしれません。

相手に好きな人ができる可能性がある

別れてフリーになったのだから、相手には自由に恋愛をする権利があります。冷却期間を置いているうちに、別れた恋人が新しい人とお付き合いを始めることも考えられます。

愛情が冷めてしまう

別れた原因について考えているうちに、別れた相手の嫌なところやネガティブな印象ばかりを思い出し、気持ちが冷めてしまう場合もあります。

いったん愛情が冷めてしまうと、そこから元の関係に戻るのは難しいでしょう。

冷却期間におすすめの過ごし方と注意点

冷却期間におすすめの過ごし方と注意点

別れてしまったけれど嫌いになったわけじゃなく、復縁したい気持ちが強いときは、何もしないで時間がたつのを待つだけでなく、前向きに過ごしましょう。

ここからは復縁につなげるために有意義な冷却期間の過ごし方を紹介します。

相手との連絡を絶つ

別れた恋人に連絡し続けたり、毎日SNSをチェックして一喜一憂するなど、過去にばかり執着していては次の一歩が踏み出せませんし、問題は解決しません。

まずは、相手との連絡をきっぱりと絶って、いったん心の中で区切りをつけるようにしましょう。

別れた原因の改善策を考える

別れた原因が改善できなければ、もし復縁してもまた同じ経緯をたどってしまうおそれがあります。別れた原因を探って改善策を考え、そのための行動を始めましょう。

具体的には、思い当たることや別れることになった経緯を書き出し、第三者になったつもりで読み返してみると、状況がつかみやすくなります。この方法で別れた原因を改善して、復縁に生かしましょう。

自分磨きをする

冷却期間を経て再会したとき、相手に「別れたのは惜しかった」「復縁したい」と思われるように、自分の魅力を磨きましょう。

好きなことに没頭する、新しい趣味やスポーツを始める、仕事に集中するなど、どんなことでもいいので自分の成長につながることを始めて、冷却期間を前向きに過ごしましょう。

【別れた原因別】適した冷却期間とアプローチ方法

【別れた原因別】適した冷却期間とアプローチ方法

恋愛と同じく、冷却期間や復縁の方法に唯一の正解はありません。スムーズに復縁するためには、別れた原因や状況に合わせたタイミングでアプローチすることが大切です。ここでは、別れた原因別に冷却期間とアプローチ方法を紹介します。

ケンカ別れの場合

一時的な感情でケンカ別れをしてしまった場合は、あまり時間を置かないほうがいいでしょう。

お互いに冷静になるために1週間ほど間を空けてから、軽めの連絡をして「会って話したい」と伝えてみるのがおすすめです。

相手から振られた場合

相手から振られたときは、ある程度の時間が必要です。すぐに連絡を取るのは、「しつこい」と思われ、逆効果になってしまうこともありえます。

相手のネガティブな気持ちが薄れ、同時に自分がショックから立ち直るまで、2~3カ月ほどは連絡を断つといいでしょう。

お互いに冷静に話せるような状態になったら、「最近どうしている?」など近況報告から始めてみましょう。

自分から振った場合

自分から別れを告げた場合は、時間を置かずに連絡をしてもOKです。

ただし、あまりにすぐに復縁しようと伝えると相手が混乱してしまったり、不安定な人だという印象を与えてしまうこともあるので、1週間くらいは様子を見た方がいいかもしれません。

まず自分が間違えたことを謝り、復縁したいとしっかりと伝えることが大事です。

冷却期間を持つことで復縁につながる可能性がある!

冷却期間を持つことで復縁につながる可能性がある!

いったん別れた恋人と復縁するには、冷静になる時間を持つことが大事です。冷却期間を前向きに過ごして、別れた状況に合わせたステップを踏んで、復縁の可能性を高めましょう。

冷却期間中にそれまでの付き合いを振り返って冷静に考え、もし復縁してもお互いに幸せになれないかもしれないと感じたら、新しい出会いへ踏み出すことも大事です。

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取材・文/福原敦子

【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変える”をテーマに高い共感力で親身に寄り添い、婚活や30代からの女性の恋愛をサポート。また、「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。名古屋、東京、オンラインにて相談を受け付けている。
公式サイト:https://www.hattori-nozomi.jp

【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2022/10/19~2022/10/21
有効回答数:330人(男性165人、女性165人)
(インターネットによる20~40代向け男女アンケート調査 調査機関:マクロミル)

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