目次
失恋したけれど復縁したいときのステップ
  • STEP1:別れた理由を振り返る
  • STEP2:相手と離れて冷却期間を持つ
  • STEP3:連絡を取る
失恋後、復縁のために避けたい行動5つ
  • 1.別れた後、すぐに連絡する
  • 2.友人・知人を介して復縁したいと相手にアピールする
  • 3.SNSで絡む
  • 4.自暴自棄になる
  • 5.周りに相手の悪口を言う
失恋した相手からの復縁の可能性が見込めるサイン
  • 1.SNSに「いいね」をつけてくる
  • 2.共通の友人・知人を介して近況を探ってくる
  • 3.誕生日に連絡してくる
  • 4.突然、何げないメッセージを送ってくる
失恋後の復縁が難しいケース
  • 1.相手に新しい恋人がいる
  • 2.別れの原因が改善されていない
  • 3.変化・成長が見られない
復縁することだけが目的になっていないか、考えることも大事

恋人と別れて失恋したけれど、元恋人を忘れられずに復縁したいと思っているとき、復縁するためには何をしたらいい?NGな行動は?冷却期間はどのくらい?そもそも復縁の可能性はある?そんな悩みに対して心理カウンセラーの竹内えつこさんが回答。復縁に向けたステップや可能性の見極め方をご紹介します。

失恋したけれど復縁したいときのステップ

失恋したけれど復縁したいときのステップ

失恋して、元恋人と復縁したいと考えているとき、やみくもに相手に連絡して復縁を迫ってもうまくいく可能性は低いです。別れた時から復縁話をするまで、3つのステップで自分の気持ちを整理し、復縁への準備を進めていきましょう。

STEP1:別れた理由を振り返る

恋人と別れたとき、【別れ方】も【別れた原因】も人によりさまざまです。多いものには以下のようなものがあります。

【別れ方】
・相手から別れを切り出された
・音信不通になって別れた
・ふたりで話し合って別れた
・いがみ合って別れた
・自分から別れを切り出した

【別れた原因】
・自分に問題があった
・相手に問題があった
・自分の心変わり
・相手の心変わり
・なんとなく擦れ違いが続いていた
・けんかが絶えなかった
・どちらかまたはお互いの環境の変化
・周囲からの反対

この中で復縁の可能性がある別れ方は、「音信不通になって別れた」「いがみ合って別れた」以外のものです。

音信不通で別れた場合、相手と連絡が取れない限りは関係修復が難しいでしょう。また別れ話の時にいがみ合った場合は、相手があなたと復縁したいと思う可能性は少ないでしょう。

何が別れた原因だったとしても、復縁できる可能性はゼロではありません。ふたりの間で起きた問題を、改善・解決できるかどうかが関係修復の鍵になります。

別れた直後に取るべき行動
どんな別れ方であったとしても、別れた直後は精神的にショックを受けている状態です。悲しい時、泣きたい時は思いっきり悲しんだり泣いたり、心の中で怒っている時は怒ったり、素直に感情を感じることをおすすめします。心ではすごく悲しいのに自分の感情を無視していると、後で影響が出てきます。まずは自分の感情を感じて解放することが必要です。

友達やカウンセラーに話を聞いてもらうのも良いでしょう。感情を解放したり、話を聞いてもらったりするうちに自然と心が落ち着いて気持ちが整理されていきます。

STEP2:相手と離れて冷却期間を持つ

STEP2:相手と離れて冷却期間を持つ

復縁を望んでいるのなら、相手と離れている時間は冷却期間と考えましょう。離れているからこそ、できることがあります。

離れている間に取るべき行動
自分の気持ちをノートに書き出したりして気持ちを整理しましょう。

・相手と復縁したいと思っている気持ちは本当なのか?
・なぜ復縁したいのか?
・相手のどこに惹かれているのか?
・ただの執着ではないのか?
・復縁することでふたりは幸せになれるのか?

一つずつ書き出しながら、相手と復縁したい理由を考えてみましょう。

次になぜふたりが別れるに至ったのか、その原因を考えてみましょう。

このときに悲しさや怒りが出てくる場合は、冷静に考えることはできません。その場合はもう一度別れた理由を振り返り、感情を解放することをおすすめします。

別れに至った原因が自身にある場合は、それを改善することに努めましょう。相手に問題があった場合は、それを受け入れられるように自身が考え方を変える必要があります。

相手の心変わりやマンネリが原因で別れた場合は、自分自身がイメージチェンジすることが重要です。次に再会した時に相手から、「変わったな」「素敵になった」と思ってもらえるように、外見だけではなく内面も自分磨きをしていきましょう。

STEP3:連絡を取る

冷却期間は少なくとも3カ月は置いて、その後、相手に連絡を取ってみましょう。

連絡を取る前には相手の今の状況を確認しておくことも大切です。新しいパートナーはいないか、共通の友人、知人、相手のSNSなどをチェックして確認しておきましょう。

失恋後、復縁のために避けたい行動5つ

失恋後、復縁のために避けたい行動5つ

復縁したい気持ちが強くて、焦って行動を起こしてしまうことがありますが、復縁から遠ざかってしまうNG行動があります。次の5つは避けた方が良いでしょう。

1.別れた後、すぐに連絡する

復縁したいからといって、別れた恋人にすぐに連絡するのはやめましょう。

自分にも相手にも冷静になる時間が必要です。別れ方によっては相手があなたに良い感情を抱いていない場合があるので、連絡したことで復縁の可能性がほとんどなくなってしまう恐れがあります。

2.友人・知人を介して復縁したいと相手にアピールする

別れたという話を友人や知人に聞いてもらうことは良いことですが、友人・知人経由で復縁したいと相手にアピールすることはおすすめできません。相手が「自分たちのことを周りにペラペラしゃべっている」と不快に感じる可能性があるからです。

復縁する・しないはふたりの問題です。友人・知人に応援してもらうのは構いませんが、周りを巻き込むことはやめましょう。

3.SNSで絡む

別れた後、相手のSNSに「いいね」をつけてコメントを残すのは控えましょう。別れたことを受け入れ、お互いに距離を取る時間が必要です。

また、相手のSNSを頻繁にチェックすることで、相手の異性の友人・知人に嫉妬してしまう可能性があるので、自分の精神衛生上もおすすめできません。

4.自暴自棄になる

誰にとっても別れはつらいものです。しかし、そこで自暴自棄になるのはやめましょう。

他の異性で寂しさを紛らわそうとしたり、自分を傷つけたりするような行動をしていると、そのうわさが復縁したい相手の耳に入る可能性があります。何をやっているんだと気にかけても、相手からの印象が良くなることはありません。

5.周りに相手の悪口を言う

別れがショックだったからといって、相手を悪者にするのはやめましょう。別れはふたりが選んだことで、どちらか一方が悪いわけではありません。

気持ちの整理ができず元恋人を責めたい思いがあったとしても、相手の悪口や悪いうわさを周りに話すのはおすすめできません。

失恋した相手からの復縁の可能性が見込めるサイン

失恋した相手からの復縁の可能性が見込めるサイン

別れた後に冷却期間を経て、相手が何かしらのアクションを起こしてくることがあります。次の4つの行動は、復縁につながるサインであることが多いです。

しかし、相手がただ寂しかった、遊び相手が欲しかったなど、復縁までは考えていないこともあるので、すぐ「復縁できそう!」と焦らず、相手の本心を見極めましょう。

1.SNSに「いいね」をつけてくる

別れた後しばらくしてSNSに「いいね」をつけてくるのは、相手が連絡を取りたがっているサインかもしれません。こちらも相手のSNSに「いいね」をつけたりして反応をうかがってみましょう。

2.共通の友人・知人を介して近況を探ってくる

相手が共通の友人・知人を介して近況を探ってきた場合、相手が復縁したいと思っている可能性があるのかもしれません。

特に今の恋愛状況について聞いてきた場合、相手が復縁したいと思っている可能性は高いでしょう。

3.誕生日に連絡してくる

自分の誕生日に連絡をくれるのは、相手が復縁したいと思っているサインです。今もあなたのことを忘れていないから、お誕生日に連絡をしてくれている可能性が高いです。

4.突然、何げないメッセージを送ってくる

相手から突然「元気?」などの何げないメッセージが来るのは、相手が復縁を望んでいる可能性があります。その後のやりとりで相手の気持ちを探ってみましょう。

失恋後の復縁が難しいケース

失恋後の復縁が難しいケース

残念ながら復縁が難しい、または復縁してもうまくいかないケースもあります。次の3つのケースだと、復縁してまた幸せに交際するというのは難しいでしょう。

1.相手に新しい恋人がいる

相手に新しい恋人がいる場合、復縁は難しいでしょう。特に新しい恋人とうまくいっている時は復縁できる可能性は低いと考えた方がよいです。

2.別れの原因が改善されていない

ふたりが別れた原因を改善できていないと、復縁することは難しいでしょう。もし復縁したとしても、また同じ理由で別れることになる可能性が高いです。

3.変化・成長が見られない

別れた後、自分も相手も何も変化・成長していないと、復縁することは難しいでしょう。復縁したとしても同じパターンを繰り返すだけになりがちです。

復縁することだけが目的になっていないか、考えることも大事

復縁することだけが目的になっていないか、考えることも大事

失恋は誰が経験しても悲しいものです。「この悲しみや寂しさ、苦しい気持ちから解放されたい!」と思い、復縁を願うこともあるでしょう。

ですが、自分と相手の間には何かしらの問題が起こり、別れに至ったのです。「なぜ復縁したいのか?」「今の気持ちはただの執着ではないのか?」「復縁したらふたりは幸せになれるのか?」をよく見極めることが大切です。

やり直しても幸せになれるイメージが持てないようであれば、復縁をいつまでも願うのではなく、時には気持ちを切り替えて新しい恋に向かう決断をした方がいいこともあります。

もし、失恋した相手との恋愛は終わったと心から納得できて、新しい出会いに踏み出そうと思っているなら、恋活や婚活をはじめるのもおすすめです。

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取材・文/竹本紗梨

【監修】
竹内えつこさん
心理カウンセラー。大学時代に心理学を学び、卒業後はバーテンダー、アロマセラピスト、アロマ講師、カウンセラーという、異例の職歴を持つ。得意なジャンルは夫婦問題・パートナーシップ。東京・恵比寿にカウンセリングルームを持ち、対面、オンラインでのカウンセリングを行っている。現実的かつ理論的なアドバイスに定評があり、悩みを抱えている多くの女性たちから支持を得ている。
公式ブログ:https://counseling-sou.com/blog/

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