目次
失恋した経験は成長のチャンスになる? 失恋の経験から得られるもの
  • 自分が恋愛に求めることがわかる
  • 自分に合う人がわかる
  • さまざまな価値観を学べる
失恋を成長に変えるための4つのポイント
  • 失恋は悪いことではないと理解する
  • 客観的に失恋を振り返る
  • 反省点を生かして、努力する
  • 恋愛以外の人生を楽しむ
過去の失恋をバネに次の恋愛へ!

できれば失恋なんてしたくはありませんし、失恋によって成長できたなんて、素直に思えないという人がほとんどかもしれません。しかし、もし今あなたが恋に破れてつらい思いをしているなら、その経験を糧にステップアップしていこうと思うことは、つらさを克服するための糸口になるかもしれません。失恋で得られる自己成長のポイントを心理カウンセラー服部希美さんの監修の下、ご紹介します。

失恋した経験は成長のチャンスになる?

失恋した経験は成長のチャンスになる?

人は失恋したとき、深い悲しみにつらさにさいなまれます。日常生活を送ることに支障が出るという人もいます。それほど失恋は心に与えるインパクトが大きいものです。

そして、同時に「なぜこんなことになったのだろう」「自分の何がいけなかったのだろう」と、自分自身を見つめ、振り返らざるを得ない状況となります。すると、自分の至らなかった点に気付くこともあるでしょう。それによって、外見から内面まで、もっと素敵な人になりたいと思うことも多いものです。

大切な人の存在がいかに大きいものだったか、過去の自分がいかに恵まれていたかといったことにも気付けたりします。それによって、その後の恋愛をするときに、相手を大切にし、今の幸せに感謝できる心が養われるはず。そんな心を持ったあなたは、以前の自分よりもずっと魅力的な自分へ成長していると言えるでしょう。

失恋の経験から得られるもの

失恋の経験から得られるもの

失恋した経験は自分自身がより魅力的に成長できるということの他に、今後の恋愛をより良いものにするために大切なことを教えてくれます。失恋の経験からわかること・学べることを見ていきましょう。

自分が恋愛に求めることがわかる

たくさんの情報に溢れる現代。さまざまな価値観に左右され、本来の自分自身の気持ちがわからなくなってしまうこともあります。しかし、恋愛中寂しい思いやつらい思いをすることで、本当に恋人としたいこと、好きな人にされるとつらいことなどをしみじみ体感できます。

連絡や会う頻度など、自分が求めることも明確になるはず。すると、次の恋愛では、自分がより幸せになりやすい相手や状況を選べるようになるのです。

自分に合う人がわかる

どんなに好みのタイプでも、好きな人でも、自分が無理をしてしまったり、居心地が良くない相手だったりすると、幸せにはなれませんし、再び失恋の痛みに苦しむことにもなりかねません。

失恋は、相性の良くない相手、そして自分にピッタリの相手を教えてくれるでしょう。

さまざまな価値観を学べる

交際していた場合は、相手との心の距離がとても近いだけにお互いの価値観の違いによってぶつかることもあります。ぶつかって初めて、お互いの譲りがたい考え方や愛し方の違いを、身をもって知ることができます。

さまざまな価値観があることを体感することで、人としての懐が大きくなり、多様な考え方や人を受け入れられるようになっていくはずです。

失恋を成長に変えるための4つのポイント

失恋を成長に変えるための4つのポイント

心の傷として残る可能性もある失恋ですが、ちょっとしたコツで成長のきっかけにすることができます。失恋を無駄にせず、よりステキな自分になるために、次のような行動や考え方をぜひ取り入れてみてくださいね。

失恋は悪いことではないと理解する

まずは、失恋することで自分をダメだと思ったり、失敗だと思ったりすることをやめましょう。

傷ついた経験がある人は、人の悲しみに寄り添えますし、失うことで相手の存在や過去の幸せに感謝することができます。つまり、より深みのある人になれるということ。

「今はつらいけれど、乗り越えて幸せになろう」と思うところから、初めてみましょう。

客観的に失恋を振り返る

落ち込んでいる真っただ中では難しいですが、少し落ち着いてきたら、一度客観的な目で「なぜ失恋したのか」「自分にできたことはなかったか」振り返ってみましょう。

自分を責めてしまうとつらい方に気持ちが向いてしまうので、次に生かすとしたら……という視点でできるだけ前向きに取り組んでみましょう。

反省点を生かして、努力する

客観的に振り返ってみてわかった自分の反省点をもし改善するなら、どんな方法があるか考えて、実行してみるのが効果的です。

例えば、「いつも怒ってばかりいたな」と思ったら、怒らずに言いたいことを伝えるにはどうしたらいいか考えてみたり、「言葉足らずだったな」と感じたら、伝え方を勉強してみたり、ちょっとずつできることにチャレンジしてみましょう。

恋愛以外の人生を楽しむ

恋愛の傷を恋愛によってリカバリーしようとすると、恋愛に執着してしまいがち。執着していると、視野が狭くなって相性のいい人に出会えなくなったり、相手への気持ちの伝わり方が重くなったりして、うまくいくはずの恋愛でも進展しない場合があります。

ずっと興味のあったことにトライしてみたり、習い事をしたり、恋愛以外のことに注力すると、失恋の痛手から抜けるのが早くなります。それだけでなく、一生付き合えるような趣味や学びなど情熱を注げるものや人に出会うことで自分の交友関係や世界を広げ、そのジャンルを通して成長していけるでしょう。

過去の失恋をバネに次の恋愛へ!

過去の失恋をバネに次の恋愛へ!

失恋すると、もう恋なんてしないと思ってしまうくらいつらいものです。そんな中にいながら、なんとか失恋をバネにしようと思っているからこそ、この記事を読まれたのではないでしょうか?その思いこそが素晴らしく、人として成長する第一歩となるはずです。

誰かを好きになり、それによってさまざまな感情を感じたことそのものも、人として貴重な体験ですし、つらさを抜けた先の自分は、きっと今よりステキなはずなので、ぜひ自信を持って前に進みましょう。

少しずつ失恋が癒えてきて、また新しい出会いに向き合いたいなら、恋活や婚活を始めるのもおすすめです。婚活のプロが、結婚相手との出会いをサポートしてくれるゼクシィ縁結びエージェントでは、無料カウンセリングを実施中。婚活に関する様々な相談ができるので、気軽に問い合わせをしてみてはいかがでしょうか。

取材・文/小松ななえ

【監修】
服部希美さん
「カウンセリングサービス」所属心理カウンセラー。セミナー講師。“さびしさを笑顔に変えるカウンセリング”をテーマに高い共感力で親身に寄り添い、婚活や30代女性の恋愛をサポート。「対人関係の改善」「自分の望む人生へのシフトチェンジ」といった相談でも高い支持を得ている。名古屋、東京、オンライン、電話で相談可。
公式サイト:https://www.hattori-nozomi.jp

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