- 「好き」だけでは付き合えないから
- 自分のライフプランを見据えているから
- 関係をハッキリさせない方が楽だから
- ふたりの関係性を言葉にするのが怖いから
- なぜ出会いを求めているのか迷いが生じる
- 時間が無駄になることが気になってしまう
- 自分が良い人と出会うイメージができない
- 次に交際する人と結婚したいと思ってしまう
- 異性との出会い方や、交際までのアプローチ方法が分からない
- お互いに一番の好意を寄せている
- ふたりの時間を積極的につくっている
- 将来を意識している
- お互いを交際相手として周りに紹介している
- お泊りする関係
- お互いを気遣い合える関係
- ナチュラルに波長が合う
- 将来に対する価値観が似ている
- 好きなものが同じ
- 共通点があり親近感が湧いた
社会人にとって「付き合う」とは、どういうことなのでしょうか?曖昧な関係になりやすい理由や結婚を見据えるのかといった、大人の恋愛で起こる迷いについてご紹介します。また、社会人カップルが付き合う定義や社会人が出会ってから交際に至るきっかけ、新たな出会いの見つけ方など、婚活コンサルタントの澤口珠子さんに詳しく伺いました。
社会人の「付き合う」が曖昧になってしまいがちな理由とは?
気付けば一緒にいることが多く、ふたりで出かけることも多いけれど、「付き合おう」とも言われていない。そんな、友達ではないけれど、恋人なのかも分からないという関係に戸惑ったことはありませんか。社会人の「付き合う」が曖昧になる理由について解説します。
「好き」だけでは付き合えないから
曖昧な関係になりやすいのは、純粋に相手のことが好きで交際したいと思うのではなく、「付き合うからには結婚を」と意識しすぎてしまうことが背景にあります。
「好きではあるけれど、結婚相手としてはどうだろう……」という悩みが生じると、「好きだから付き合う」というストレートな思いだけでは動けなくなってしまうのです。
自分のライフプランを見据えているから
学生の頃は、相手との関係性だけを考えて、気軽に恋愛や交際を楽しむことができたかもしれません。しかし社会人になると結婚や仕事との兼ね合い、今後のキャリア、お互いの家族など、自分の将来や今後の人生も意識するようになります。
「今後の人生設計を思うと、まだ真剣に交際できない」と感じている場合、ハッキリ付き合うのではなく曖昧な関係でいたいという人は少なくありません。
関係をハッキリさせない方が楽だから
学生時代の恋愛を経て大人になった結果、一人に縛られない方が楽、相手の責任を追及したくないし、自分も追及されたくないといった思いから、曖昧な関係の方が自分にメリットがあると感じているケースがあります。
ふたりの関係性を言葉にするのが怖いから
本心では関係性をハッキリさせたいけれど、言葉で確認するのが怖くて曖昧になっているパターンです。
付き合うことを確認する前に、お互いの家を頻繁に行き来するようになったり、朝まで一緒に過ごす関係になったりすると、なんとなく付き合っているような雰囲気になります。しかし、告白などの交際のスタートラインがないため、ふたりの関係を明確に言い表すことができません。
現在の関係を最善とは思っていないけれども、関係性をハッキリさせて傷つくくらいなら曖昧なままでいいと感じている状態です。
社会人が「付き合う」を考える上で抱いてしまう思い
社会人が「付き合う」を考える上で、陥りやすい迷いや悩みをご紹介します。またその考えに至った際の対処法についても見ていきましょう。
なぜ出会いを求めているのか迷いが生じる
周囲の影響や年齢的になんとなく焦りを感じて出会いを求めていると、次第に「どうして出会いを求めているんだっけ?」という迷いが生じやすくなります。
まずは自分の中で、「自分にとっていつが結婚適齢期なのか」「子どもは何歳までに欲しいのか」など、希望する人生プランを考えてみましょう。
時間が無駄になることが気になってしまう
婚活を目的にしている場合、付き合えたとしても結婚に至らなければ、「この時間が無駄になった」と感じてしまうケースや、恋愛によって自分の仕事がおろそかになるのではないかという不安を抱くこともあります。
最終的な目的が結婚であっても、まずは自分にとって良い人と出会うことを目標にしましょう。社会人として仕事の責任を果たしつつ、出会いも楽しんで日々を過ごすことが、幸せなお付き合いにつながっていきます。
自分が良い人と出会うイメージができない
「早く付き合いたい」「●歳までに結婚したい」など、焦っている状態で結婚相手を探そうと思うと、ハードルが上がり条件も厳しくなりがちです。すると、自分が描く理想の人と出会うイメージを持ちにくくなります。
この場合は、自分にとって本当に良い人はどんな人なのかを冷静に考えて、条件を明確にすることがポイント。そうすることによって新しい出会いを求めて、婚活アプリや結婚相談所に登録するなど自発的な行動に結び付きやすくなります。
次に交際する人と結婚したいと思ってしまう
「社会人で交際するなら、結婚がゴール」だと思っているケースでは、その思いが強すぎるあまり相手選びに慎重になりすぎて、結局は恋愛や交際に発展しにくくなります。
まずは結婚ではなく、新しい異性との出会いを楽しむ気持ちを持つことです。ご縁があれば、自然と交際、結婚につながっていきます。
異性との出会い方や、交際までのアプローチ方法が分からない
学生時代は学校やバイト先など出会いのチャンスがたくさんありましたが、社会人になると自宅と会社の往復になるため、異性とどこで出会えるのか分からなくなっていきます。
また、社会人になってからの交際経験がない場合、職場などで気になる異性ができても、どう距離を縮めて良いのか分からないといったケースも珍しくありません。
まずは婚活アプリや結婚相談所などで、出会いのチャンスを増やしてみるのがおすすめです。そして、学生も社会人も恋愛のスタートは同じなので、あまり難しく考えず恋愛を楽しむ気持ちを持ちましょう。
社会人カップルの「付き合う」の定義
社会人が「付き合っている」とされる定義について解説します。当てはまるようであれば、付き合っている状態と言えるでしょう。
お互いに一番の好意を寄せている
お互いに「相手のことが好き」という恋愛感情を共有しており、既に交際しているカップルという関係性が築かれている状態です。
ふたりの時間を積極的につくっている
どんなに忙しくてもお互いのために会う時間をつくる、連絡を取り合う、休日に予定を合わせてデートするなど、恋愛を維持するための努力をしている関係性は、付き合っていると言えます。
将来を意識している
ふたりの未来について言葉にするのは、将来を見据えた関係を望んでいる思いの表れです。真剣に交際をしているからこそ、将来や未来について話し合うことができます。
お互いを交際相手として周りに紹介している
恋人を友達や家族などの周囲に紹介するのは、関係を深めたいという思いや、相手を大切に感じているからこそ取る行動です。ふたりの関係を公に認めています。
お泊りする関係
お泊りする関係や旅行に行く関係を、恋人かそうではないかのラインとするケースです。一般的には、お泊りなどの親密な関係がある場合、「付き合っている」と考えることが多いかもしれません。
お互いを気遣い合える関係
相手の仕事の状況や疲れ、ストレスなどの状態を知っていて、会っている間も会えない間も、お互いをいたわり合える関係は交際しているからこそです。相手を大切なパートナーだと感じています。
社会人の出会いから「付き合う」に至るきっかけ
社会人が出会ってから、「付き合う」に至るきっかけには、どのようなものがあるのでしょうか。
ナチュラルに波長が合う
自然とふたりで過ごす時間が増えたり、一緒に過ごしていて違和感がなく気楽だったり、「気が合う」「一緒にいると落ち着く」など、波長が合うことで交際を意識します。
将来に対する価値観が似ている
家族や親、仕事やキャリアに対する考え方が似ている、思い描く家族像のイメージが近いなど、価値観が似ていることは結婚を意識した交際のきっかけとして、とても重要です。お互いの思いを話して理解を深めておくと良いでしょう。
好きなものが同じ
共通の趣味や好きなものが同じで距離が縮まり、お付き合いまで発展するパターンは多いです。趣味のコミュニティーなどがあれば、自然と出会うことができ、お互いの内面に触れやすいため関係性を築くのも早いかもしれません。
共通点があり親近感が湧いた
偶然住んでいる場所が近所だったり、地元が同じで方言で盛り上がったり、共通の友達がいたりと、共通点から親近感が湧き、グッと距離が縮まるケースです。一つの共通点から、あっという間に交際に至ることもあります。
社会人が新たな出会いを見つけるきっかけ
社会人が出会うパターンには、自然な出会いと自発的な出会いがあります。
自然な出会いとしては、職場や習い事、趣味のサークル、知人の紹介などが一般的です。友達から親睦を深めることはできますが、お相手の人となりを確認するには少し時間がかかるかもしれません。
自発的に出会う方法としては、マッチングアプリや結婚相談所、婚活パーティが挙げられます。自分の条件に合う人と出会うことができるため、効率的で、出会ってから交際までのスピードが早めです。
\こちらの記事もチェック!/
「社会人には出会いの場がない!?おすすめの出会いの場と意識すべき3つのポイント」
自分が幸せになれることを一番に考えて
社会人になると、気持ちのまま恋愛に突き進めなかったり、恋人同士だとハッキリさせない方が気楽だったり、ふたりの関係性が曖昧になるケースは少なくありません。
ですが、ふたりで会う時間を積極的につくっている、将来について話し合う、お互いを気遣いいたわり合えるなど、恋人と認められるサインはいくつもありますし、波長が合う、価値観が似ているなど交際に至るきっかけも多くあります。
支え合えるパートナーがいるのは心強いものなので、時には気持ちに正直に、自分の幸せを一番に考えて行動してみるのも良いでしょう。
自分一人で出会いを探す自信がない、新しい出会いからプロにサポートしてほしいという人は、結婚相談所を検討してみるのも良いです。ゼクシィ縁結びエージェントなら、マッチングコーディネーターと相談しながら出会いを探すことができます。将来を見据えたパートナーと出会いたいという人は、ぜひ一度、無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
取材・文/高坂晴奈
【監修】
澤口珠子さん
婚活コンサルタント。スフィアロココス株式会社 代表取締役社長。特定非営利活動法人日本教育福祉振興支援協会 少子化対策顧問。理想のパートナーを引き寄せる外見・マインドづくりのプロフェッショナル。これまで8年間で、1000人以上の女性を女子力アップレッスンでサポートし、8000人以上の女性を1対1で婚活コンサルサポート。「婚活」に特化したイメージコンサルタントとして、「マインド」「外見磨き」「コミュニケーション」の3軸で、理想のパートナーを引き寄せるノウハウを伝えている。主な著書に、『はじめての「ネット婚活」幸せになるための最短ルート』(幻冬舎)、『愛もお金も全て手に入る美しく自由な女になる方法』(総合法令出版)などがある。
公式サイト:https://sawaguchitamako.com/
記事一覧
その他のカテゴリ
-
婚活のはじめ方
「結婚はしたいけど、婚活まではちょっと。」「自分には結婚なんて。。。」と思っている方、実は今が大事かも!?将来結婚するために今知っておきたいことをチェック!
詳しく見る -
年代別・婚活ポイント
「自分には婚活はまだ早い」という方必見!20代~40代の年代別、男女別で結婚に向けてできること、やっておきたいことをご案内します!
詳しく見る -
結婚相談所で婚活
「婚活に興味はあるけれど、どんなものがあるんだろう?」という方へ、「結婚相談所」を中心にいろいろな婚活の方法をご紹介します!
詳しく見る -
結婚相談所の特徴
結婚相談所は何を基準に選べばよい?タイプ別のおすすめやかかる費用、結婚までの交際期間などのリアルな話についてお話します!
詳しく見る
一人一人に合った「出会い」をサポート!